寄稿文 『ドラゴンボールZ 真・超サイヤ人』 E’s story 作:Lton
これは初投稿から2020.07.31までに少し修正していたで、サルベージできた限りの文章です。
記憶を頼りに他に修正箇所が無いか見ていきます。
以下、当時の私の前書きになります。
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ターレスが選ばれた理由の仮説を、ブゥがフリーザに説明する。 です。
まぁ、内容的に閑話みたいなものです。
どうぞ_φ(・_・
ターレスは何故、惑星の意思に挑む面子に選ばれたのか?
ある日、フリーザが唐突に「なぜターレスさんだったんでしょうかね?」と言う。
「どういう意味だ」と問うセル。
(以下、ほぼ内容が会話である為、フリ:……で表現)
フリ:「いえ、ソンゴクウさん達の可能性から顕現させたのなら、あの時大した戦力にならず改心もしなかった彼より、惑星ベジータ限定ならナッパやラディッツの方がまだ良かったのではないかと。」
セル:「おいおい、それは流石に可哀想だろう。戦闘力に差がありすぎる。それに波動から技の重ねがけを得た奴は、孫悟空に10倍かめはめ波を引き出させる切欠を与えた。その位で十分だろう。」
フリ:「まぁエネルギーの取り扱いが上手いのは確かですが……、私にはソンゴクウさんならその内自力で出来たと思いますが?」
セル:「ふむ……(大した戦力にならない奴等に『惑星ベジータ』と頭を付けたという事は、『惑星サイヤ』の引き合いとして話す為か)。
生者と死者の違いこそあれ、同族争いを200年も続けたのが惑星サイヤのサイヤ人だ。波動以外にも何かあったと考えれば、孫悟空はサイヤの人間と闘っていればその内できたはず。ベジットまで現れるからな。」
セル:「なぜわざわざ超サイヤ人にもなれない悪人のターレスを選んだのか、過去のサイヤの人間では駄目だったのか……。そう言いたい訳だな」
フリ:「話が早くて助かります。……ブゥさんなにか言いたいなら壁際ではなく近くでお願いしますよ。」
ニヤニヤと笑っているブゥが、寄りかかっていた壁からフリーザ達の元に移動する。
ブゥ:「いやなに、また面白い話を始めた物だと思ってな。下手に神の知識を元に教えてもツマランだろう?」
フリ:「そばで小馬鹿にする方がいては、話も進められませんよ!簡潔にお願いします!」
ブゥ:「別に楽しんでいただけで馬鹿にはしていないのだが……、まぁいい。」
ブゥ:「まず、過去の惑星サイヤの人間を再現する事は出来ない。奴らは解けてサイヤの力となり、一部はリューベに滅殺されている。」
ブゥ:「直接リューベに殺された歴代のサイヤ王も同じだな。顕現の為に必要な情報、可能性を引き出すことができないのだ。」
ブゥ:「サイヤにはロックをかけられた上でリューベには抹消された魂だが、サイヤに回収されなかった思念達には、惑星サイヤに由来しない物の依り代になる力はあった。」
ブゥ:「200年かけてようやく、思念だけで3人の肉体を作りだす力が溜まったのだろう。その肉体に悟空達の可能性から引き出した魂を入れた。これが惑星ベジータの人間が選ばれた理由だ。」
納得するセルと、続きを促すフリーザ。
ブゥ:「ではターレスを選んだ理由だが……、奴は元々惑星に強い、ただそれだけだろう。」
怪訝そうなセルと、意味がわからないフリーザ。
ブゥ:「ターレスが戦闘力を上げる為に使った神精樹はな、既に禁止されたような物だが、星から命を吸い出すことで神の位階を上げる為の物だ。」
ブゥ:「使用目的の違いもあるが、人間では器が違いすぎて、吸い上げた命に対して戦闘力など上がらないのだよ。元気玉と比べれば一目瞭然だろう。」
強さについては納得した顔のフリセル。
ブゥ:「純粋の魔人ブゥは地球人、ナメック星人、そして神の限界までの元気で倒された。この時界王神界の、惑星の元気は入っていなかったよ。」
ブゥ:「元気玉を受けたフリーザと、撃てるセルには言うまでもないが、惑星の元気は人間とは比べ物にならない。もし星の命を全て吸い上げる力を自ら持つ者がいるなら、そいつは間違いなく世界の敵だろう。」
(大界王神を取り込んでいるので、囚人編のモロを暗示しているが、フリーザ達に言う気はないブゥ。)
ブゥ:「さて、強さについてはターレスを馬鹿にしてしまったが、奴がしてきた『星喰い』という悪行が功を成した。」
ブゥ:「神精樹を使う事で、奴には『星の力を取り込む土壌』が出来ていたんだよ。」
セル:「!?つまりターレスは最後に弱った星の意思を連れださせる為に選ばれていたと言うのか!?」
驚くセルと、話が面白くなってきたと感じるフリーザ。
ブゥ:「それは最終的にそうなっただけだろう。
思念達に選ばれた3人だが、再現時に惑星の意思に乗っ取られる危険性はあった。それを防ぐ為の空気の浄化に、まずターレスを再現して死者の都の気を取り込ませたんだ。」
ブゥ:「死者の都でターニッブに闘いを仕掛けた辺り、自覚はないが多少の影響はあったのだろうな。ターニッブが孫悟空の知り合いだとはいえ、都の説明をわざわざするお人好し相手には、ターレスならまず会話から付け入ろうとするだろう?」
ブゥ:「そこから戦闘では当然負けた訳だが……引き出した神精樹の実。そしてターニッブの『波動』によって、ターレス自身も都の浄化も終わったんだろう。あるいはそれすらも見越したうえで、ターニッブの近くで顕現させたのかもしれないな。だからブロリーとバーダックより先に蘇っていたのさ。」
ブゥ:「その後思念達が手を貸したのは、あっても勾玉発見だけだな。破壊神に天使に巫女までいる状況で、だれも勾玉を見つけられず、ターニッブとリューベの戦闘にも巻き込まれないようにしたんだ。」
ブゥ:「まぁ、リューベもターレスがどういう存在かを把握していたんじゃないか?だから悟空達と闘った後、奴を置いていったんだろう。」
フリ:「オーホホホホ!つまり!ターレスさんは死ぬに死に切れないサイヤのサイヤ人達とあの鬼に、野心を手助けされたから上手くいった! という訳ですか!」
愉快愉快と笑うフリーザ。
セル:「そう言ってやるな、フリーザよ。奴の手に勾玉が渡らなければ、我らは復活出来なかった。」
といいつつ、笑みをこぼすセル。
ブゥ:「一応これは私の仮説だという事を忘れるな。ターレスに手を貸したのは、善人が多い残留思念の、奴への詫びであり礼であったのかもしれん。」
ブゥ:「あるいは死者の都の意思でもあるサイヤと切り離された、原初の惑星サイヤの意思・オリジンサイヤが勾玉を外に出したかったからかもしれん。」
ブゥ:「いずれにせよ、ターレス一人の成功である可能性は、ほぼないだろうがな。」
笑う3ボスから、盛大にくしゃみをするターレスで話が終わる。
こんな感じですね。
3ボスとターレスの関係好きが妄想する、惑星サイヤ編のターレス成功話でした。^^
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当時の私のあとがきでした。
他の文章もこれから上げていく予定です。
よろしくお願いいたします。