とある三兄妹のデンドロ記録:Re   作:貴司崎

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前回のあらすじ:兄「PKに狙われたがどうするか……」妹「そうだ! 逆にMPKを仕掛けよう!」末妹「そして程よく損耗したところを潰しましょう」


<狂乱の森>での死闘(前編)

 □アルター王国・<狂乱の森>

 

 アルター王国の首都<王都アルテア>の西部にある自然ダンジョン<狂乱の森>、そこでは自らの縄張りに入って来た人間を排除しようとする【亜竜狂鬼(デミドラグ・ベルセルクオーガ)】と、とある三兄妹を狙ったら何故かソイツとエンカウントしてしまったPK達との戦いが(強制的に)始まろうとしていた。

 

『GAAAAAA◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

 

 まず、真っ先に行動を起こしたのは【亜竜狂鬼】であり、一際大きく咆哮をすると同時にその血走った目を完全に狂気に染めた……発動したスキルは《フィジカルバーサーク》という理性喪失とアクティブスキル使用不可を代償に身体ステータスを激増させる狂化スキルである。

 ……最も【亜竜狂鬼】はこれ以外のアクティブスキルは習得していないのでデメリットの半分は意味が無く、もう半分の理性喪失も元々目の前の敵を屠る事だけを目的としている彼にとっては大した問題ではないのだが。

 

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

「ッ⁉︎ ディシグマァァァ! 障壁を展開しろォォォ!!!」

「セッ《七の青壁(セブン・シャッター)》ァァァ!!!」

 

 自分達の元へ狂気に塗れながら突撃してきた【亜竜狂鬼】を見ていち早く我に帰ったシュバルツ・ブラックは即座に大声でと指示を出し、その指示を聞いたモヒカン・ディシグマはどうにか手に持った盾型の<エンブリオ>を向かってくる相手に構える……そして彼がスキルを行使すると盾から5メートル四方の青色の障壁が展開されてその突撃を遮った。

 これがモヒカン・ディシグマの<エンブリオ>【盾備板端 アイアス】が有する障壁を一定時間展開するスキル《七の青壁》である。この障壁は名前通りストックが7つだけでストック1つの回復に1時間かかる代わりに、第二形態現在でも一枚につき十万程度の耐久力を有する非常に強固な障壁なのだ。

 

『◼️◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️◼️!!!』

「ちょっ⁉︎ 連続で殴られているから、ものすごい勢いで耐久値が減ってくんだけど⁉︎」

 

 だが、自分の突撃を遮られた【亜竜狂鬼】は目の前の障害を破壊しようと、その純竜級に迫るステータス(約4000程度)にまで引き上げられたSTRによる拳で障壁を連続で殴り始めたのだ……一発一発が4000近いダメージを叩き出すそのラッシュによって《七の青壁》の耐久値はゴリゴリ削られ徐々にヒビが入っていた。

 ……だが、その不自然な行動にチャンスを見出した人間も居た。

 

「いや、これはチャンスだ! 飛び越えるか回り込めばいい筈の障壁に対してそんな行動を取っている時点で付け入る隙は有る! ……ディシグマは障壁を追加展開してヤツの動きを封じろ! そこをボッチーのベンヌで吹き飛ばす!」

「わ、分かった! 《七の青壁》! 《七の青壁》!」

「承知した。……行け! ベンヌ!」

『KUEEEEEEE!!!』

 

 そのシュバルツの指示の下でまずディシグマが《七の青盾》を左右に追加で展開して【亜竜狂鬼】の動きを制限し、そこにボッチーが上空からベンヌを突っ込ませた……そう、狂化によって理性を失った【亜竜狂鬼】には障壁を飛び越える、回り込むなどの判断が出来ていないのである。

 ……そして、それを見破ったシュバルツの読み通り、【亜竜狂鬼】は上空から来るベンヌには眼もくれず目の前にある障壁を殴り続けていた。

 

『◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️!!! ◼️◼️◼️!!!』

「クソッ! 1枚目はもう割られるか⁉︎ 《七の青壁》! 《鋼の赤壁(ハード・シャッター)》!」

 

 その名の通り狂った様に《七の青壁》を殴り続ける【亜竜狂鬼】によって最初の障壁が限界だと察したディシグマは追加の障壁を展開し、更に《鋼の赤壁》──《七の青壁》空きスロット数×2秒間だけ展開中の全障壁の耐久値が減らなくなる代わりに、効果時間終了後に障壁が消滅するスキル──を使った。

 そして、その効果により色が赤く変わった障壁を見た彼は即座に後ろに下がり……。

 

「全員衝撃に備えよ! ……《爆炎鳥(エクスプロージョン)》!!!」

『KYAAAAAAAAAaaaaa────ッ!!!』

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️────ッ!!!』

 

 その直後、上から【亜竜狂鬼】にぶつかったベンヌが相手の身体の全てを覆い尽くす程の大爆発を起こした……ボッチーの<エンブリオ>【爆炎再誕 ベンヌ】は自爆と再誕を能力特性とするガードナーであり、その主力スキル《爆炎鳥》は自身の破壊を代償とする分その瞬間火力は亜竜級モンスターであろうと一撃で倒せる程に強力である。

 欠点として攻撃範囲が広すぎる上に威力の調整なども出来ないので自身や味方を巻き込みやすいというものがあるが、それもディシグマの障壁を使えば味方だけを守る事も出来るので問題になっていなかった。

 ……このコンボはこれまで多くの<マスター>カップルを爆散させて来た彼等の必勝戦術だったのだが……。

 

『◼️◼️……◼️◼️◼️……』

「なんと⁉︎ まだ生きているのか」

 

 爆炎が晴れたそこには全身が黒焦げになり片腕が欠損して片膝をつきながらも、未だにHPを僅かながら残して生存している【亜竜狂鬼】の姿があった……この【亜竜狂鬼】はアクティブスキルを《フィジカルバーサーク》しか持たない代わりに、《狂気》《ダメージ軽減》《HP自動回復》などのパッシブスキルを複数持っていたのでどうにか生存出来たのである。

 

「いや、あの負傷ではもうまともに動けまい。……今なら俺達でも倒しきれる筈だ」

「そ、そうだな」

「へへへ、亜竜級モンスターを倒せばアイテムもがっぽりだぜ」

「せっかく嗾けたモンスターがこうもあっさり倒されたと知ったら、アイツらはどんな顔をするだろうなぁ」

「そうですね……してやったり、という感じの笑顔ではないでしょうか?」

 

 その何故か聞こえて来た返答にPK達が振り返ると、そこには言葉通り笑みを浮かべたミュウ・ウィステリアの姿があった……彼等三兄妹は別に逃げた訳ではなく、一旦離れる事で両者を戦わせて戦力を削りつつ漁夫の利を狙うつもりだったのだ。

 ……そして()()()()()()()()()()()()()()()状況に於いて、ミュウの<エンブリオ>【ミメーシス】はその真価を発揮するのである。

 

『ターゲット【亜竜狂鬼】で《天威模倣(アビリティ・ミラーリング)》を起動。ステータスはSTR4056、END2370、AGI3147だよ』

「了解なのです」

 

 融合しているミメーシスが行使したスキルによって【亜竜狂鬼】の《フィジカルバーサーク》による非常に高い身体ステータスを自身のそれに同期させたミュウは、そのステータスでもって即座にPK達の後方にいた三人に接近し……。

 

「《正拳突き》《スライスハンド》《回し蹴り》」

「ゴフゥ⁉︎」

「えッ?」

「ゲハァッ!!!」

 

 まず一人の胸部に拳を叩き込んでその肋骨をまとめてへし折りながら吹き飛ばし、次に二人目を手刀に斬撃効果を付与するアクティブスキルを使って相手が何をされたかも分からない内にその首を切り落とし、最後の一人は素早く後ろに回り込んでその延髄に回し蹴りを打ち込んでそのままへし折り即死させた……彼等がこの<狂乱の森>を戦場に選んだのはステータスを激増させる狂化系スキル持ちに対して、ミュウとミメーシスが非常に有利に戦えるからでもあったのだ。

 ……とは言え、何もかもが彼等の思い通りに行くという訳でも無かったが。

 

『◼️◼️◼️◼️aaaaa──……』

『……残念だけど【亜竜狂鬼】が死んだみたいだからスキルは解除されたよ。そんでクールタイムが終わる1分間は再使用不可能だ』

「では、仕方ないのでこのまま戦いましょうか」

 

 そう、このタイミングで彼女のステータスの同期先であった【亜竜狂鬼】が【火傷】【炭化】などの状態異常による継続ダメージで死亡して光の塵となったのだ……ミメーシスの《天威模倣》は同期先が死亡した時点で解除される仕様であり、解除後に1分間のクールタイムが発生してしまうのだ。

 ……最も、今この場には上級職に就いているミュウ以上のステータスの持ち主は居ないので、どの道スキルを使う意味は無いと考えた彼女はそのまま三人の下へ歩いて行ったが。

 

「さて、後は貴方達三人だけですね」

「クソッ! 横入りとか奇襲とか卑怯じゃないか⁉︎」

「先に不意打ちしようとした人達に言われたくありません。……それに、姉様が事前に通告した筈ですよ『今逃げるなら見逃してあげる』と」

 

 余りにもあんまりなミュウのやり方にディシグマは思わず文句を言うが、彼女は顔色一つ変える事無く正論で言い返した。

 ……それを聞いたシュバルツは苦笑しながらも手に持った槍を彼女に向けて構えた。

 

「ククッ、ぐうの音も出ないぐらいに正論だな。……ディシグマ、ボッチー、俺がアイツの相手をするからお前達は残りの2人を警戒しとけ。多分、また奇襲とか狙ってくるぞ」

「おや、中々鋭いのです」

「本当にねー」

「まあ、ここまで露骨にやれば普通は警戒するだろうよ」

 

 そんな言葉と共にPK達の後方にある森の中から二人の人間──ミカとレントが姿を現した……彼等はシュバルツの読み通り奇襲を仕掛ける為に茂みに潜んで接近していたのだが、バレているなら意味がないと判断してこうやって出てきたのである。

 ……それを見たボッチーは剣、ディシグマは片手持ちの槍を取り出して、彼等に向けて構えた。

 

「チッ! こっちは切り札のベンヌを失ったし……つーか、それが目的でMPKを仕掛けやがったな⁉︎」

「まあね〜。あの鳥さんは危険そうだったし」

「流石に私のベンヌもこの短時間では再生させられんからな。……仕方ない、ならば私は最後の力を持って()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に一矢報いる事にしようか」

「……ほう、いいだろう。……安い挑発ではあるが乗ってやる。《瞬間装備》」

 

 そのボッチーの挑発に対して何か思うところがあったのか、レントは()()()()()()()()()()()()()()《瞬間装備》で予備武器の《スティールソード》を片手に装備して前に出た。

 ……そんな兄の姿を見た妹達は少し呆れた様な顔をしながらも、各々が相手取るべき敵に向かっていった。

 

 

 ◇

 

 

「さて、それじゃあ行くよ!」

「くっ! ……だが、一対一ならまだ勝算はある《七の青壁》!」

 

 巨大なメイスを振りかぶって突っ込んでくるミカに対して、ディシグマは前方に障壁を展開する事で迎え撃つ構えを取った……この障壁は任意で解除する事も出来るので、それを利用して相手の動きを見ながら攻撃を仕掛けるつもりなのだ。

 ……だが、その戦術は今相対している人物には致命的なまでに相性が悪かった。

 

「ふははー! 見るがいい、私の【ギガース】に隠された真の力(あんまり使う機会が無かったスキル)を! 《オーバースイング・ストライク》!」

「んなぁ⁉︎ 俺の障壁が割れたァァァ!!!」

 

 なんと、ミカは眼前の障壁に対して大きく振りかぶった【ギガース】を叩きつけてそのまま叩き割ってしまったのだ……無論、これは【ギガース】の現在唯一のスキル《バーリアブレイカー》の防御スキル効果低下の力によるものである。

 ……実は、ミカは三兄妹の中でいち早く<エンブリオ>が第三形態に進化しており、スキルレベルとステータス補正も上がっていたので強固な障壁を一撃で破壊する事が出来たのだ。

 

「今まで障壁スキル持ちなんて殆ど居なかったから分からなかったけど、意外と強いねこのスキル!」

「クソッ! メタ効果持ちかよ! 《シールドガード》!」

 

 障壁を破壊してそのまま突っ込んでくるミカに対して、<エンブリオ>のスキルは意味がないと判断したディシグマは【盾士(シールダー)】のジョブスキルによって【アイアス】の装備防御力を上げて迎え撃つ構えを取るが……。

 

「残念、意味ないよ。《スタンインパクト》!」

「グアァァ! こ、これは……し、衝撃?」

 

 そのメイスを盾で受けた瞬間に全身へ衝撃が走ってそのまま動けなくなってしまった……レベルの上がった《バーリアブレイカー》は効果範囲も広がっており、現在は装備防御力の上昇などにも減衰効果が働く様になっているのだ。

 更に【戦棍士(メイスマン)】──メイスという武器種は盾や鎧、武器などの装備の破壊、或いはそれらを無視して本体に衝撃を通す事に特化している。そして、今使った《スタンインパクト》も装備で防御された際にも本体に衝撃を与える事で短時間【硬直】させる効果のあるアクティブスキルであったのだ。

 

「相性が悪すぎる……ッ! まさかこいつら最初からコレを狙って……ッ⁉︎」

「うん、さっきの戦いを見て貴方には私が一番相性がいい気がしたからね。……貴方達は強かったから、こっちも油断せずに全力で倒させてもらうよ! 《インパクト・ストライク》!」

 

 そうしてミカは動けないままのディシグマを《インパクト・ストライク》──メイスで殴った相手の身体に衝撃による追加ダメージを与えるスキル──を使って全力で横殴りにして吹き飛ばした。

 実際、自分達が戦ってもそれなりに苦戦するであろう【亜竜狂鬼】をあっさりと倒した彼等PKメンバーの実力は非常に高く、故に最初に正面から戦っていれば無事では済まなかっただろうとも三兄妹は考えていたのだ。

 ……それだけ彼等の事を高く評価しているからこそ、側から見れば卑怯だと思われる様な手段を使ってでも油断や慢心無く攻め立てているのである。

 

「 ……クソッ、狙った相手が悪すぎた……ッ!」

「こっちも貴方達に狙われて()()()()()()()よ。《ハードストライク》!」

「グハァァァ!!!」

 

 吹き飛ばされ大ダメージを負った所為で動きが鈍り立ち上がる事も覚束ないディシグマに対して、ミカは油断無く即座に追撃を掛けながら()()()()()()()PKに対する最大限の賛辞を投げ掛けた後、上段からの振り下ろしでその頭部を容赦なく叩き潰した。

 ……そして、頭部を潰されてディシグマはアイテムを撒き散らしながら光の塵となったのだった。

 

「……コレでこっちは片付いたかな。他の所に援軍に行っても良いんだけど、これ以上やるとマジでこっちが悪役に見えるし……。それにあの二人なら大丈夫だろうしね。……じゃあ、今の内にドロップアイテムを拾っておこう! まあコレもデンドロの習いという事で〜」

 

 そんな事を【ギガース】を肩に担ぎながら言ったミカは、ちゃっかりディシグマが落としたアイテムとPK達が倒した【亜竜狂鬼】の落とした【宝櫃】を拾って自分の懐に納めたのだった。




あとがき・各種設定解説

三兄妹:この作品の主人公たちです(一応)
・末妹が後ろに居た三人を先に倒したのは不確定要素になり得るサポート役を先に潰した方が良いという判断から。
・そして、特に厄介な三人は連戦させて手札を使わせてから確実に潰す戦術……主人公です(再度)。

【格闘家】【武闘家】の各種アクティブスキル:種類だけは色々ある
・《正拳突き》《回し蹴り》は名前の通りのスキルで、本来は東方にある【空手家】などのスキル。
・《スライスハンド》は手刀に一定時間斬撃特性を付加するスキルで攻撃力自体は変わらない。

【激災棍 ギガース】:第三形態に進化
・強化方向が既存要素の強化なので進化速度は今のところ速い。
・なので強化点は装備攻撃力・ステータス補正・《バーリアブレイカー》のスキルレベル上昇だけ。

【戦棍士】の各種アクティブスキル:対人で有用なスキルが比較的多い
・《オーバースイング・ストライク》はメイスを大きく振りかぶって殴るスキルで、威力は高いが発動までやや時間が掛かる。
・《スタンインパクト》はメイスで叩いた相手に一定確率で【硬直】の状態異常を与える衝撃を発生させるスキル。
・《インパクト・ストライク》は衝撃で直接ダメージを与える事に特化したスキル。

PK達:死闘(彼等にとって)
・実は全員現在の王国では優秀な部類に入る<マスター>達だった。
・特にシュバルツ・ボッチー・ディシグマの三人は個人個人としても非常に優秀で、現在の王国PKの中でもトップクラスの実力がある。
・……なのだが、相手がカウンターでMPKを仕掛けて来た上で、そこから更に奇襲・不意打ちを決めてくる連中だったので窮地に陥った。
・内心『あの三人の方がよっぽどPKに向いてるんじゃ?』と思っている。

【盾備板端 アイアス】
<マスター>:モヒカン・ディシグマ
TYPE:アームズ
能力特性:障壁展開
到達形態:Ⅱ
保有スキル:《七の青壁》《鋼の赤壁》
・モチーフはギリシャ神話に登場する英雄である“大アイアスが持つ盾”。
・《七の青壁》の展開時間は最大三分程度で任意解除か耐久値全損によって破壊されない限りその場に残り続ける。
・《鋼の赤壁》は強力なスキルだが、クールタイムが約五分とかなり長い。
・実際、ボッチーのベンヌとのコンボは非常に強力で三兄妹も初手で受けていれば危なかった。

【亜竜狂鬼】:話の展開の都合上噛ませになってしまった
・狂化スキル込みでのステータスは純竜級に迫り、狂化系スキル効果を上昇させる《狂気》を始めとするパッシブスキルを複数習得している強力なモンスターだった。
・だが、理性が無くなったという弱点を的確に突いたPK達の連携により撃破された。
・三兄妹的には当て馬兼末妹のステータス上昇の為の踏み台。


読了ありがとうございました。
何故か戦闘シーンを書いていたら長くなったので前後編に分割しました。
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