嘘つきな武偵   作:ケイ22

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はい、ケイです。
始めましての人は始めまして!
自分の事を知ってる人は、ごめんなさい。

東方の方をやってましたが、前からこの物語を書きたくて衝動的に書いてしまいました。




1弾「見たか俺の撃たれ強さを!!」

「お前は逃げられない」

「……」

「諦めろ」

「………だ…」

「恨むなら運命を恨め」

「……いや…だ…」

「これからお前は俺様を使うかわりに、俺様の道具になるんだ!」

「嫌だ!!!!!!!!」

 

「お前は俺のクサリから逃げられない……」

 

 

 

「ハァ……ハァ……ハァ…………!!」

暗闇の部屋の中でそこまで気温が高いわけでもないが、炎天下の中で運動したほど汗をかいている少年がいる。

 

「…………ゆ、夢………ふぅ……」

 

その汗の原因が悪夢とせいだとわかった少年……鎖場 計歩(くさりば けいほ)は安堵し、自然にため息がこぼれた。

 

(……今何時なんだ?)

 

さっきの悪夢を忘れるために、頭を違うところに使おうと思い時間を確認しようとした。そのためテーブルの上に置いてあるスマートフォンを手に取った。

 

(4時36分……早すぎだろ)

 

時間を確認し終えたついでに、そのままスマートフォンでメール確認をしす計歩。

 

(お、感想きてる!)

 

計歩は親友達以外には隠してる趣味を持っている。それは、オタクであることに。部屋の同僚が留学してるのをいいことに部屋の5割は漫画や、小説や、ゲームなどのオタクグッズが占領している。だが部屋で密かにアニメなどを観ながら発狂してるのは誰にも言ってわいないが。そして計歩の趣味は物語を読むのを越え物語を書くまで進んでいて、インターネットの小説サイトに投稿していた。(もちろんみんなに秘密)そして、その感想がきて少しテンションを上げてた。

(……またダストさんか!)

 

ダストさん、この人は良く計歩の投稿小説に評価や感想を書くので計歩は覚えてた。

 

(やっぱりこの人の感想は勉強になるな……)

 

ダストの感想は2つに分かれている。1つ目は誤字脱字などのその小説の問題点を述べるのみ。2つ目はその小説の利点を述べるのみである。1つ目の時は毒舌だがちゃんと問題点をいわれるのでそんなに悪い気分にならないが、2つ目の時は人が変わったかのようにべた褒めなので。計歩は毎回楽しみ出会った。そして今回は1つ目であった。

 

(あ、ここ間違えてたのか……)

 

そのまま計歩は、感想を元に小説をなおした。

 

 

 

 

 

 

時間が過ぎ小説の修正が終わり学校への身支度が終わったが、まだ時間は残っている。

 

(6時過ぎたし、キンジはともかく祐二は起きてるだろうし……あいつらの部屋にいくか)

 

遠山 キンジ(とおやま きんじ)、露月 祐二(ろげつ ゆうじ)、彼らは計歩が数少ない心をちゃんと開いている親友達である。計歩はその2人の事を考えながら学校の荷物を持って部屋を出た。

ちなみにさっきから説明に出てくる学校は東京武偵高校、それが俺の通う高校。武偵高校とは何か、それは平たく言うと【何でも屋】武偵は略語で正式には武装探偵と呼ばれ、武装探偵の資格を得た者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察とほぼ同じ行動が可能になるのだ。東京武偵高校はその武偵の育成を任される教育機関である。武偵高は東京の他にも世界中に存在する。その武偵高へ3人は所属している。

 

「あ!計歩くん、おはよう」

「白雪か、キンジか?」

「うん!」

 

計歩にあいさつしたのは、黒髪ロングヘアーの、大和撫子を絵に描いたような性格のスタイル抜群な美少女……星伽 白雪(ほとぎ しらゆき)。キンジの幼馴染である、キンジに好意を抱いている。(悪く言うと依存している)彼女も計歩が数少ない心を開いている人の1人である。

 

「ここで立ち話もなんだし、入るか?」

「ふふ、ここ計歩くんの部屋じゃないよね?」

「それもそうだな」

 

冗談しつつ、部屋のチャイムを鳴らしたらすぐにドアが開いた。

「計歩と白雪じゃねーか、てか白雪はキンジとして計歩は何でこんなに早いんだ?」

「祐二くんおはよう」

「こんなに早くて迷惑か?」

 

そこに立ってたのは、計歩が1番の親友だと思っている祐二であった。

「まっさか、今日は久しぶりに早く起きたからな」

「え?祐二くんは毎日この時間には起きてるよね?」

「げ!」

 

祐二は白雪に嘘をバラされ少し戸惑い出した。

 

「はいはい、そんなバレバレの嘘はいいから。部屋上がるぞ」

「あ、あぁ」

「お邪魔します」

 

戸惑い出した祐二を放っておいて、2人は部屋に入って行った。

 

「やっぱりキンジはまだ寝てるのか……」

「こいつは、いつもこんな感じだ」

「キンちゃん!起きて、起きて」

「……あと、5分……」

部屋に入りダイニングに行く途中で大きなソファーがあり、そこには爆睡してるキンジがいた。

 

「……この様子じゃあ起きるのはまだまだ先だな……」

「キンジの朝の弱さは今日始まってねーぞ」

「キンちゃん起きる気配ないし朝食作ってるね。2人の分も作った方がいい?」

「俺はいいよ、部活の朝練あるし」

「計歩も武偵のくせに、部活のテニス頑張るなぁ」

 

計歩は武偵校でも珍しく部活に所属している人である。特にテニスが好きではないが()()()()()で続けている。

「いろんなあるんだよ、そうだ祐二頼んでた依頼(クエスト)探してくれたか?」

「あぁ、あった、あった。ちょい待ってろ」

 

そのまま祐二は鞄の中に手を入れ、そこからA4ファイルを取り出した。

 

「ほい、お前が出した条件に1番近いやつ。こんどなんかよろしくな!」

そしてそのファイルを計歩に渡した。

 

「サンキュー……最近金欠だからほどほどにな」

 

ちなみに計歩が渡されたクエストは、鑑識科(レピア)のSランク武偵がやるようなクエストであった。その内容は密室殺人の証拠を出す事であった。

 

「密室殺人……マジっすか」

「まぁ、頑張れ」

「私、鑑識科のSランク武偵の依頼(クエスト)初めて見たよ」

 

白雪はあまり他人の依頼(クエスト)を見ないタイプで、鑑識科のSランククエストを見たのは初めてであった。

 

「そうか?以外に簡単だぞ!なんならこのクエスト一緒にやってどんなんか見てみるか?報酬は7:3で」

「ばっか野郎!簡単なわけねーだろ!!お前の長所のおかげでSランクになったようなもんだろ!」

「そんな祐二、俺の事をそんな風に……シクシク」

「あぁ、計歩くん泣かないて!」

「おい白雪……あれは嘘泣きだ」

 

そんな風に楽しく時間がすぎたらいつの間にか、計歩が出かける時間になっていた。

 

「やっと時間か……んじゃな!また学校で」

「おう!またな」

「行ってらっしゃい計歩くん」

「行ってきます」

そして計歩は、愛車の自転車に乗って武偵校へ向かった。

 

 

 

 

そして武偵校へ着いた計歩は、自転車を自転車置き場へ置き、部室へ向かった。

部室に着いた計歩はすぐに運動服に着替え、他の部員と一緒にテニスコートへ入って行き練習を始めた。

練習している間に顧問が来て計歩達は部室に集まっていた。

 

「今日は始業式だ、今日の練習はここまでにして着替えてこい。それと計歩は着替え終わったら俺のところへ来い」

 

そのまま顧問は部室から出て行った。

 

「おい計歩、なんかしたか?」

「知らん、多分これからの新入部員の事で話だろう」

「さすが部員代理だな」

「部長はいつ留学先から戻ってくるんだ?」

「あいつは、夏前に戻ってくるって言ってたぞ。着替え終わったし俺は行くぞ!部室代わりに鍵閉めておけよ」

 

そう言い残し計歩は部室を出た。そのまま顧問がいる教務科へ向かった。そして1人で向かってるため必然的に会話しなくなった計歩はため息をついた。

 

「はぁ、やっと終わった……ダル……」

 

計歩が何ことに対してため息をついたかは本人のみが知る。

 

「着いたか……失礼します!」

 

教務科に着いた計歩はさっきまでのやる気のなさがどこに行ったかと思うぐらい気を引き締め入って行った。

 

「お、計歩が……始業式もすぐ始まるから、要点のみ言うぞ!」

「はい!」

「まず今日の放課後あったはずの部活動レクレーションは、いろんな用事が集中して俺が行けなくなったから明日に延期する」

「わかりました」

(今日暇になったな……今日の内にクエスト行っとくか)

「それと、これを見てくれ」

 

顧問の先生は机の引き出しから1枚のプリントを出した。それも受け取って、計歩は読んだ。

 

「テニス、ミックスダブルス?」

「今年から大会が1つ増える。男子と女子のテニス部が合わさる大会だ。一応女テニの顧問にも話しはしてあるが、部長のあいつはいないから部長代理のお前の意見を聞きたくてな。出たいか?」

(………)

「多分、自分がここで出ない方がいいと行って。それが部員の誰かの耳に入ったら、俺殺されると思いますから出るでお願いします」

「わかった、ただし女テニの意見も聞くからまだ決定ではない。だから他言無用だぞ」

「わかりました」

「それだけだ、教室へ戻っていいぞ」

「わかりました、失礼します」

 

そのまま教務科を出た。その後、自分の所属する教室を調べるためクラス替えの掲示されてる所へ行こうとしたが、目の前の階段から1人ガサツな男が上ってきた。

 

「お!計歩じゃねーか?」

「おう、武藤」

 

階段から上がってきたガサツな男は、武藤 剛気(むとう ごうき)である。専門科目は車輌科(ロジ)でランクはA、1年の時から同じクラスでキンジ達の友人である。

 

「今からクラス替え、見に行くのか?」

「あ、あぁ。お前は見たのか?」

「もち、一応計歩のクラスも覚えてるぞ」

「行くのめんどいし、俺のクラス教えてくれ」

「2Aだ!俺や不知火、キンジと祐二とあいつも同じクラスだぜ」

「白雪以外全員揃ってるな」

「そうなんだよ!くっそ何が楽しくて野郎ばっかがいるクラスになるんだよ!」

「普段の行い?」

「ここで毒舌!?」

 

武藤のおかげでこのまま自分のクラスに行けるよになったな計歩は、そのまま武藤をいじりながらクラスに行った。

 

 

 

 

 

 

クラスに行った後、始業式が始まり新たなクラスメイトと一緒に体育館へ集まりだしたが。2人だけ体育館へ来なくそして現、クラスのHRが始まっても着てない奴がいる。1人目は計歩の同居人、彼は他国に留学して理由で出席しておらず。もう1人は……

 

(キンジ……どこ行ったんだよ)

 

遠山キンジ、今朝計歩が見た時は幸せ顔をして爆睡してた親友の1人。キンジは始業式に出席していなく、今もクラスに顔を出していない。

 

(祐二はキンジが自分より後に出たって言ってたし、白雪がいたから寝かせたままはありえないとして……まさか事件に巻き込まれた?)

 

ガラン!!!

 

「遅れてすみません!」

 

計歩が考えをまとめてる途中、突然教室の後ろのドアが開かれた。そこに立っていたのはキンジであった。

 

「「キンジ!!」」

 

キンジの姿を確認した計歩と祐二は、反射的に椅子から立ち上がり声を被らせた。そしてキンジの姿を見た計歩はあることを疑問に思った。

 

(あいつなんでベルトしてねーんだ?)

 

計歩は特技を生かし、キンジがいつもいているベルトをしていないことを見抜いた。

 

「遠山くん、何かありましたか?」

 

キンジに遅れた理由を問いたのは、高天原 ゆとり(たかまがはら ゆとり)。このクラスにの担任で探偵科の教諭で、他の教師とは違い穏やかな性格していて生徒から人気がある。

 

「少し事件に巻き込まれました。一応教務科(マスターズ)には連絡はしました」

「了解っと、はい!これで揃うべき人はみんな揃ったので自己紹介タイム!!といきたいところですけど、その前にみなさんにビックニュースがあります!」

 

その言葉を聞いた計歩と祐二は、静かに椅子に座った。

 

「去年の3学期に転入してきた子の自己紹介を最初にします!入ってきてー!」

 

ガラン!とさっと同じドアが開かれたが、今度はキンジのときみたいに教室の後ろのドアではなく前のドアが開かれた。そこからはピンク色の髪をツインテールに小学生のような体型で、赤紫(カメリア)色の瞳を持つ人形のように愛らしい美少女が入ってきた。

 

「神崎・H・アリアよ!よろしく。それと先に言っとくけど、私は16才よ!!」

みんなアリアの自己紹介で驚きを隠せなかった。その中に計歩も例外ではなかったが、アリアの16才宣言の方に驚いてなかった。

 

(絶対ボッチになるパターンだな……)

 

計歩の得意とする人間観察で軽い未来予知をしてた。

 

「先生、私あいつの隣の席に座りたい」

 

アリアが指を指して、そう言った。そ指の先にはキンジがいた。

 

「よ……良かったなキンジ!なんかしらんがお前にも春が来たみたいだぞ!先生!俺、転入生さんと席変わりますよ!」

「お、おい!何余計な事を……」

 

アリアの言葉を面白く受け止めた武藤は、席を立ち違う席に向かった。それに対してキンジは迷惑そうに武藤に向かって言った。

 

「あらあら、最近の女子高生は積極的ねぇー!じゃあ武藤君も了承したことだし、神崎の席はあそこね」

 

先生に言われたアリアはそのままキンジの隣の席の方へ歩いて行った。そしてキンジの近くち着いた。

 

「キンジ、これ。さっきのベルト」

 

そして鞄からベルトを取り出し、キンジに渡した。

 

(……神崎の事件に巻き込まれたのか?)

「理子分かった!分かっちゃった!――――これフラグばっきばきに立ってるよ‼」

 

武偵校の制服をひらひら満載の改造制服にしているお調子者、峰 理子(みね りこ)がテンションが上がりきった状態で席を立った。

 

「キーくんベルトとしてない!そしてそのベルトを神崎さんが持ってた!これは……」

 

理子が少し間をおくと。理子の次の言葉に、クラスのほとんどの人が今か今かと待っていた。

 

「キーくんは神崎さんとベルトを取る様な何らかの行為をした!そして彼女の部屋に忘れてきた!つまり二人は……」

「…………」

「熱い熱い、恋愛の真っ最中なんだよ!!」

なんだと!!と誰か言ったのがきっかけになり、クラスのみんながいろんな発言をしだした。

 

「あの根暗が!」

「う、嘘だ!!」

「え!!遠山くん狙ってたのに!!」

「ちっ!リア充は死ね……」

「えええ!キンジくん×祐二くん×計歩くん達のトライアングルに女が!!!」

(何がトライアングルだよ……)

 

みんなの発言を全部聞いてた計歩は、心の中でつっこんでいた。

 

「お、お前等なぁ……「バン!!!!!!」

 

突然の発砲音。そして計歩は違和感を感じた。性格にはアリアが発砲した弾が当たった右胸に違和感を感じた。

 

「計歩!」

「おい、アリア!何やってるんだよ!!」

「何よ!!そう言う馬鹿なこという奴に風穴よ!!!!」

 

アリアは計歩が被弾したことを気づいてなく、キンジが何を言っているかわからなかった。

「おい、神崎!何処へ発砲したかぐらい見ろ!」

「いやいいって祐二、大丈夫!大丈夫!」

(怒るのもめんどいし……)

 

読んでいた本を綴じて祐二は、アリアの発砲した弾が計歩に被弾したことを言ったが。計歩はクラスの空気をこれ以上悪くしないためアリアのやったことを受け流した。

 

「それに……痛くなかったし!見たか俺の撃たれ強さを!!」

「流石計歩だな!」

「このM野郎!!」

「お前がそれでいいなら……」

「あら、被弾()たったの?でも武偵ならあれぐらいよけなさいよ!」

「いやー面目ない……」

 

それより謝れよ……と言おうとしたが、計歩は口に出さなかった。

「そんなことより先生、HR始めてください」

 

そして2年生になって始めてのHRが始まった。

 

(…………ダル)

 

 

 

 

HRが終わり、次の授業までの休み時間の間キンジとアリアはみんなの質問責めにあっていた。だがその場のおさめかかたを知らないで困ってるキンジに対してアリアは一言「うるさい!」その一言でみんなを黙らせた。そんな中、計歩と祐二は。

 

「なぁ計歩、この教務科からきたメールの『チャリジャック』て……」

「絶対キンジだな……まぁ昼になったら聞こうぜ」

「オッケー」

 

そして午前の授業が終わり、計歩、祐二、キンジは机をまとめ弁当を食べてた。

 

「キンジお疲れ」

「あぁ、久々に疲れた……」

「疲れてるとこ悪いが、そろそろ俺たちに説明してくれると助かる」

キンジが愚痴をこぼした後、祐二は話しをきりだした。

 

「話してもいいが、多分お前らもう結論ついてるだろ」

「いやーばれてたか」

「おい、お前はただ俺の考えを聞いてただけだろ……」

「気にしない、気にしない」

(考えるのめんどいし……)

「お前なぁ〜」

実は計歩と祐二は、前の休み時間の間に話しあって。キンジがチャリジャックにあって、アリアにあのモードを見られた(・・・・・・・・・・)と結論していた。

 

「まさかキンジがロリ属性があるとは……」

「いやーまさかキンジの属性がロリだったとわな」

「何お前ら理子みたいな事を言ってるんだよ……」

 

チャリジャックの事を話す必要がないと判断し、何時ものように計歩と祐二はキンジをいじりだした。

 

「あ!今日の部活動レクレーションがなくなったから、今日のうちにクエストしてくるから。今晩の晩飯もっと遅れるから当番変わってください!!」

 

計歩は突然今日の予定を思い出し、今晩遅れる事を2人に伝えた。計歩、祐二、キンジの3人は親友同士達であり部屋も近い為晩飯の時は当番制で一緒に食べている。そして今日の当番は計歩であった。

 

「マジか……作るのめんどいし、コンビニで済ませるか?」

「それもそうだな。計歩は晩飯、俺の部屋(うち)で食うか?」

「んーその場の気分に任せる。何時に終わるか知らんし、依頼人が奢るってケースもあるし」

 

キーン!コーン!カーン!コーン!

 

3人の話しのちょうど区切りの時にも、学校の鐘がなり昼休みの終了を告げた。

 

 

 

 

武偵高の午後からの授業は、他の学校とは違い。専門学科によって異なる。計歩は鑑識科(レピア)で、武偵ランクはS。祐二は狙撃科(スナイプ)で、武偵ランクはA。キンジは探偵科(インケスタ)で、武偵ランクはE。みなそれぞれ違う専門科目でやることは変わる。専門科目の授業をするまでは他校と同じだが、武偵高では依頼(クエスト)を受けることができる。そのクエストによって報酬と単位ももらえるので多くの生徒はクエストをやることを選ぶ。そして計歩は、祐二からクエストを選んで持っていたのでマスターズに報告してから集合場所へ行った。

 

「どんな殺人事件なか?」

計歩は少しワクワクしながら集合場所へ着いた。

 

「ここだよな……誰もいないとマジで不安になるんだが」

 

着いたのはいいが、その場には計歩以外誰もいなかった。ちなみに集合場所は、とあるマンションの地下駐車場。そのマンションの一室で事件が起きた。

 

「誰もいねー……おまけに車も1台も見あたらねーし、これやばくねーか?」

 

計歩の問いに答えてくれる人などいない……はずだが!

 

「いや!ここで間違ってないぜ、Cobarde(コヴァルデ)さんよ!!」

 

バン!バン!バン!計歩の問いに誰かが答えた、次の瞬間発砲音が3発それぞれ違う方向から、地下駐車場で響きわたった。そして、その3つの弾丸は計歩の方へ放たれた。

「……やったか?」

「どんなに2つ名を持つほどの実力を持つ奴でも、この奇襲には対処できまい」

「作戦成功だな。あの(・・)スペインのマドリードで暴れたS武偵ランクか……案外対したことないな」

「よし。いつも通り。3秒後に生命確認する」

「「了解」」

 

3秒後、地下駐車場の隠れることができる3ヶ所から別々に20代後半の男が1人づつ出てきた。男はメジャーな黒スーツにグラサンという格好をしていた。

 

「ふん、死んだか」

 

うつ伏せに倒れている計歩の近くに1番最初に近づいた男はそう言った。その判断した理由は、うつ伏せに倒れている計歩の額から大量の血がてでると見たからである。

 

「無駄に防弾服にして損したな」

「これからも使うだろ……」

「早いとこ遺体を車に乗せおうぜ」

「それもそうだな……」

 

そう言いながら1人の男が計歩に近っづき持ち上げようとしたら。

 

バン!

 

「う!」

 

 

また発砲音が響きわたった。そしてそれに連れて計歩に近づいた男は倒れた。

 

「どういうことだ!」

「生きてたのかよ!」

 

残り2人の男は銃口を計歩の方へと向けた。

 

「……」

「答えろ!」

「はいはい、生きてますよ」

 

計歩はうつ伏せ状態から、身体に何事もないように普通に立ち上がった。

 

「なぜ生きている!確かに貴様は気づいてなく、被弾している。現に額から血が出てる!」

「答えろ!」

 

男の1人が計歩に問えるぐらいまだ冷静であったが、もう1人の方は明らかに冷静を保っていなかった。

 

「いやいや、あんたら俺の2つ名知ってるんだろ?」

 

Cobarde(コヴァルデ)……スペイン語の言葉であり、日本和訳すると《卑怯者》。計歩は中学1年なら高1の頃まで、スペインの都市にあるマドリード武偵局に所属した過去があり。豊富な実績を誇る武偵には自然と2つ名がつき、アリアには《双剣双銃(カドラ)のアリア》、祐二には《破壊神(ブレイカー)》、そして計歩には《卑怯者(コヴァルデ)》とつけられてる。(本人の意思とは無関係に)

 

「卑怯……まさか!?」

「正解!って何を思いついたか知らんけどネタばらし。まずこの血は偽物、それとこの駐車場に着いてからお前らがいたのは知ってたし……」

「……わざと……」

「油断させておいてからの奇襲。それが俺の戦い方!はい、ネタばらしも終わったし片付けるか」

「っは!Sランク武偵も結局は、詰めの甘いガキだ!」

「ネタを教えた事を後悔させてやる!」

「だーかーらーわかんないかな?もう終わってる(・・・・・)んだよ」

 

そう言いながら計歩は愛銃のコルト・キングコブラを2人に向けた。コルト・キングコブラ……全長229mm、有効範囲50m、弾は.38スペシャル弾。そしてその弾は放たれた。

 

バン!バン!

 

「ん!」

「う!」

 

2人は被弾した。だが防弾服をきているのを知ってた計歩は躊躇無く胸にあて気絶させた。

 

「……あんたは気絶のフリしなくていいよ」

「……」

「まーいいや、気絶してるんなら爪と指の肉の間に針入れても痛くないよな」

「わかった!わかった!降参だ!」

 

そして、1番最初に被弾した男が慌てながら立ち上がった。そして持ってた銃を床に置いた。

 

「素直になってありがとうございます。ではついでに質問にも答えてください。答えないと」

 

計歩は男の額に銃口を向けた。

 

「おい、9条のこと忘れてねーか!?」

 

9条……武偵法9条

ーー武偵は如何なる

状況においても

その武偵活動中に人を

殺害してはならないーー

 

「大丈夫っすよ、あんた防弾服着てるし、腕や足だけを狙うし……それともこれ(・・)がいい?」

 

計歩は笑みを浮かべながら、ポケットから針を取り出した。

 

「……何が聞きたい……」

「あんたらはなんだ?」

「……俺たちは雇われた」

「誰の差し金だ?」

「この場合金髪美少女と言えと言われてる」

会話をして計歩はあることを疑問に思った。

 

(こいつらの依頼者(クライント)はこうなる事を予想してた?)

「まーいいや」

 

そのまま計歩は常に隠してる偽血がはいってる超小型ボールをとりだしながら、男達に手錠をつけマスターズへ連絡した。




これからの書く順番は活動記録へ書いてあります。

できればコメください。
緋弾もよろしくお願いします。

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