基本的には繋ぎの回ですがここの伏線を回収するつもりはないです。
それでは、本編どうぞ!
真司「おはようございます、西村先生」
西村「おはよう、藤堂」
真司「ところでAクラスの霧島さんてもう学校にいますか?」
西村「来ているが何かあったのか?」
真司「いえ、少し親切にしてもらったみたいで、お礼を言いにいこうかと」
西村「そうか、てっきり吉井辺りが何かしでかしたのかと」
真司「ハハッ、流石にそれは…ない…と…」
西村「言い切れるのか?」
真司「無理でした」
西村「そういうことだ。さあ、遅刻しないようにさっさと行け。」
真司「ありがとうございます。では」
〜Aクラス〜
真司「霧島さんはいるかな?」
優子「代表?代表ならあそこよ」
そう窓側の1番端を指差す。
真司「ありがとう、優子さん」
スタスタ
真司「翔子さん、昨日は水分置いてってくれたみたいでありがとう、助かったよ」
翔子「………大したことはしてない。気にしないで」
真司「そう言ってくれると嬉しい。それじゃあまた今度」
翔子「………また」
優子「代表、真司君といつの間に仲良くなったの?」
翔子「………猛がお世話になったから」
優子「あぁ、Fクラスの。弟さんだっけ?納得だわ。ありがとう」
その頃Fクラスでは処刑の準備が整っていた。
須川「諸君、これ以上転校生藤堂真司を野放しにしてはいけない。情報によれば、奴は姫路瑞希と幼馴染であり、我らがオアシス秀吉とも仲が良い。更にはAクラスの木下優子、霧島翔子とも話しているようだ。許せるか?」
「「「許せん!!!」」
ガラガラ
真司「おはよう」
須川「諸君、ここはどこだ?」
「「「最後の審判を下す法廷だ!」」」
須川「異端者には?」
「「「死の鉄槌を」」」
須川「男とは?」
「「「愛を捨て、哀に生きる者!」」」
須川「よろしい。これより2-F異端審問会を始める」
真司「は?何コレ?どうなってんの?」
須川「被告人、藤堂真司の罪状は?」
真司「え?被告人?罪状?」
福村「ハッ、被告人藤堂真司は我らがクラスのオアシスである姫路瑞希と…須川「長い、簡潔に」ハッ、女子と仲良くしてて羨ましいであります!」
須川「よろしい。藤堂真司、遺言はあるか?」
真司「え?まさかの遺言!?しかも瑞希と…須川「被告人、とっとと死刑!」嘘でしょ!?」
そう言うや否や即蓑巻きにされる真司。巷ではこういう時に『ぴえん超えてぱおん』などと言うのであろう。(作者はこの言葉の使い所も意味も全くわかっていません)
真司「いてぇぇぇぇぇ!」
バタッ
「「「え?」」」
ガラガラ
瑞希「シン君!?皆さん何してるんですか!」
須川「いや、我々の血の掟に背いた異端者を処刑しようと…」
瑞希「そんなことのためにここまでしたんですか!最低です!シン君は怪我のせいでもう左手が使えないんですよ!とにかく、早く縄を解いてください!」
須川「あ、あぁ。すまなかった。」
10分後
真司「なんか柔らかい。ここは?」
瑞希「シン君、気がついた?左腕は痛くない?」
真司「瑞希?俺はもう大丈夫だよ。それよりなんで真上に瑞希の顔が?」
瑞希「寝かせるのに頭は高い位置で柔らかいところに置いたほうがいいと思ったので、畳の上よりはと思って私の膝を使ったの」///
真司「そ、そうか。(女子ってこんな柔らかいの!?ど、どうしよう!?)」カオマッカ
美波(瑞希って積極的なのね。見習わなきゃ。ウチも吉井に…ダメだ、あいつは余計なこと言いそう…)
明久(真司いいなぁ。姫路さんの膝枕。僕も姫路さんとか秀吉とかに膝枕してもらいたいなぁ…って何考えてんだろ?)
須川「すまなかった!」
「「「すんませんでした!!!」」」
真司「え?」
須川「我々は取り返しのつかないことをしかけていたようだ。だから、すまなかった!」
真司「本当に反省してるなら許そう。でももうこんなことしたらダメだ。わかるな?」
須川「分かっている。これから我々FFF団は世の女性のための活動をしていこうと思う!」
真司「そっか。ならいいぞ。頑張ってくれ」
須川「ありがとう」
スタスタ
瑞希「本当に良かったの?気絶したんだよ?」
真司「あれでいいんだ。改心したと言っている以上それを信じてみるさ」
瑞希「それなら私は何も言わないよ。本人が許している以上、周りがとやかく言っても意味ないからね」
真司「ありがとう、瑞希。それじゃ、補充試験、総合科目で勝負しないか?昔やったろ?いつもみたいに負けた方は勝った方の言うことをなんでも1つ聞くってやつ」
瑞希「いいよ!やろう!今回は負けないよ?」
真司「俺だってまだまだ瑞希には負けんよ」
雄二「さて、みんな聞いてくれ!次はBクラスを落とす!各自回復試験に専念してくれ!」
キーンコーンカーンコーン
船越「それではテスト、始め!」
キーンコーンカーンコーン
明久「午前中ずっと試験なんて疲れたよ」
雄二「まぁお前は違う意味でも疲れたと思うがな。結局船越先生とはどうなったんだ?」
明久「近所に住んでいるお兄さん(39歳独身)を紹介することでなんとか収まったよ」
………明久よ、それは本当に"お兄さん"なんだろうな?
雄二「そ、そうか。さて、今日の昼はは学食でも行くか。今日はラーメンとカツ丼と炒飯とカレーにするかな?」
真司「雄二、奇遇だな。俺もラーメンと牛丼と餃子定食にするつもりだ」
猛「兄貴が行くなら俺も行こうっと。何食おっかなぁ」
明久「僕はちょっとリッチにソルトウォーターでも食べようかな?」
真司「…明久、頼むから二度と塩水をリッチと言わないでくれ。今日の昼くらいは俺が奢ってやるから」
明久「真司、それ本当!?久しぶりにカロリーが摂取できそうだよ」
真司「…雄二…」
雄二「何も言うな、虚しくなるだけだ…」
美波「吉井たちも学食行くの?ウチも行っていい?」
明久「島田さんも来なよ!」
瑞希「あ、あのぅ…」
美波「瑞希も学食行くの?珍しいわね」
瑞希「あ、いえ、そうではなくて…」
秀吉「もしや昨日話しておった弁当かの?」
瑞希「はい!皆さんよろしければ是非…」
雄二「それじゃあ屋上だな。作戦会議もしたい」
秀吉「今日は晴れているし屋上が気持ち良さそうじゃのう」
康太「………俺も行く」
真司、猛「俺たちは行かん!」
瑞希「グスン…そこまで言い切らなくてもいいのにぃ…」
明久「あーあ、真司と猛が泣かせちゃった」
真司「あーもう!行くよ!俺も行く!」
猛「ちょっ、兄貴!裏切んのかよ!」
真司「猛、俺は流石にこの状況を返せるだけのものは持ってない。瑞希が泣いた以上俺が取れる選択肢は1つしかない」
猛「本当兄貴は瑞希に甘いんだから…家の墓参り、もう1回行っとけばよかったなぁ…」
瑞希「それじゃあ行きましょう♪」
真司「ちょっ、おまっ、嘘泣きかよ!」
猛「だから兄貴は瑞希に甘いって言ってんの!嘘泣きくらい気づくだろ!」
真司「気づかんかったんだからしょうがないだろ!まぁいい、それじゃあ屋上に行こうか」
雄二「それでは俺は飲み物でも買ってこよう。Dクラス戦でのお礼も兼ねて、な」
美波「それじゃあウチも行く。坂本1人じゃ持ちきれないと思うし」
真司「じゃあ飲み物は雄二と島田さんに任せるよ。俺たちは先に屋上に行ってよう」
〜屋上〜
瑞希「レジャーシートも持ってきたんだよ?」
真司「お前、準備いいな。てか弁当箱お重かよ!」
瑞希「みんなの分も、と思っていたから!それでは、どうぞ?」
真司「明久、お前がまず食えよ。姫路はお前の栄養を考えて作ってきたんだからな」
明久「いやいや、女心的にまずは真司が食べなよ。きっと姫路さんは真司に食べてもらいたいはずだよ?」
真司「女心のわかってないお前だけには言われたくないな。瑞希のためにもお前が食え」
秀吉「今回ばかりは明久に賛成じゃな。真司よ、お主が食べるのじゃ」
康太「………(ヒョイ、パク)美味い」
明久「あ、真司がもたもたしてるせいで先にムッツリーニが食べちゃったじゃないか!」
真司「明久、お前がもたもたしてるからだろ!………おいムッツリーニ、お前今なんて言った?」
康太「美味いと言ったんだ。これは明久クラス」
秀吉「ムッツリーニよ、それは本当かの?これはますます楽しみじゃ」
真司「瑞希、疑って悪かった。ちゃんと味見してたんだな」
瑞希「もう!私だって成長してるんだからね!」エッヘン
真司(確かに成長しているな、特に胸が…ゲフンゲフン俺は今何を考えた?瑞希を異性として見た?あり得ない、あいつは幼馴染だぞ!?)
幼馴染だからといって性の対象にならないとは限らんぞ、真司よ
雄二「買ってきたぞ。おっ、美味そうだ。(ヒョイ、パク)美味いじゃねぇか、姫路。真司、猛、お前ら昨日は騙したな?」
真司、猛「それだけは絶対にない」
真司「しばらく会わないうちに瑞希が腕を上げたらしい。俺も予想外だった…」
瑞希「そんなに言うならシン君は食べなくていい!」プクッ
真司「(…可愛い)悪かった。ごめんなさい。私めにも少しでいいので分けてください」土下座
雄二(秀吉、あいつの目見たか?)
秀吉(見たのじゃ。あれは完全に両思いじゃな)
雄二(だよな。あれだけの過去を聞いたんだ。俺たちで応援してやろうじゃないか)
秀吉(同感じゃな)
雄二(他のやつにも声をかけておく)
秀吉(そこは任せるのじゃ)
美波「瑞希、これすっごく美味しいじゃない!どうやってるのよ?」
瑞希「これはですねぇ、カクカクシカジカって感じですね」
美波「へぇ、今度ウチもやってみようっと」
瑞希「是非!それはそうと土屋君、さっき吉井君クラスと言っていましたがどのくらいなんでしょうか?」
猛「あ、そっか。瑞希はこいつの料理食ったことなかったか」
瑞希「うん、だから少し気になったの。」
康太「………明久はプロ級」
瑞希「吉井君て実はすごい人だったんですね!主食がお水とお塩とお砂糖と油と聞いていたのでそこまでではないと思っていました。すみません」
真司「気にすることはないぞ、瑞希。こいつはそう思われても仕方ない生活してんだ」
明久「それは事実だけど真司が言うことじゃないよね!」
真司「明久、うるさいぞ」
明久「君のせいだからね!」
雄二「さて、飯も食ったことだし、Bクラス戦の作戦会議始めるぞ」
明久「なんで次はBクラスなのさ。Aクラスは?」
雄二「今のうちの戦力じゃどう考えてもAクラスには勝てん。」
美波「じゃあBクラスに標的を変えるの?」
雄二「いや、Aクラスをやる」
明久「雄二、矛盾してるよ?」
真司「明久、お前矛盾なんて難しい単語知ってたのか!お兄さんは感動したぞ…」
明久「今それを言うタイミングじゃないよね!?で、どうなの?雄二」
雄二「明久の指摘も最もだがあくまで勝てんと言ったのは普通に試召戦争をやった場合だ。Aクラスの40人はどうにかなるが、あとの10人は別格だ。どれだけ数を割いても焼け石に水だろう。だから一騎打ちに持ち込む。」
真司「お前のシナリオが読めたぞ。なるほど、そういうことか。ならBクラス戦もうなずけるな」
明久「真司、勝手に1人で納得しないで説明してよ」
真司「瑞希も気づいていたんだが…いいか、明久。今の状態でAクラスに行って素直に一騎打ちに応じてくれると思うか?答えは否だ。しかしBクラスをダシに使えばどうだろう?連戦するぞと脅せば確実にこっちに引き込める。そう言うわけだ。だよな、雄二」
雄二「その通りだ。流石だな」
真司「褒めるほどのことじゃねぇよ。それに明久以外は最初の問いかけ聞いた時点でわかってたからな」
明久「最後までわかんなかったの僕だけ!?」
秀吉「それはいいのじゃが、それだとBクラスに負けてしまっては元も子もないのではないかの?」
雄二「大丈夫だ。俺たちが負けることはない。明久、Bクラスに宣戦布告してこい!開戦は明日の午後だ」
明久「お断りだよ!雄二か真司か猛辺りがやってくれば良いじゃないか!」
真司「お前俺との約束忘れたのか?お前が行ってこい」
明久「ウグッ…わかったよ…」
明久、Bクラスでボコられ中
明久「やっぱり殴られたじゃないか!」
真司「お疲れさーん。もうすぐ補充試験再開するぞ」
明久「君はもうちょい僕をねぎらうってことをしてもいいと思うんだ?」
真司「ネギラウ?ナニソレ?オイシイノ?」
明久「もういいよ…」
真司「よし勝った笑笑」
〜次の日、昼〜
真司「瑞希、どうだったよ」
瑞希「理系科目は今回もバッチリ!家庭科が少し不安だけど、4000点は固いよ。シン君は?」
真司「まだまだ甘いな、瑞希さんよぉ。俺は4500は固いぜ?」
瑞希「流石はシン君。でも返却されるまでテストはわかんないよ?」
「返却しまーす」
瑞希「あ、帰ってくる。結果が楽しみだね!」
真司「あぁ、そうだな」
〜返却後〜
真司「それじゃ、まずはどっちからいくよ?」
瑞希「じゃあ私からいくよ?」
姫路瑞希 総合科目 4405点
瑞希「今回は頑張ったんだ!」
真司「ほう、なかなかやるじゃないか。じゃあ俺だな?」
藤堂真司 総合科目 5012点
真司「今回は俺も調子良かったんだ。ということで俺の勝ち〜」
瑞希「悔しい…」ウルウル
真司(なんで俺は最近瑞希がこんな可愛く見えるんだ?幼馴染のこんな姿なんて散々見てきただろ!?)
これぞ、タイトルになる程鈍感な男の本領である(メタァ)
雄二「ん?2人して何してんだ?」
真司「瑞希と総合科目で勝負してたんだ。ま、俺が勝ったんだがな」
雄二「そうか。ところで真司、俺は数学の本気はAクラスの時まで取っておけと言ったはずだが?この1092というのはなんなんだ?」
真司「あ、忘れてた。ごめんちゃい笑笑」
雄二「ごめんで済んだら警察いるかぁ!とっとと数学だけ受け直してこい!」
真司「ちぇ、わーったよ」
真司、またまた開始直後から回復試験確定
瑞希「もう!そう言う時に限って勝負はしないでよ!」
真司「ごめん…」
雄二「それじゃ、Bクラス戦での作戦を説明するぞ〜」
こうしてBクラス戦が始まった。
??「ほう、これはなかなかいい情報だな。これで脅せば姫路はこちら側だ。この戦争はもらったな笑笑」
最後の人は誰なんですかねぇ
ということで次回からBクラス編です
では恒例の次回予告!
ついに始まったBクラス戦!根元の策により怒った真司はあるものを解禁する!
さらに明かされる真実に真司はどう答えるのか!?
次回『魔王降臨と抱えた罪の隠されし真実』
yaーhaー