とある三兄妹のデンドロ記録:Re   作:貴司崎

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前回のあらすじ:妹「色々あったけど、ようやくフィールドへ出発Da!」末妹「おー! なのです」兄「まずはレベル上げから始めるか」


王都の外で出会ったモノ

 □<イースター平原> 【魔術師(メイジ)】レント・ウィステリア

 

 あれから、俺達はアイラさんオススメの初心者用クエストを達成する為に、王都の西側にある<イースター平原>へと来ていた……ちなみに受けたクエストはここに出る“【リトルゴブリン】【パシラビット】【グリーンスライム】をそれぞれ一定数討伐する”と言うものである。

 ……ここ<イースター平原>は王都の東西南北にある狩場の中で最もモンスターのレベルが低く、下級職一職目の俺達が戦うには適した場所だと言う話なのでここで狩りをしているのだが……。

 

「うらー! 《ストライク》!」

『PYUUUU⁉︎』

「テイッ! セヤァ! セイハーッ!」

『GYAAAA⁉︎』

「……分かってはいたが、圧倒的だなウチの妹達」

 

 まず、飛びかかって来た【パシラビット】をミカが【ギガース】の最適なタイミングで放たれた一振りでミンチより酷い何かに変え、横合いから襲い掛かって来た【リトルゴブリン】の内一体はミュウちゃんが拳と蹴りによる鮮やかな連撃で打ち倒していた……まあご覧の通り、前衛が強すぎる所為でここらの敵は大体瞬殺である。

 ……ジョブを後衛寄りにして正解だったな、あの天災児二人が前衛だと俺が前に出てもやる事が無いだろうし。

 

「と言っても、二人しか居ないから討ち漏らしもある訳で……《ウインドカッター》」

『GYA!』

 

 そう言いながら、俺は掲げた【リトルトレントの魔杖】から風の刃を放って、別方向から来た【リトルゴブリン】を縦に真っ二つにした……どうも、魔法は使用者が意識した地点から発射される設定みたいだな。掲げた手や杖から出たように見えるのはそこに意識が集中していたからで、その気になれば棒立ちでも放てたし。

 ……まあ、流石に背中から放つ事は出来なかったからある程度の制限はあるようだが。

 

「だが、今はこれ以上考察を深める必要な無いかな。まずは、魔法自体をちゃんと扱える様になる方が重要だろう……《詠唱》終了《マッドクラップ》」

『『GYAAAA⁉︎』』

 

 俺が一人言──先程覚えたMPを込める呪文詠唱を追加でくっつけることで、魔法スキルの威力や射程、範囲を拡大するスキル《詠唱》を使って強化した地属性拘束魔法を使い、少し離れた所に居た二体の【リトルゴブリン】の動きを止めた……別にさっきから何の意味も無く一人言を呟いていた訳じゃ無いぞ。

 

「お兄ちゃんナイス! 《ハードストライク》!」

『『GYAAAAaaaa!!!』』

 

 そうやって動きの止まった二体を、ミカが【ギガース】を横向きに振り回してまとめて撲殺した……周りを見ると既にモンスターは全滅していたので、とりあえず今の戦闘は終わった様だ。

 ……俺の《長き腕にて掴むモノ(エクスペリエンス・トランスレイション)》の効果でアイテムは落ちないから周りには特に何も残っていないので、妹達はそのままこちらに向かって来た。

 

「お兄ちゃんお疲れ〜。ナイス援護」

「流石は兄様! 魔法を上手く扱っていますのです」

「まあ、それなりにはな。……と言っても、出来ればもっと魔法の練度を上げておきたいがな。前衛との連携になると誤射が怖いし」

 

 このゲームにはフレンドリーファイアがある仕様だから、後衛にとって前衛との連携で一番重要なのは誤射しない正確性だとこれまでの戦闘で痛感したからな。魔法だと火力が高いから尚更だし。

 ……まあ、ウチの天災児二人なら戦闘中に後ろから不意打ちで魔法を撃たれても余裕で回避出来るだろう、と言う話は置いておく。兄として妹の足手まといにはなりたく無いプライドもあるし。

 

「しかし、アイラさんとお兄ちゃんのスキルのお陰でジョブレベルが凄く上がるね! 大体二時間ぐらい狩ってもう10レベルだよ」

「私は9レベルなのです。……それに、人が少なくて狩りがしやすいのも理由だと思うのです」

「俺は16レベルだな。……まあ、デンドロが始まってまだ初日だからな。多分、明日以降は物凄く<マスター>が増えるんじゃないか?」

 

 まあ、俺のスキルによるデメリットでアイテムは一切手に入っていないが、どうせこの辺りのモンスターが落とすアイテムを売っても二足三文にしかならないからレベル上げの方を優先しよう方針で狩りをしてきたからな。

 尚、俺のレベルが一番高いのはスキルによる獲得経験値上昇の他にも【グリーンスライム】を焼き払ったりしたのが原因でもある……こいつは物理攻撃無効だからミュウちゃんでは倒せないし、ミカの《バーリアブレイカー》付きの攻撃でもまだステータスが低いからか何回も叩かなければ倒せなかったので、必然的に俺の魔法で倒す事になったのだ。

 

「じゃあ、初日でデンドロを始められた私達は勝ち組だね! 今の内に一歩リードしようよ!」

「では、そろそろ狩場をより上位の所に変えましょうか? クエスト達成に必要な討伐数は既に満たしているのです」

「むしろ、大分数をオーバーしているよな。……ほら、レベルがどんどん上がって行くのが楽しかったから……」

 

 それで調子に乗ってモンスターをサーチアンドデストロイしてたからなぁ……お陰で周囲にモンスターの気配が無くなったし、レベルが上がった事も合わせて狩場を移すべきだろうな。

 そう言うわけで俺達は<イースター平原>での狩りを終えて、一旦クエスト達成の報告とその報酬を受け取る為に王都の冒険者ギルドに戻る事にしたのだった。

 

 

 ◇

 

 

 そうして王都の東門への道を歩いている最中、俺達はちらほらと<イースター平原>でモンスター狩りをしている<マスター>を見かけた。

 

「流石に私達の他にも<マスター>は居るんだね。紋章と<エンブリオ>があるから分かりやすいね」

「まあ、ログイン即自滅せずにゲームを進められたのが俺達だけ、何てことは無いだろうさ。……しかし、<エンブリオ>と言うのは本当に多種多様だな」

 

 少し遠目で見ただけでもTYPEアームズっぽい光る剣からビームを放って【パシラビット】を攻撃していた男性や、TYPEチャリオッツらしきサーフボードに乗って空を飛びながら【リトルゴブリン】を轢殺していた女性とかが居たな。

 後、俺達の様にパーティーを組んでいた<マスター>達も居て、TYPEガードナーであろう芋虫を肩に乗せた少女と初期装備っぽい剣を持った女性ともう一人後方で指示を出していた少女の三人組や、多分TYPEテリトリーであろう暗いフィールドを展開していた女性とその中で影を操ってモンスターと戦っていた男性のペアとか。

 

「……こうして見ると<エンブリオ>って本当に多種多様だな」

「そうですね兄様。……ところで、私の<エンブリオ>は一体いつになったら目覚めるのでしょうか」

 

 そう言ったミュウちゃんは、自分の左手に付いている第ゼロ形態の<エンブリオ>を見ながら溜息を吐いていた……確かに俺とミカの<エンブリオ>が孵化してからもう三時間は経っているしな。

 ……もうそろそろ目覚めてもいいと思うんだが、ひょっとして孵化までの時間は個人差が大きいのか? 

 

「大丈夫大丈夫その内目覚めるって! 多分、日曜午前のヒーローヒロインの初変身みたいな劇的な感じで! なんかそんな()()()()し」

「……まあ、そういうシチュエーションに憧れないと言えば嘘になりますが、そこまで劇的で無くても普通に目覚めてくれればいいのです」

「と言うか、劇的なシチュエーションという事はそれだけ厄介事が起きている最中って事じゃ無いのか?」

 

 規格外な直感持ち天災児のミカが言うと本当にシャレにならないんだよなぁ……この後、高確率で何かが起こる可能性が高いって事だし。

 ……そんな会話をしながら、俺達は冒険者ギルドまで戻って来てクエスト完了の報告をして報酬を受け取り、更に別のクエストを受けた後、少し休憩を兼ねて王都を見て回っていた。

 

「合わせて三千リルか……まあ、依頼の難易度からすれば妥当な額だよな」

「本来ならドロップしたアイテムとかを売るんでしょうけど、私達は兄様のスキルで全部経験値に変えていますからね」

「序盤はレベル上げを優先にして、クエストでお金を稼ぐ方向でいこうよ。……お金に困ったら普通に狩りをすればいいんだしさ」

 

 そんな会話をしながら、俺達はちょっとお腹が空いたからその辺りにあった露店で買い食いをして見たりして、王都の観光を楽しんでいた……しかし、結構美味いなこの【パシラビットの串焼き】。

 ……そうして休憩を終えた後で、俺達は次の狩場である<ノズ森林>へと向かう事にしたのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 □<ノズ森林> 【戦棍士(メイスマン)】ミカ・ウィステリア

 

 そんな訳でやって来た王都北部にある<ノズ森林>、ここで私達がやるクエストは【ティールウルフ】の一定数討伐だったんだけど……。

 

「……アレ、何でしょうか?」

「……()、じゃないかな?」

「……正確には熊の着ぐるみだな」

 

 森の奥にやって来た私達が見たものは、()()()()()()が左手に着いた金属製の筒の様な物を使って四方から襲い掛かる【ティールウルフ】の群れを殴り倒している、と言う実にシュールな光景だった。

 ……まあ、お兄ちゃんの言う通りよく見ればアレが熊型の着ぐるみを来た人だという事は分かるんだけどね。

 

『だーっ! 数が多いクマー!』

「喋ったし、やっぱり中の人がいるみたいだね。……あの人も<マスター>なのかな?」

「わざわざ動きにくい着ぐるみを来て戦う様なティアンは居ないだろうし、多分そうなんじゃないか? ……まあ、この世界になら着ると戦闘能力が上がる着ぐるみがあるという可能性もあるが」

「彼は相当動きにくそうにしてますし、その可能性は低いかと。……しかしあの人、着ぐるみ越しでも分かるぐらい凄い武術の技量をしているのに、何故動きを阻害する着ぐるみなんて来ているのでしょうか?」

 

 お兄ちゃん曰く『戦闘系天災児』なミュウちゃんがそこまで言うって事は、あの人(?)は相当強いって事だよね……着ぐるみ縛りのネタプレイとか、或いはそう言う修行とかかな。

 ……でも、さっきから私の直感に妙な反応があるんだよね……。

 

「……なんか、あの人の事を()()()()()()()()()()()んだけど、どうしよう?」

「お前がそう言うならそうした方が良いんだろうが……ネットゲー的に横入りはマナー違反だし……」

「いえ待ってください兄様。よく見たらあの人の足元に誰かいるのです……子供が二人、でしょうか?」

 

 遠目で見ていたらよく分からなかったけど、確かに着ぐるみさん(仮称)の足元には子供が二人程蹲っており、彼はその二人を守りながら戦っている様だった。

 

『この二人を守りながらでこの数だと流石にキツイクマー!』

「……確認しました、あの二人の左手には何も無かったのでおそらくティアンなのです」

「分かった、じゃあ助けに入るぞ……《ウインドカッター》!」

「オッケー!」

 

 ミュウちゃんが発したその言葉で助ける方向へと舵を切ったお兄ちゃんが、即座に風の刃を放って群の外側にいた一匹の【ティールウルフ】の首を切り飛ばした。

 ……それと同時に私とミュウちゃんが【ティールウルフ】を蹴散らしながら突っ込んでいき、そのまま着ぐるみさんと子供二人──大体6、7歳ぐらいの男の子と女の子に合流した。

 

「ヘイ! そこの着ぐるみさん、お困りの様だけど手助けはいるかい?」

『手を貸してくれるならありがたいクマー! 俺一人だとこの二人を守りながら狼を倒すのはちょっとキツかったクマ』

「それではさっさと倒しましょうか」

「子供については俺が守っておく……《アースウォール》」

『『『『『GAAAAAAAA!!!』』』』』

 

 そうして、私達と着ぐるみさんはお兄ちゃんが子供二人の周囲に魔法で作った土の壁を貼るのを見ながら、こちらに襲いかかって来た【ティールウルフ】の群れを相手にしていったのだった。

 

 

 ◇

 

 

「……よし! これで大体片付いたね」

『ホント助かったクマー。ありがとうクマ』

 

 あれからしばらくして、私達は周辺にいた【ティールウルフ】を全て倒し終えていた……まあ、私やお兄ちゃん、ミュウちゃんはさっきのパワーレベリングのお陰で<ノズ森林>の適正レベルを大きく上回っていたからね。

 それに着ぐるみさんもミュウちゃんが言っていた通りかなり強く、左手に付けていた筒──どうやら大砲らしき物で敵を片っ端から殴り飛ばして大暴れしていたので、特に危なくなる事は無く戦闘は終了したのだ。

 

「それで? 着ぐるみさんとこの子供達はこの森で何をしていたの? ……ああ、私はミカ・ウィステリア、<マスター>だよ」

「その兄で同じく<マスター>のレント・ウィステリアだ」

「同じく妹のミュウ・ウィステリアなのです」

『これはご丁寧にクマ。俺も<マスター>で名前はシュウ・スターリング。見ての通り愛らしいクマだクマ。……この二人は、俺が森で狩りをしていたら【ティールウルフ】の群れに襲われていたので助けに入ったんだクマ』

 

 成る程ね、着ぐるみさん──シュウさんも偶々この二人と遭遇しただけだと……それじゃあ、二人とも泣き止んでいるみたいだし話を聞いてみようか。

 

「二人共お名前は? どうしてここにいたの?」

「……わたしはマリーって言います。……今日は、お母さんに渡すお花を取りに来て……」

「俺はケン。妹のマリーについて行ったんだけど、途中で綺麗な花があったから、ちょっと奥の方に行ったらいきなり【ティールウルフ】の群れが……」

 

 ……二人の話を纏めると、彼らのお母さんが今度誕生日を迎えるからお花をプレゼントしようと思ってこの近くにあるお花畑に来たんだけど、そこで森の奥に綺麗な花があったから取りに行ったらうっかり奥に行き過ぎてしまい、そこで偶々【ティールウルフ】の群れに遭遇して逃げ回っていたら更に森の奥まで入ってしまい、もうダメだと思った時にシュウさんが助けに来てくれたとの事。

 

「まあ、お母さんの誕生日を祝おうとしたのは良い事だが、だからと言って子供二人だけで外に出るのは危ないからやめた方がいいな」

『今回は俺が偶々近くにいたから良かったが、もう二人だけで外に出ちゃダメクマよ』

「今度からはちゃんと保護者同伴で行くべきなのです」

「「ごめんなさい……」」

「はい! じゃあ後の事は親御さんに任せるとして、この二人はとりあえず騎士さんのところに預ける形でいいかな」

 

 まあ、二人共反省しているみたいだし、後は迷子を送り届けるだけかな……と、思ったその時、私の直感がこちらに来る()()()()()を察知した。

 

「ッ⁉︎ みんな何か来るよ! しかもかなりヤバいヤツ!」」

「《殺気感知》に反応! 森の奥からです!」

 

 私とミュウちゃんの警告に、お兄ちゃんとシュウさんも即座に戦闘態勢を取って森の奥に向き直った……直後、<ノズ森林>の奥から現れたのは全長3メートル程度、全身の毛が赤く染まって目を血走らせた一匹の熊だった。

 ……そして、その頭上にはその熊が非人型範疇生物(モンスター)である事を示す名前──【亜竜吸血熊(デミドラグブラッディベア)】の文字があった。

 

『GURURURURU……』

「亜竜級モンスター……! なんでこんな所に……ッ」

『タイミング悪いクマ……』

「「あ、あ……」」

 

 私達の前に現れた【亜竜吸血熊】は不気味な唸り声を上げながら、こちらを血走った目で観察していた……確かアイラさんの話では亜竜級モンスターは“下級職六人のパーティー、もしくは上級職一人”に相当する戦力を持つんだったよね。

 ……ケンくんとマリーちゃんがいるこの状況で、私達に最も最善な選択肢は……。

 

「お兄ちゃん、ケンくんとマリーちゃんを連れて王都へ逃げて。……多分、それが最善だと思う」

「お願いします兄様。……アレは私達でどうにかするのです」

「俺はそれでもいいが……シュウさんはどうします?」

『俺もそれでいいクマ。……ま、女子供を見捨てて逃げるなんてのは俺の性には合わないし、何より()()()()()ってヤツだからな』

 

 助かるよシュウさん。見た目は完全にネタだけど凄くいい人だね……だが、そんな会話をしている間にも【亜竜吸血熊】は少しづつこちらとの距離を縮めており……。

 

「それじゃあ二人共、俺が担いで王都まで走るから『GAOOOOOO!!!』

 

 お兄ちゃんが二人に注意を向けた隙をついてこちらに一気に突っ込んで来た……アイツ、こっちが隙を見せるまで行動を起こさないとか相当に抜け目がないね。

 ……でも残念、抜け目が無いのはウチのお兄ちゃんも同じなのさ。

 

「……《詠唱》終了《アースウォール》」

『ッ⁉︎ GAAAA⁉︎』

 

 突撃して来た【亜竜吸血熊】は突如目の前に現れた土の壁──お兄ちゃんが二人に話しかけていると見せかけて《詠唱》しながら準備していた地属性防御魔法《アースウォール》──にぶつかってその足を止めた……ぶつかった土の壁自体は粉々に砕かれたものの、それで出来た隙にお兄ちゃんは二人を脇に抱えて全速力で王都に向かって走っていった。

 ……直ぐに砕かれた土を振り払ったヤツはその後を追おうとするが……。

 

「おっと、ここから先へは通行止めだよ」

「まさか、私達を無視してこの先に進めるとは思っていませんよね?」

『……この二人ちょっと男らしすぎて、俺が言うセリフが無いクマー……』

 

 そこに【ギガース】を地面に突き刺した私と指を鳴らしながら不敵な笑みを浮かべるミュウちゃん、そしてなんか愚痴りながらも左手の大砲を構えるシュウさんが立ち塞がった……これであの二人の安全は確保出来たね。

 

『GUUUU……GUAAAAAAAAA!!!』

 

 ……そんな邪魔者である私達に対して【亜竜吸血熊】は一瞬だけ迷うような素振りを見せると、次の瞬間にはターゲットを変更したのか私達に向けてその豪腕に備わった爪を振りかざして襲い掛かってきた。




あとがき・各種設定解説

三兄妹:アイラさんの教えとスキル効果を存分に活用中
・尚、三人の才能を分かりやすく言うと兄が『全方面万能』、妹が『直感系天災児』、末妹が『戦闘系天災児』と言った感じ。

《アースウォール》:【魔術師】のスキル
・土の壁を作る地属性の初歩的に防御魔法で、より上位のスキルなら簡単な建物を作る事も出来る。

《ハードストライク》:【戦棍士】のスキル
・《ストライク》と違いスキルレベルに応じて自身のSTRを上昇させて殴るスキル。
・あちらよりも攻撃力は高くなりやすいが、武器に負担が掛かりやすい。

【グリーンスライム】:草食性の低級スライム
・基本的に枯れた草花を食べるだけの無害なスライムで、食べた栄養の一部を土壌に還元したりもする分解者の役割がある。
・だが、数が増えすぎると危険な上位スライムに進化したりする為、大量の目撃証言があると討伐依頼が組まれる。

シュウ・スターリング:初日から【バルドル】の扱いが雑い
・一応、第一形態の【バルドル】で殴っていたのは、初期装備の棍棒を子供二人を守る為に壊したからと言う理由がある。

ケン&マリー:ごく普通のティアンの子供
・お母さんの誕生日にサプライズプレゼントを送ろうと思うぐらいには良い子達である。

【亜竜吸血熊】:詳細は次回解説予定
・逃げた三人を追わなかったのは、自分に立ちはだかった三人がまだ下級職一つ目で大して強く無いから直ぐに殺せると判断したから。


読了ありがとうございました。
亜竜級モンスターに襲われて大ピンチ()の初心者()<マスター>三人はどうなるのか! 次回をお楽しみに。
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