モンスターと話せる!?   作:アクルル

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どうも、モンハン大好きアクルルです。
今回、シリアスな部分が多々含まれます。
苦手な方はご遠慮下さい!

ちなみに、P3が一番好きです。


第三話、ミラ一族…?(2) 

どうすればいいんだーー!

どうしようどうしよう、なんか軽ーく依頼受けちゃったけど、これ命危なくない?

 

落ち着け、落ち着くんだ俺!まずはさっきふと浮かんだこの3つの案でどれが適切か考えるんだ!

 

①逃げる

 

②竜撃砲やフルバーストをぶちかまして倒す

 

③説得する

 

まずは①、逃げるだな。これはなかなか良いと思うんだが…さっき跳んで来た時のスピードを考えると簡単に追い付かれるな…。

 

そして②、これは…そもそも倒せるか分からないし簡単にぺちゃんこにされるのが落ちだ。

 

そうなるとやっぱり③、説得するしかないな…。

チャンスは一度きり、話が終わって戦闘体制に入る直前!

 

「じゃあ冥土のみやげを聞かせてやろう。」

 

「あっ、はい。」

 

「ミラ一族とは…その名にも有るように黒龍…つまりミラボレアスと驚くことに共存した一族じゃ。」

 

「なるほど、だからミラ一族なのか…え?ミラボレアス!?伝説上の生き物じゃないの?」

 

「人間はそう思ってる奴がほとんどじゃがの、ミラボレアスは実在して今もこの世界に生きておる。」

 

「本当に実在していたのか…あ、ちなみにシュレイド王国を滅ぼしたって言うのは本当なんですか?」

 

「まあまあ、それは話を聞いてればわかるわい…それでは話を続けるぞい」

 

「はい。」

 

「ミラ一族はどういうわけか我々、モンスターと話が出来てな、モンスターと有効関係を築こうとして様々なモンスターの住みかをまわっていた。」

「中には人間と共存なんて信じられんと言う奴もいたが、その逆、つまりミラ一族の考え方に共感する奴も沢山いた。」

 

「有効関係…か」

 

翔は今の話が冥土の土産と言うことも忘れ、話に聞き入っていた。

 

「モンスターの一部はミラ一族についていってモンスターと人間の有効関係を築こうとした。わしもその一匹じゃ。」

 

「え?ドボルベルクさんもその一匹なんですか?」

 

「そうじゃ、話を続けるぞ。

そうして旅を続けて行くうちに、黒龍の住みかに入ってしまったのじゃ。

黒龍の住みかをしばらく歩いた後、ついに目の前に黒龍が姿を現した。

それを見たモンスターたちはひどく怯えていたが、ミラ一族はなんの恐怖も持たずに黒龍に有効関係をもとうと話かけたのじゃ」

 

「それでどうなったんですか?」

 

「黒龍はそれを受け入れたのだ。」

 

「ええっ!?なんで!?」

「今でこそ狂暴だが、昔は黒龍はおとなしかったのじゃ。

それからしばらくして、ミラ一族はシュレイドと言う大きな王国にその事を報告したのじゃ、黒龍は脅威ではないとな。

しかしシュレイドの王族はそれを疑いミラ一族までも化け物だと言い始めたのだ。

そしてついにシュレイドは古代兵器と呼ばれる武器を使いミラ一族の集落を襲撃、ミラ一族は争いを好まず、戦闘の武器などはほとんど持っていなかった。

なのでほとんどが死んでしまったのじゃ。」

 

「モンスターたちはどうなったんですか?」

 

「モンスターたちはミラ一族に故郷に帰れと言われたのじゃ。

じゃがモンスターたちは誰も帰ろうとしない、ミラ一族を見捨てて逃げるなんてことは出来なかった。ミラ一族と共に戦うことを選んだ末、ミラ一族と同じくほとんどが死んでしまった。

わしはなんとか生き残ったがの。」

 

「そうなんですか…」

 

「ミラ一族はほぼ滅んだ事でシュレイドは喜び、宴を開いたのじゃ。その時、黒龍が現れた。

いくら古代兵器でも、黒龍を滅ぼすことは出来なかった。

わしは影から見ていたが凄まじいものだった。

黒龍はミラ一族が殺されたことに怒り、シュレイドをたった1日で滅ぼしてしまったのじゃ。」

 

「じゃあシュレイドが滅んだのはシュレイドが悪いんじゃないですか!!」

 

「そうかもしれんな。

それからと言うものの黒龍は人間を見るなりすぐ攻撃をするようになり、災いと呼ばれるようになったのじゃ。

まあ600年も昔のことだがの…」

 

「え?600年?じ、じゃあドボルベルクさんは一体いくつ何ですか?」

 

「さあな、もう数えてもおらん。」

「そうですか…ミラ一族はもう滅んだんですか?」

 

「いやまだ滅んではおらん、その時全員が死んでしまったわけではないからの…」

 

「それで、いまはどこにいるんですか?」

 

「今ミラ一族がいる場所はの……霊峰と言う場所じゃ」

 

「霊峰…?」

 

「最近までジンオウガと呼ばれる牙獣がいたという場所じゃ。」

 

「ジンオウガ!?でも最近は渓流にも現れるようになりましたよ?」

 

「何らかの脅威が霊峰に現れたのかもしれん。

さて、冥土のみやげは終わ…───「ちょっとまったー!」…なんじゃいきなり…」

 

「俺、ミラ一族を探して来ます。

見つけたら必ずここにつれてきます。

なのでここは見逃して下さい!」

 

翔はまっすぐな目でドボルベルクをみつめている

 

「分かった、いけ。

その代わり必ず連れてくるんじゃぞ。」

 

「分かりました、あ!それとここら辺でもう問題を起こさないで下さい、村が迷惑しているので。」

 

「迷惑か…ミラ一族を連れてきてくれるんなら、むこうが何かしてこない限りもう襲わないことにするわい。」

 

「ありがとうございます。必ず連れてきますね!」

 

「ああ、霊峰に強大な何かがあるかも知れない…

気を付けろよ。」

 

「はい!では、これで…」

 

─ユクモ村─

「村長、ドボルベルクはこちらが何かしない限り攻撃をしてこないそうです。」

 

「そうですか、ありがとうございました、ハンターさん、今日はゆっくりお休みになって下さい。」

 

「はい、ゆっくり休むことにします。」

 

 

 

ミラ一族の話、レオンはまた言いふらすかも知れないし…一応ギイには言っておくか。

 

─ユクモ農場─

「………と言うわけだ。」

 

「あの…「………と言うわけだ。」とだけ言われても意味が分かんないんですけど?」

 

「読者は一回読んでるだろ、何回も読んだら、飽きるはずだ!」

「メタ発言はやめて下さいよ…。

それより、そのミラ一族は翔さんと関係がありそうですね……

どうする気ですか?」

 

「そうだな……とりあえず、霊峰に行くしかないだろ。」

 

「でも、その方は霊峰に強大な何かがあるかもって言ったんですよね?

じゃあ翔さんが一人でいくのは危ないじゃないですか!」

 

「一人?俺は何も一人で行くとは言ってないぜ?

俺はモンスターと話せる、つまりミラ一族と同じようにモンスターと友好な関係になることも出来る。

仲間は行く最中に見つけるさ。」

 

「そうですか…翔さんがそう言うなら仕方ありませんね。

それで、出発はいつですか?」

 

「うーん…明日だな!」

 

「明日!?それは速すぎませんか?」

 

「いやいや、善は急げって言うじゃないか。」

 

「…そうですね」

 

「じゃ、俺は行くぞ。

明日、出発の時にまた来るよ。」

 

「はい、ではまた明日。」

 

 

―家―

「だんなさん、お帰りですにゃ。」

 

「ああ、ただいま。」

 

そうだ…レオンがいた…こいつは必ず理由を聞いてついてこようとするだろうな……そうだ!

 

「レオン、明日の9時までランニングだ。」

 

「え!?なんでですかにゃ!?」

 

「それは……お前を鍛えて少しぐらいではへこまない、すごいお供にするためだ!」

 

「…………………」

 

ダメか…?

 

「……だんなさぁぁぁん、今までぼぐのごどをそんなにぎにしでぐれたんですかにゃー!

うれじいですにゃーっ」ズビズビ

 

「って、おい泣くなって!!」

 

「ぅにゃぁーーーーー!」ズビズビ

 

うう…何か流れで言った言葉でこんなに泣くとは……心がいたいな…すまん、レオン。

 

「では、ざっそぐ…はじってぎますにゃー」ガタッ

 

「…………さて、明日は5:30にはおきなきゃな…寝るか。」

 

 

 

それにしても…ミラ一族はどんな人たちなんだろう?俺のこの能力と関わりがあるのは確かだろうけど……

 

考えている内に凄い睡魔が襲ってきて、翔はすぐに深い眠りに落ちていった。

 

こうして、翔の長い一日は終わった   




今回、長い…

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