暗殺教室ともう一つの国家機密   作:厨二病と妄想の不審者

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大人の時間

[尖り]

 

「お前達の雇い主は既に倒した。

戦う理由はもう無いはずだ。

俺は充分回復したし生徒達も充分強い。

これ以上互いに被害が出る事はやめにしないか?」

「ん、いーよ」

 

烏間先生が警告し、戦いをやめるように言うと、

殺し屋の1人がそれを承諾した

 

何故だ?『薬は必要ない』それは僕らを皆殺しにする事じゃないのか?

大人しいフリして油断を誘うつもりなのか?

 

「"ボスの敵討ち"は俺等の契約にゃ含まれてねぇ

あんな奴、契約以上の事をしてやる価値もないしな」

「では何故、薬はいらないのでしょうか?」

「ああ、お前等にもったのは食中毒菌を改良したものだ。

あと3時間は猛威を振るうが、その後効果はなくなるものだ」

 

毒使いの"スモッグ"と言う男が手のひらサイズの瓶を見せながら説明して、次に試験管を見せた

 

「ボスが使えと依頼をしたのはこっちだ。これ使えばお前らマジでヤバかったがな」

 

殺し屋達の言葉に皆が驚く

自分たちがしていた事が

世界一危険な修学旅行

【殺し屋と命がけバトルツアー】

に成り果ててしまったからかな?

 

「使う前にこの3人で話し合ったぬ。ボス提示した交渉期限は1時間、だったらわざわざ殺すウィルスじゃなくても取引できるぬ」

「…でもそれって、鷹岡(あいつ)の命令に逆らったって事だよね?

金もらってるのにそんな事していいの?」

 

岡野さんが疑問をぶつけると

銃をおしゃぶり代わりにしている男が

 

「アホか、プロが何でも金で動くと思ったら大間違いだ。

もちろん依頼人(クライアント)の意に沿うように最善は尽くすが、ボスはハナから薬を渡すつもりは無かった。カタギの中学生を大量に殺した実行犯になるか、命令違反がバレてプロとしての評価を落とすか。

どちらが俺らの今後にリスクが高いか冷静に秤にかけただけよ」

 

なるほど、今後の仕事に影響が出てしまう範囲だったから

指示に従わなかったのか

 

「まあ、その判断も正解だったようだぜ」

 

僕の方を見て

 

「ヤバイと噂のレジスタンスに手を出して、怒らせてしまったら、流石に仕事どころじゃないからな」

「ああ、ボスにお前らの中にレジスタンスの奴がいるって聞かされたのが毒を仕込んだあとだったからマジで肝が冷えたぜ」

 

殺し屋達が身震いしたのを見て、

皆が唖然とした目で僕を見る

 

「まあなんだ、そんなワケでお前らは誰も死なねぇ。この栄養剤飲ませてやんな」

 

烏間先生に栄養剤を投げ渡した

 

「"倒れる前より元気になった"って感謝の手紙が届くほどの物だ」

「「「アフターケアも万全だ‼︎」」」

「信用するかは生徒達が回復したのを見てからだ、事情招集も行うためしばらく拘束させてもらうぞ」

「しゃーねーな、来週には次の仕事が入ってるからそれ以内にな」

 

烏間先生が呼んだヘリ到着して、鷹岡や部下達が拘束されて乗せられていく 

 

一美に報告かな

 

「敵は討伐・拘束しほぼ任務完了(クエストクリア)、ウィルスに関しては、食中毒菌の改良品だったらしく、命の危険はないそうだ」

『よかった〜やっぱり食中毒だったんだ〜じゃあこれの後始末と彼女たちの事はよろしくね〜』

「ん?ああ、わかったけど…」

 

どういう事だろ?

 

「おい」

 

考えていたら、銃を咥えた殺し屋が話しかけてきた

 

「どうしました?鉛のおしゃぶりさん」

「俺の名はガストロだ!そんな可笑しな名じゃねーよ‼︎」

「それいいぬ、今度から俺もそう呼ぶぬ」

「お前もかなりの変人だぜ、俺も呼ぶとするわ」

「テメーら‼︎ぶっ飛ばすぞ⁉︎」

 

この人たちノリいいな

 

「それより何の用ですか?」

「ああそうだったな、お前名はなんだ。」

「…丸尖りです。それ以外は教えませんよ?」

「ハハッハー!そやーいい、お前らの暗殺依頼がきたら全力で挑んでやるぜ」

 

やっぱり、宣戦布告だったか

 

「それ怖いですね、用心しておきますよ」

「ああ、首洗って待っとけよ」

 

そう言ったら僕の緊張が切れたのか気絶してしまった

 

「お、おい急にどうした!大丈夫か⁉︎」

 

ガストロが受け止めてくれた

 

「無理もないです、

極度の疲労状態での戦闘や警戒をしていたんですから」

「そうか、超生物。おい、烏間とやらこいつ頼んだぞ」

 

そう言って烏間先生に僕を預けて、ヘリに乗った

 

「ガキ共‼︎本気で殺しに来て欲しかったら偉くなれ!そん時ゃプロの本気(フルコース)を教えてやるよ」

 

銃弾をばら撒きながら、そう言って飛び去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(なんだろう…ここ…知らない所だ…)

 

視界がぼやけて全然見えないけど、どこかの部屋だ

 

 

『わ…は………てた…だけで…せ……』

 

上手く聞き取れない…女性の声かな?

 

『で…………ては……し……なれ…』

 

 

全く知らない人だと思うんだけど…

 

 

 

安心する声だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん"」

 

何か夢見てた気がするけど、何にも思い出せない…

まあ大体の夢なんてそんなもんだよね

 

それよりもなんだろう…

これ…後頭部に柔らかくて、甘い香りがする

…なんだろう?

()()()()()()()()()()()()()そんな気がする

それに顔をうずめてみる。めっちゃいい匂い…

 

「ひゃ…やめ…尖り君…くすぐったい…というか嗅がないでよ〜」

 

神崎さんの声だ…少し上の方から聞こえる…

ん?柔らかい感触に甘い香り…

そして少し上から神崎さんの声…

まさか

目を開けると黒い布だった

顔を上げると

 

「あ、おはよう」

「おはようございます‼︎」

 

神崎さんの顔があった

 

「あ…あの…いや…その…」

「尖り君って結構甘えん坊なんだね」

 

頬を薄ら紅く染めて言ってきた

 

「あだ、ふぁ、ひゅえ」

 

もう言葉にならないほど動揺して固まってしまった

 

「尖りさんってこういうのが好きなんですか?

随分と神崎さんの匂いを堪能していましたが!

 

律の言葉でトドメを刺され

 

「尖り君の…エッチ」

 

オーバーキルされた

 

「あばばばばば」

 

しばらくフリーズして

神崎さんと律に慰められて正気に戻った

 

「すみませんでした…」

「ううん、尖り君何にも悪くないよ。私が自分でやった事だし」

 

でも…

 

「どうして、膝枕なんかしたの?」

「あ…それは…ほ、ほら疲れた人にはそうすべきかな〜って思ったからだ、よ?」

 

そんなに赤面されるほどの重症に見えたのかな?

 

「ん?そういえば皆は?」

「起きて浜辺に行ったよ」

 

そうか、という事はそこで僕は…

わかっている、言わなきゃいけないのは…

でも…怖くなってしまって

身体が…動かない

 

「ほら、行こ?」

「大丈夫ですよ、私たちがそばにいますから」

 

手を握ってくれて、優しく諭してくれて

やっと身体が動くようになった

 

「うん」

 

手を引かれながら外へ出た

主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが

  • 書いた方がいい
  • 別に書かなくてもいい
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