Destiny2面白いんだけどやっぱり、洋ゲーだからかあんまり見ないんですよね。
こんな感じの話流行らないかな?
燃え盛る街、崩れ落ちてる建物、およそ生命が居るとは到底思えない地獄のような街。
特異点F炎上汚染都市冬木。
そう呼ばれるこの場所で今人類最後のマスター藤丸立香がデミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトとカルデアの所長であるオルガマリー・アニムスフィアそして特異点Fの唯一の生存者であり、キャスターのサーヴァントとして現界したクー・フーリンと共にこの特異点の元凶である聖杯のある洞窟へと向かっていた。
「この洞窟の奥に、聖杯があるの?キャスター」
「ああ、ここいるはずだぜ。あのセイバーが居たし、この先に膨大な魔力を感じるから間違いないはずだぜ」
そう不敵な笑みを浮かべ洞窟の入り口に入っていくキャスター。
その後をマシュ、立香、所長の三人が付いていく。
「それで、キャスター。貴方セイバーを知ってるような口振りだけどどうなの?」
所長が先頭を歩くキャスターに問いかける
「ああ、というか奴の宝具を見りゃ一発でわかるだろうよ。かの名高き王の選定の剣の二本目にして星の聖剣「エクスカリバー。伝説の騎士王アーサー・ペンドラゴンの剣さ」やっぱり居やがったか騎士王の信奉者」
少し開けた空間になっているそこに彼はいた。
半身が黒い何かに包まれている白髪で褐色肌の鋭い目付きの男アーチャー。
「はて、私は彼女の信奉者になったつもりはないのだかね。ただ邪魔な客を始末しているだけだか?」
「けっ!何から守ってるが知らねえが、こっちは終わらない退屈なゲームにうんざりしてんだ、そこを通させてもらうぜ」
キャスターが杖を構え戦闘体制に入る。
「ふん、槍も持っていない貴様に遅れを取るとでも?」
アーチャーは両手に黒と白の剣をだし構える。
「来るぞ!嬢ちゃん構えな!」
「はい!」
アーチャーは両手の剣をマシュに投げつけた。
マシュは咄嗟に盾でガードするが、盾にぶつかる瞬間剣が爆発し衝撃と煙で、アーチャーが視界から消える。
その隙にマシュの後ろの立香達に近付くアーチャー。
また剣を投影し、こちらに気づいてない立香に剣を振り下ろそうとして、横からの火球を察知し大きく飛び退きそれを回避しつつ後ろの気配に剣を振った。
後ろから盾で殴ろうとしたマシュはアーチャーの剣を盾で受け止め、押し返そうと踏ん張ったが、不意に力を抜き後ろに大きく下がった。
力のバランスが崩れ、一瞬硬直したアーチャーに上から火球が降り注いだ。
「そら!おまけもくれてやるぜ!我が魔術は炎の檻、茨の如き緑の巨人。因果応報、人事の厄を清める社───倒壊するは
そこにキャスターの宝具である炎の巨人が、アーチャーの居たところを踏みつけ、激しく燃え上がった。
そして、巨人が燃え尽きたところを見てみると、アーチャーが半分消えかけで倒れていた。
「流石に二体一はキツいものがある」
「お互い本調子じゃねえんだ諦めてとっとと消えな」
「ああ、敗者は潔く消えるとしよう」
そして、アーチャーは消えた。
それを確認した立香は張り詰めていた気を落ち着かせ大きく深呼吸をした。
「ほら、目的地は目の前だ行くぞ!」
キャスターは休む間もなく洞窟の奥へと進んでいき、立香達も慌ててそれに続く。
「これが聖杯?超抜級の魔術炉心じゃない、なんだってこんなものが極東の島国にあるのよ!?」
所長が驚きの声をあげている。
そこにカルデアのDr.ロマンから通信がはいる。
『資料によると、それは錬金術の大家アインツベルンが作ったもで大聖杯と呼ばれるものらしいです』
「悪いが、お喋りはそこまでだ。奴さんに気づかれたぜ」
立香達はキャスターが睨む方向を見るとそこには、死人のような肌色、所々に血管のような赤い線のある漆黒の鎧。
そして、輝く金髪、澱んだ黄色の瞳、暗黒の剣。
圧倒的なオーラを放つ騎士が聖杯の前にいた。
「なんて魔力放出。あれが、本当にあのアーサー王なのですか?」
『間違いない。何か変質しているようだけど、彼女はブリテンの王、聖剣の担い手アーサー・ペンドラゴンだ。伝説とは性別が違うようだけど、何か事情があって、キャメロットでは男装していたのだろう。
ほら、男子じゃないと玉座につけないだろう?お家事情で男のフリをさせられていたんだよ、きっと。
宮廷魔術師の悪知恵だろうね。
伝承にもあるけど、マーリンはほんと趣味が悪い』
「え?あ、ホントです。女性なんですね、あの方。
男性かと思いました」
「見た目は華奢だが甘く見るなよ。あれは筋肉じゃなく魔力放出でカッ飛ぶ化け物だからな。
一撃一撃がバカみてぇに重い。気を抜くと上半身ごと吹っ飛ばされるぞ」
キャスターが苦い顔で忠告した。
「ロケットの擬人化のようなものですね。理解しました。全力で応戦します。」
「おう。ヤツを倒せばこの街の異変は消える。それは、
そのあとは、お前さんたちの仕事だ。
何が起こるかわからんが、できる範囲でしっかりやれよ」
戦いが終わったあとのことも、含め応援するキャスター。
「ほう。面白いサーヴァントがいるな」
そんな中セイバーがマシュに目を向けた。
「なぬ!?テメェ、喋れたのか!?今まで黙り決め込んでやがったのか!?」
「ああ、何を語っても見られている。故に、案山子に徹していた。だが、面白い。その宝具は面白い。その守りが真実かどうか、この剣で確かめてやろう!」
マシュの盾を見て剣を構えるセイバー
「来ます。マスター!」
「ああ、一緒に戦おう!」
「はい!マシュ・キリエライト、出撃します!」
セイバーの聖剣に膨大な魔力が溜まっていく。そして
「卑王鉄槌。極光は反転する。光を呑め!
「真名、偽装登録───行けます!宝具、展開します……!仮想宝具 疑似展開!
漆黒の魔力が聖剣から放たれ、マシュの盾にぶつかる。
聖剣の威力は凄まじくキャスターの宝具よりも重く、後ろに下がりそうになる足を一生懸命踏ん張る。
その背中には自分を信じてくれる大事な人が居るのだから。
こんなところで死なせはしない。
負けないと強く思い全身全霊で防ぐ。
ついに聖剣の威力が弱まりマシュはセイバーの宝具を防ぎきった。
しかし、セイバーは魔力に余裕が有るようでもう一撃放とうとしていた。
対してマシュは満身創痍であり、流石に次の一撃は受けきれなさそうであった。
「ふむ、今のを防いだのは誉めてやろう。
だが、これで終わりだ。
卑王鉄槌。極光は反転する」
(ちくしょう!ここまで来たのに俺は何も出来ないのか!マシュやキャスターが頑張ってくれたのに。
誰か助けてくれ!)
そう立香が絶望のなか願っていると、突如自分達の目の前の地面が光り赤と白の鎧を着た何かが現れた。
「新たなサーヴァントか!だが遅い!
光を呑め!
何か・・・おそらくサーヴァントはセイバーの宝具に対して右腕で受け止めるような姿勢をとった。
よく見ると体が紫色に発光し右腕に紫色の盾が現れていた。
盾から紫の膜のようにシールドのようなものが出て立香達を聖剣の余波から守っていた。
そして、聖剣の光が収まると、鎧のサーヴァントはセイバーに向かって走っていき、その盾で殴り吹き飛ばした。
更にセイバーの飛んでいった所に盾を投げつけると、紫色の光の爆発が起きた。
煙の中からセイバーが飛び出し剣を振るうが、紫の盾にすべて阻まれ、サーヴァントからのカウンターパンチを食らい後ろに飛ばされる。
サーヴァントの体の紫の光が収まると、今度はオレンジの焔を纏い手にはハンマーを握っていた。
ハンマーをセイバー目掛けて幾つも投擲しセイバーはすべてを弾くが、剣がハンマーに触れる度に爆発とともにハンマーが四散するので、直撃はしてはいないが少しずつ爆発で体がボロボロになっていった。
サーヴァントは突然跳び上がりハンマーをセイバーに投げつけると、今度は青い雷光を纏いセイバーに対して両手を叩きつけた。
瞬間、雷の爆発が起きたかのような音と衝撃が奔りぼろぼろになったセイバーが息も絶え絶えで地に伏せていた。
「貴様……、一体何者だ。いや、その力…『光』か。
ふ、守護者に討たれる最後とはな」
セイバーは光の粒となって消えていった。
謎のサーヴァントはそれを見届けると、立香達の方に近付いてきた。
「えっと……、助けてくれて有難う御座います。」
「気にすることはありません。これがガーディアンの役目なので」
そう答えたのは謎のサーヴァントの周りに浮いている一つ目の機械だった。
「私はゴースト。彼のパートナーで、彼はガーディアン。宜しくお願いしますね、マスター」
ゴーストの言葉と共にサーヴァントが握手しようと手を出す。
それに答え、立香も手を出して握手する。