暗殺教室ともう一つの国家機密   作:厨二病と妄想の不審者

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前回のお話に尖り君と律の会話の部分に心理描写的なものを入れました。
おそらく読まなくても大丈夫だと思いますが、違和感を感じたらすみません。


自律の時間

[尖り]

 

律さんが転校してきてから翌日。悩みながら通学路(やまみち)を歩いていた

 

「ん〜、昨日話してみた感じ的に今日の暗殺はやめて、みんなと協力する道に行こうといているけど…」

 

昨日はああ言ったが、酷い目にあったみんながすんなりと許して受け入れてくれるだろうか。

 

「いや、律さんにはちゃんと感情が存在する。もし効率しか見ていなかったのなら僕だけに協力を求めるはず…」

 

そうだ彼女か努力するなら僕は仲間として全力で協力しよう

 

「え、何このガムテープ……」

 

教室に入ったら、昨日仲間になった律さんがガムテープで拘束されていた…

 

「俺がやっといたんだ、剥がすんじゃね〜ぞ!」

 

律さんを拘束したのは寺坂だったらしい。珍しく早く来ていたらしい寺坂の手にガムテープが握られていた。

 

しまった……行動を起こすにしても1時間目の前だと思っていた…考えが及ばなかった…

 

「昨日みてーにバカスカ撃たれたら堪んねえだろうが」

「いや昨日彼女と話してみんなと協力すると言ってくれていたんだ。今日の暗殺をしないと約束してくれたんだ。彼女を信じてあげてほしい…」

「あ〜⁉︎機械がそんなこと出来る訳ねーだろ、こんな常識はずれのポンコツによ〜‼︎」

 

昨日あった出来事を少し話したが寺坂が一蹴りする

 

「そんなことはない!彼女は僕と話し自分の中の疑問を投げかけ、解決しようと努力すると言った!」

「君たちの言いたいこともわかる。昨日あんなに授業を妨害され、片付けてをし、苦労したから不快に思うこともわかる」

「だが僕だけに協力するならまだしも、まだ律さんに自分の力を見せていない君たちにも協力しなくてはならないと考えてくれた」

「どうかみんな彼女にチャンスをあげて欲しい…」

 

クラスのみんなに深く頭を下げてお願いをすると

 

「もういいのです。尖りさん」

 

と返ってきたのは律さんだった

 

「これは私自身の問題です。尖りさんがそこまでする必要はありません…」

 

何を言っているんだ…

 

「私自身が考えを模索し、解決することです。まだ方法は見つかってませんが、尖りさんがクラスのみんなさんを説得しなくていいのです」

 

と思わぬ参入者に、教室の全員が律さんへと視線を向ける。諦めたような声をあげた律さんに僕は

 

「何故諦めようとしているだ…昨日の頑張ると言うのはうそだったのか…」

 

と少し怒りを含んだ声を上げた

 

「いえ、私が努力することであって尖りさんにそこまでしてもらうことはないと判断したんです」

「何故なんだ?」

「は、はい?」

 

すごい困惑している声だ…

 

「僕は律さんに仲間だと言った」

「はい、言いました」

「なら何故僕を協力して欲しいと願わない…」

「みんなと協力することは昨日の一件から難しいだろう…だがそれでもやると言うのはすごいと思う」

「なら何故仲間である僕に助けを求めない…」

「僕がそんなに頼りないか?」

「そんなことはありません…」

「じゃあ仲間を信用してくれ…仲間が差し伸べた手を振り払わないでくれ」

 

すごいびっくりしているのがわかる。さっきまで画面は変わらなかったのに目が完全に見開いている…

 

「わかりました…本当にすみません…」

「いいや問題ない、わかってくれたならね」

 

すごい後悔した声で謝ってくれた…やりすぎたかな?

 

寺坂に視線を向けると

 

「ケッ、勝手にしろ」

「寺坂もありがとう」

 

その視線で何が言いたい察して、ぶっきらぼうに答える

 

「え〜と、みんなはいい?」

 

寺坂には許可が下りたが、みんなはどうだろう…

 

「そんなに不安そうにしなくていいわよ、ここまで話を聞いてダメって言えないでしょ」

「ああ、俺たちもかまわないよ」

 

片岡さんと磯貝が言ったら、みんなも納得してくれた、まあまだ半信半疑だがしょうがない。結果で示さねば

 

「また射撃したら、尖り君が全責任を負うってことでいいよ〜」

「ああ、もちろん」

 

みんなから許可を得て、丁寧にガムテープを剥がしていく。

 

「修学旅行の時から思ってたけどさ〜敵味方関係なしに助けるのやめた方がいいんじゃない〜」

「そんなことはないよ、更生の余地があると判断した相手にしかしないし、僕は仲間を絶対に見捨てないからね」

「はは、判断は間違えないようにね…」

 

カルマ君が呆れてた表情と声で答えた。ちゃんとわかってるよ…

 

 

※※※※※

[尖り]

 

その日は銃撃はなく授業が行われて、少し律さんと話す人はいたがあまり話が続かず、そのまま、あまり進展せず放課後になり

 

「んーどうしようか〜律さん〜」

「はい、まだ答えは出ていません…」

 

放課後に作戦会議的なことをしていた…

 

「んーなんかいい案とかある?神崎さん…」

 

なぜか放課後に一緒に残ってくれた神崎さん、やっぱり律さんが心配なのか?律さんの仲間が増えて嬉しいよ

 

「んー、そうだね。え〜と律さん?」

「はい」

「律さんは元々協力と言うのはプログラムされてなかったんだよね?」

「はい、開発者(マスター)にはそう言った機能は与えられず単独でのプログラムしかありません」

「じゃあさ、協力する、みんなと仲良くするプログラムを作っちゃえばいいかなーって…」

 

……物凄い盲点だった、今ある機能でやろうとばかり思っていた

 

「あ〜‼︎なるほどねー‼︎無ければ造ればいいってことね!」

「その発想はありませんでした」

「えへへ、でもさ?」

 

困った表情して

 

「そんなプログラムって作れるの?」

「「あ」」

「どうですか?尖りさん」

「うん、僕の同僚にそう言うこと出来る人はいるけど今多分繁忙期だからすぐには無理そうだね」

「そうですか…」

 

残念そうにしていると

 

「ヌルフフフ、任せてください」

 

と殺せんせーが現れる

 

「そう言うことになると思って、すでに準備しておきました」

 

すごいな、この人本当になんでも出来るかもしれない…

どうやらもう改造を始めるらしく、危ないからともう遅いと言って僕らに帰宅することを勧めたので、ここは殺せんせーに任せて帰ることにした

 

「昨日の言ってたやりたいことって、このことだったんだね」

「うん、少し計画したんだけど、やっぱり律さんが優秀だったから結構スムーズに進んだんだよね〜」

「もしかしたら僕がいなくてももっといい結果になってたかもね」

 

純粋にそう思ったことを言ったみたら

 

「そんなことないよ、例えそうでも尖り君が頑張って、いい方向に持って行こうとしたことはみんなわかってるからね」

「そうだね、そうだと嬉しいな」

 

※※※※※

[尖り]

 

次の日になり、殺せんせーの改造が気になって教室に入ってみたら…

 

「なにあれ…」

「なんなんだろね…」

 

と電源がつき、満面の笑顔の律さんが映る

 

「おはようございます。尖りさん、神崎さん‼︎」

「う、うん。おはよう…」

 

殺せんせーが壊していないかどうか不安だったがそこは大丈夫らしい

 

「親近感を出すために全身表情液晶と体、制服のモデリングソフト、全て自作で8万円!!」

 

突然現れた殺せんせーが改造部分を説明し出した…

 

「豊かな表情と明るい会話術、それらを操る膨大なソフトと追加メモリ同じく12万円」

 

「先生の財布の残高……5円‼︎」

 

その説明を聞き、この変わりようやっぱり…

 

「ねぇ?神崎さん…」

「う、うん。ど、どうしたの」

 

神崎さんの肩に両手を置きその上に頭を置き

 

「僕ってやっぱり、いらない子かもしれない…」

「そ、そ、そんなことないよ‼︎少なくとも私は尖り君が必要だよ⁉︎」

 

神崎さんが真っ赤になって励ましてくれた…

 

「そうです。律さんを改良するにあってすんなりことが進んだのは紛れもなく尖り君、貴方のおかげです」

 

と殺せんせーがいってくれて…

 

「ヌルフフフ、それにしても神崎さんと尖り君は仲が良いですね〜」

 

殺せんせーが顔の色をピンクにして言ってきたため、ナイフを投げた

 

「おやおや〜恥ずかしかったんですか〜」

 

ほぉ、そうなんだ…

 

「ここまでサポートとしてくれたので、材料費を払おうと思ってましたが…要らないみたいですね…殺せんせー(・・・・)

 

と強調して言ってみたが慌てだし

 

「にゅや⁈、そうだったんですか‼︎」

「いえ、先生は要らないみたいですし、何より殺せんせーは生徒のサポートができて、それだけで幸せそうなんで辞めときました」

「そ、そんな…先生も頑張ったのでご褒美が欲しく……」

 

すごいブルブル震えてるな…

 

「生徒を冷やかしたりしない素晴らしい先生(・・・・・・・)なら快く報酬を与えれるのですが…」

 

一息置いて

 

「いらないみたいですね」

 

と言うと殺せんせーが土下座をして

「申し訳ありません‼︎なんか甘酸っぱい雰囲気になってるので先生も応援したかったんです‼︎」

 

試しに撃ってみたが回避された…まあいいや

 

「じゃあ、そのメモと交換でどうでしょう〜」

「にゅや⁈そんな…殺生な……」

 

「じゃあ今月は5円で頑張ってくださいね!」

「う、う、う、」

 

結果今月は5円になったがそれでいいのか…

 

「うん、神崎さん。ごめんね勘違いさせるような行動とっちゃって」

「い、いやそんな気にしてないよ…」

 

恥ずかしかったのかまだ赤面してるけど、まあ大丈夫そうだね。

 

「律さん調子はどう?」

「はい!絶好調です‼︎」

「それはよかった」

 

一様安心した別人とかになってたら、流石にどう接すればいいかわからない…

 

「ねぇねぇ尖り君、律ってなに?」

「そういえば昨日の時点で律って呼んでだけど…」

 

倉橋さんと片岡さんがそんな疑問を投げかけてきた

 

「それはね一昨日付けたんだよ、自律思考固定砲台って呼びにくいし物の名前って感じでしょ」

「はい!一昨日尖りさんに付けて頂きました」

 

疑問に答えると律さんは嬉しそうに笑った

 

「え〜、安直だよ〜」

「うん、安直じゃね?」

 

僕が付けた名前に不破さんや杉野に反対された、まあでもこれは本人の問題だから一様…

 

「じゃあ律さん、何か違うーー」

「いえ‼︎、私は尖りさんに貰ったこの名前がいいです‼︎」

 

なんか食い気味に提案を断って、画面に強調するよう、律という文字を表示した

 

「そ、そうなの?」

「はい!素敵なお名前ありがとうございます‼︎」

「そうか…気にってくれてありがとうね」

 

自分でもそれでいいのかと思っていたが律さんは喜んでくれているようだ

 

「皆さんも是非律とお呼びください‼︎」

「わかったわ、じゃあよろしくね律!」

「はい‼︎」

 

律さんの呼び名が決まり彼女はクラスに馴染んでいけそうだ…

 

「なに騙されてんだお前ら、全部あのタコが作ったプログラムだろ」

 

と律さんが馴染めそうになっているところ寺坂が…

 

「愛想ようても機械は機械、どうせ急に空気読まずに射撃すんだろポンコツ」

 

寺坂が毒を吐くのも仕方ない…実際一昨日は散々やられたからね…でも

 

「そんなことはないよ、律さんだってーー」

「いえ、いいのです尖りさん。おっしゃる気持ちもわかります…寺坂さん」

 

寺坂の言葉に心傷したのか声に悲しみが帯びていた。寺坂と向き合って話すために、大画面の液晶が向きを変えた。

 

「昨日までの私はそうでした…ポンコツ…そう言われても返す言葉もありません…」

 

律さんはそう言って以前の自分を悔やんでいるようだった。涙を流した謝罪に庇護欲がかき立ちそうだ

 

「あーあ、泣かせた」

「寺坂君が二次元の女の子泣かせた」

「なんか誤解される言い方やめろ‼︎」

 

律さんが泣く様子を見て、片岡さんと原さんが誤解しそうな言い回しで寺坂を責める

 

「いいじゃないか2D(にじけん)……Dを1つ失う所から女は始まる」

「「「竹林それお前の初セリフだぞいいのか⁉︎」」」

 

竹林の発言に杉野と岡島、前原がツッコム

 

「あーあ、泣かないで、律さんが頑張ってる所は僕が1番わかってるからさ」

 

と画面の頭の部分を撫でてみたら

 

「ひゃん⁉︎」

 

え、まじか、やばいかもしれない、殺せんせーが改造したことによって耐久性が変化し、触れただけで故障してるかもしれない…

 

「律さん大丈夫!システム的な不調とかはない⁈」

「はい、ありません。少し驚いただけです。心配して頂きありがとうございます」

「ですが、もう少し続けて欲しいです…」

 

上目遣いでねだってきたので、断ると可愛そうなので撫でてあげる

 

「まあいいけど…」

 

「え、まさか尖り君…」

「二次元の()墜としたの…」

「もしかしたら尖りのやつはDを奪う存在なのかもしれない」

 

竹林とかがおかしなことを言っているがいいだろう…

 

「尖り君。私も昨日頑張ったからやってほしいな…」

 

まあ昨日付き合ってくれたしそれぐらいなら…と撫でてみる

 

「くそ!なんで尖りのやつばっかり…」

「あいつもしかしてタラシなのか…」

「いや、あいつの場合100善意でやってるだろ…」

 

杉野がすごく悔しそうにしているが、嫌がってないから杉野もすれば?

そして前原の発言に磯貝はフォローしてくれてるけどフォローになってるかな?

 

「でも皆さん殺せんせーと尖りさんに諭されて…私は協調の大切さを学習しました」

「私の事を好きになって頂けるように努力し、皆さんの合意を得られるようになるまで…私単独での暗殺はしません‼︎」

 

にこやかな笑顔を見せて宣言する彼女は、もうただの機械には見えなかった…

 

「私を仲間だと思って頂ける様に、頑張ります‼︎」

 

その表情と声にはしっかりとした、意思表示の如く自分の意思と目標を告げた。

 

「そういうわけで仲良くしてあげて下さい。ああ勿論、先生は様々な改良を施しましたが、彼女の殺意には一切手をつけてません」

 

殺せんせーの説明と同時に律さんは身体から銃を構える。

こらこら急に出さないの、側にいた原さんがびっくりしてるでしょうがと言ったら。テヘってしていた…なんかあざといな…

 

「先生を殺したいなら、彼女は心強い仲間になるでしょう」

 

まあそれは初日で誰もがわかっているでしょう…

 

 

そして授業中

 

「では菅谷君、教科書を伏せて、網膜の細胞は細長い方の桿体細胞とあと一つ太い方は?」

「え、オレ?やばっえーっと…」

 

居眠りしていた菅谷が殺せんせーに指されて答えがわからず焦っていると律さんがスカートをたくしあげて露出した脚に答えを表示させていた…

 

「えーと…錐体細胞」

「こら律さん‼︎ズル、教えるんじゃありません‼︎」

 

と殺せんせーに怒られるが

 

「でも皆さんにどんどんサービスするようにプログラムを…」

「カンニングはサービスじゃない‼︎」

「そうだよ、もし教えるならヒントを教えないと、菅谷がなにも学べないじゃあないか」

「そして女の子が人前でスカートを上げないこと」

 

僕も注意すると、シュンとしてしまったため。撫でてあげる。

 

 

そして休み時間

 

「へぇーっ、こんなのまで体の中で作れるんだ!」

「はい、特殊なプラスチックを体内で自在に成型できます。設計図(データ)があれば銃以外も何にでも!」

「おもしろーい!じゃあさ、えーと…花とか作ってみて」

「わかりました、花の(データ)を学習しておきます。王手です、千葉君」

「3局でもう勝てなくなった……なんつー学習能力だ」

 

殺せんせーのバージョンアップにより律さんはすぐにくらすに馴染んでいた。

 

「思いのほか、大人気じゃん」

「1人で同時に色んな事こなせるし」

 

杉野と茅野さんが律さんの変わり様に驚きを隠せない様だったが本当に良かった律さんがクラスのみんなに仲間として認められそうで

 

「………しまった」

「?何が?」

 

殺せんせーが突然声を上げて渚が疑問に思うが…やっぱり何かの不調か…と思い咄嗟に律さんを観る…何か変わった様子はない

 

「先生とキャラが被る……!」

「被ってないよ、1ミリも‼︎」

 

全くそうではなく自分のクラスの位置が揺らいで焦っているだけだった…本気で殺そうかと思ってしまった…

 

「皆さん、皆さん‼︎先生だって人の顔ぐらい表示出来ますよ。皮膚の色を変えればこの通り」

「キモイわ‼︎」

 

と言われてしまって殺せんせーに深いダメージを受けたようだ……は!

 

「殺せんせーこの画像、顔に出来ますか?」

「はいはい、何ですか」

 

とスマホを見して自分の好きな怪獣の画像を見した

 

「はい、出来ますよほら」

「な、な、な、な、」

 

しっかりと再現されてしかも動いている……その様子を目を輝かせて観ていると

 

「尖りさん‼︎私ならこういう事も出来ますよ‼︎」

 

と律さんがプラスチックでできた、僕がさっき殺せんせーに見した画像の物が出てきたが…

 

「お〜、凄いじゃん‼︎」

「何で‼︎さっきと違うんですか‼︎」

 

と褒めたがお気に召さなかったらしい、だって……

 

「凄い忠実に作ってあるけど…色んな種類が混同しているし、それに色が付いてないから…」

 

と言うと律さんが「ガーン」と効果が付くようにショックを受けている

 

「じ、じゃあ明日までに、学習してきますので絶対に浮気してしないでくださいね‼︎」

「にゃあ?!唯一の理解者である尖り君を渡しませんよ‼︎」

 

と殺せんせーと律さんがバチバチに闘争心を燃やしている…仲良くやれば?とよくわからない物を見ていると

 

「上手くやっていけそうだね」

「んー、どうーだろ」

 

渚と杉野が安心する様な中カルマ君の発言に2人が「え?」と声を漏らす。やっぱり気づいたかな?

 

「寺坂の言う通り、殺せんせーのプログラム通りに動いてるだけでしょう。ねぇ?尖り君」

「まあそうだね、今の律さんはプログラム通り、塗り絵をしている状況だね。かなり感情は持てているけど、まだそれを完全に把握できていないからね。」

「あと一歩って言った所だね」

 

と多分カルマ君が言いたい事を言ってみると、渚と杉野が驚いている

 

「お前やっぱ凄いな」

「本当によく考えてるんだね」

 

と感心してくれるが

 

「あいつがこの先どうするかは、開発者(もちぬし)が決める事だよ」

 

不安を煽るように言うカルマ君だが

 

「まあそれは開発者が本当に優秀ならね」

「どう言う事?」

 

凄い疑問に思ってるね。確かに律さんを作った人は凄いだろうだか

「多分僕の予想では律さんの開発者(おや)は協力する事の重要性を理解してないと思うんだ。そしておそらく協力することに反対するはず」

「1人で作ったような天才ならともかく殺せんせーに改造されるような隙を与える開発者だ。多分中途半端の天才で自分が信じてる物しか信じない人だと思う」

「そういう人なら律さんが騙眩かすことができると思う。自分がこれで初期化できたと思わせて満足させて帰ってもらうとかが出来る人だと思う」

 

カルマ君も少し意外そうに聞いてるね

 

「だから律さんは選択するんだ殺せんせーが示した道か自分の開発者(おや)が示した道を自分で選択しなくてはならないんだよ」

「それが出来ればやっと律さんはスタートラインに自分で立って歩き出せる」

 

この様に説明して3人たちは納得したようだ

 

「尖り君ってさ〜やっぱり過保護でしょ?」

「うん、修学旅行とかもその片鱗は見せてたけどさ」

 

そんな評価を受けられそうだったのか…

 

「いやいや、僕は可能性があるなら心配するし、無いならしないよ」

「はは、またまた〜さっきだって殺せんせーが突然声を上げたとき心配そうにしてたじゃねぇか〜」

「えー、だって故障してる可能性があったからさ、勘違いしちゃってさ……」

 

 

そんな事をしているうちに時間が過ぎて放課後になりさっきカルマ君たちに言ったことを律さんに説明して「わかりました!任せてください‼︎」って言われたからもう心配はない…

 

※※※※※

[尖り]

 

翌日教室には以前の姿に戻った律さんがいた物凄く早いな…あと1週間後ぐらいだと思ってたのに…

 

クラスメイトも殺せんせーも唖然としている。

 

「"生徒に危害を加えない"という契約だが……"今後は改良行為も危害と見なす"と言ってきた」

 

殺せんせーはどう対処したものかと汗を掻いていた

 

「君たちもだ、"彼女"を縛って壊れでもしたら賠償を請求するそうだ」

 

寺坂のガムテープを取り上げて、開発者の警戒を伝えると

 

開発者(もちぬし)の意向だ、従うしかない」

開発者(もちぬし)とはこれまた厄介で……親より生徒の気持ちを尊重したいんですがねぇ」

 

烏間先生はため息を、殺せんせーは愚痴を溢しながら言う

 

「……攻撃を始めます。どうぞ授業に入って下さい、殺せんせー」

 

律さんが言い、皆んな警戒している。僕は彼女の勝利を信じるだけ…

 

そして身体から展開されたのが

 

 

 

 

「ーーーは、花……?」

 

花束を展開した。

 

「花を作る約束をしていました」

 

渚と杉野、カルマ君と僕以外は唖然としている中、律さんは花束を身体に仕舞うと

 

「殺せんせーは私のボディーに…計985点の改良を施しました。そのほとんどは…開発者(マスター)が"暗殺に不要"と判断し、削除・撤去・初期化してしまいましたが…」

 

さっきの初日みたいな音声ではなく感情を感じさせる声質で

 

「学習したE組の状況から私個人が本当に不可欠な要素として"協調能力"を消される前に関連ソフトをメモリの隅に隠しました」

 

チラッと僕の方を見て優しい笑みを浮かべる

 

「……素晴らしい‼︎つまり律さん、あなたは」

「はい!私の意思で産みの親(マスター)に逆らいました」

 

自分の髪を弄りながら可憐な笑顔で言うと

 

「殺せんせー、こういった行動を"反抗期"と言うのですよね、律は悪い子でしょうか?」

「とんでもない、中学3年生らしくて大いに結構です。」

 

律さんの問いに、殺せんせーは顔に○を浮かべて答えた

 

「律さん勝利をおめでとう‼︎」

「はい!尖りさんが言ってた通りチョロかったです‼︎」

「それとこれを…」

僕が勝利を称えると律さんが何かを出す

 

「昨日一晩研究しました」

 

と言い見せたのが、昨日画像を見した物が完全に忠実に出来ていて、しかも動いている。

 

「これは!!!!!………凄い…殺せんせーではこうはいかないな」

 

「にゅや⁉︎そんな…尖り君まで……」

「やったです‼︎2度と殺せんせーに浮気しないでくださいね?」

 

律さんが凄くよろんでいて、殺せんせーが絶望している

 

「何故浮気になるかわからないけど…律さんの方が凄いね‼︎」

「グハァ!」

 

殺せんせーにダメージが入ったがまあいい

 

こうしてE組の仲間が1人増えた

 

これからは、この27人で殺せんせーを暗殺するんだ

 

 

 

 

 

 




1番長かったです‼︎8000文字書くとは……でも満足感は半端ないです‼︎
途中から殺せんせーが律と呼びますがそれはそっちの方が気にってると思い殺せんせーが呼んでいたと解釈して下さい。

主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが

  • 書いた方がいい
  • 別に書かなくてもいい
  • どっちでもいい
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