[渚]
波乱万丈な修学旅行2日目の夜。生徒拉致の大きな事件があったが尖り君が解決してくれた、そのあと旅館に帰るとすぐに身体の疲れが出てきた僕ら(尖り君以外は)お風呂に直行した。なんでも拳銃使用の報告書と新たな武器の発注をしなくてはならないらしい。流石に生徒に見せられないらしいからので烏間先生の部屋でやってる。彼のフットワークの軽さは凄いと思う。
「うぉぉ‼︎どうやって避けてんのかまるで分かんねぇ‼︎」
「なんだか恥ずかしいな」
お風呂上がり。旅館のゲームコーナーで神崎さんの絶技が披露されていた。神崎さんはお淑やかに微笑んでいるけど、その手つきはプロの技である。
「凄く意外です。神崎さんがこんなにゲーム得意だったなんて」
「……黙っていたの。
「だけどね。尖り君がね、努力して真っ直ぐ前を見て全力で突き進めば、人は美しく育つ。自分のやりたいことを磨けば必ず必要としてくれる人は現れると言ってくれたの」
「あ〜あれカッコ良かったよね〜敵だった相手も説教して更正させようとする感じでさ‼︎」
「うん、それで自分のやりたいことをやって自分を少しずつさらけ出していこうと思ったの。」
「これが最初の一歩って感じかな?」
なるほど、それで拐われた後なのに迷いが吹っ切れたような顔をしいてたんだ。あらかたゲームコーナーで遊んで部屋に戻った僕らだったがトイレに行きたくなって杉野と岡島君と共に共有トイレに行った。そこで男湯の前でコソコソしている中村さんと神崎さんがいた。
「中村さん達、何してんの?」
「しっ‼︎静かに」
声をかけると、中村さんから静かにするように言われる。本当に何をやっているんだろうか?と思ってると
「決まってんでしょ…覗きよ」
「覗き?それ
いや
「…でも犯罪じゃないの?」
「いやいや、犯罪にはならないんだよ。だって覗くの人間じゃないから。あれを見て」
中村さんが示した先は、アカデミックドレスに三日月が刺繍され巨大なネクタイが置かれていた。ってことは今お風呂に入っているのは殺せんせーかな?これは犯罪にはならないし興味が出てきた。
「でも神崎さんもこういうの参加するとは思ってなかったは」
「前から首から下は触手なのか、胴体はなんなのか興味があったの、暗殺にも使えるかもしれないし思い切って参加してみたんだ」
と杉野の疑問に答えたが、結構思い切りが良くなってきてると思う
「……この世にこんな色気のない覗きがあったとは」
男としてそこは少し同感してしまっている。杉野も神崎さんの前だが同感してるような表情をしている。そうして中村さん先導の元、男湯に侵入して浴室のドアに手を掛けた。果たして殺せんせーの服の下は……音を立てないようにドアを開けたらそこには泡風呂に浸かった殺せんせーが
「女子かっ‼︎」
覗き込んだ中村さんも思わずといった様子でツッコんでいた。それによって僕らに気づいた殺せんせーも顔をこっちに向けてくる
「おや、皆さん」
「なんで泡風呂入ってんだよ、入浴剤禁止だろ?」
呆れたように杉野が指摘していた。
「これは先生の粘液です。泡立ちの良い上にミクロの汚れも浮かせて落とすんですよ」
「ホント便利な身体だな‼︎」
「ええ、ですが。さっき尖り君には断られてしまいました…」
ここまで来ると殺せんせーって、何ができて何ができないのか、ほぼ万能だから可能不可能が絞り込めない……ん?
「殺せんせー、今尖り君に断られたって言いました?」
「はい、さっき粘液を勧めたら、汚いと言われました」
っていうことはもしかして……
「殺せんせーなんで言うんですか?言わなかったら気づかれなかったかもしれないのに……」
と洗い場の所に腰にタオルを巻いた尖り君がいた
※※※※※
[尖り]
「ふ〜〜終わった〜」
「ご苦労だったな、随分と長く書いていたが何を書いていたんだ?」
「レジスタンスの所に新たな武器の発注依頼の内応に苦戦してました……」
「今回はみたいに一般人相手だと迂闊に銃を出せないので、何か携帯しやすくて、すぐ使える武器が欲しかったんでその注文書みたいなものです」
「なるほど…だがもう遅い入浴時間は過ぎたが風呂に入って来るといい」
「は〜い、わかりました」
今回が素手で対処できる人だったから良かったが、相手が手練れで素手では対処できない相手だと銃で対応しなくてはならない…流石に殺したりしてはまずいので警棒的なものを注文したがどれくらいに届くだろう〜などと考えながら男湯につき服を脱ぎ浴室に入ったら、殺せんせーがいた
「あ、すみません殺せんせーがいたとは今出ますね」
「いえいえ、大丈夫ですよ。随分と遅い入浴ですね〜」
と殺せんせーが言ってくれたので、洗い場に行き頭や身体を洗う
「報告書と依頼書を作ってたので遅れちゃいました」
「なるほど〜なんの依頼なんでしょう?」
「もしかしたら暗殺に使うかもしれないので教えません」
「ヌルフフフ、それは残念、でも尖り君はなかなか暗殺しに来てくれないので心配だったのですがよかったです」
「最初から思ってたんですが、なぜ暗殺しないと殺せんせーは落ち込んだりするですか?」
「先生にとって暗殺は絆だからです。皆さんとの絆の発端は暗殺ですからそれを大事にしていこうと思っていただけですよ」
「なるほど、ではいい案が出たら僕たちの手で殺りにいきますね」
「ええ、楽しみにしてます。それとは別にこの粘液を使いますか?」
ん?どう言うこと?
「どういうことですか?」
「先生の粘液は泡立ちが良くミクロの汚れも浮かせるのでオススメですよ」
「いやですよ汚い。なんで人の体液で自分を洗わなきゃいけないんですか」
「にゅや?!そんな…汚いなんて…ひどい…」
「はぁ〜」
洗い終わったので出ようとすると殺せんせーが
「あれ尖り君は湯船に浸からないのですか?」
「僕は湯船に浸かると目眩が起こることがあるんで、あんまり好きじゃないですよ、すみません」
まあ正確にはちょっと違うんだけどね
「いえいえ、そう言うことなんですね……」
「なんですか?」
「尖り君は結構いい身体してますね〜」
「先生はゲイですか?」
と身体を隠しながら言う
「にゅや?!先生はちゃんと巨乳の女性が好きですよ‼︎」
大声で叫びながら言って来たがそんなに必死に弁解するのか…
「いえ、先生は尖り君のその強靭だけどスリムで動きやすさを重視した身体が尖り君にあっていていいと思ったんです」
「まあ現場の指揮官なんで鎧のような筋肉はいらないですからね」
「流石は【前線の司令塔】ですね〜」
「その二つ名好きじゃないんですよね」
「なんか自分は戦ってないって感じで…」
「そんなことはないですよ。本当に戦ってないならそんな二つ名は付きませんからね」
「………」
場が白けてしまったがまあいいもう出ようと思ったら…
ドアが開いて渚と杉野と岡島、中村さんと神崎さんがいたので咄嗟に隠れて気配を薄くし、やりすごそうと考えた
殺せんせーが意味深なことを言って僕の存在がバレそうだったから腰にタオルを巻いて
「殺せんせーなんで言うんですか?言わなかったら気づかれないかもしれなかったのに……」
「先生だって見られたんです。尖り君も見せなくてはと思いまして」
何故かニヤニヤしてるがまあいい
「君たち何故男湯に入って来ているんだ。女子でも覗きは犯罪なんだよ」
と少し強めに言ってみたが…
「え!すっご、めっちゃエロい身体してるんだね〜」
「からかいはいいから早く出てく!」
と渋々し出ていくが、岡島初めての覗きが僕でそんなに落ち込むな‼︎
「全く…ん?」
「どうしたの?神崎さんボーとして」
神崎さんだけ何故かぼーとしていたから話しかけたが、完全にこっちをガン見している…
「神崎さん、そんなに見られると流石に恥ずかしいから出てってくれるかな?」
「ん?!!?」
「ご、ご、ごめんなさい」
ボフっと効果が出てきたように赤面して、出て行った。
腰にタオルを巻いているとはいえ、女の子に裸を見られるのはかなり恥ずかしいな
「本当に何が目的だったんです?」
と振り向いたらもう先生はお湯ごと居なくなってた…
※※※※※
[尖り]
お風呂に上がり着替えて、部屋に戻ってると
「俺は奥田さんかな」
「だって彼女、クロロホルムとか怪しげな薬作れそーだし。俺の悪戯の幅が広がりそうじゃん」
「カルマ君なんの話してしてるの?」
「お、いい所にいたな尖り」
「今、クラスで気になる女子の投票してるんだってさ」
「みんな言ってんだ、尖りも言えよ」
んー気になる女の子か〜
「みんな魅力的な女の子達だと思うけど?」
「ん〜じゃあ全員で」
「いや絶対誰かいるだろ!」
いや、それ酷くない?
「何その語弊が生まれそうなやつ、しかもまだまだみんなのことを知らない事が沢山あるから、まだわからないよ」
「じゃあ神崎さんに裸見せたのはどうなんだよ」
「はぁ⁉︎それは岡島達が覗きに来たからだろ‼︎それに中村さんもいたし、僕は被害者だ!」
「な〜にが、被害者だ!堂々としてたじゃあねえか!本当は慣れてたんじゃねぇの?!」
「人を露出狂の変態にするな‼︎風穴開けんぞ‼︎」
切れた僕を見て、磯貝がため息をついつつ
「尖りが露出狂なのは置いておいて、これは男子だけの秘密な。知られたくない奴も多いだろうし、女子や先生には……」
置いとかないで否定してほしいかったけど、思ってると磯貝が窓を見て固まる。皆んなで振り返ると、メモを書いている殺せんせーがいた。マッハで逃げたけど。ちゃんと隠れたら?
「メモって逃げたぞ‼︎」
「殺せ‼︎」
そんな言葉が皮切りに僕以外は殺せんせーを追いかけに行った。
「叫んだら喉渇いたな〜」
※※※※※
[女子]
「え、好きな男子?」
中村さんの好きな男子を投票しようということで始まった
「はいはーい、私烏間先生〜」
倉橋さんの発言に「私もー」と言う女子が多数出てくる。まあ烏間先生はかっこいいよね。
「うちのクラスの男子でって話しでしょう。うちのクラスだと磯貝とか前原とか?」
「前原は女タラシだからなし」
「まあ前原は残念だけど、磯貝は優良物件じゃない?」
「顔だけならカルマ君も格好いいよね」
「顔だけ…なら…ね…」
悪魔の雰囲気を醸し出している残酷なカルマくんを想像して苦笑いをする
「尖り君は?」
「最初見たとき、顔は普通に見えたけどよく見るとかっこいいよね?…結構優しいし」
「うん、今日なんか襲って来た不良を説教して更正させようとしてたもん」
「しかも烏間先生との戦闘とか凄かったしね」
「まあ、あいつレジスタンスなんだし強いんじゃあない?」
「ああ〜後ね殺せんせー覗きに行った時にね尖りがいてさ〜身体めっちゃエロかったよねぇ?神崎さん?」
「えぇ⁉︎わ、私は…よくわかんない…かな?」
「な〜に言ってんの〜1番熱心に見てたじゃない〜」
「い、いやそんなつもりじゃあ…」
「あの引き締まった程よい筋肉に銀髪に〜」
「////」
((((これってもしかして))))
「ねぇねぇ神崎さん」
「もしかして気になる人とかいる?」
「え、え、え?気になる人なんていないかな?」
「ほほー、これはこれは気になりますね〜、4班の誰かかなー」
「4班の男子だと、渚君に杉野君、カルマ君に……
尖り君の名前を強調して言ったら、神崎さんの顔が真っ赤になった
「もう、これはもう決定だね」
「尖り君のこと、好きになっちゃったんでしょ?」
「ええ?!なんでわか…る…の…」
神崎さんが焦るが。しかし
「いや〜もうこの反応でね〜」
「尖り君か〜」
「いっそ告っちゃえば?絶対オッケーしてくれるでしょ」
「「「うんうん」」」
「うーん、それは難しいかな…だって、仕事とかが忙しいらしいし」
「まあ仕事一筋って感じの時もあるよね〜」
「でも前仕事なんて大っ嫌いだって言ってたよー」
「でも苦労する人なら働くって言ってたし…」
「でも好きな人には一途に思ってくれそうじゃない?」
「だから気長にアプローチし続ければ堕ちるんじゃない?」
そんな話しをしているとビッチ先生が入って来て、強制的にビッチ先生の話になった
「あれは私が17のとき」
「ふむふむ…」
「ってなんでアンタいるの?!」
「いいじゃないですか、先生だって恋愛話聞きたいんですよ」
「じゃあまずアンタから話したら始めましょう。巨乳好きなんだし片思いくらいあるでしょ?」
一瞬でその場からいなくなる殺せんせー…確実にいるな…
「逃げた!」
「捕らえて吐かせて殺すわよ‼︎」
ビッチ先生主導に男子と同じく全員で殺せんせーを追った
※※※※※
[尖り]
「いたぞ!あそこだー‼︎」
「見つけたわ‼︎殺すわよ‼︎」
角に追い込まれた殺せんせーはマッハで逃げ、男女全員で追いかける。そんなやりとりを見ながら僕はスポーツドリンクを飲んでいる。
「あーあ、烏間先生に怒られるぞ〜」
「はは、そうだね」
「大丈夫?今日色々あって疲れたでしょうに」
「う、うん。確かに今日色々あったね…」
なんか気まずそうにしている神崎さん、やっぱりお風呂の件まだ引きずってるのかな?
「お風呂の件は怒ってはいないから大丈夫だよ」
「そ、それは…」
「大丈夫誰でもやらかしちゃう事はあるから」
「そんなに引きずってたら楽しくなくなるぞ〜」
「うん、今日は色々ありがとう。助けてくれて」
「どういたしまして。顔赤いけど、本当に大丈夫?」
「う、うん。大丈夫だよ。ちゃんと気づいただけだから」
「何かに気付いて考えるのはいい事だけど、あまり気負わない様にね」
「うん、分かってるよ」
「答えは、いつか教えてあげるからね」
「それは光栄だね。卒業までには頼むね」
「じゃあ今日はもう寝て、明日は早いんだから、ね?」
「じゃあおやすみ」
「うん、おやすみなさい。尖り君」
軽く手を振って部屋に戻り、今日は寝た…
人の恋話って書くの本当難しいですね‼︎
めっちゃ迷いました‼︎
今週と来週は僕は試験があるので更新は再来週になると思います‼︎
それまで気長に待って頂けると幸いです。
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい