バカと鈍感と召喚獣   作:咲推しのだいちゃん

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今回でAクラス戦は最後になります。

今回は短めですね

ストックが尽きたので更新遅くなります…


決着!最後の戦い

Aクラスの言葉に我慢できなくなった真司と瑞希。別室で行うことになったAクラス戦の会場に着くと…

 

??「水くさいじゃないのよ。ウチたちも呼んでよ」

 

??「雄二をバカにされて我慢できないのは僕たちも同じだしね」

 

??「助太刀するのじゃ」

 

??「兄貴、勝手にやるのはいいけど俺も呼んでよな」

 

??「………俺もやる」

 

真司「お前ら…後悔するなよ?」

 

喋り口調や内容で分かった方もいるかもしれない。そう、我らがFクラスの主力メンバーである。

 

「何よ!ちょっと戦力が増えたくらいでいい気になってんじゃないわよ!」

 

真司「先生、数学でお願いします」

 

西村「わかった。承認する」

 

藤堂真司 数学 1542点

 

「はあ!?」

 

「1500点なんて勝てるわけないじゃないのよ!」

 

「カンニングよ、カンニング!」

 

真司「おいおい、俺らはFクラスにしか入れない程度の頭しかないんだろ?このくらいの点数お前らは取れんだろ?」

 

西村「いや、お前が学園史上最高得点だ…」

 

真司「へぇ〜、Fクラスにしか入れない程度の頭しかない俺に負けてるなんて、ねぇ」

 

「っ!」

 

真司「じゃあ頼むから………楽しませてくれよ?」

 

真司のその言葉とともに始まる試合………もはやこれは試合だったのだろうか?43人VS7人という圧倒的不利なはずのFクラス側だが、この戦いはFクラス側の明らかな蹂躙劇であった。真司、瑞希の圧倒的高火力と共に1人ずつ確実に戦死させていく5人。初めからAクラス側に勝ち目などなかったのである。それに気づいた時には…もう1人も残っていなかったが…

 

真司「てこずらせやがって」

 

その言葉にはいろいろな思いが込められていたのだろう。真司の顔には複雑な感情が浮かんでいた。

 

真司「西村先生、こいつらにあの試合見せてやってくれませんか?私的な戦いだから補習の必要、ないでしょ?」

 

西村「一応、しなければならないのだが…まぁいいだろう」

 

場所を戻してAクラスの教室内、雄二と翔子のバトルは、というと…

 

雄二「翔子、あれほっといて良かったのか?うちの面々が勝手に連れ出しちまったけど」

 

翔子「………いい。雄二のこと、バカにしたから」

 

雄二「そ、そうか…んじゃあそろそろ戻ってくるだろうし再開すっか」

 

Aクラス側がいなくなったのもあり、中断を余儀なくされていた。そこへ…

 

明久「雄二、もう負けたの?」

 

雄二「お前には一回どう思っているのか体にみっちり聞く必要があるな?」

 

真司、猛「遠慮はいらないのでしっかりやってください」

 

明久「ひどい!」

 

真司「お前の失言が原因なんだから黙って報いを受けろ」

 

猛「ま、そういうことだな」

 

まるでコント集団の如く会話しながら入ってきた7人。そう、例の戦いを引き起こした者たちである。

 

雄二「終わったのか?」

 

美波「ウチらなんかいらなかったわよ。ほとんど真司が1人でやってたし」

 

瑞希「キレた時のシン君は凄まじいですからね。仕方ないです」

 

雄二「そ…そうか。これで邪魔者はいなくなったことだし再開だな」

 

そう言っている間にも少し戦っていたようで2人の点数は…

 

坂本雄二 数学 45点

     VS

霧島翔子 数学 46点

 

わずかに翔子が逆転していた。しかし、このくらいの点差であればまだまだ同点と言ったところだろう。

 

雄二「翔子、これで終わりにするぞ」

 

その言葉と共に高速で放たれた拳に翔子は反応できず、攻撃は的確に翔子の召喚獣の頭を捉えていた。

 

高橋「Aクラス霧島翔子、戦死!よってこの試合、4勝3敗で勝者Fクラス!」

 

「うぉぉぉぉぉ!」

 

「これでここの設備は俺たちのもんだ!」

 

「ざまぁみやがれってんだ!」

 

雄二「落ち着け、お前ら。俺たちはここと設備の交換はしない」

 

「はぁっ!?」

 

「おい何考えてんだ、坂本!」

 

「せっかく勝ったのに意味ねぇじゃねぇか!」

 

「ちゃんと説明しろ!」

 

雄二「わからないなら聞いてやる。このまま設備を交換してみろ。周りのクラスメートは?」

 

「クラスメートはって俺らだけだよな?」

 

「あぁ、他にいるのか?」

 

雄二「そうだろう?ではその性別は?」

 

「全員男だよな?」

 

「バカ、藤堂夫人と秀吉が一緒だろ?」

 

「そうか!」

 

瑞希「夫人て誰のことですか!?」

 

秀吉「わしは男じゃ!」

 

美波「そうよ!木下じゃなくて私が女よ!」

 

「絶壁に興味はないな」

 

「そうそう」

 

美波「あんたら、全員殺すわ」

 

「「「すみませんでした!」」」

 

始まるコント劇に流石に頭を抱える雄二だが、そこは切り替え、言葉を紡いでいく。

 

雄二「そういうことだ。お前らせっかくいい設備を手に入れたのに男ばっかの中でいいのか?」

 

「それは嫌だな」

 

「あぁ、女子と使いたいな」

 

「まさか坂本はそこまで考えて!?」

 

「流石だ!坂本!」

 

雄二「そういうことだ。というわけでババア!約束通り俺らが勝ったぞ!」

 

カヲル「仕方ないさね。Fクラスだけ再振り分け試験をしてやる。希望者は明日やるよ」

 

「うぉぉぉぉぉ!これで俺も女子と同じクラスだ!」

 

「そうなりゃここから一夜漬けで勉強じゃい!」

 

真司「あいつら…自分の学力が1日で上がらないこと、知らないのか…?」

 

雄二「知るわけがないだろう?勉強なんざしたこともない連中だ」

 

真司「よくそれで入試どうにかなったな」

 

雄二「そこは…よくわからん」

 

真司「まじかよ…瑞希、明日はお前も本気出せよ?これじゃおじさんに転校を勧められかねん」

 

瑞希「明日?明日は受けないよ?」

 

真司「それじゃ俺らがこんなことした意味ねぇじゃねぇか!どうしてだよ!」

 

瑞希「じゃあシン君に聞くけどあんなクラス行きたい?」

 

真司「………理由がよくわかったよ」

 

雄二「それじゃ俺らは解散だ!明日再振り分け試験を希望する奴は頑張ってこい!」

 

真司「…あ、そうだ。翔子さん、例の命令権だけど俺らは使うような命令無いから代わりに使っていいよ?」

 

翔子「………ありがとう。真司はいい人」

 

雄二「真司!テメェなんてこと言ってくれてんだ!」

 

真司「俺まだコン○ーム騒ぎ許してないけど?」

 

雄二「すんませんでした」土下座

 

真司「で、翔子さんは何を命令するの?」

 

翔子「じゃあ…雄二、付き合って」

 

明久「へ?」

 

雄二「やっぱりな。お前、まだあきらめてなかったのか」

 

翔子「………私は諦めない。ずっと雄二が好き」

 

雄二「その話は何度も断ったろ?他の男と付き合う気は無いのか?」

 

翔子「………私には雄二しかいない。他の人なんて、興味ない」

 

雄二「拒否権は?」

 

翔子「・・・ない。約束だから。今からデートに行く。」

 

雄二「ぐぁ!放せ!やっぱこの約束は無かったことに…」

 

雄二が言い終わらないうちに翔子は雄二を連れて行ってしまった。…その行動力はどこから?

 

真司「ま、まぁ、これで解散で…」

 

その言葉に哀愁が漂っていたのは言うまでもない。

 

〜次の月曜日〜

 

「「「結局こうなるのかよ!」」」

 

その言葉通り再振り分け試験を受けた全員がFクラスに振り分けられたのは言うまでもない。

 




これにて試召戦争編、完結です!

…長かったぁ

今回、担任は変えませんでした。理由としては、やはり今回は勝ったっていうのが一つとあとはそもそもこの後の展開って鉄人が担任じゃなくてもある程度つじつまが合うんですよね
変わってほしかったという方はすみません…

次回からは清涼祭編に入りますが、その前にデート話を挟みたいと思っています。

ということで次回予告!

付き合いだしてから全くそれらしいことをしていないことをしていないことに気づいた真司はついに初デートを決意する!しかし、その計画がいつものメンバーにばれてしまい…

次回『瑞希と初デート』

次回はきっと甘々になる

はず…
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