寄稿文 『ドラゴンボールZ 真・超サイヤ人』 E’s story   作:Lton

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日付が変わりましたので、カンナムさんの『寄せ書き集』で載せていただいていた最後の文を送ります。

これの続きは今書いています。
それでは当時の前書きです。

―――――――――――――

えーと、ただ今回温めすぎて自分なりに章というか、更新待ちでドキドキさせたいような展開がいくつかできてしまったので、①の話はいつもの寄稿文程ではないけど、ストーリー風に小出しにしていこうかと思います。<(_ _)>

勉強で執筆から離れていたから、書き方が鈍っていないといいのですが(汗)

それでは、どうぞ_φ(・_・


GT世界と真・超サイヤ人
二人の少女


GTの世界側にて

 

エイジ790 悟空が去ってから少し経った地球

「真・超サイヤ人?」

 

そんな変身が本当にあるのか?と問う声に、紫肌の青年ーフューが明るく応える。

 

「疑り深いなぁ。今は信じないと君一人じゃどうにもならない状況なのは分かってるんでしょ?」

 

サイヤ人の王子様、と揶揄するフューに対して、ベジータは表情を変えない。

子供の台詞に怒る気は無い、という事なのか。

清潔だが寝所用ではないベッドから立ち上がり、ドアの方へ向かって行く。

 

「……いいだろう。それが嘘でも本当でもなってやるさ。4にも あの青いのにも勝てる姿にな!」

 

平和になったはずの地球は、邪悪龍が現れていた時のような不穏な空に覆われている。

 

町には人っ子1人見当たらない。

 

「……おじいちゃん。……どうしたらいいの。」

 

そんな世界の何処かの場所で、されていた会話である。

 

 

その数日後

 

遠くに小さな町が見える、どこかの野原に金色に光る円球が現れ、その中から少女が二人降り立った。

 

片や身軽な10歳位のストレートな黒髪の少女。

ミニ丈のワンピースにレギンスを履いている。

 

片やリュックを背負った、10代後半のボーイッシュな黒髪の少女。

半袖のセーラー服に、格闘用の防具を腕に付けた、アンバランスだが様になった格好だ。

 

「ふーん、此処が惑星サイヤが無いっていう別の世界の地球かー。なんか変な空ねー。」

 

「重力は変わらないみたいだけど、世界が違うとやっぱり星の造りとかも違うのかしら?ねー、ロッサムおねえちゃん!」

 

10歳位の背丈の少女の呼びかけに、ロッサムと呼ばれた少女は答えない。

困惑気味に空を見上げている。

 

「ちょっと!返事位してよ!」

 

「!あっ、ごめん!ブ」

 

ギロッ!

 

「あ……シャロット、ちゃん……」

 

シャロットと呼ばれた少女がニッコリ笑みを見せるのに対し、呼んだ方は軽くため息をつく。

 

「で、どうしたの?」

 

「あぁ……。なんか私たち、地球が危ない時に来ちゃったかもしれない。」

 

「えっ」

 

途端に慌てだすシャロット。

 

「ちょっとどういう事よ!?死者の都は使う人が行きたい場所に繋がるものだから、危ない目にはそうそう合わないんじゃなかったの?!」

 

「時と場合によるよ。……というか、冒険したいからって付いてきて、私が入ろうとした扉の隣に入りたいって言ったの、シャロットちゃんじゃない。」

 

「だって本当にこっちがいい気がしたんだもの!」

 

「じゃあ君が関わりたいと思うような何かが、此処で起きているのかもしれないね。」

 

「え?」

 

ロッサムはそう言うとシャロットに荷物を頼み、西の都に向かって走っていた。

 

「……返事も聞かずに か弱い乙女を置いていく~?……っていうか、急いでるんならせめて飛んでいきなさいよー!」

 

―西の都

そんな二人の様子が映し出された画面をベビーが見つめている。

 

「フューの想定より早すぎる来客(タイムパトローラー)かと思えば、これは想定外だったな。」

 

何かを考えるベビーに後ろから声がかかる。

 

「いかがなさいますかベビー様?相手は少女一人、俺だけで殺しに行くのも悪い手ではないと思いますが。」

 

物騒な言い分に、抗議の声が上がる。

 

「えー?どっちもかわいい女の子だし、捕まえるだけでいいじゃん!」

 

「口を慎め悟天。両方とも俺達ツフル人には憎きサイヤ人だぞ。」

 

「えっ!ハイスクール行ってる位の子は分かるけど、このパンちゃん位の子もそうなの?よく分かったね、トランクス!」

 

「……見れば分かるだろう、こいつは」

 

悟天に教えようと動いていたトランクスの口は、ベビーが机を叩きつける音に止められた。

 

「……。」

 

「……作戦は変わらない。孫悟空亡き後のお前たちの実力を見る為にも、大きい方を二人で殺しに行け。残りの一人は奴に任せる。相手が女だろうが、サイヤ人なら全力以上で殺せ。分かったな?」

 

「はい!」「……はーい。」

 

作戦を実行する為 外に出ていく二人を、忌々しそうに睨むベビー。

つぶれると思える程、拳と歯に力を入れる。

 

『ザマスめ……!俺の力を奪いやがって!』

 

『……だが奴も今となっては、憎きサイヤ人の一人。元よりサイヤ人を滅ぼすことに変わりはない。惑星サイヤ出身者を殺す理由が一つ増えただけだ。』

 

力をほどいたベビーは、モニターに映るロッサムを見つめて不敵に笑う。

 

「お手並み拝見といこうじゃないか、惑星サイヤのサイヤ人。その殺気に溢れた同族相手に、やれる物なら武闘家の闘いをやってみるがいい。」

 

モニターに映る、西の都―CC社に向かうサイヤ人の少女を、嘲り笑うベビーだった。




はい、まだ隠している事が多くて何が何やらですが、とりあえず今回はここまでです。

内容はもう決まっているので、たぶん続きはすぐ書けるでしょう。

今明かせる限りの情報をちょっと書きます。

―――――――――――――

・ロッサムの名前ついて(1)
名前でモロばれですが、彼女が私なりに考えたストリートファイターのさくらです。

彼女は、今は消えちゃったけど、前にキャラクター案出した人の物を読まなかったら、このようにはならなかったでしょう。

あの方の案読んで、もうちょっとなんとかならないのかと、色々考えたらこうなりました。(笑)

名前の由来はブロッサム:blossom なので、
野菜じゃない!となるでしょうか、実はちゃんと関係があるように考えてそうしました。

それはこの後の妄想のネタバレになるので、一旦置かせてください。

・シャロットについて
性別が違うのでお分かりだと思いますが、レジェンズの主人公の彼とは関係ありません。

そして正体を隠しているけど、原作キャラです。

ヒントはもうでてるので正体は分かるかもですが、この偽名は超のアニメネタから取りました。

容姿についても正体を明かす際に説明を入れるので、それまでお待ちください。

それでは。m(_ _)m
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