まもなくうちの大学も夏休みに入るのでしばらくは投稿頻度高めでいけると思います。
今回はバカテスの中でも割と好きな話です。
上手くはないですが、ぜひ読んでください。
福原「今自己紹介の途中ですから、姫路さんも自己紹介をしてください。」
瑞希「は、はい。姫路瑞希です。よろしくお願いします!」
「質問です!」
どこかから声が上がる。
真司(あれは…確か須川くん、だっけか?)
須川「なんでここにいるんですか!」
それはこのクラスでは当然の質問であるが、それにしても聞き方ってもんがあると思う。
瑞希「あ、はい。振り分け試験の途中で熱が出てしまいまして…途中退席で0点になってしまいました。」
「俺も熱(の問題)が出たおかげでできなかったんだよな。」
「ああ、化学だろ?あれは難しかったよな」
「俺は俺も最愛の弟が熱を出してな…」
「黙れ一人っ子」
「俺も前日の夜に彼女が寝かせてくれなくてな」
「二次元カ◯ジョだろ?ただオ◯ってただけじゃねぇか」
…予想以上にバカと性欲にまみれたクラスである。この時某クラス代表は本当にここで目的を達成できるのか不安になったそうだ。
福原「はい、皆さん静かにしてください。まだ自己紹介は終わっていませんよ?」
パンパン
バキッ
「へ?」
まさか立って手を叩いただけで教壇が壊れるとは誰も思っていなかった。
福原「新しい教壇を持ってきますので自己紹介を続けてください。」
瑞希「ふぅ…緊張しました…」
明久「あ、ねぇ姫…雄二「姫路」
真司(こいつ、わざと被せる技術高いな。明久はさめざめと泣いてるし笑笑)
瑞希「あ、はい。何ですか?えーっと…」
雄二「坂本雄二だ。体調はもう良いのか?」
明久「あ、それは僕も気になる。」
瑞希「吉井君もいたんですね。もうすっかり元気です。って、え!?」
雄二「明久がブサイクですまん。」
瑞希「いえ、そんなこともないと思いますよ。私が驚いた原因は吉井君ではないですしね。」
雄二「そう言われると確かに見てくれは悪くないかもな。俺の知人にも明久に興味を持っている奴がいた気もするし。」
真司「へぇ、それって誰なんだ?」
瑞希「やっぱりシン君?なんでここにいるの?」
真司「後で話してやるよ。ところで坂本だっけか?明久なんぞに興味を持つ物好きって誰なんだ?」
雄二「雄二で良いぞ。どうやら明久と猛の知り合いのようだしな。っと明久に興味を持つ奴だったな?確か久保……利光だったな。」
久保利光。学年次席クラスの学力を持つが、名前で察する通りれっきとした男である。この事実には流石の明久も唖然と…いや泣いてたわ笑笑
真司「おい明久、さめざめと泣くのをやめろ笑笑」
明久「雄二、真司。ちょっと話があるんだ。廊下に来てくれないかい?」
真司「もう泣き止んでたのか、明久。別に構わんが。」
ガラガラ
明久「ねぇ2人とも、せっかく2年生になったんだからAクラスを相手に試験召喚戦争をやってみない?」
真司「急に何があったんだ?訳を話せ、俺が納得できる訳を」
雄二「どうせこいつのことだ、何を考えているのかは大体わかる気がするが一応聞いてやろう。何故だ?」
明久「いやぁ、僕にはAクラスの…真司「嘘だな」…ってせめて最後まで言わせてよ!」
真司「どうせ瑞希のためなんだろ?お前のことだ、体の弱い瑞希を気遣ったんだろ?お前バカのくせにそういうところだけは頭回るからな。」
明久「真司、せっかく人が言わないようにしてたことをあっさり出さないでくれるかな?しかもさりげなく人をバカにしてるし。」
真司「それは違うぞ、明久。」
明久「え?」
真司「さりげなくじゃなくてしっかりがっつりバカにしてんだ。まぁそういうことなら協力してやらんでもないな。」
明久「最悪だっ!このヒトデナシ!協力してくれるのは良いけど相変わらずの性格の悪さだね?」
真司「んなこと言うなら協力しないぞ。まぁお前が大好きな瑞希のためになんとかしたいって気持ちだけは買ってやるが。」
明久「すみませんでした、真司様!なんでもするのでとりあえず協力してください!」
真司には一切逆らえない明久である。弱いなお前…
真司「仕方ないなぁ、明久君。そこまで言うなら協力してやるよ。ただししばらくはお前、俺の奴隷な。こき使ってやるよ。」
明久「なんでそうなるのさ!」
真司「だってお前なんでもするって言ったよね?俺がバカにされたらお前どうなるか、わかってたのに言ったんだから相応の罰は受けてもらわんとなぁ笑笑」
明久「うっ…まぁあんまり変なことはさせないでよ?んで、雄二はどうなの?」
雄二「あ、あぁ。まぁ良いぞ。俺もやろうとは思ってたからな。それに…」
明久「それに?」
雄二「お前が大好きな姫路のために頑張りたいって言ってんだ、親友として協力してやるよ」ニヤニヤ
明久「聞かれちゃいけない奴に聞かれたっ!最悪だっ!」
雄二「おっと、そろそろ先生戻ってくるから教室戻ろうぜ。」
ガラガラ
福原「自己紹介はどこまでいきましたか?」
雄二「次は明久だな。」
明久「そっか。ええと…吉井明久です。気軽にダーリンって呼んでください♪」
「「「ダーーリィーン!!!」」」
明久「失礼、忘れてください…」
言った本人、吐きそうである。明久が席に戻ると顔を真っ青にした…憤怒がいた。
真司「明久、てめぇ何してくれてんだ?おかげでこっちまで吐きそうだ…」オエッ
明久「いや、僕なりに場を和ませようと思ったんだけどここまで乗ってくるとは思わなかったんだ…」
福原「それでは最後、クラス代表の坂本君お願いします。」
福原先生のその言葉に対し、無駄に溜めながらうなずく雄二。あいつは一体何をしでかす気なんだろうか?」
雄二「このクラスの代表になった坂本雄二だ。代表でも坂本でも好きなように呼んでくれ。」
猛「んじゃあ、赤ゴリラ?」
雄二「猛、てめぇなんてこと言ってんだ!」
猛「だって好きなように呼べって言うから…」
雄二「やっぱり坂本で頼む。さて、このクラスの全員に問いたい。」
そこで言葉を切り、教室をゆっくり見渡す雄二。クラスのみんなもそれに釣られるように卓袱台、座布団、壁と視線を向けていく。
雄二「Aクラスはリクライニングシートにシステムデスク、更には菓子や飲み物が完備されているが、不満はないか?」
「「「大アリじゃぁぁぁぁ!!!」」」
「Aクラスと俺らって学費一緒だよな!?」
「これは流石にやりすぎだろ!」
雄二「そうだろう。俺もこれには問題を感じている。そこで、だ。我々FクラスはAクラスに対し、試験召喚戦争を挑もうと思う!!」
こうして我らが代表は戦争の引き金を引いた。しかし…
「いや、流石に無理があるだろ。」
「これ以上設備落とされたくはないしな。」
「姫路さんと秀吉がいれば他に何もいらない。」
クラスから不満が上がる。(約1名瑞希と秀吉にラブコールをしている奴もいたが…)
雄二「そんなことはない。このクラスには試召戦争に勝てる要素が沢山ある。それを今から説明してやる。…おい康太、姫路のパンツ覗いてないでこっちに来い。」
康太「(ブンブン)………そんな事実は確認されていない。」
瑞希「キャア」///
事実も何も畳の跡がついているため、バレバレである。
雄二「こいつの場合は名前よりもこっちの方が知られているな。こいつがかの有名な寡黙なる性職者(ムッツリーニ)だ!」
「バカな、奴があのムッツリーニだと言うのか?」
「だが、あからさまな覗きの証拠をもみ消そうとしてるぞ。」
「あぁ、ムッツリの名に恥じぬ行為だ。」
恥ずべき名称である。ここでムッツリーニについて説明しておこう。簡単に言うとただのエ口ガキである。学校中に盗聴器とカメラをローアングルで仕掛け、女子のスカートの中身を日夜狙っている。しかし、自身がその耐性がないため、すぐに鼻血を出してしまうのである。撮影された写真は自身が経営するムッツリ商会で取引されるため、男子からは畏怖と畏敬の念を込めて、女子からは軽蔑を持って挙げられる。
(注:盗撮、盗聴は犯罪です。実際にはしないでください)
雄二「姫路のことは説明不要だろう。みんなだってその力はよく知っているはずだ。」
瑞希「え?私…ですか?」
雄二「あぁ、うちの主戦力だ。期待している。」
「そうだ、このクラスには姫路さんがいるんだ!」
「彼女さえいれば他に何もいらないな。」
真司(…さっきから瑞希にラブコールをしてるのは誰なんだ?)
雄二「それに木下秀吉だっている。」
「おぉ、あいつ確か木下優子の…」
「あぁ、妹だ。」
「姉がすごいから妹もすごいんだろう。」
「秀吉さえいれば他に何もいらないな。」
秀吉「わしは男じゃ!」
「「「なにっ!?」」」
「いや待てよ、あいつは男と言ったが女でないとは言ってない。つまり第3の性別、秀吉だ!」
「「「それだっ!!!」」」
秀吉「もういいのじゃ」グスン
流石に秀吉が不憫である。この国では一応男と女以外に性別がないはずだ。
雄二「更には霧島猛に島田美波だっている。」
美波「え?ウチ?」
雄二「そうだ。お前も数学はBクラス並みの点数があるじゃないか。」
「島田って実はすげぇ奴なのか!?」
「霧島って確かAクラス代表の弟だよな!」
「家庭科の神って聞いたことあるぞ!」
雄二「当然、俺も全力を尽くす。」
「思い出したぞ、あいつ確か小学生の頃神童って呼ばれてた奴だ。」
「ってことは振り分け試験の日は調子が悪かったのか?」
「何にせよ、Aクラスレベルが4人もいるってことじゃねぇか!」
「これはいけるかもしれないぞ!」
ここで考えて欲しい。雄二は自分たちの点数を言っていない。つまり本当はAクラスレベルの人間はそんなにいないのだが、点数を隠すことで士気を高めているだけなのである。
雄二「それに、吉井明久だっている。」
シーン
一気に士気が下がる…
明久「ちょっと雄二!どうしてそこで僕の名前を出すのさ!そんな必要まるでないじゃんか!」
「誰だ?吉井って」
「そんな奴うちのクラスにいたか?」
「聞いたことないぞ?」
どうやらこのクラスではもうすでに先程のダーリンの件を無かったことにしているらしい。お前ら大合唱してたよな?
明久「ほら!せっかく上がってた士気が下がったじゃないか!なんで僕の名前を出したのさ!僕は雄二とかと違ってなんの肩書きもない普通の…なんだ!そのお前のせいで下がったみたいな目は!?僕のせいじゃないよね!?」
雄二「落ち着けよ、明久。それにお前だって立派な肩書きがついているじゃないか笑笑
"観察処分者"って肩書きが、な」
「観察処分者だと?」
「たしかバカの代名詞じゃなかったか?」
明久「違うよ!ちょっとお茶目な16歳に送られ…雄二「いかにもバカの代名詞だ。」ちょっと雄二!そこは否定するところだよね!」
観察処分者とは…
バカなだけでも問題を起こすだけでも手に入れることはできない。その両方を兼ね備えて初めて与えられる肩書きである。要するに究極のバカな問題児、ということである。
瑞希「あのぅ…観察処分者ってどういうものなんでしょうか?」
雄二「簡単に言えば教師の雑用係だな。特例として観察処分者の召喚獣には物理干渉ができるようになっている。その力を使って力仕事をこなすという感じだ。」
瑞希「召喚獣の力は人間の何倍もあるそうですからすごく便利ですね!」
雄二「ただ、教師のいるところでしか召喚はできないし、観察処分者の召喚獣にはフィードバックがついている。つまり、召喚獣が傷つけば本人も傷つくってこったな。」
「それっておいそれと召喚できない奴がいるってことじゃないか。」
雄二「気にするな。どうせいてもいなくても変わらん雑魚だ。」
明久「ちょっと!そこはフォローするとこだよね、雄二。それに戦力だったら真司でしょ。」
瑞希「そうですね。点数の面ではシン君ほど頼りになる人もいないですしね。」
猛「兄貴の点数はエグいからな。」
雄二「そんなにすごいのか?」
真司「おいおい、買いかぶりすぎだ。俺はそんなに凄くないぞ。」
瑞希「何言ってるの?英語と国語は壊滅的だけど、他は異常に高いじゃん。」
雄二「ほう、それなら十分に戦力になるな。よし、それでは俺たちの力の証明として、まずはDクラスを征服しようと思う。勝ちたい奴はペンを取れ!Fクラスの真の力を上にいる優等生たちに見せつけてやろうぜ!」
「「「オォーーーー!!!」」」
瑞希「お、おー」
真司「瑞希、無理しなくてもいいんだぞ。」
雄二「それでは明久、代表として命じる。Dクラスに宣戦布告をしてこい!見事、大役を果たせ!開戦時刻は…今日の午後でいいか。」
明久「ちょっと待ってよ、雄二。下位クラスの使者って酷い目に遭うんだよね?」
雄二「心配するな、奴らがお前に危害を与えることはない。騙されたと思って行ってみろ。」
明久「それ本当?」
雄二「俺を誰だと思っている?」
明久「わかったよ。それじゃあ行ってくる」
ガラガラ
雄二「それじゃあ、明久が戻ってきたら作戦会議をするぞ。今名前の上がったものは屋上に来てくれ。」
Fクラスの戦いはここから始まったのである。
ということでついに試召戦争が始まります。戦闘描写もしたことないので、多分下手だとは思いますが、是非読んでください!
それでは次回予告!
ひょんなことから明かされる真司たちの過去!彼らの抱える闇とは?
次回『作戦会議と真司の闇』
はい、ここ、テストに出まーす