[尖り]
カルマ君の拷問が終わり、6階でまた問題が発生した
VIPフロアに続く階段はクラブの奥で裏口の鍵を開けなければならないのだが…
そのためにはクラブに侵入しなくてはならない
「こういうのは女子のチャックは甘いです。仕方ありません、女子の皆さんで潜入して鍵を開けてください」
「…いや、女子だけでは危険だ」
「そうですね。では二人ほど女装して潜入してもらいましょう。あそこに脱ぎ捨てられた服が2着ありますし」
だが誰を女装させるかと皆を観ていると
「じゃあ、渚君がいいんじゃない〜」
「え⁉︎僕⁉︎」
「ごめん、頼める?」
「尖り君…ううう…わかったよ…」
渚君が渋々着替えに行った
あと一人か…
「カルマ君、こことあっち、どっちがいい?」
「あ〜ここは任せてよ〜」
「わかった、じゃあもう一人は僕が行くよ」
まあカルマ君はさっきの戦闘で疲労もあるだろうからそっちの方がいいし、こっちの護りも少しはあった方がいい
「わかったは、これ」
「うん、ありがとう」
片岡さんに服をもらったけど…
黒のワンピース型のドレスに腕を隠す手袋のようなもの
…なんで都合よくこんな物があるんだ?
罠の可能性があるため、持ち主を特定したいけど
…そんな時間はない、これは賭けだな
上着とズボンを素早く脱いで、ドレスを着ようとする
「尖り君…着替えるの速度、速くない?」
「仕事で女装する場合もあるって同僚の人から聞いたけど…」
「ここで生着替えし始めるとは…」
{急いでマーザー呼んできます}
これで全部着たから…後は
「ん"ん"」咳払い
「これでどうですか?問題ないよね?」
皆に見せるようにくるっと回ってみる
「尖りさん!足りない物がありますよ‼︎」
一美の手伝いに行ったはずの律が何故か現れたけど…
「何処か変なとこでもあるかな?」
「いえ、とても素敵なのですが……下着が女性物ではありませんよ!」
「…下着は見られないからいいと思うんだけど…」
「いえ、何が起きるかわかりません。尖りさんに欲情したメスガ…女性が押し倒す可能性があります!」
なんか律が口悪くなってきてる気がする…
誰の影響だ…?
「いや、そんな状況になったら下着の有無関係なくバレるだろうから、したくない。それに渚君も戻って来たから行くよ」
「ぐぬぬぬぬ…仕方ありません…
すぐに戻ってくるように一美さんに言われているので…」
{大丈夫です!私がちゃんと撮影・録画しておきますので、ご安心を}
「頼みました!コンマ1秒も逃さないように!」
{お任せを!}
2人とも暴走気味ではあったが…無事に僕らはクラブに入るとこが出来た
「よし、まずは下見をするよ」
「そうね、尖りさん」
皆に指示を出して、店の奥まで向かおうとする
「ね、どっから来たの君ら?そっちで俺と酒飲まねー?金あるから何でも奢ってやんよ」
君らと言ってるが、完全に渚君をロックオンしている
どうするか…まだここを把握してないから荒事は避けたい
渚君には悪いが接待してもらおう
「渚ちゃん、その子の相手よろしくね?」
「え、ええ?」
「ここで断るとムキになって何かしてくる可能性がある。下見が終わるまで接待してて欲しい」
「わかった…あんまり遅いとボロが出るかもしれないから早めにお願い」
渚君を向かわせて、少し進むと
「ようお嬢達、女だけ?俺らとどーよ今夜」
「おお、銀髪の子俺めっちゃ好みなんだけど‼︎今夜空いてる?」
…世の中の男性って男が好きな人が多いのかな?
どうするか…先約がある事にするか?と考える
片岡さんが怒ろうとするが矢田さんが静止させて
「お兄さん達カッコいいから遊びたいけど、あいにく今日はパパ同伴なの、私たち。うちのパパちょっと怖いからやめとこ?」
「ひゃひゃひゃ、パパが怖くてナンパできっか…」
「じゃあパパに紹介する?」
矢田さんがヤクザの代紋を見せた…
あれって割と凶悪な組だったはず…
名前は忘れてしまった
そして、そんな奴らには勝てないと悟った男達がそそくさと帰っていった
「いくじなし、借り物に決まってるのにね」
「ビッチ先生に借りたの?」
「うん、そうだよ尖りさん。あの人、ヤクザ以外にも沢山のバッチ持ってたから、少し借りてみたんだ。」
「そういや矢田さんは一番熱心に聞いてるもんね。ビッチ先生の仕事の話」
「色仕掛けがしたいわけじゃないけど、尖りさんが来る前にね殺せんせーに言われたんだけどさ"第二の刃を持て"ってさ。接待術も交渉術も社会に出た時最高の刃になりそうじゃない」
暗殺を通して、そこまで考えてたのか…
「おお〜矢田さんはカッコいい大人になるね」
「そうね、だったら私の組織の連絡先は持っておくといいわ。
中堅どころは知らないから意味ないけど、トップの方には相当威嚇できるから」
「そ、そんなんだ、何かあったら使わせてもらうね?」
「まあ乱用はしないで欲しいけど、君たちならそんな心配はないかな?」
普通に生きてたらまず関わることはない組織だからね
「…巨乳なのに惚れざるを得ない」
茅野さんはそんなに自分の胸を気にしているのか…
でも身体の発育はだいたい中二ぐらいから止まりだすって聞いたことがあるけど…どうなんだろ?
「皆、店の奥までたどり着いたけど、やっぱりこっからが難しそうだよ」
「うん、持ち場を離れる様子はないから何がしないとね」
強行突破は避けたい、気絶させたらここでは隠す所がないし、交代の人が来たらバレる
「一旦渚君を呼んで策を練ろう。茅野さん行ける?」
「うん!」
だが本当にどうするか…撃ち殺すのは論外だし、奥にいるから他の客が声をかけることも少ないだろうし…
そう考えてると渚君が来たがおまけも付いて来た
「おう待てって彼女等、大サービスだ。俺の十八番のダンスを見せてやるよ」
ダンスを踊り始めた…
うーん20点、赤点だ
全く周りの曲にのれてない
基礎はある程度出来てるみたいだが人に披露できる程ではない
……そんなことより、この子どうするか…
この子気絶させて奥の人に連れてかせるか?
いや、そんなことで持ち場を離れるか?
普通、応援を呼んでそいつにやらせるだろう…
「おい、こらガキ。いい度胸だ。ちっと来い」
そんなことを考えてると少年がヤクザっぽい人に粗相をしたらしく胸倉を掴まれている
「尖り君、あの人一撃でやってほしいんだけど、できる?」
「…了解、誘導は任せた」
「うん」
矢田さんがやろうとしてることは、おそらくわかる。
賭けだがこれ以上の案はない。
ヤクザっぽい人に気づかれないように近づき、裏拳を決める。
完全に脳を揺らして、尚且つ跡は残さないように気絶させた
「すいませーん、お店の人〜あの人急に倒れたみたいで…運び出して看てあげてよ」
見張りの人が気絶した人を運ぶためにいなくなった
よし、上手くいった。後は
「早く裏口開けていくよ」
裏口の鍵を開けて、すぐに次の階に進んむ
「結局、今回尖り君と女子が全部やってくれたし、僕が女装した意味って…」
「面白いからに決まってんじゃん」
「撮らないでよカルマ君‼︎」
「まあ、あのデコイも役にたったし。何らかの縁や経験はできたでしょう」
「と、尖り君…結構口悪いよね?」
「…そんなことより、早く着替えよ。」
「その行けばいいのに勿体ないよ」
「いや磯貝、これ結構動きにくいからダメだ」
それにより行動が遅れちゃうからね
{沢山いいものが撮れました♪}
任務だからやったけど、任務以外では絶対やんないからね‼︎
そしてこの先はVIPフロアだ、もっと気を引き締めなければ
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい