翌日。
いつも通り朝食の用意をして、ポストを見に行った時。
何枚かの封筒の間に、私達3人あての手紙が入ってあった。
『サレー州 リトル・ウインジング
プリベット通り4番地 2階
ハリー・ポッター様 リーナ・アレキウルス聖28族様 』
私の名前の後ろに聖28族と書かれている。
実の親の名前も分からないのに律儀に書いてくれることで...。
聖28族というのは原作で言うマルフォイやダフネ達の事。
はっ。
長い間ここにいたら手紙のことがバレる。
すぐさま異空間に直し、バーノン叔父様に手紙を渡す。
「ふむ...」
礼も言わずに封筒を開け始めるバーノン叔父様。
よし、自室行こう。
‐自室‐
『ハリー!ねぇ見てこれ!』
「その手紙、宛先間違ってない?僕達に来るような手紙じゃないような...」
『宛先間違ってないよ!ほら、見てよ!』
必死に宛先をハリーに見せる私。
ハリー「え、あ、ほんとだ」
半信半疑で答えるハリー。
『入学が楽しみだ』
「どこに行けば本買えるんだろうか? 」
『わかんないな、先生とかがくるんじゃないかな?』
「そうだね」
この日は手紙の事はこのままで終わった。
その後私達は、図書館に知識を覚えに来た。
『さぁ、魔法について調べようか』
「...簡単に見つかるかな」
何冊が良さそうな本を見つけ、座れそうな場所を探す。
が、どこもいっぱいだ。
空いているのは....。
『すまない、この隣座らしてもらってもいいかな?』
「あら、いいわよ。...それにしても貴女、変わった本を読むのね」
『変わってるかな?でも、魔法って魅力的じゃない?...あ、この問題間違ってるよ』
「教えてくれてありがと。私はハーマオニー・グレンジャーよ。...魔法界に興味あるの?」
勉強していたらしいハーマオニーに声をかける。
『あるよ、私はリーナ・アレキウルスだよ。魔法界って事は君も?』
「ええ、そうよ。私達気が合いそうね」
『ふふ、レディにそう言われて嬉しいよ。あ、そろそろ帰らないと...。そうそう、進展があればここに連絡してくれない?』
そう言って、住所を書いた紙を渡す
「分かったわ」
『入学する日を楽しみにしとくよ』
よし、これでハーマオニーと接点が作れた。
この子は常識人だから、叔母様の癇癪には触れないはず…。
そう言って持っていた本を元の位置に戻しハリーの元に掛け戻る。
「楽しく話してたみたいだけど、何話したの?」
『んー、秘密で!』
「そっか」
『帰ろうか。帰りたくないけどね』
嫌々ながらも帰宅し始める。
地下鉄とバスを乗り継ぎながら。