暗殺教室ともう一つの国家機密   作:厨二病と妄想の不審者

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大学が始まったので更新頻度が落ちます。
申し訳ありません…


仲間(真)の時間

[尖り]

 

浜辺に着いたら、皆がいて

巨大なコンクリートの塊を見ていた

 

「あれは…」

「烏間先生がダメ元で作った殺せんせー対策です」

「え…もしかして、ここに戻ってからずっとなの?」

「はい、不眠不休で指揮とってました」

 

部下に任せて、少しは休めば良かったのに…

 

そう考えてると爆音が鳴り響く

 

「爆発したぞ‼︎」

「殺れたか?」

 

そんな言葉がちらほら聞こえるが

結果は皆うすうすわかっていたみたいだ

 

「ヌルフフフ、先生の不甲斐なさから苦労させてしまいました。ですが皆さん、敵と戦い、ウィルスと戦い、本当によく頑張りました。」

 

「では皆さん旅行の続きを楽しみましょう」

 

どうしよう…どうやって話を切り出せば…

これを逃すと僕は…絶対…

 

「…と言いたいところですがその前に皆さん、聞かなきゃいけない事があります」

「「「聞く事?」」」

 

もしかしてこれって…

 

「尖り君、いいですよ」

 

殺せんせーにはバレてたのかな…

 

「はい、ありがとうございます」

 

皆の視線が僕に集まる

 

「僕は君達に謝らなくちゃいけない事が2つほどあるんだ…」

 

皆真面目に聞こうとしてくれている

 

心臓がバクバクしている

それを止めるように服の胸の所を両手で握りしめてた

 

「一つ目は昨日の暗殺で僕は、引き金を引けなかった…せっかく皆が考えて信頼してれたのに……ごめんなさい」

「はぁ〜尖りよぉ、勘違してるだろ」

 

寺坂が呆れたように

 

「どうせあれだろ?

自分のせいで暗殺が失敗したとか思ったんだろ?

お前だけの責任なわけねぇ〜だろうが。

大体なぁ〜この作戦が100%成功するなんて誰も思っちゃいねぇよ。

お前が撃てなかったんだ、俺等が撃てるわけがねぇんだよ。お前らそうだろ?」

 

「…ああ、寺坂の言う通りだ」

「そうよ、ていうかIFの話してもしょうがないじゃない」

「やってしまった事はしょうがないからね、気にする必要ないよ♪」

 

磯貝、片岡さん、茅野さんが続いて言ってくれた

 

「おう、あと一つはなんだ」

 

寺坂が諭すように言った

 

「うん、僕は今まで、君達の事をちゃんと信用していなかったんだ。

君達の実力を侮って、弱いって勝手に思ってて、僕が1人で守らなきゃって勝手に思ってたんだ。

でもそれは仲間が仲間にする事じゃない。

仲間の力を信頼する事が出来ないんじゃ、そんなの仲間じゃない。

だからこの事件を通して僕が君達の事を本当の意味で信用する事が出来る様になったと思う」

 

この後は

 

「図々しいお願いになるだけどさ…」

 

いいのか…

 

こんな事を思ってた僕が

 

彼らに何かお願いする事なんて

 

ほんの少しそう思ってしまった時、頭が真っ白になった

 

 

多分かなり息が荒くなってると思う

 

 

 

 

 

 

目の前が見えなくなり

 

 

 

 

 

思考が回らなくなり

 

 

 

 

 

 

 

あれ…

 

 

 

…僕

 

 

 

 

…何しようとしてたんだっけ?

 

 

 

ポン

 

 

服を握りしめていた手に何かが被さる

 

「頑張って」

 

横にいた神崎さんが前にきて両手で僕の手を包んでくれた

 

ここで頑張らないと僕はE組の仲間には絶対なれない

 

覚悟は決めたつもりで向かったけど、性根の臆病さは変わっていなかった

 

だがちゃんと皆に言うんだ‼︎

 

じゃなきゃ何も始まらない‼︎

 

「僕を仲間に……して……ください」

 

弱々しいけど、ちゃんと皆に声が通るように言った

 

目を瞑って、返事を待つ…

 

…覚悟は…決めた…つもり…

 

皆の返事は…

 

「なーんだ、そんな事だったんだ〜♪」

「もっとすげー事だと思ったぜ」

 

倉橋さん、前原が言った

 

やっぱり…僕は…E組には…

 

「なぁ〜に、絶望した表情してるの〜?」

「え…」

「俺等は元々仲間のつもりだったんだよ」

「元々仲間だと思ってた奴に仲間にしてくださいって言われてさ」

「断る人はいないわ、てか尖り君の事を仲間だと認めない人なんていないわよ」

 

カルマ君や杉野、磯貝に片岡さんに言われた

 

「皆…仲間として認めて…くれますか」

「「「おう(うん)(ええ)、よろしく(な)(ね)‼︎」」」

「尖り君は1人で抱え込み過ぎだったんだよ」

「そうですよ?悩みや辛い事があったら、今度からちゃんと私たちに言って下さいね?」

 

皆からちゃんと認められて

 

「皆…あり…がと、本当に今まで…ごめん…ごめんなさい…ごめんなさい」

 

嬉しいさや不安だったものが一気に溢れてきて、泣いてしまった

 

「もう1人で頑張んなくていいんだよ」

 

と神崎さんに首に手を回して抱きしめられた

 

「頑張ったね」

「えらいよ」

「1人何かじゃないよ」

 

僕が泣いている間

ずっと抱きしめてくれて、頭を撫でられて、

優しい言葉をずっとかけてくれた

 

3分ぐらいして涙が止まった

少し離れた時「あ…」と少し残念そうに見えたけど気のせいかな?

 

「ありがとうね神崎さん、さっきは」

「昨日約束したしね、勇気をあげるって」

 

あ…忘れてた、そうだったんだ

 

「ありがとう…でも覚えてくれてたんだ」

「うん、昨日の事だし、尖り君との約束だしね…でもさ」

 

少しもじもじして

 

「そろそろ…さ、私も律みたいに呼んでほしい…な」

 

こんなに付き合ってくれたし、何か…親しみを込めた呼び名か…

 

「あだ名とか付けるの下手だから…有希子…はダメかな?」

「う、ううん。ダメじゃあないよ。よろしくね絶対断らないし、嬉しいし、それに…そんなうるうるした目で見られたら…ずるいよ…それ

 

皆を見るとニヤニヤしていた……はッ‼︎

 

 

 

見られてしまった…

 

 

皆に…泣いている姿を……めっちゃ恥ずかしい‼︎

 

泣き跡を見られるのとは比較にならない‼︎

 

「いや〜まさか尖り君が泣くとはね〜ちゃんと写真撮っておいて良かったよ」

「あの涙跡と血の原因ってそうだったんだね」

「神崎さんもやるね〜絶対尖りの奴の好感度爆上がりでしょ〜?」

「ワンチャン堕ちたかもね?」

「あはは、そうかも…って杉野が白くなってる⁉︎」

「渚…あれにはもう勝てねぇ…よ」ガクッ

「杉野ー⁉︎戻ってきって!」

 

真っ赤になってあわあわしていたら殺せんせーが

 

「ヌルフフ、それでは旅行の続きを楽しみましょうか」

「…そうですね、でも明日の朝には帰りますよね?」

 

今は夕方だし、遊ぶにはそんなに時間がないのでは?

 

「なぁ〜に言ってるんですか!先生は殆ど完全防御形態でしたので遊びたりませんよ‼︎」

 

そう言って、殺せんせーが高速で遊び始めた。

それを見た皆(特に女子が)も遊びだした…皆元気だな…

 

「ね、ねぇ尖り君。下に水着着てきたんだけど…どうかな?」

「うん♪有希子に似合ってると思うよ」

 

小さくガッツポーズをしてるけど、結構自信がある水着だったんだね、褒めて良かったよ

 

「じゃあ!私たちも遊ぼうよ!ほら!」

 

手を引っ張られて海に向かう僕ら…

 

「いや、ちょっと待って‼︎」

「あ…もしかして私と遊ぶの嫌だった?」

 

少しシュンとしたような様子だけど…問題がある

 

「僕、水着じゃあないんだ。」

「あー確かにそうだね」

 

なんだろう有希子は周りが見えなくなる事があるのかな?

 

「ほら、僕最低限しか服用意してないから、これ濡れると下着とか今日の分がなくなっちゃうんだ。

僕に気にせず遊んできなさ…」

 

有希子が少し考えて、何かを思いついたようだ

 

「安心して!私は尖り君がノーパンでも気にしてないよ!

それに私の下着を貸すから大丈夫!問題ないって‼︎」

「問題しかない⁉︎

同級生のそれも異性の下着をつけるってどんな拷問だよ⁉︎」

「うーん、でも似合うと思うよ?」

「殺す気か⁉︎

それに僕は手とか額とか怪我してるから海入ったらヒリヒリしちゃうからね?ね?」

 

僕の社会的な生命の危機をなんとか回避しようとする

 

「うん、わかったよ。じゃあ貝殻探しとかして遊ぼう」

 

凄い残念そう…そんなに僕を魔改造したいのか…

怪我してて良かった気がする…

 

「私も一緒に探したいです‼︎」

「うん律、有希子、遊ぼっか」

 

皆楽しそうに遊んでるな〜って見たら、女子が遊んでいる様子を見て岡島が自分を抑えきれずに走りだした

…ちょっと待て…この挙動…まさかあいつ⁉︎

 

岡島がしようとする事が即座にわかった為

 

「きゃっ」

「え…どうしました?」

 

有希子の目を隠して、スマホの律の顔にあたる所を隠した

 

「ごめんね、ちょっと今岡島の全裸(世界の汚物)が現界したからちょっと目を瞑ろうか」

 

有希子と律は何がなんだかわからない様子だが

これは見せるわけにはいかない…教育に悪すぎる

 

「でも大丈夫だよ〜今女子達(討伐隊)が駆除してるからね、もう暫くの辛抱だからね〜」

 

それから殺せんせーが持ってきた花火をしたり(夕方だったから少し微妙だったけど)して一通り遊んで、もう夜になった。

もうお開きかな?って思ったら

殺せんせーが死装束の格好してストレッチし始めた

 

怖い格好するのやめてよ…

 

「ヌルフフ、後はこれですよぉ。真夏の夜にやる事は1つですねぇ」

 

ん?花火はやったしなんだろう…

だが殺せんせーの持ってる物を見て僕は硬直した

 

「それは肝試しです!唯の肝試しではなく暗殺OKの肝試しです!暗殺旅行の締めくくりにはピッタリでしょう」

 

今度は完全に僕の命に関わる事じゃないか…

 

 

なんとかして回避しなくては…

 

 

 

主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが

  • 書いた方がいい
  • 別に書かなくてもいい
  • どっちでもいい
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