嘘つきな武偵   作:ケイ22

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久々の『嘘武』の投稿です!
皆さん先に言います、今までのとは違く今回は短いです!

最近小説を書く事がなかったので、それのリハビリ感覚で少しの間短くしますが、いずれ前通りの長さに戻したいと思います!


15弾「貴様ら……できてるのか?」

「いろいろ制限をつけたが……ほら、約束の物だ」

「か、感謝する!」

 

慌てながらジャンヌは、計歩が渡した没取されていた自分スマホを手に取った。

 

「約束通りゲームのログインと、イベントの最低限の1枚は取るようシャンシャンしといたから」

「あぁ、本当に感謝するぞ鎖場。希望としては2枚取りがよかったが……」

「そこまでやる義理はねーよ。欲しかったら課金でもしろ」

「……仕方あるまい」

 

計歩の言葉を聞き、ジャンヌは落ち込みながらも納得をした。

「でもなぜ、私の願い(・・)を聞いてくれたんだ……コレが依頼(・・)ならまだしも……」

「……流石にログインもできないと辛いからな」

「ハイハイ、お前らそろそろ時間だぞ」

 

計歩とジャンヌがアニオタとして黄昏てる間、同行していた祐二が2人を現実に呼び戻した。

 

「もう時間かよ……んじゃ、行ってくるわ」

「あぁ、生存報告しろよ」

「素直にメールしろよって言えよ」

「は?」

「はい、ごめんない……」

「……」

「……なんだジャンヌ?」

 

計歩と祐二が会話してると、ジャンヌがそれを黙々と見ていたタメ。ソレが気になった祐二がジャンヌに問いた。

 

「貴様ら……できてるのか?」

「……」

「……」

 

ジャンヌはステルスを使ってなくとも、その場を凍らせる事ができると理解した2人は、ジャンヌの発言をなかった事にした。

 

ーーまさかジャンヌが、発酵されてたとわなーー

 

「まぁいいとして……祐二、みんなによろしくって言っとけよ!」

「おう」

 

そう言い残すと、計歩とジャンヌは武偵高屋上に待機されてたヘリコプター(・・・・・・)に乗り、その場を後にした。

 

 

 

 

★★★★★

 

 

 

 

「つまり、今から私の武偵研修を沖縄で行うというわけか……」

「オマケに俺が監視役兼、指導者だ」

「まぁ、無難だな」

「……なんでそう思うんだよ」

 

ヘリコプターの中きら、窓の外眺めてたジャンヌの発言が気になり計歩は問いた。

 

「私を捕まえたのは貴様だからだな」

 

窓の外を眺めるのをやめずに、そのまま答えた。

その後とくと話す事なく計歩は、ジャンヌに問うこともなく操縦を続けた(・・・・・・)

 

「ついでだが、貴様。ヘリコプターの操縦方法を知ってたんだな」

「まぁ、事前にヘリで行くって言われたから武藤って奴に操縦方法を教えてもらったんだ」

「……おい待て、貴様教わったと言ったか!?」

「あぁ」

「因みに、指導者なしで操縦するのは何度目だ?」

「……」

 

その質問で計歩は黙り込み、ジャンヌはさらに慌てだした。

 

「答えろ!!」

「……初です、はい」

「……お、降ろせ!今すぐ降ろせ!!」

 

ジャンヌは自分が危機に直面してると感じ、慌ててヘリから降りようとした。

 

「慌てるんな!慌てると、余計事故率が上がるだろ!」

「そもそも事故率(そんなモノ)を持った状態で、操縦するなっ!!」

 

ジャンヌの心の叫びを聞く者は1人いたが、操縦してる本人にはより安全操縦を心がけることしかできなかった。

 

 

 

 

 

東京武偵高から上陸をしてから1時間弱が過ぎていた頃には、ジャンヌも落ち着きを取り戻していた。それどころか、今では計歩の横でスマホにダウンロードされていたまだ観ていなかったアニメ、を片っ端から観ていた。

 

「……」

「……」

「……なぁ、ジャンヌ」

「なんだ、今は操縦に集中しろ」

 

空気が重く、計歩はジャンヌに話しかけたが。ジャンヌは『話しかけるな』を匂わせたプレッシャーを計歩に放った。

 

「その……今観てるのって、『泣虫ペダル』だよな?」

 

だがそのプレッシャーに押しつぶされようとも、計歩はめげずに自分の好きなアニメを語りたかった。

 

「……ボケナスが」

「あーエースアシストのその人も結構カッコいいよな」

「……沖縄(あっち)に着いたら、ペプシを飲ませろ」

「おいまて!!逆だろ!お前は奢る方だろ!?」

「そんな事より、貴様の好きなキャラを言え」

 

ーーどんだけ奢りたくないんだよーー

 

「バキューン先輩!」

「なるほど、確かにそのカップリングも……」

「もしもーし、ジャンヌさん。俺腐ってないから、そのネタわかんないよ?」

「貴様何を言ってる?」

「あ、はい」

 

ーー自分では認めてないパターンですね、はいーー

 

「まぁ、それはさておき。そのキャラが好きって事は、やはり貴様らしいな」

「ん、なんで俺らしいんだ?」

 

ネットでの繋がりは長いものの、現実(リアル)での付き合いは短いにも関わらずジャンヌに自分らしさ(・・・・・)を言われ。計歩はソレに興味が湧いた。

才能ある者への憧れ(・・・・・・・・・)を持っている所がだ」

「それともう一つ、貴様はそのキャラに憧れており(・・・・・)。そして他にもう1人自分に重ねようとしてるキャラがいるだろう?」

 

先ほどまでとは違った重い空気が、その場を侵略して行ってるのを2人は感じた。

だがジャンヌはそれでも続けた。

 

「因みに私自身、貴様がそのキャラと多少(・・)被ってると思うぞ?」

「なら言ってみろよ?当たってたら、本当にペプシ奢るから」

「……無難に、パーマセンパイだろ」

「……おお、正解正解。くっそーペプシ奢んねーと!」

 

ーー……ッ!、早々に地雷を踏んでしまったかっ?ーー

 

一瞬自分ですら寒気を感じる程の寒気(プレッシャー)を、ジャンヌは計歩から感じたがその直後にソレは無くなっていた。

 

「でも多少被ってるって言ってたけど、どれぐらいの誤差なんだ?俺自身丸被りしてって思ってたけど」

 

いつもの口調のような、柔らい感じで計歩はジャンヌに問いた。

 

「……貴様なら、パーマセンパイと無口センパイを足して÷2すれば、いい具合だろ」

 

先ほど自分が計歩のプレッシャーに負けたと感じたジャンヌは、彼の目を合わせないようにそう言った。

 

「あはは!ソレならいい具合だな!!」

 

上機嫌な計歩の笑い声がその場に響き終わる頃には、2人は目的地の沖縄についていた。




……短いですね、はい。

今回は感覚を取り戻すと、自分の生存確認程度で書きました。

またちょくちょく投稿すると思うのでよろしくお願いします!!

苦情、激励、罵倒、アドレスなどのコメント待ってます!!
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