[尖り]
VIPフロアはホテル側の警備以外でも私兵を設置することが出来る。
それによって階段前に見張りが2人いた。
同時に倒さなくてはその片方に連絡をさせてしまうので、同時に倒す方法を考えていると
「では、倒すには寺坂君の持っている武器が最適ですねぇ」
「…ケッ、透視能力でもあんのかテメーは、おい木村、あいつらここまでおびき出してくれ」
「俺が?どーやって?」
「知らねーよ、なんか怒らせる事言えばいいだろ」
ちょっと無計画すぎないか?
「じゃあこう言ってみ木村…」
カルマ君が木村に何かを吹き込んだ
「じゃあ
「おう」
「……いや僕と吉田で行くよ」
「あ?なんでだよ」
「重いリック背負ってて、疲労が溜まっているでしょう?
そんなんじゃ瞬時に動けない」
「今の体調の君ではさせられない、任せて欲しいお願いだ」
「……チッ、わーだよ。ほら」
「ありがとう」
今気づいたが寺坂が緊張しているにしても異常な汗をかいていた。
おそらく感染している。
意思を尊重して、任せて体力を使わせるわけにはいかない、途中で気絶してしまう
「じゃあ、吉田、手前は任せた」
「おう、任せろ」
準備は整えた
木村が見張りに近づき
「あっれぇ〜脳みそ君がいないァ〜こいつらは頭の中まで筋肉だし…人の形してんじゃねーよ豚肉どもが」
……嘘だろ⁉︎相手はおそらくプロだぞ⁉︎
そんな程度の低いの悪口じゃあ気を引くことは出来ても
持ち場を離れるなんて…
仕方ない…僕が眉間を撃ち抜いて即死させるしか…
「おい、待てコラ」
足音が三つ…マジか…本当馬鹿でよかった
こちらに来たので
体勢を低くしてバネのように飛び出し
速攻で首にスタンガン入れて気絶させる
吉田もちゃんと気絶させれたようだ
「すっげ‼︎今蛇みたいに飛び出して行かなかった⁉︎」
「
「タコに電気試そうと思って買ったんだが、人間でお披露目とは思わなかったぜ」
「…いい武器です寺坂君。ですがその2人の胸元を探って下さい。もっといい武器が手に入りますよ」
探ると実銃が出てきた
「千葉君、速水さん、この銃は君たちが持ちなさい。烏間先生はまだ、精密射撃ができる所まで回復してません」
「でも、殺せんせー。尖りが使えば…」
「僕のはあるよ?」
「いや、だけど…」
「最もそれを使えるのは君達2人です。ただし先生は殺す事は許しません」
「問題ないよ、君達の腕前なら殺さずに敵を倒すことができる。
レジスタンスは任務中においては『極力殺さない、殺されない』だからね
僕らもちゃんとサポートするからさ、肩の力抜いて気楽でいこ」
だが銃を少し眺めてかなり緊張しているようだ
「さて、行きましょう、ホテルの様子を見る限り…敵が大人数で陣取っている気配はない。雇った殺し屋もあとは1人か2人‼︎」
「おう‼︎さっさと行ってブチ殺そうぜ‼︎」
8階のコンサートホールで3人目の殺し屋がやってきた
「……14、いや15か?呼吸も若い、殆どが十代半ば…驚いたな動ける全員で乗り込んで来たのか…」
ズギュン
敵が後ろのライトを撃った。
なるほど、あの敵は射撃の腕が高いってことか…
装備はあれだけか…なら問題ない、弾を切り替える
「言っとくが、このホールは完全防音だ。お前ら全員殺すまで誰も助けに来ねぇって事だ。殺しの準備なんてしてねーだろ‼︎大人しくボスに頭下げとけや⁉︎」
バァン
まずい…おそらく位置的に速水さんだろうが、敵の銃を狙ったが外れてしまったようだ
「意外と美味ぇ仕事じゃねぇか‼︎」
敵が照明をつけて、速水さんの方を見た
(まあやるよね)
ドン、ダァン
速水さんの所行く前に敵の弾を撃ち抜いて威力を完全に殺した
…さあどう解釈する?そこが勝負の分かれ目だ
「いつからそこにいた⁉︎それに何しやがった‼︎」
すっごい動揺してる…
もう隠れてる意味はないから立ち上がる
「フン、僕を見つけられなかったのは、ただの実力不足では?
それに戦闘中に自分の戦法をベラベラ喋る人がいますか?」
「チッ!……な⁉︎俺の弾が貫かれていやがる…
ククク、ハッハー!最高だ!軍人時代でもそんな神業する奴いねーぞ‼︎」
「ほぉ元軍人ですか」
「そうだ、俺は幾多の経験の中で敵の位置の把握や銃の調子を味で確認する術を身につけたが、俺が察知できない奴がいるとはな!最高だぜお前‼︎」
めちゃくちゃ興奮してるな…戦闘凶かな?
「褒め言葉としてちゃんと受け取りますよ。
速水!敵は君の位置を記憶している!
身体を出さずに待機‼︎
千葉!まだ撃つな‼︎
殺せんせーの指示の下で最高のタイミングを作り上げる!
その時まで待機‼︎
殺せんせー!指示を‼︎
僕は防御にまわります!」
「わかりました。皆さんここからは先生の指示で動いて下さい」
「チッ…どっから喋って…」
殺せんせーは最前列で観察してもらっている
「プロの銃手を正面から相手取るんです。
これくらいは許容範囲内とさせてもらいましょう。
僕がいる限り、あなたは僕らの仲間に傷一つつけられると思わないように」
盾も展開する
「チッ、厄介な…」
ドン、ダァン、カン
撃ってくる銃弾を貫通させたり、盾で防ぎ
「木村君5列左へダッシュ!」
そっちの方に向かうとするが
ちゃんと敵の方にも撃ってるので回避に精一杯
「寺坂君、吉田君はそれぞれ左右に3列‼︎」
「グッ…狙えねぇ…」
(そんな隙与えれば俺が撃たれる…
そしてこっから動かないから
あいつは殺すようには撃たないんだろう…チッ‼︎)
そしてどんどん皆がシャッフルしていく
今は名前と位置を敵に知らせるとこになってる…
…だが
「出席番号12番‼︎右に一つで準備しつつそのまま待機!」
「へ?」
「4番と6番はイスの間から
「ポニーテールは左前列へ前進!バイク好きは左前に2列進めます!」
「竹林君一押しのメイド喫茶に興味本位で行ったらちょっとハマりそうだった尚且つさっきの尖り君の女装姿にガチで惚れそうだった人!撹乱のため大きな音を立てる‼︎」
「うるせー‼︎何で知ってんだテメー‼︎」
(((うわ…マジか…寺坂)))
……嘘だろ…寺坂…お前…
「ごめん!僕ら友達でいよう‼︎」
「勝手に振ってんじゃねー‼︎そんなじゃあねぇーよ‼︎」
「アッハハハ…‼︎もう最ッ高…‼︎」
寺坂の性癖暴露と僕が動揺して振ってしまった事に
カルマ君が大爆笑している
「人の失恋に大爆笑している期末テストで調子に乗って手を抜いて勝とうとしたらボロボロに負けた人!君も撹乱の為に大きな音を立てる!」
「なァ…⁉︎クッ…⁉︎チッ…!」
カルマ君が悔しそうに赤面しながら大きな音を立てている
「自さん撮ってるよね?」
{はい、もちろんバッチリですよ}
よしこれでいい…
「…さて、いよいよ狙撃です。千葉君。次の指示の後で、君のタイミングで撃ちなさい。速水さんは状況に合わせて彼の後をフォローを、敵の行動を封じる事が目標です。……ですがその前に、表情を表に出す事の少ない仕事人ふたりにアドバイスです。君達は先生への狙撃を外した事で…自分達の腕に迷いを生じている。言い訳や弱音を吐かない君達は…勝手な信頼や期待を押し付けらる事もあったでしょう。苦悩していても誰にも気付いてもらえない事もあったでしょう」
なるほど…そんな事が…
だからあんなに緊張していたのか
「でも大丈夫、君達1人でプレッシャーを抱える必要はない。外した時は人も銃もシャッフル、尖り君にも攻めにまわってもらいます。ここにいる皆が訓練と失敗を経験しているから出来る戦術です」
「そうだよ、君達の側には同じ経験をしてきた仲間がいる。安心して気楽に引き金を引くといい、ちゃんと僕らがサポートをするよ」
さあ僕らの力を見せてやろうか‼︎
「出席番号12番、立って狙撃‼︎」
ドン、ダァン
ドン、ダァン
ドン
「ビンゴ‼︎」
「はッ!俺の銃弾貫くのも計算済みで3発連続、3発目は保険だったが、本当化け物だなぁ!お前!…これで1人…人形⁉︎」
菅谷が作った人形の眉間に当たった
「千葉、打ち抜け」
「オーケー、尖り」
千葉が撃った弾は、敵には当たらず
「フ、へへ…へへへ、外したな。これで2人目も場所が…⁉︎」
吊り照明の金具に当たり、照明台がのしかかってくる
それでも敵は銃をしっかり握っている
「く…そが…」
だがその根性は虚しく、速水さんの撃った弾が銃に当たり敵の銃を吹き飛ばした、そこで糸が切れたように気絶する
そして皆が拘束に向かう
「グッ…」
ズキンッ、ズキンッ
「大丈夫ですか?脳の負担がかなりあったはずですが…」
「ええ、2分下さい…ちょっと休憩します」
その通り、あんなのずっとなんて今の僕には無理だ。
律によって幾らか精神的負担は削がれたが、
それでもここ最近の疲労は取れていない
そんな状態で高速計算で撃ち抜いていたんだ。
敵がこれを技術と勘違いしてくれたから出来た事である
気づかれて、無闇やたらに発砲しまくったらかなり危なかった…
いつも通りなら3発だろうと10発だろうと防いだが
今の僕じゃあ無理だった
座席に座って頭を休める
「よくこんな危険な戦いをやらせたな、尖り君だったら普通に倒せたんじゃないか?」
「確かに烏間先生の言う通り、おそらく今回の殺し屋全員、尖り君なら無力化、出来たでしょう。」
「だったら…」
「ですがそれはかなりのリスクが伴います。
今回の作戦よりも難易度が高いと思いますよ」
「どういう事だ…?」
「それはですね、彼の本来の得意とする戦い方とは違うからなんですよ
彼は主力で戦う者じゃあ、ありません。
仲間の力を100%近くまで引き出して、
仲間が歩きやすいように道を整える。
それが丸尖り、【前線の司令塔】の戦い方です。
そしてそれは仲間を完全に信頼してないと出来ません。
彼は今まで本当の意味でクラスの皆さんの事を信用していなかった。
ですが彼はクラスの皆さんの本当の仲間になろうと今頑張っています」
「どんな場所、どんな世界で生きている人間でも殻を破って大きく成長できるチャンスが何度かあります。
しかし1人ではそのチャンスを活かし切れません。
集中力を引き出すような強敵や経験を分かつ仲間に恵まれないと、だから私は用意できる教師でありたい。
生徒の成長の瞬間を見逃さず、高い壁を、良い仲間をすぐに揃えてあげたいんです」
「…なるほどな」
ちなみに尖り君が1人で乗り込んだ場合、ここでガストロ倒して疲労で気絶します
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい