ということで3年の高城雅春君に勝手に弟を追加しました。
彼は海外歴が長い設定なので英語だけはできます。他も優秀なんですけど勉強のしかしてないので頭おかしくなったタイプですね
では、本編どうぞ!
午前10時
Aクラスに集まったのはこのクラスを使っているAクラスの人間だけではなかった。
「オォーーーー!すげぇぞ、これ!すげぇ設備だ!」
「俺もうこのクラスを使えるのが楽しみだ!」
雄二「落ち着け。お前らが出るわけじゃないが浮かれるのはまだ早いぞ?」
そう、言わずもがなFクラスの面々である。ただ圧倒されて浮かれているだけではあったが。
高橋「それではAクラスとFクラスの試召戦争を始めます。第一試合の代表者は前へ!」
雄二「真司、勝ってこい」
真司「なっ!お前は!」
??「おや、僕の相手は君でしたか?織田真司クン?いや、今は藤堂と名乗っているのでしたねぇ」
「織田?あいつって藤堂じゃなかったか?」
雄二「まずいな。あの感じだと真司の過去を知っている人間だ。ということは苦手科目も知られている可能性が高い…」
明久「高城君は知ってるよ。真司の点数も、抱えたトラウマも…」
雄二「トラウマ?親の事故のことか?」
明久「それは僕の口からは言えない。ただ違うとだけは言っておくよ」
雄二「そうか」
真司「高城大雅(たかしろたいが)、お前もここにいたのか」
瑞希「高城君!?」
大雅「瑞希サンもいらっしゃったんですね?どうです?そろそろ人殺しから離れたくなったんじゃないですか?」
猛「大雅!それ以上喋るな!」
優子「転校生君が人殺し?」
「おい、藤堂が人殺しってどういうことだ?」
瑞希「シン君は人殺しじゃありません!訂正してください!」
ざわざわ、ざわざわ
大雅「皆さんも気になっているようですし、教えてあげましょう」
明久「やめろ、高城君!やめてくれ!」
大雅「皆さんも記憶にはあるでしょう?『睦月小女子児童自殺事件』の話を。あれは全て、この織田真司が原因だったんですよ。だから彼は人殺しなんです。彼女の精神を傷つけ、自殺に追いやったんですからね」
「おい、それって…」
「あぁ、睦月小で当時小学6年生の女子児童が自殺したって話だ。生きていたら俺らくらいの歳だろ?関係者がこんなとこにいたとは…」
大雅「おやおや、Fクラスの皆さんも知らなかったんですか?ダメじゃないですか、織田真司クン、クラスメートに隠し事をしては。つくづく君は罪作りな人、ですねぇ。花蓮サンを自殺に追い込んだ君が現場の近くでのうのうと生活しているなんて彼女のご両親に知られたらどうなってしまうのでしょうか。ねぇ、人殺しクン笑笑」
明久「高城、テメェぶっ殺してやる!」
大雅「おやおや吉井クン、進級できていたんですねぇ。それで脅迫ですか?それは立派な犯罪ですよ?Fクラスから犯罪者が2人も出るなんて、この学園の評判が落ちてしまいそうですねぇ」
猛「大雅テメェ!」
大雅「おや、そちらには人殺しの弟クンもいましたか。やはりFクラス、ロクデナシな生徒しかいませんねぇ。これでは瑞希サンがかわいそうだ。どうです?瑞希サン、こちらのクラスに来ませんか?」
瑞希「高城君!最低です!ふざけないでください!シン君もたっ君も明久君もあなたの言うようなロクデナシではありません!それに例えクラスが変わったとしてもあなたやあなたのお兄さんのいるところなんて絶対に嫌です!」
大雅「おや、私も兄も嫌われてしまいましたか。しかし、あなたもあのとき織田真司クンを責めていませんでしたか?人を殺しておいて逃げるのか、と。」
瑞希「そんなこと言っていません!捏造しないでください!」
真司「いいんだ、瑞希。俺は花蓮を殺したも同然なんだよ」
瑞希「シン君は罪の意識に囚われすぎ!あれはシン君のせいじゃないって何度も言ったでしょ!」
大雅「おや、そちらの人殺しは罪を認めていたようですねぇ。この場にいる皆さん!やはりあの事件は彼が仕組んだことのようですよ?皆さんも聞きましたよねぇ。あなた方は彼の術に騙されていたのですよ笑笑」
「あいつ、やっぱり人殺しなのか?」
「Bクラス戦の時のあの殺気を考えてもそういうことなんだろう。信じたくはないが」
「Bクラス戦といえば我らが姫路さんを戦死させたのって藤堂じゃなかったか?」
「あの転校生って最低なのね」
「この学校から出ていきなさいよ!犯罪者!」
瑞希「皆さん、やめてください!Aクラスの皆さんはシン君のことを知らないからそんな酷いことが言えるんです!関わったこともないのに酷いこと言わないでください!それにFクラスの皆さん!あなた方はシン君の何を見てきたんですか!シン君は誰かのためにたった1人で矢面に立って傷ついている人です!なんで、なんでクラスメートを信じられないんですか!」
優子「そうね。アタシも関わったのは少しだけだけど彼はそんな人には見えなかったわ」
翔子「………真司は不器用だけど優しい」
秀吉「少し不器用すぎるのが玉に瑕じゃけどな?」
雄二「だがあいつは俺を悪鬼羅刹から救い上げた男の兄だ。それだけでも信用できる」
康太「………親友だから信じる」
美波「そうよ!真司がいてくれたからウチたちは楽しく過ごしてたのよ!」
瑞希「美波ちゃんの言う通りです!私はシン君がいたからここまでこれたんです!」
「そうだった!クラスの中心にあいつがいたから今までも勝てたんだ!」
「藤堂、疑って悪かった!」
「頑張れ!藤堂!俺たちはお前を信じるぞ!」
「立て!立つんだ!藤堂!」
「あいつに一撃喰らわせてやれ!」
「「藤堂!藤堂!藤堂!藤堂!」」
「「と・う・どう!と・う・どう!」」
大雅「…信じられない!彼は君たちに自分が人殺しであることを隠して接していたのですよ!?」
「まぁ人には言えない悩みって1つぐらいあるもんな」
「どうせあいつのことだ。また何か庇ってんだろ?」
「全く、1人で抱え込むなっての」
「少しは人に頼れよな」
「おい、それ、今の今まで疑った俺らが言える話か?」
「違いないな」
「「「アハハハハ笑笑」」」
大雅「やはりFクラスはバカばっかりだ!何も考えちゃいない!」
「でも代表が信じるんなら、ねぇ」
「どうする?」
「代表も木下さんも信じてるなら少し考えてみようかな?」
大雅「なっ!Aクラスの皆さんまで!おのれ、織田真司め!これも全てお前の策略か!強いものを洗脳して自分の味方につけ、周りを煽動する気だな!僕は騙されんぞ!」
「高城君て何でそんなに転校生君を目の敵にしてるんだろう?」
利光「わからないけどなんか今の彼はなんか信用できないよ」
大雅「くっ!まぁいい。勝てば官軍負ければ賊軍だ!勝てばいいんです、勝てば!高橋先生、英語でお願いします!」
高橋「今は試召戦争中ですので承認しますがあなたの行為は称賛されるべきものではありません。特に模範となるべきAクラスの生徒の言動ではありません。ですので勝っても負けても職員室まで来てもらいます。いいですね?」
大雅「何故です!何故この僕が職員室に呼ばれなければならないのです!」
高橋「それは今説明した通りです。拒否権はありませんので勘違いしないでくださいね。」
大雅「くっ!試獣召喚(サモン)!」
高城大雅 英語 568点
「なっ!高すぎるぞあいつ!」
大雅「どうです?僕はこれでも海外にいたこともありましたからね。英語の点数は霧島さんを超えて学年1位です笑笑」
真司「………」
高橋「どうしましたか?藤堂君。早く召喚しないと敵前逃亡とみなしますがよろしいですか?」
真司「………」
瑞希「シン君!戦ってください!Fクラスの、皆んなのために!」
真司「…わかったよ。瑞希にここまで言われたんだ。もう引くわけにはいかないよな。高橋先生、遅れてすみません。試獣召喚(サモン)!」
藤堂真司 英語 168点
大雅「点数が上がっている!?」
雄二「真司の英語が3桁いっているだと!?」
「おおっ!藤堂の英語が上がっている!」
「あれだけ言語を避けて通ってきた人間がついに英語をやり始めた!」
真司「これだけ瑞希に言われたんだ。俺だって勉強するさ。それも鉄人のところで、な。ま、本当は腕輪出るくらいになってから見せるつもりだったんだが…」
瑞希「シン君…」
高橋「それでは第一試合、始め!」
大雅「君の点数は少し意外でしたがその程度の点数で僕に勝とうと言うのですか!?」
真司「お前は知らんかもしれんが、この戦争では点数が全て、と言うわけではない。低い点数でも俺たちは、"最強"のFクラスは、下克上を果たしてきたんだ!それにお前は瑞希を怒らせた。それがどういうことか、忘れたわけではあるまいな?」ゴゥッ
「来たぞ!魔王モードだ!」
「あいつ最初から全力だ!」
大雅「っ!しかしこれはどうでしょう?腕輪発動!」
シーン
「なぁ、あいつ腕輪使ったのに何も起きないぞ?」
「奴の妄想か?」
大雅「どうやら僕の腕輪の能力は誰も知らないみたいですねぇ。点数をご覧くださいよ、Fクラスの皆さん?」
高城大雅 英語 852点
「なんだありゃあ!?」
「点数が増えたぞ!」
「あれは反則だろ!?」
大雅「皆さん、驚いてくれたみたいですねぇ。実はまだ能力があるんですよ笑笑」
「何!?1つの腕輪で2つの能力だと!?」
「イカサマだっ!」
大雅「酷い言われようですねぇ。ま、これで彼を合法的に殴ることができます笑笑」
「どういうことだ?」
「俺も知らんぞ?」
「どうなんだ?」
「バカ!俺に聞くな!俺が答えられるわけないだろう!」
大雅「こういうことですよ、オラッ」
真司「グワァーー!」
瑞希「っ!シン君の召喚獣が切られたところと同じ場所から出血しています!どうして!?シン君は観察処分者じゃないのに!」
大雅「瑞希サンもそんなところで人殺しに洗脳されてるからこんなこともわからないんですよ?やはりあなたはFクラスに行くべき人ではありませんでしたね。バカなFクラスの皆さんに教えてあげましょう!私の腕輪の能力は自分の点数を1.5倍にし、相手の召喚獣が に80%のフィードバックを与えるというものなんですよ。それから僕の点数がこれで800点を超えたので2つ目の腕輪も使えますねぇ。こちらは…回復ですか!これは奴を痛ぶれそうだ!織田真司、あなたはただでは終わらせませんよ?惨たらしく彼女と同じくらいまで痛めつけてあげます!それが彼女への手向けとなるでしょう」
藤堂真司 英語 198点
「あいつ腕輪を相手に使ったぞ!」
「痛ぶる気だな!」
「最低だ!」
大雅「酷いですねぇ、Fクラスの皆さんは。僕はただ、花蓮サンが殺された無念を晴らそうとしているだけなのに。あ、そうでした、そうでした。君は確か左手を壊したんでしたね?それでは」
ザンッ
真司「うわぁぁぁ!」
大雅「おや、避けたんですか。彼女は君のせいで自ら命を絶ったというのに。まぁ掠った形になりましたが左手へのダメージは入ったようですね?」
ザンッザンッザンッ
真司「ガァァァァァ」
「おいやめろ!このままじゃ藤堂が死んじまう!」
「何か手はないのか!?」
「あいつ怪我してる左手を狙うなんて卑怯じゃないか!」
大雅「相手の弱点を責めるのは戦の基本ですよ?それにいうではありませんか。卑怯汚いは敗者の戯言、とね。悔しかったら僕みたいな点数を取ってみたらどうです?まぁバカなFクラスには一生かかっても無理でしょうけどね笑笑」
瑞希「もうやめてください!見ていられません!」
大雅「瑞希サンまで言いますか。いいでしょう。他でもない瑞希サンの頼みならば聞いてあげないこともないですよ?但し、瑞希サンが僕のものになるなら、ですけどね」
瑞希「わかり…真司「やめろ瑞希。そいつに従う必要はない」なんで!私はもうこれ以上シン君が傷ついていくのを見てるだけは嫌なの!」
真司「まだ俺は負けちゃいないぜ?わざわざこいつが回復してくれたおかげでな」
藤堂真司 英語 106点
瑞希「でも!」
真司「でももストもあるか、アホ。壊れてんのは左手だけだ。まぁ腹は切られているが大したことはない。まだ右手があんだよ」ハァハァ
Aクラス戦は最悪の始まり方で始まった。果たして真司は、Fクラスは勝つことができるのであろうか…
さりげなく明久を下の名前で呼ぶ姫路さん…
一応ここでは小学校の時はそう呼んでいたという設定で行きます。
今回のネタは全部わかりましたかね?意識して入れたのは全部で3つです。
だいぶわかりにくくセリフ変えたのもあるので結構きついですよ。
あとちゃっかり初出演の久保君もさらっと行きましたね笑笑
それでは次回予告!
やめて!こんな状態で召喚獣の攻撃を受けたらフィードバック80%のおかげでシン君まで死んじゃうよ!
お願い、死なないでシン君!シン君が今ここで倒れたら、花蓮のお母さんとの約束やたった一人残されるたっ君はどうなっちゃうの?点数はまだ残っている。ここを耐えれば、高城君に勝てるんだから!
次回『真司、死す』
デュ〇ルスタンバイ!