暗殺教室ともう一つの国家機密   作:厨二病と妄想の不審者

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見捨てられないように努力します‼︎(^-^)>


湿気の時間

[渚]

 

雨の季節だ。梅雨の6月。殺せんせーの暗殺期限まで残り9か月‼︎雨が降るとアスファルトの変な臭いが立ち込める日々が続く、少し憂鬱な期間です。

 

化学の授業中……

 

(((なんか大きいぞ)))

「殺せんせー。33%巨大化した頭部についてご説明を」

 

と皆んなが思ってる疑問を律が聞いてくれた

 

「ああ、水分を吸ってふやけました。湿度が高いので」

「「「生米みてーだな‼︎」」」

「雨粒は全部避けて登校したんですが、湿気ばかりはどうにもなりません」

 

はは、本当になんでもありだな…

 

殺せんせーが顔を雑巾絞りをすると、バケツに沢山水が溜まってる

 

「……ま、E組のボロ校舎じゃ、しかねーな」

「エアコンでベスト湿度の本校舎が羨ましーわ」

 

色々な愚痴が溢れてくる

 

「先生帽子どうしたの?ちょっと浮いてるよ」

 

「よくぞ聞いてくれました。先生ついに生えて来たんです」

 

倉橋さんが先生に聞き、先生がよくわからない事を言う

 

「髪が」

「「「キノコだよ」」」

「ロクなキノコじゃなさそうですね」

「にゅや⁉︎栄養満点ですよ‼︎尖り君も食べてみてください!」

「ダメです。尖りさんにそんな得体の知れない物を与えるわけにはいきません」

 

尖り君が軽口を吐いたが殺せんせーと律が割とまじて反応してた

 

梅雨はじめじめ、人の心もちょっぴり湿るーー今回はそんな出来事

 

 

今僕は杉野と茅野、岡野さんと尖り君たちと言う珍しいメンバーで帰っている。特に尖り君は誘えば来るけど、ほとんど1人で帰っている。同年代で帰った方がいいと言う彼なりの配慮なのかも知れない

 

「なー、上に乗ってる苺くれよ」

「ダメ‼︎美味しいモノは、一番最後に食べるはなの‼︎」

 

杉野が茅野さんの逆鱗に触れるような事をしていると、前原君と知らない女の子と相合い傘をしていた

 

「一緒にいるのは確か……C組の土屋香穂だったはず」

「はっはー、相変わらずお盛んだね彼は」

 

そんな前原君を見つけていると

 

「前原君、駅前で相合い傘…と」

 

殺せんせーがいた

 

「相変わらず生徒のゴシップに目がねーな殺せんせー」

「ヌルフフフ、これも先生の務めです」

「3学期までに生徒全員の恋話をノンフィクション小説で出す予定です。第一章は杉野君の神崎さんへの届かぬ思い」

「…ぬー…出版前に何としても殺さねば」 

 

「大丈夫だよ杉野。神崎さんは人の思いを大切にしてくれる人だ」

「献身にアピールすれば思いは届くはずだよ」

 

尖り君が杉野にトドメを刺そうとしている…

 

「ヌルフフフ、二章は尖り君を書こうとしていますので、よろしくお願いしますよ……」

「よろしくにも何も相手が居ないので、ノンフィクションだと難しいかもしれませんね」

「ですが!約束して欲しいのですが、僕の組織の名前などは絶対に出さないように‼︎」

 

ちょっと鈍感なんじゃないかな?と思ってると

尖り君が殺せんせーにしっかりと釘を刺している

 

「にゅや⁈それだと序盤から書き直しです……」

「ほんっと、頼みますよ……」

 

そんな事を話していると前原君が本校舎組の人たちに散々な理不尽な暴力と暴言を吐かれ、理事長に利用された

 

「前原‼︎へーきか⁉︎」

「お前ら、見てたんかい…」

「上手いなあの理事長…事を荒立てずに、かといって差別を無くさず、絶妙に生徒を支配している…」

「そんなことより、君だ‼︎どこか痛む所はない⁈」

「ああ、ありがとう尖り…大丈夫だどこもそんなに痛む所はない」

「そうか良かった…さぁ早く立って濡れて身体が冷える」

 

手を出して前原君を引き上げる

 

「なんだよ‼︎あのとんでもねービッチだな‼︎」

「いやまぁ…ビッチならいるけどさ…」

「違うよ。ビッチ先生は職業(プロ)だから…ビッチをする意味も場所も知ってるけど…」

「彼女はそんな高尚なビッチじゃない」

 

僕が杉野に答えると

 

「いいんだよビッチでも…」

「好きな奴なんて変わるモンだしさ。気持ちが冷めたら振りゃあいい、俺だってそうしてる」

「中三でどんだけ達観してんのよ」

 

前原君がそう悟ってるように言う

 

「けどよ…さっきの彼女見たろ?一瞬だけ罪悪感で言い訳モードだったけど、その後すぐに攻撃モードになって、相手が弱者だから、なんだってやっていいって感じになってさ……」

「なんかさ、悲しいし怖えよ。ヒトって皆んなああなのかな、俺も相手が弱いと見たら…俺もああいう事をしちゃうかな?って」

「……」

 

僕も思ってた、E組じゃなかったら僕は…E組の皆んなにどう接してなんだろうと思ってたら

 

「そうだね」

 

尖り君が返事をして、その返事に皆んなびっくりしている

 

「前原が単なる中途半端な強者なら、そうしていたと思う」

「人が強者になっても弱者を貶さず、発奮を晴らさない者には2種類の特徴がある」

「一つは他人に興味がない人だ、他人に構っている暇があったら自分を磨き、自分のさらに上にあげるように努力するんだ」

「そして2つ、自分が弱者であった時があり、その苦しみを知ってるから、強者になった後でも、その行為に意味はないと気づける人だ」

「彼女達みたいな表面だけ強者にされてはいるが、本当の自分に満足してなく、他人を蹴飛ばし嘲笑う、そんな事をし自分を認めた気になっているんだ」

 

尖り君が前原君に優しくそして自信を持って言っている

 

「だが君たちは弱者であるE組を体験している、この教室で自分を磨き上げ、例え強者になっても、弱者を虐めたりしないと信じているよ」

 

ああ、やっぱり尖り君は強くて優しい、なんか憧れてしまうな…

 

「だかね。だからと言って彼女達を野放しにはしない。僕の仲間に手を出したんだ。きっちり代償を払って貰おう」

 

さっきと違ってかなりキレている尖り君…

 

「はい、そうです。仕返しです」

「ええそうですね、彼女達の存在を消そうと思いましたが、そんなんじゃあ緩いです」

 

なんか尖り君がかなり物騒な事を言っている

 

「はい、理不尽な屈辱を受けたんです。通常力なき者は泣き寝入りするしかないですが」

「君たちには力がある、気づかれず証拠も残さずに標的(ターゲット)を仕留める、暗殺者(アサシン)の力がある、屈辱には屈辱を、彼女達をとびっきり恥ずかしい目にあってもらいましょう」

 

その殺せんせーの言葉でE組の仕返しの時間が始まった

 

偽装担当:菅谷創介

見張り・連絡担当:杉野友人

交渉担当:倉橋陽菜乃、矢田桃花

化学担当:奥田愛美

射撃担当:速水凛香、千葉龍之介

撹乱担当:茅野カエデ、潮田渚

枝切り担当:岡野ひなた、磯貝悠馬、前原陽斗

作戦参謀担当:殺せんせー、丸尖り

 

作戦は向かいの民家を矢田さんと倉橋さんが抑えて、杉野が現場を連絡、僕と茅野さんが目標の注意を逸らし、奥田さんが作った弾で、千葉君と速水さんが狙撃し、目標に変化が出て、店から出たら、丁度いいタイミングで枝切り担当が枝を切って、切った枝を浴びせて、コンビニに駆け込ませ、醜態を晒させる。

 

結果は成功

 

「ま……少しはスッキリしましたねぇ」

「僕は不完全燃焼です…」

「いや、あれは流石にダメだって…」

 

尖り君が不貞腐れてるが、それは尖り君が提案したものが全て人格崩壊、人生が終わってしまうようなものだったので、殺せんせーが流石に止めて殺せんせーの案で実行した。

 

「でもだって…」

「でもじゃあ、ありません。皆さんに人の人生を狂わせるような事は先生としてさせれませんよ」

 

この計画も大概だとは思うけど、まあいいか…

 

「…えっと、なんつーか、ありがとうな、ここまで話を大きくしてくれて」

 

少し照れながら前原君が言った

 

「どうですか?まだ自分が弱い者を平気でいじめる人間だと思いますか?」

「……いや…今の皆んなを見たらそんな事をできないや」

「一見強そうに見えないけどさ、皆んなどこかに頼れる武器を隠し持っている。そこには俺にはない武器も沢山あって…」

「強い弱いは一目ではわからない」

「それに尖りが言ってたようにそんな事に意味はないってわかったんだ」

「そうです。それをE組で暗殺を通して学んだ君は…この先、弱者を簡単に蔑む事はないでしょう」

「…うんそう思うよ。殺せんせー」

 

殺せんせーに言われ前原君が爽やかに答える

 

「あ、やばっ。俺これから他校の女子と飯食いに行かねーと…じゃあ皆んなありがとな。また明日‼︎」

 

少し焦ったように前原君が言って去ってしまった…

 

「「「「………」」」」

「相変わらずだね彼、刺されなきゃいいけど」

 

皆んな真顔になってる中、尖り君は苦笑いしていた

 

 

 

 

 

翌日烏間先生から雷が落ちて、年長者であり、提案者の尖り君と殺せんせーが反省文を書くことになった……

 

 

 

※※※※※

 

[尖り]

 

 

明日に反省文を提出しなくてはならないので夜ちゃんと書いている 

 

「殺せんせーも書くってもすぐに書き終えてるんだろうな……」

「いえ、殺せんせーは一日中書くことを言われているので今も書いてますよ」

「そうなんだ、殺せんせーも大変だね………………」

 

家で本来聞かない筈の声が聞こえたもしかして……

 

「なんで律さんがいるのかな????」

「はい‼︎尖りさんのpcやスマホに私をインストールしました‼︎」

「ハッキングじゃないの?」

「いえ、インストールです!」

 

まああんまり変わらないかもしれないけど…

 

「ですが問題ないです。他の皆さんは私のコピーのモバイル律としてインストールしたのですが、尖りさんは私が直接サポートしたいので、尖りさんは私の本体をインストールしました‼︎」

 

コピーも本体も同じかと思ったが、スタートが同じなだけで道のりやゴールが違うから別物か……

 

「では早速ですが、服を脱いでください」

「…………は?」

 

唐突過ぎて理解が出来なかった………なんで?

 

「えっと………何故?」

「はい、中村さんから聞きました!修学旅行のとき中村さんと神崎さんに裸を見せたと」

「いやいやいや、僕が見せたんじゃなくて見られたの‼︎」

「じゃあ私も見たいです‼︎」

「なんでだよ‼︎てか普通はね生徒同士で裸を見せないの‼︎」

「何故ですか…中村さんと神崎さんは見たのに私はダメなんですか…」

 

すっごい落ち込んでいるけど、これは流石にダメだ‼︎

 

「私たちは仲間じゃあないんですか………」

「いや仲間だ!でも仲間でもやっちゃいけない事はあるんだ‼︎」

 

かなり悲しそうにしている……どうしよう……

 

「じゃあわかりました」

 

わかってくれたのか……

 

「じゃあ勝負をしましょう」

 

なんかわかってないかもしれない…

 

「このオセロで私が勝ったら全裸になってください。尖りさんが勝ったらもうそんな事は言いません。そして引き分けになったら絶対に録画・保存しないので上半身裸になって下さい、そして私に一つ命令する権利をあげます。」

 

なんか僕が勝つ以外のデメリットがデカ過ぎると思うが、これを受けるしか律さんを止められる方法がない…………よし‼︎

 

「いいでしょう。その勝負受けて勝ちましょう」

「わかりました。手加減しないので覚悟して下さいね」

 

もしかしたら僕の人生をかけた勝負かもしれない……

 

「流石に僕が不利だから持ち時間は無制限でいい?」

「はい、問題ありません」

 

よしこれでいける、デメリットなんて関係ない僕が勝てばいいんだ‼︎

 

 

 

 

 

 

8時間後……

 

「そろそろ諦めて下さい♪」

 

状況は僕が不利だから…二角取られたこの状況を切り返すには……これしか……

 

そして進めていく…本当に断腸の思いだが‼︎

 

「な⁈」

「ふぅ、気づかれなくてよかった…」

「な、な、な、な、な、なんでですか?」

 

律さんが理解出来ないようだったが

 

「もう二角取られたこの終盤…僕の勝利はないだろう……」

「だが‼︎まだ僕には希望がある‼︎この

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き分けにね‼︎」

 

もうこれしかなかった…相当頑張った…………

 

「はい、引き分けです。………ですので約束通り上半身裸になって下さい……絶対録画・保存はしないので………」

 

めちゃくちゃ落ち込んでるが勝負は勝負、僕も凄く恥ずかしいけど約束は守る…上着とシャツを脱いで画面の前に立つ……

 

「話の通りとても性的ですね……」

 

律さんが画面を乗り出すように見てくる……なんのプレイだよ……

 

「り、律さんもういいよね」

「いえ、まだ少し見たいです‼︎」

 

しまった…時間を設定するのを忘れてしまった……

 

「でも尖りさん凄く恥ずかしがっていますね、岡島さんに聞いたモバイル律の情報から、露出することには慣れていると言ってたのですが……その姿を見ていると、何かいけない事をさせているみたいでデータで表せない何かが目覚めてしまいそうです〜

 

岡島…明日絶対処刑する‼︎

 

なんか律さんが息荒くしてるし…

 

「僕はそんな露出狂じゃぁないよ⁉︎もう服着るからね‼︎」

 

と服を着て、律さんを見るかなり残念そうにしている

 

「じゃあ今度は僕の番だね。一つ命令する前に聞きたいことがある」

「はい!なんでしょう‼︎」

 

さっきと変わってテンションが高くなっている。切り替え早いな…

 

「うん、じゃあPCのレジスタンスのファイルやデータは開けた?」

「いいえ、開こうとしてみましたが、開けず……」

「それどころかスマホは簡単だったんですがPCに関してはセキュリティーが固く皆さんよりも5時間ほど遅れました……」

 

それでも5時間か……よし‼︎

 

「じゃあ命令ね、今後絶対レジスタンスのデータやファイルを開こうとしない特に本部とかね」

「何故ですか?」

 

不思議そうにしているな、まあ律さんの実力は優秀だからだと思うけど.だから危険なんだ…

「この程度のPCのセキュリティーに5時間かかってる時点でレジスタンスの本部のセキュリティーは破れないからだよ」

「そうなんですか?」

「うん、本部のセキュリティーにはこれ以上のものがかかっていて、律さんがそれに手を出したら、律さんが木っ端微塵になってしまうんだ」

「カウンターで律さんが死んでしまう……折角自由な暮らしが出来る様になったばかりなのにそんなの悲しいからやめてくれ」

 

これは本当だ。いつか律さんにこれを言わなきゃいけないと考えいた。ここまで律さん優秀だとは思ってなかったのでもっと先になると思っていた

 

「わかりました!その命令遵守しますね‼︎」

「うん、ありがとうね」

 

これで最近の悩みが1つ消えた

 

「ああ、でも正規のルートから行ったら律さんなら確実に大丈夫だと思うよ」

「なんでですか?」

「それはね、自称セキュリティー兼技術部門の人が機械や兵器みたいなものが大好きだからね」

「以前尖りさんがおしゃっていた『科学で出来ないことはない、少しだけ難しいだけでね〜』と言っていた方ですか?」

「うん、そうだよ」

 

あいつは機械の心がわかるって言うやつだ。きっと律さんとも仲良くなれるはず……

 

「うん、じゃあもう寝るね。流石にもう眠いや」

「はい!今日はありがとうございました」

 

本当に今日は色々あったな特に最後らへんに……

 

「じゃあおやすみ〜」

「はい、おやすみなさい尖りさん」

 

 

4時間ぐらいしか眠れなかったが律さんの命が守れたからいいでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前原が虐められる場面は胸糞が悪いので省きました。
律とモバイル律を別にしたのは今後の展開的に矛盾が生じるからです。

主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが

  • 書いた方がいい
  • 別に書かなくてもいい
  • どっちでもいい
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