嘘つきな武偵   作:ケイ22

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に、日常回?に憧れて書きました笑

ちょっと息抜きに、ジャンヌの可愛いシーン書きたくて、、、


17弾「だからなぜ未婚の乙女がっ!!」

理子は下着姿の状態で、保健室の現状を確認しようとしていた。

狼が2匹襲撃した時、一瞬自分の天敵のブラドを想像したが、今では違う事が頭を埋めていた。

 

ーーここ最近、アタシの調査内容が覆されすぎっ!!ーー

 

初回はハイジャックした時に計歩の戦闘能力を甘く見て、殺されかけた時。鎖場計歩の事は、普通の武偵より一層注目していたので、できるだけ調べたつもりだが、つい最近にして思いもよらぬ所で計歩がステルスだっていう事が判明された。

そしてもう1つがーー

 

「壊れろ!!」

「キャンッッ!!」

 

ーー露月祐二の戦闘能力だ。

理子のデータでは祐二は、スナイプ能力が高く他の能力がそこそこのレベルと出ているが。

 

ーーあんなのぜってー勝てねえよ(・・・・・)……ーー

 

祐二のCQCは、Sランクのアリアと競り合った理子のCQCを凌駕していた。

 

「……」

 

最小限の攻撃で狼は骨などが折られ行動不能にされていたが、今では鳴き叫ぶ事すらできていない。

 

ーーもう死んでるんじゃ……ーー

 

理子だけではなく、他のその場にいた者のほとんどはそう思っていた。

 

「祐二、そのへんにしときなさい」

 

だがアリアは冷静に状況を理解し、やり過ぎている祐二を止めた。

 

「あ、あぁ。コイツもう壊れてるしな……」

 

アリアに止められ、祐二はポケットからハンカチを取り出し、自分の手についた狼の返り血を拭き取った。

 

「……あんたがCQCもできる事、知らなかったわ」

「ぶっちゃけ、計歩しか知らん」

 

そう言いながら祐二は、眼鏡をつけた。

 

「返り血元々受けるつもりだったの?」

「なんで?」

「だって血が眼鏡に付くのがやで、とったんでしょう?それ」

「……あぁ、よくわかったな」

 

ーー今、アイツ嘘ついた!?ーー

 

祐二の少しの間を置いた事に、理子は見逃さなかった。

 

「んじゃ、俺はレキたち追いかけるわ」

「ゆーくん、その必要はないよ」

 

祐二が窓から外へ出ようとした時、理子がそう言った。

 

「なんでだ?」

 

祐二は理子の顔を見ないでそう言った。

 

「だってさっき、レキュの狙撃音ここまで聞こえてたよ?」

「……」

 

祐二は正直聞こえなかったが、さっきまでキンジのアレとは違う意味で興奮していたので聞こえなくてもなんら不思議ではなかった。

 

「……そうか」

 

祐二はそう言いながら、後始末をし始めた。

 

 

 

 

★★★★★

 

 

 

 

「結構ビッグ待遇だったな」

「……その様だな」

沖縄の那覇市の某ホテルの一室(・・)で、計歩とジャンヌは各々自分のスマホで時間を潰していた。

 

「なぁジャンヌ」

「話しかけるな」

「いや、こうなった(・・・・・)の俺のせいじゃねーからな?」

「……ッ」

 

ーーあ、ヤベッーー

 

計歩の今の発言のせいで、せっかくやっと落ち着いき始めたジャンヌはまた騒ぎ出した。

その理由はーー

 

「だからなぜ未婚の乙女がっ!!」

 

ーー那覇武偵高の手違いでジャンヌが男性と思われてい、計歩と同室(・・)の部屋にされてしまったからである。

東京武偵高から渡されたジャンヌのプロフィールでは、女性と書いてあったが那覇武偵高が読み間違えてしまいこの様になっていた。

 

「諦めろ、明日から別々の部屋なんだから今夜は諦めろ」

「……いけ」

「……は?」

「貴様は出て行けっ!!!」

「ふざけろっ!なんで俺が出ていかねーといかねーんだよっ!!!」

 

ジャンヌが初めてこの事を知った時と、同じ言葉のドッチボールを何度もやっているが、この2人は飽きずにまた繰り返していた。

 

「……また、やってられるかよ……」

 

だが計歩はすぐに理性が戻り、スマホを机の上に乗せ旅行カバンから荷物を取り出し始めた。

 

「鎖場、何をするつもりだ?」

「苗字で呼ぶなってさっきも言ったよな?……ゲームのノルマ終わっし、コレからシャワー浴びて寝るんだよ」

「し、しゃ、シャ、シャワーだとっ!?」

 

計歩の言った事に、変に深読みしてしまったジャンヌは自分の妄想の世界に入ってしまった。

 

「……」

 

その光景を見た計歩は、今日何度目かのジャンヌに呆れて、荷物を取り部屋から出て行った。

 

ーーさすがに女子が同じ部屋にいる時に、シャワー浴びれるかよっーー

 

そう思いながら、計歩は自室のシャワールームではなくホテルの大浴場へ向かった。

 

「おいっ、鎖場!」

 

計歩が部屋の扉に手をつけた時に、ジャンヌが呼び止めた。

 

「んだよ」

「忘れ物だぞ」

 

冷静を取り戻したジャンヌは、計歩が部屋に忘れていたスマホを手に取り持ち主に渡そうとした。

 

「あ、悪い」

 

ピビッ!

 

「あ」

 

計歩に渡すためスマホを手に取った瞬間、計歩のスマホに着信が入りジャンヌの指がちょうど画面に触れてしまい、電話に応答してしまった。

 

「もしもーし」

「……何やってるんだよ」

「いや、間違えただけだ」

 

電話相手の声が聞こえながらも、2人はなんとも言えない空気のせいで完全に脱力していた。

 

ピーッ、ピーッ、ピーッ

 

「ホントお前、何やってるんだよ」

「わ、私は……俺は悪くねぇ」

「だから、どこの神殿大使様なんだよお前……」

「……ッ」

 

自分でもわからなく反射的に言ってしまったジャンヌは、とてつもなく恥ずかしい思いをし始めた。

 

「お前がダメな理由って、お前が劣化レプリカだからじゃねーの?」




批判、罵倒、などのコメント大募集ですっ泣
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