ハリーポッター〜妖精と共に〜   作:闇の翼

12 / 19
ストックが無いので原作読みながら進めてます....。


ハロウィン2

ホグワーツに来てから約2ヶ月が経とうとしていた。

 

 

毎日たっぷり宿題が出る中ハリーは週3のクィディッチの練習で忙しい学校生活を送っているようだ。

 

私はと言うと、ハーマイオニーと答え合わせをしたり図書室に行って知識を身につけたり、双子先輩の新たな悪戯グッズを提案したりしていた。

 

 

 

 

ー10月31日ー

 

今日はハロウィンだ。

 

パンプキンパイを焼いている美味しそうな匂いが廊下に漂い、皆その匂いで目を覚ましていた。

 

しかも、嬉しい事に「妖精の魔法」の授業で物を飛ばす練習をする事になった。

 

フリットウイック先生がネビルのヒキガエルをブンブン飛び回せたりしながら、呪文の発音を正確に言うようにと説明を受けた。

 

この呪文を発動するには2人1組にならなければ行けなかった。

 

私はハルカと、ハリーは爆発を起こすフィネガンと、ロンはなんとハーマイオニーと組まされていた。

 

ハリーが箒を受け取って以来、ハーマイオニーはハリー達と口を聞いていなかったのだ。

 

ロン、憐れ...。

 

 

 

 

 

 

ハーマイオニーがロンに呪文の言い間違いを指摘しているのが聞こえる。

 

「「『ウィンガーディアム・レヴィオーサー!』浮遊せよ!」」

 

奇しくも、ハーマイオニーと私が同時に羽を浮かす事が出来た。

 

それを見た先生が拍手をし、

 

「オーッ、グレンジャーさんとアレキウルスさんがやりました!!」

 

 

 

 

 

 

授業終了後。

 

ハーマイオニーを探そうと教室や廊下を見回したが、姿が見当たらなかった。

 

ロンに聞くというのもあったが、先程の出来事で場所までは分からないだろう。

そんな時、助け舟が来てくれた。

 

「リーナ、グレンジャーをお探しかい?」

 

『そうだけど、もしかして知ってるのか!?』

 

 

「人づてたけどね。ウィズリーがグレンジャーを泣かせたみたいなんだ。そして何処かの女子トイレに居るみたいだよ」

 

 

イリヤが声かけをし、ルージュが詳しい説明をする。

 

 

泣かせた...。ロナルド・ウィズリーが、女子を。

 

『教えてくれてありがとう。ウィズリーを引っぱたいてからハーマイオニーを探すわ』

 

 

イリヤとルージュには感謝をしなくては。

 

『忍びの地図』を片手にウィズリーを探す。

 

彼は中庭にいるみたいだ。ハリー、ネビル、ディーンとジェーマスと共に。

 

人混みの中ウィズリーに当たるよう杖をサッと構える。

 

 

『ゥ....【エクス………ペリアァームス!!】〈吹き飛べ!!〉ロナルド・ウィズリー!ハーマイオニーを、女子を、泣かす事は男子としたら...ヒック...1番やっちゃ行けない事だよ...!!』

 

 

本来ならば、『武器解除術』と知られる『エクスペリアームス』だったが、ウィズリーは武器を持っていないため後ろ...噴水に思いっきりダイブされた。

巨大な水しぶきを上げたため、近くにいた、ネビル、ディーン、ジェーマスは少し濡れながらも、青ざめている。そして、人混みの中だから上級生達や同級生達が何をしているのかという視線を感じる。

 

「リーナ...ご、ごめん」

 

『私じゃなく、ハーマイオニーに謝りなっ!!』

 

 

このままここに居たら涙が止まらなくなりそうだったので、ロープを翻して、上級生達が道をあけてくれたので、ハーマイオニーの居るところに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

****

 

「...情けないわ」

 

『そんなことないと思うぞ』

 

1人泣き崩れていた所に返ってくる声があるとは知らずハーマイオニーは驚いていた。

 

閉まっている個室のドアにギシィといいつつももたれ掛かる。

 

『ハッフルパフの子から聞いたんだ、ロンがハーマイオニーを泣かせたってね。ま、当の本人は私が懲らしめたけどね』

 

「え、懲らしめたの?」

 

ハーマイオニーに先程の出来事を説明する。

 

笑いながら説明していくと急に扉が開き、ハーマイオニーに抱きしめられた。

 

驚く私の頭を撫でながら言う。

 

「ありがとね、リーナ。私のために」

 

『ん、良いよ。親友だろ?泣き腫らして目真っ赤になってるから洗ってから大広間に行かないとね...』

 

「そうだね」

 

意気込んて扉から出るが、異様に生臭い臭いがした。

 

1階のトイレはあまり使われてないというのがあるが、いくらなんでもこの臭いは無いだろう...と思い上を見ると....。

 

 

魔法界バカだと言われるトロールが五体いた。

 

 

しかも、普通のトロールだけではなく、人までも食べると言われる山トロールや川を住処にしている川トロールなどもいる。

 

 

『ハーマイオニー、逃げろ!』

 

「この状況で!?逃げれるわけ無いでしょ!!」

 

『だったら、守るから!『プロテゴ, プロテゴ, プロテゴ!』3重の盾!そして『プロテゴ マキシィマ!』《最大の盾》!!』

 

トロール達の間に盾の呪文を唱える。

 

『少し、実験させてもらうぞ。魔法下等生物よ。『アクアメンディ』水よ、『グレイシアス』氷河よ、『ランス』槍!!』

 

『アクアメンディ』で水を発生させ、『グレイシアス』でその水を氷に変換、そして、『ランス』で槍に造形。

 

それを左手で持ち、右手で後方にいる川トロール2頭に対し、

『『アクアメンディ』油よ、『イン...センディオ!!』燃えよ!!』

 

本来ならば水が出るはずの『アクアメンディ』の魔法式を変え、油にする。

そうする事によって、後の『インセンディオ』が良く燃えるようになる。

 

『インセンディオ』の被害を受けた川トロールは前方にいた3頭も巻き込んでいく。

 

その隙に作った『ランス』で目を刺す。

暴れまくる為上手く刺せないが、片目は見えないままであろう。

 

 

棍棒を手にしているトロールには『武器解除術』を使用したりしていた。

 

が、仲間内で殴り合うのを辞めたのはあまりにも、早かった。

 

火傷が爛れているがそれでも死なないのは流石トロールと言った所か。

 

たが、暴れ回ったため体力が残り少ないんだろう、ソレを生かす為私達の方へ向かってくる。

 

『...ちっ、ヤバイな。『プロテゴ・トタラム!』万全の守り!』

 

 

ソレを唱えた時一気に魔力が吸い取られるのを感じた。

 

あと、2発何かを撃てば魔法が撃てなくなる...。

 

 

何を撃つか考えていると2人の私たちを呼ぶ声が聞こえた。

 

『ハリー!ウィズリー!助けてくれ!』

 

「了解!『エクスペリアームス!』武器よ 去れ!」

 

 

 

「『ウィンガーディアム・レビオーサ!!』浮遊せよ!!」

 

「『ステューピァイ!』麻痺せよ!」

 

『『グレイシアス・マキシィマ!!』大いなる氷河よ!!』

 

ハリーとウィズリー棍棒を持っていた森トロール2頭に棍棒を頭に落とし、、ハーマイオニーは片目失明している川トロールを。

 

私は全体的に動かないようにする為に氷漬けにしていた。

 

 

 

ようやく戦闘が終わったか。

 

そう思えば、一気に力が抜けてきた。

倒れそうな体をハーマイオニーが支えてくれた。

 

「これは一体何がありましたか!?」

 

騒音を聞きつけたのか、生徒が足りないから来たのかは分からないが、獅子寮の寮監は怒っているようだった。

 

氷漬けにされたトロールをスネイプ先生が興味そうに見ているのがわかる。

 

「僕が悪いのです。先生」

 

「ロン...?」

怪しむハーマイオニーにロンは片手で制し、続きを言い始める。

 

「僕がこの2人を泣かせてしまったのです」

 

「それで何故ここに?」

 

「午後の授業から1回も姿を見てなかったのと、先程フィルチ先生が大広間にやって来て「トロールが来た」と言ってましたが、リーナとハーマイオニーは知っているのかなと思い、来ました」

 

「ウィズリーは分かりました、ポッターは?」

 

「心配だったから来ました」

 

 

 

「分かりました。ミスターウィズリー、紳士たるもの女性を泣かすなんて事はあるまじき行為ですよ、グリフィンドール十点減点です。ですが、大人のトロール五体によくここまで行ける1年生は相当いませんよ。ミセスグレンジャー、ミセスアレキウルス、1人10点ずつ点を与えましょう」

 

ロンは減点されたと凹んでいたがそのあとの言葉で笑顔になっていた。

 

「少し良いかね?ここまでトロールをしたのは誰がしたのかね?」

 

スネイプ先生が斃したトロールを見て質問をする。

 

『あ、それ大半私です』

 

「どうやったか聞いても大丈夫かね?」

 

『あ、はい。まず最初に盾の呪文を3回唱え、もう1つ『最大の盾』を唱えました。そして、『アクアメンディ』、『グレイシアス』『ランス』の順番で水から氷から槍へ造形し何処かのトロールの片目に槍が刺さっていると思います。そしてもう1つ。『アクアメンディ』を油に変え、『インセンディオ』で燃やしました。燃やされたトロールは5体とも暴れ回りましたがそれは少しの間だけですぐ私たちの方に向いたので『万全の守り』を。そしたら、ハリー達の声が聞こえたので1人1呪文トロールの意識を刈り取り、最後に私が『グレイシアス・マキシマ』で氷漬けにしました』

 

先程の戦闘内容を言ったが、1年生とは思えない呪文を知っていると言われてしまった。

 

だが、ここまで出来る1年生は初だ、グリフィンドール5点差し上げよう

 

とスネイプ先生に言われた。

 

寮へ戻る際、

「ああ、ミセスアレキウルス、魔力枯渇しかけてるのでマダムボンフリーの所に行くように」

 

と言われたので、保健室に行ってた。

顔を見ただけで判断するスネイプ先生、好きです。

 

 

マダムボンフリー曰く1日呪文を唱えなければまた使えるようになると、だが無理はしないようにと魔力回復が入った苦い薬を飲まされた。

 

 

 

 

 

 

 

******

 

 

保健室から寮へと戻ってきた私達5人はお菓子を持ち込んでハロウィンの続きをしている談話室を見る。

 

『ローン、口の中まずいから甘いお菓子を背の高い君なら取れるだろう?取ってきてくれないかな?』

 

低身長の私に言われたロンは「任せておくれ!」と張り切ってくれた。

 

 

 

両手いっぱいに持ってきてくれたロンは途中寝ているネビルに転げそうになったが、何とか持ちこたえ、落とさずに来れたようだ。

 

『ありがと、ロン。んで、昼間ごめんね、やり過ぎたから...』

 

「ううん、大丈夫だよ。女の子を泣かせて方が罪悪感があるから...」

 

ロンの両手から甘いのはあまりGET出来ないようなので、パンプキンパイやパンプキンジュース等を取る。

 

 

 

 

******

 

 

今日この4人で倒したトロール5体は何十年先もずっと覚えている事だろう。

共通の事を体験した事で一層絆が深まったような気がした。

 

 




ここはハリー、リーナ、ハーマイオニー、ロンが親友となります。

そこにネビルを足しても良かったのですが、最後の方ネビルは学校に居ますよね?

なので、ネビルは除外されました...。



追記。

今まで呪文にルビを振っていましたが、呪文に降ると読みにくいので読みだけが違うやつだけに使いますね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。