ハリーポッター〜妖精と共に〜   作:闇の翼

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魔法薬学の先生1

翌日

 

7時頃

 

布団の擦れる音がして起きた私である。

 

あれから、ペットのニールに学校全体の把握とネズミの統一を任せていた。

 

タダでさえ、凶暴だったので少し魔力を分け与えたら、強くなって行ったのでね。

 

よし、少し探索しよ。

 

ハーマイオニー当てに置き手紙を書いたら、白シャツにネクタイ、赤色のキングダムチェック(寮によって色違う、端に各寮のエンブレムアリ)を来て、探索に出かける。

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

約1時間の探索の結果、屋敷しもべが料理を作る『厨房』や必要な物が部屋にある『必要の部屋』や色々ある事を知った。

 

8時になったので大広間に朝食を食べに向かっていた。

 

その途中、生徒たちが群れて通りにくい事があったが、それはハリーを見るためだったようだ。

 

人数分席を取っていたら、次々とやってきた、ハリー達。

 

「...疲れた」

 

『...これからだろ?頑張れよ~』

 

大広間での食事は座ったら自動的に食べ物が出でくる仕組みになっている。

 

それは、屋敷しもべさん達が作ってくれたもの。

 

私はすくそばにあったサラダを取り入れ、ローストビーフを巻いて食べ始める。

 

その間、ハリーやロンの会話を聴きながら、ハーマイオニーと話していた。

 

 

 

ホグワーツは2時間ごとに教科が異なる。

 

 

2時間して、15分休憩してからまた2時間。

なお1回の授業時間は45分でそれが終われば15分の休憩だ。

 

 

....中々のハードスケジュールだ。

 

 

 

 

 

 

***

 

4時間受け終わっての、昼ご飯の時間。

 

 

この時間はフクロウ達が主人や届け人に渡す為にフクロウが羽ばたいている。

 

 

そんな中、白い梟がハリーのところに行き手紙を渡していた。

向かいの席だったが、ハリーが手紙を渡してくれた。

差出人はハグリッドからで今週の土曜日、お茶会でもしないか?というもの。

 

 

『良いんじゃない?』

 

ハリーとハグリッドがどんな風に会ったのかは気になるけど。

 

私に承諾してもらったハリーは梟に返事を書いた紙切れを渡す。

 

ご飯を食べ終わり、眠くなりそうだけど、次は私達の寮の先生の授業だ。

 

 

5、6時間目はマクゴガナル先生が主導の変身術だ。

 

グリフィンドールの生徒だからといってスリザリンの寮監のセブルス・スネイプ先生みたいに贔屓するわけじゃない。

 

スネイプ先生はグリフィンドールに対してとことん点数を下げると双子先輩に聞いていた。

 

それは、置いといて、マクゴガナル先生は机を豚に変えたり、それを元に戻したりと。

 

変身術の基本となる魔法式を覚えさせられた。

 

散々魔法式を書いた事でようやくマッチ棒が渡される。

 

 

そのマッチ棒を針に変えろと。

 

 

時間めいっぱい使って変えれたのはハーマイオニーと私の2人だった。

 

 

グリフィンドールに10点の追加点をくれた。

 

 

次は皆が期待していた『闇の魔術の防衛術』だったが、その担任のクィレル先生が凄いニンニク臭で教室にその匂いが漂っていた。

 

 

ニンニク臭を漂わせながらも授業は進んでいく。

 

 

その匂いに耐えながらも、授業を終えた。

 

-金曜日-

 

 

今日はスリザリンと魔法薬学の日だ。

 

少し憂鬱だなとハーマイオニーと話していたら、テンション高めのハリー達3人組が大広間に朝食を食べに来た。

 

「聞いてよ!リーナ。今日1度も間違えずにここまで来れたよ!」

 

『おめでと。私は水曜日で覚えれたけどね』

 

「さすが、僕達と大違いだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間目-魔法学-

 

 

まず、スネイプ先生が出欠を取る。

 

 

「ここでは、杖を振り回すという馬鹿な事はせん。これが魔法だという諸君もいるかと思うが、それをここでは始める。ただし、君達がトロールよりもましであれば良いのだがな」

 

 

魔法界バカだと言われるトロールを対象に話す。

 

「ポッター!アスフォデル球根の粉末に、ニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」

 

 

 

いきなりのハリーの指名。

 

しかもこの問題、めちゃくちゃ難しい部類に入るもの。

 

 

 

「い、生ける屍の水薬です、先生。えーっと......効果は、強力な眠り薬です」

 

 

 

しかしハリーは即答できる。

 

闇の魔術に対する防衛術に関しては私が覚えろと言ったからだ。

意地悪な先生だなと思う。

 

 

生ける屍の水薬は上級生が習う本の初めの方に書いてあったものだ。

 

つまり、1年で習う事はまだないのだけども。

 

スネイプが感心したように笑うと、またもや質問の襲撃を開始した。

 

 

「よろしい。では、ベゾアール石を見つけて来いと言われたらどこを探すかね?」

 

「ヤギの胃の中です。茶色の萎びた石で、大抵の魔法薬の解毒剤となります」

 

「それもよろしい。ではモンクスフードとウルススベーンとの違いは?」

 

「......同一の植物です。それは、つまり...えっと、トリカブトのことです!」

 

「よろしい。よく教科書を読んでいるといえよう。グリフィンドールに二点を与える」

 

 

 

攻撃が終わった。乗り切った。しかも、点まで入れてもらえた!

 

と、ハリー(の心の声)が喜んでいると、スネイプ先生がまた問題を言い放つ。

 

 

「では最後に。丸ごと食せば熱さましとして使える、愛の妙薬の原料を答えよ」

 

「えっ?」

 

 

 

『スネイプ先生、答えてもよろしいでしょうか?』

「良いだろう」

 

『熱さましとして使えるのはアッシュワインダーの卵です。『幻の動物とその生息地』という本に載ってます』

 

「正解だ。だか、ポッター女性に答えてもらったな?グリフィンドール3点減点」

 

答えたのに、減点された。

 

横暴すぎる...。

 

その後もグリフィンドールは減点される一方だった。

 

 

私とハーマイオニーが『おできを治す薬』を調合し、点を貰った時、シューシューという大きな音が広がった。

 

発生源は、ネビルとジェーマスの組。

どういう訳か、大鍋は溶け小さな塊が鎮座していた。

 

こぼれて薬が石の床を伝って広がっていった。

溶けた時に思いっきり被ったのであろう、ネビルは腕や足に真っ赤なおできが容赦なく噴き出しており、痛くて呻き声を上げていた。

 

私はすぐさま杖を取りだし、

 

『【エピスキー】《癒えよ》』

と、唱え少し回復魔法も練り込む。

 

すぐに癒えるのだが少し時間かかるようだ。

なら…

 

『スネイプ先生!後で処罰を受けるのでなんなりと…!ネビルを医務室に連れていきます!』

 

と言いつつネビルを抱き上げ(身体強化)、通る時に大鍋に【レパロ】《直せ》とこぼれた薬に【エバネスコ】《消えよ》をかけてから医務室に向かう。

 

 

医務室に向かう途中、ネビルが「ゴメンね、ありがとね」と言う。

 

『良いよ。怪我した時は私駆け付けるから』

 

 

 

 

 

**

‐医務室‐

 

『マダム!!この子がおできになっちゃって、癒したんですがまだ効いてなくて…』

 

「わかったわ。それにしてもその体型で運べたわね」

 

ネビルを医務室のベッドに座らせ、私も隣で座る。

 

『身体強化していますから』

 

「エピスキー以外にも掛かってます?これ」

 

『ええ、少し。癒す呪文に他の癒す魔法を掛けたらどうなるのかなと思い試しました』

 

「…魔法。よし、薬が出来たわ。グイッと飲みなさい」

 

「ありがとうございます。マダム・ポンフリー」

 

薬を一気飲みしたネビルの体はおできが無くなり、綺麗な顔を覗かせていた。

 

『やったね!!ネビル!』

 

「まだ時間あるから教室戻りなさい」

 

『「ありがとうございす!マダム」』

 

 

 

 

***

 

‐魔法薬学の教室‐

 

 

着いた時には終わりかけだったようで調合物が片付けられていた。

 

「吾輩の授業はこれにて終了とする。アレキウルスは残れ」

 

『はい』

 

皆が寮へ帰る中、私はハリー達に教室の外で待っててと言う。

 

「アレキウルス、こちらだ」

 

連れてこられた部屋は魔法薬学の隣、見た所スネイプ先生の自室のようだ。

 

「先程、ロングボトムにかけたのは何を掛けた?」

 

『エピスキーと癒しの魔法です』

 

「魔法?」

 

『ええ、ま、簡単に言うなら異世界での呪文的なものです。証明致しましょうか?』

 

「にわかに信じられにくいが、呪文が存在しているのならそれと類似した物はあるだろうな。だが、それはアレキウルスにしか使えないのか?」

 

『ええ、そうですね』

 

「…そうか」

 

『…スネイプ先生、もし闇の帝王が復活したらどうします?』

 

「何だ、突拍子な事を突然に」

 

『仮ですよ。先生が闇の帝王のスパイ……あっ…開心術掛けてください。それで私の心分かります』

 

「わかった」

 

スネイプ先生は私に開心術を掛ける。

 

グイッと意識が狩られるけど、それは無視する。

 

スネイプ先生が追体験する物は、過去は私の転生前から、未来はスネイプ自身が死ぬところまで。

 

そこまで見たら、「フィニート」を掛ける。

 

『…これであらかたわかったと思います。私は転生者でありこの世界とは違う魔法も使えます。そして…先生を救いたいんです』

 

静かに涙を流しながらそう語る。

 

『…先生今見た事はダンブルドア先生に内密でお願いしたいです。先生がハリーを守っているように私も先生を守りたいです。死の呪文は唯一防ぐ事が出来ませんが、魔法でならば防ぐ事が可能かもしれないんです…』

 

 

「秘密にしたいのなら、忠誠の術掛けるか?」

 

 

 

「スネイプ先生、聞きたいことが…」

 

ドラゴがドアをノックして入ってきた。

 

『はい。――マルフォイを守り人にしましょう』

 

「了承した。ドラゴ少し待っとれ」

 

『――では、セブルス・スネイプ先生は私が『転生者である事、この世界の未来を知っている事』を他言しないように約束して貰えませんか?』

 

炎が私とスネイプ先生の腕に巻き付く。

 

「ああ、約束しよう。汝、リーナ・アレキウルスは『ハリー・ポッターを守る、セブルス・スネイプを守る』と約束できるか?」

 

「ええ、もちろんです」

 

またしても炎が2人の腕に巻き付く。

これで忠誠の術の完成。

 

 

『連絡手段、念話で良いですか?私は会話する相手の場所が分かればその人の頭の中に話せれます。基本私から話しかけますので、何者かにジャックされるというのはあまりないと思います』

 

「わかった。両面鏡というのが魔法界にあるのだが、危険すぎるしな」

 

『ええ、それのデメリットは他の人にも内容が聞こえちゃいますしね。日の終わりに念話しようと思います]

 

「了解」

 

『では、また念話で』

 

スネイプ「ああ」

 

 

『『オブリビエイト』、忘れよ。それでは失礼いたしました。スネイプ先生』

 

ドア付近にいたドラゴを忠誠の術から念話の下りまで忘れさせる。

 

 

スネイプの自室から魔法薬学の教室を抜け、ハリー達に「お待たせしました」という。

 

「長かったね」

 

『ええ、ネビルを運んだ時の事を根掘り葉掘り聞かされて…』

 

「大丈夫?僕2点も落としちゃったから心配で…」

 

滅入るハリーにロンは励ます。

ロン曰く双子もよく減点をされているから安心しなよとの事。

 

 

『ロン、双子達ってどこにいるかわかる?』

 

「あの二人なら、図書室かな。過去のイタズラ兄弟の本を読むとかって言ってた」

 

 

『そっか、ありがと。ハーマイオニー!図書室行ってから戻るわ!』

 

 

ハーマイオニーが頷いたのを確認したら、図書室へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

-図書室-

 

 

 

 

ある一角が騒がしいので覗いてみると、双子達だった。

 

 

『君達、騒がしいぞ。マダムに見つかって追い出されたらどうするんだ』

 

 

「やぁ、リーナ」

 

 

「これ見てみろよ!」

 

 

フレッドが持っている紙を見ると、部屋の間取り図と名前が動いている。

 

 

『これ、凄いじゃないか。どこで?』

 

 

「1年の時にフィルチの所で罰則があったからその時に」

 

 

『....無断拝借かい。どうして今に?』

 

「君にあげに。使い終わったら『いたずら完了』!と杖を向けながら言うんだ」

 

 

そう言ってジョージは実演してくれる。

 

 

唱えたら、何も書かれていない羊皮紙となった。

 

 

「使う時は、周りに誰も居ないのを確認して、『われ、ここに誓う。われ、よからぬことをたくらむ者なり』と杖を向けながら言う」

 

 

 

唱えると同時に、羊皮紙は文字を回転させながら、ホグワーツ全体の見取り図と人の文字が浮かび上がる。

 

 

『すげぇや。ありがと!フレッド、ジョージ!これ使ってイタズラするね!』

 

「「良いよ。頑張れ」」

 

 

ジョージがイタズラ完了と言いただの羊皮紙となった『忍びの地図』を渡してくる。

 

 

それを受け取り、仲良く3人で寮に戻った。

 




なぜか、ハリーの手に渡るはずだった『忍びの地図』がリーナの元に。

その理由は入学してからことある事にリーナが双子先輩に話しかけ...じゃなくイタズラしてたからという裏話アリ。
あ、あとフレッドとジョージの区別が付いてたのが大きいかも



追記
忠誠の術の秘密の守り人はドラゴになりました。
まぁ、当人は忘れているので知らないままなのですけど
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