もうだんだん話すネタが尽きてきてて何にしようかと悩みますね。
もういきましょうか。
Let's start the story.
「もうなにがなんだかわからなくなってきましたが、一種の学生対象の実験のようなことなのでしょうか?」
「だからといってこれを無視することなんてできない。実家がかかわっていることながら申し訳ないけれど、こんな実験の仕方は聞いてないし、学生を対象に実験をするためには帝国政府との協定や会議等が必要でその会議で四大名門の当主と帝都知事、皇帝陛下の許可が必要だったはずなんだけど。」
「その許可はオリヴァルト皇子殿下の提案によって可能になったのよ。まず、四大名門の方々はそれぞれの思惑があるのかすぐに許可されたわね。帝国政府はあからさまに許可されてなかったけど、皇帝陛下が許可されたことを受けて許可されたわ。帝都知事はその帝国政府の意向に沿う形で許可されたわ。でも、自分のご子息が選ばれることは予想できてなかったみたいで驚いていらっしゃったわよ。」
「そんで、その皇子殿下は俺達の入学とⅦ組所属を提案されて、今日ここに至るってわけだ。」
またまた言葉がなくなったⅦ組
何を驚くことがあったのでしょうか。
シュウを見てもまぁ驚くよなぁみたいな顔をしていて意味が分かりません。
「サラ教官。皆さんが驚いている理由を教えていただけますか?私も知らなかったことですが、驚く必要のない事に驚いている意味が分からないのですが。」
その言葉にまたも驚くⅦ組を見て疑問はさらに大きいものになった。
「あー、それはだなーーー」
「待ちなさい。シュウ。」
答えようとしていたシュウを止めたサラ教官の意図が読めません。
「シオン。それは自分で見極めて、自分で決めることよ。誰かに言われて理解することじゃないわ。少なくとも、人間の考え方がわかっていないあなたに教えることはできない。」
「自分で見極める???シュウ。マスターが言っていたことはこのことなのでしょうか?」
「俺はそう思っているが、ほかのやつらはまた別の思惑があるんだろうがな。」
「まぁ、あんた達はともかく。ほかの子たちに至っては参加表明をしてもらえるかしら。嫌だと言っている人間を受け入れるほど予算にも余裕はないのが現実だからね。さぁ、誰からでも構わないわよ。」
考え込んでいるみんなの中ではじめはリィンが言い出した。
「リィン・シュバルツァー。特科クラスⅦ組に参加させてもらいます。」
「1番乗りは君か。理由も言ってくれるかしら?」
「鍛錬ができるだけでなく、これからを担っていく新型オーブメントは就職にも役立ちそうなので。これからよろしくお願いします。」
リィンを皮切りに、ラウラ、エマ、エリオット、ガイウス、アリサ、ユーシス、マキアスの順に参加表明をしていた。
「もうほとんど参加じゃない。何人かは辞退して、配属予定だったクラスに行くと踏んでたのに。はぁ。それで、フィーはどうするの。」
「私?サラが決めていいよ。」
「だーめ。大事なことは自分で決めるって約束したでしょ。それに自分で決めることに意味があるのよ。理由もちゃんと言いなさいよ。」
サラ教官はなぜここまでして<自分で決めること>にこだわっているんでしょうか。
やはり理解できません。
ですが、マスターがなされることには必ず理由があるはずです。
それに、人間の心を理解できるまではあってもくれなさそうなので理解できるようにしないといけないようですね。
私にできるでしょうか。
こんなに考えているうちに全員が参加表明を終えていたようで、シュウに呼ばれた。
「なぁーに考え込んでんだ?なっかあるなら話してみろよ。抱え込むのはやめとけやここなら受け入れてくれる人がいるかもしれねぇーんだからな。自分で考えて行動していくことは覚えておけよ。」
「善処します。自分で考える。難しそうですが、マスターの御心に沿うべく、最大限の努力をします。」
「まぁ、今はそれでいいだろう。半年後には変わってると嬉しいんだが。」
シオンには最後に何を言っていたのかは聞こえなかった。
今の自分から変わる恐怖と、受け入れてくれるといったシュウの言った言葉を受け入れて、旧校舎を後にした。
暇すぎる日々に妄想なんて、最高な時間を過ごしました。
もうそろそろ時間的にもやばいので失礼したいところですが、読んでくださった皆さんにお願いなのですが、評価とか感想とか、皆さんの意見とか書いていただけると嬉しいです。
意見をもとにまた妄想。。いや、物語が生まれてくることがあると思うので何卒、お願いします。
あ、誤字などありましたら、報告頂いけると幸いです。
次なる物語で会いましょう。see you again.