と言うよりももう待ってない人しかいないかもしれませんが最新話公開させていただきます。
卒論とか諸々が重なりまして遅れました。
読んでいただける方、どうぞ
〜屋上〜
瑞希の転校の原因である教室自体の改修は俺が竹さん呼んできて2人でクーデター起こすって言ったらあっさりオッケー出してくれました。優しい世界だね!…え?脅しだって?そんなことしてないよ?どうも、藤堂真司です。さて、そんなこんなで清涼祭が始まるわけなんだが、なーんか3年の動きがおかしいんだよなぁ。なんもないといいんだけど…
瑞希「シン君、どうかした?なんかブツブツ言っていたけど?」
真司「あぁ、いや、なんか言わなきゃいけない気がしてな」
瑞希「疲れてる?」
真司「そりゃ、俺だって初めてまともに準備したんだ。当然だろ?」
瑞希「すごくツッコミたいんだけどシン君そういうタイプだから仕方ないか…」
真司「そういうこと。いい加減許せよ」
瑞希「それとこれとは違うよ。私はシン君やFクラスのみんなと思い出を作りたいの!」
真司「わかった、わかったから!ちゃんと最後まで全力出すから!それでいいだろ?」
瑞希「そういうこと!ちゃんとね?」
真司「はいはい…てかお前ここにいて良いのかよ?」
瑞希「シン君呼びに来たんだけど…」
真司「それはすまんかった。じゃあ行こうか」
〜Fクラス〜
雄二「おい、姫路はまだ帰ってこないのか?」
明久「みたい。真司も強情だからねぇ」
ガラガラ
瑞希「遅くなってすみません」
真司「なんでお前が謝ってんだよ。なんもしてねぇだろうが」
明久「あ、帰ってきた、帰ってきた」
雄二「そろそろ姫路も着替えてこい。今島田も着替えてる」
瑞希「わかりました。では、行ってきますね」
真司「ん?女子は着替えるのか?」
雄二「お前いなかったな。インパクトのために女性陣と秀吉には体張ってもらうんだよ」
真司「また秀吉に女装させんのか。いい加減優子さんからキレられても知らんぞ」
雄二「それは悪い気もするが姫路のためだ。秀吉には潔く犠牲になってもらう」
真司「お前本当情がないのな…」
雄二「情がないんじゃなく優先順位の問題だ」
真司「それもそうか。優子さんには俺から言っとくよ」
雄二「そうか?それなら頼む」
真司「了解。で?俺は何すんの?」
雄二「お前それすら知らんのか。接客と調理どっちもやってもらう。姫路が徹底的に仕事させろっていうもんでな」
真司「瑞希は俺を殺す気かよ。後で文句言ったろ」
雄二「まぁまぁ。着替え終わった姫路をみたらそんな気も吹っ飛ぶぞ」
真司「そうか?期待はしてないぞ?」
雄二「それならそれで良いさ。度肝抜いてやるから」
真司「あぁ、そうか…瑞希「お着替え終わりましたよ」………い?」
明久「真司、しっかり見とれてるじゃん」ニヤニヤ
雄二「注文どおりの反応だな」ニヤニヤ
真司「お前らがニヤニヤしてんのは腹立つけどそれは一旦置いておいて………雄二、ありがとう」
雄二「期待以上だろ?姫路もお前に見せるってなったら張り切ってたぞ?」
瑞希「アウアウ」カァァァァ
真司「雄二、後でお前はシバく」
雄二「なんでだよ!」
真司「この状態の瑞希を見ても理由がわからんか?ならしっかり教えてやらんといけないなぁ、体になぁ?」
雄二「すんませんでした」土下座
真司「わかりゃいいや。んで?もう清涼祭始まってるよな?なんでこんなに人いねぇんだよ」
雄二「わからん。さっき変なクレーマー2人を撃退した後でめっきり来なくなった」
真司「クレーマー2人?」
雄二「3年の常村と夏川ってやつだ。知ってるか?」
真司「3年か…やっぱりな」
雄二「心当たりがあるのか?」
真司「おそらくは。ムッツリーニ、2人のクラスは?」
康太「………Aクラス」
真司「これで確信に変わった。黒幕はおそらく高城雅春だ。奴はAクラスの代表だったはずだ」
明久「それってあの?」
雄二「なんだ明久、お前も知ってるのか?」
真司「高城大雅の兄貴だよ。小中同じだ」
雄二「ということは狙いはお前と姫路を離すことか?」
真司「間違い無いだろうな。完全に瑞希を転校させる気だ。瑞希、転校の話はいつからだ?」
瑞希「え?なんでシン君が知ってるの?」
真司「島田さんから聞いたよ。なんで言わなかったのかは後で聞くとして、いつからだ?」
瑞希「転校というか留学の話が来たの。ヨーロッパに行かないかって」
真司「なるほどな。確定したわ。奴は確か海外の大学を受ける予定のはずだ。おそらくはヨーロッパだろう」
雄二「自分と同じ地域の学校に行かせようってことか。まぁまぁな考えをお持ちなようで」
真司「しょうもないけどな」
雄二「まぁそう言ってやるな。無い知恵を絞り出したんだろう」
真司「そういうことにしといてやるか。さて、肝心なこの状態の打破なんだが…」
ガラガラ
真司「ん?誰だ?」
葉月「お姉ちゃん遊びに来たです!」
美波「え?葉月?1人?」
葉月「はいです!バカなお兄ちゃんを探しに来たです!」
真司「バカなお兄ちゃん?ここには候補がたくさんいるんだが名前はわからないのか?」
葉月「わからないです…でも、すっごくバカなお兄ちゃんでした!」
「「「吉井(明久)だな」」」
明久「ひどい!僕に小さい子の知り合いはいないから絶対に人違いだと…」
葉月「あ!バカなお兄ちゃんです!」
雄二「絶対に人違いがなんだって?」
明久「人違いだといいなぁ…」アハハ
真司「明久お前遂に小学生にまでバカにされるようになったのか…」
明久「遂にってなんだ!遂にって!」
真司「いや…そんな気はしてたんだが…」
明久「真司…君には一度僕のことをどう思っているのか聞く必要がありそうだよ…」
真司「そしたら対価はお前の体に払ってもらうぞ」
明久「…やめとくよ…」
真司「賢明な判断だ」
明久「それで?僕に小学生くらいの女の子の知り合いはいないと思うんだけど君は?」
葉月「え?知らない?お兄ちゃんひどい…葉月、一生懸命「バカなお兄ちゃん知りませんか?」って聞きながらここまできたのに!」
雄二「バカなお兄ちゃんがバカでごめんな?」
秀吉「バカなお兄ちゃんはバカなんじゃ。許してやってくれんかのぉ」
猛「ちびっ子、バカなお兄ちゃんみたいには絶対なるんじゃないぞ?」
真司「こうならないためにもしっかり勉強しような?」
明久「泣きたい!」
葉月「そう言えばさっき変な人たちが2-Fは汚いから行かない方が良いって言ってたです!」
雄二「変な人?それって坊主とモヒカンだったか?」
葉月「そうでした。綺麗なお姉さんたちがフリフリの格好でいるところで大きな声で言っていたです!」
雄二「何っ!?それはうちのクラスのためにも(ローアングルで)調査する必要があるな!」
猛「それって姉さんたちのクラスじゃ…」
真司「面白そうだから黙っておこうぜ。ついでにそこで俺たちも飯食ってくるか。瑞希、好きなもん食え。奢ってやるから」
瑞希「いいの?嬉しいけどなんか申し訳ないなぁ」
真司「気にすんな。まぁ俺が払う必要はないかもしれないけどな」
瑞希「どういうこと?」
真司「見てればわかるさ。みんな、行こうぜ」
〜Aクラス前〜
雄二「ここだけは勘弁してくれ!」
明久「雄二もいい加減諦めればいいのに」
猛「恥ずかしがってる旦那は置いておいてとっとと入ろうぜ」
雄二「誰が旦那だ!」
ガラガラ
翔子「………お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様。………今夜は帰しません、ダーリン」
真司「雄二、よかったじゃないか。愛しの翔子さんから愛の告白なんて」ニヤニヤ
雄二「その顔やめろ!」
猛「姉さん、9人だ。空いてるか?」
翔子「………空いてる。席はこっち」
真司「どうやらちびっ子が言ってた2人組は今はいねぇみたいだな」
葉月「ちびっ子じゃなくて葉月です!」
真司「悪かったな、ちび…じゃなくて葉月。ところでここで2人組を待つのか?」
雄二「唯一の手がかりだからな。ま、すぐにでも来んだろ。俺らはここで飯食っちまおうぜ」
真司「そんな簡単にことが進む訳ねぇだろってんだ。ま、先に飯ってのは賛成だな」
すると…
ガラガラ
その音とともにAクラスに入ってきたのはハゲとモヒカンの2人組。
真司「嘘やん…」
猛「兄貴…それバラエティのリアクションじゃねぇかよ…」
真司「そりゃそうなるだろうよ。こんだけタイミングよく来られちゃ」
雄二「まぁお前の反応はどうでもいいんだが…やつらが来たな。おい、翔子!メイド服を貸してくれ」
翔子「………わかった」ヌギヌギ
瑞希「大胆すぎますぅ…」カオマッカ
雄二「バカ!何脱いでんだ!」
翔子「………雄二が欲しいって言ったから」
雄二「予備のがあれば貸せってんだ!ここで脱がせる趣味は俺にはねぇ!」
翔子「………残念。優子に頼んでくる」
スタスタ
猛「まぁ旦那も嫁の肌は他人に見られたくないだろうしな」ニヤニヤ
真司「見せつけてくれるねぇ、霧島雄二さんや」ニヤニヤ
雄二「俺は旦那でもなけりゃ婿入りもしてねぇ!」
優子「代表、頼まれたメイド服なんだけどこんなの何に使うの?」
真司「あ、優子さん」
優子「真司くんじゃない。お疲れ様。秀吉は?」
真司「店番。うちのバカどもが秀吉に女装させて喜んでてな…優子さんにはまた迷惑をかける…」
優子「もう気にしないことにしたわ。それよりあなたたちが代表と一緒ってことはこれを頼んだのは?」
真司「雄二だよ。ハゲとモヒカンの撃退に使うっぽい」
優子「どうするのかは知らないけどあんまり汚さないでよ」
真司「そこは問題ないと思うよ。あいつもそこまではできないだろうしね」
優子「どう言うことなのよ」
真司「雄二は翔子さんに頭上がんないからね。そこまでできる度胸はないよ」
優子「代表は何をしたのよ…」
真司「聞きたい?」
優子「いえ、やめとくわ。嫌な予感がするもの」
真司「賢明な判断だ」
雄二「真司!秀吉を呼べ!明久の女装だ!」
真司「…そう言うことね。まぁあの状態じゃあ向こうは暇か。わかったよ!…ま、女性陣とムッツリーニ、それと猛は先に注文しちゃっててよ。俺も加勢してくる」
猛「そんな面白そうなことを俺にはやらせてくんないの?」
真司「加勢って言ってもバカ2人のお守りだぞ?やりたいのか?」
猛「俺先飯食ってるわ」
真司「賢明な判断だ」
猛「んじゃ、兄貴、後はよろしく」
真司「はぁ…猛にはああ言ったが、誰か変わってほしい….」
〜4人大暴れちう〜
猛「女性陣はそろそろ注文は決まった?」
大幅カットしてるんですが、ここまで10分経ってます…
瑞希「私は『ふわふわシフォンケーキ』にしようかと。美波ちゃんはどうしますか?」
美波「ウチもそれにしようかな。葉月は?」
葉月「葉月もお姉ちゃんと同じのにするです!」
猛「よし、全員決まったな。姉さん!注文を頼む」
翔子「………何にいたしましょうか?」
猛「女性陣はみんなシフォンケーキで…俺は…」
翔子「………それでは、注文を繰り返します。『ふわふわシフォンケーキ』が3個と『メイドの膝枕』が1個でよろしいでしょうか?」
猛「よろしくねぇしそんなメニュー無かったろ!…そういうのはあそこで奮闘…ってもういねぇや…」
真司「そう言うこった」
瑞希「シン君、もう終わったの?」
真司「全員出てったからな。もういいだろ。あ、俺、カレー食いたい」
翔子「………カレーはない」
真司「マジか…じゃあオムライスは?」
翔子「………ある」
真司「んじゃそれで」
猛「俺も」
翔子「………わかった。少々お待ちください」
〜時を戻そう〜
雄二が考えた作戦は常夏コンビを痴漢犯に仕立て上げて追い出すというもの。
明久「すみません。足元の掃除をさせていただきます」
夏川「掃除?さっさと済ませてくれよ?」
常村「結構可愛いなぁ」
明久「(不快すぎる…)ありがとうございます。では…」
夏川「ん?なんで俺に抱きつくんだ?まさか俺に惚れて…」
明久「くたばれぇ!」
そう言いながらのバックドロップが完全に決まるが…
夏川「なっ…お前はFクラスの吉井!まさか女装趣味があったのか…」
まだまだ元気な様子の常夏。これに対し明久は…
明久「この人変態です!今私の胸を触りました!」
作戦通りとはいえとんでもない冤罪である。
雄二「こんな公衆の面前で痴漢たぁゲス野郎!」
常村「何見てたんだ!明らかに被害者はこっちだろ!」
雄二「黙れ!たった今こいつはウェイトレスの胸を揉みしだいていただろうが!俺の目は節穴ではないぞ!」
雄二よ…この場にいる誰しもが思ったことを言ってやろう…
お前の目は確実に節穴だ!
雄二「おい、そこのウェイトレス。そっちで倒れてる男は任せたぞ」
そう言われた明久がすることは…
明久(任せるって言われてもなぁ…あ!そういえば秀吉に押し付けられたこれがあったなぁ。こいつの頭につけとくか、瞬間接着剤で!)手にブラ
真司「明久…お前それじゃどうにもできてないだろ…ちゃんと拘束はしとけよ。事情を聞かなきゃなんねぇんだから」
明久「拘束っていってもなぁ。真司、なんかないの?」
真司「俺は猫型ロボットじゃないんだが…まぁハンカチで手後ろに縛って柱にくくりつけとけ。そんくらい持ってんだろ?」
明久「あいにくだけど僕ハンカチ持ってないよ?」
真司「は!?ハンカチちり紙は携帯必須だろうが!お前小学校で………何も学んでなかったな…すまん…」
明久「何で謝るのさ!」
真司「学んでたら小学生にバカなお兄ちゃんなんて呼ばれないはずだが?」
明久「何も言えない…」
真司「まぁいいや。これ使えよ」結束バンド
明久「ありがとね。…って何でこんなのもってんのさ!これ普通の高校生が持ってるものじゃないよね!?」
真司「ん?あぁ…昔、ちょっとあってな…」
明久「…聞かないでおくよ」
常村「おい!夏川!そこでブ○ジャー被ってないでとっとと逃げるぞ!」
夏川「んなこと言ったって拘束硬くて外れねぇんだっての!」
常村「なんでもいいから逃げるぞ!」ダッ
雄二「待てコラ!追うぞ!アキちゃん!」ダッ
明久「そのあだ名はやめてもらえるかな!?」ダッ
真司「めんどいから追うのはいいや」
〜そして時はまた戻る〜
真司「このオムライスうめぇな。瑞希も食うか?」
瑞希「…私はいいや(太っちゃいそうだし…)」
真司「そうか?まぁいいならいいけど」
〜食事終了後〜
真司「さて、んじゃ教室でも戻るか」
瑞希「そうだね。みんなのこと、手伝わなくっちゃ」
翔子「お会計は野口英世が2枚、または坂本雄二1人になります」
猛「んじゃ、坂本雄二1人で頼むわ、姉さん。旦那と仲良くな」
翔子「ありがとう。猛は姉想い」
真司「そういう訳じゃないとは思うんだが…まぁいいか。瑞希、島田さん、そろそろ4回戦だろ?準備しなくていいのか?」
瑞希「え!?もうそんな時間!?行きましょう!美波ちゃん!」
美波「次の相手はわからないけど数学なら負けないわ!」
真司「次は古典だった気がするんだが…」ボソッ
猛「面白そうだから黙ってようぜ」ニヤニヤ
真司「つってもそれが原因で瑞希が負けるのは解せん」
猛「はいはい、ごちそうさん」
この選択が合ってるか間違っているのかそれは神のみぞ知るのである。
ということで最初の方は丸々カットです。
こんだけ遅れてこれかよって思った方、その感覚は正しいのです。
以後気をつけます。(どうにかできるとは言ってない)
ではでは次回予告!
暗躍する3年生たちはついに最後の一線を超えてしまう。
情報を武器に追い詰められる真司は瑞希を助け出せるのか!?
次回『ファーストラウンド』
次回も絶対に見てくれよな!