※名前を『小鳥遊梢』から『小鳥遊雲雀』に変更……ビースリー先輩とリアルネームが被ってる事に今気付いた(泣)
□<ウェズ海道>西部
その馬車の一団に乗っていた者達の何が悪かったのかと言うと、有り体に言って
実際、彼等の多くが街々の移動を何度も行なっていた事もあってかなり上手く行っており、事前に調べたモンスターが出現し難いルートを選ぶ事で戦闘を最小限に抑え、稀に起こる戦闘でも護衛の冒険者が即座にモンスターを倒す事で安全に旅が出来ていた。
……他の【ブレイズ・ウルフ】の群れを取り込んで拡大し、自身も純竜級モンスター【ブレイズ・ドラグウルフ】に進化したボスに率いられた狼の群れに遭遇するまではだが。
『『『GAAAAAAAAAAA!!!』』』
「クソッ、馬車に火が⁉︎」
「御者もやられたぞ⁉︎」
その馬車の一団に狙いを定めた【ブレイズ・ウルフ】達は、まずボスである【ブレイズ・ドラグウルフ】を中心として群れ全体で一斉に得意とする《火炎ブレス》を馬車を中心とした広範囲にばら撒き、護衛に付いていた冒険者達にダメージを与えつつ馬車の動きを止めた。
……更に彼等にとって運が悪い事にボスの使った《火炎ブレス》の上位スキル《ブレイズ・ブレス》が御者の一人に直撃してしまった為、一つの馬車の動きが完全に止まってしまったのだ。
「嫌ァァァァァァ⁉︎ お父さんっ⁉︎」
『GURUAAAAAA!!!』
『『『『『GAU!!!』』』』』
「不味い、囲まれる⁉︎」
その御者の娘の悲鳴が響き渡るのを無視して【ブレイズ・ウルフ】達はボスの指示の元、足を止めた馬車を取り囲んでいった……その機動力を持って群れ全体で獲物を取り囲み、遠距離から広範囲に攻撃出来る《火炎ブレス》を全方位から放つのが彼等の必勝法であるのだ。
これは一発一発の《火炎ブレス》の威力は然程ではなく戦闘職に就いていれば耐えられる程度なので、全方位から立て続けに放ってダメージは蓄積させると共に炎によって逃げ場を無くし、それで獲物が弱って逃げられなくなったら接近戦でトドメを刺す安全重視の戦術でもある。
『……GUUU……』
そして更に群れのボスである【ブレイズ・ドラグウルフ】は配下に経験を積ませる為と不測の事態に対応する為に、後方で指示を取りながら待機して戦局を見渡すという徹底ぶりである。
……そんな群れのボスとして相応しい冷静さと判断力を兼ね備えていたからこそ、ボスは真っ先にこちらに向かってくる
『ッ⁉︎ ……GUAAAAAAA!!!』
「あら、気付かれたか。……てゆーか、名前が【ブレイズ・ドラグウルフ】になっているんだけど。情報と違うじゃん」
「進化したのでしょうか? ……兎に角、あのボスっぽいのは私が相手をしますので、姉様は馬車の方へ救援を。《ウォーター・フィスト》」
『アイツがこっちより明確に高いのはSTRとAGIだからその二つで行くよ。ターゲット【ブレイズ・ドラグウルフ】《
そこに向かって来たのは馬車を助けに全速力で走って来たミカ・ウィステリアとミュウ・ウィステリアの二人であった……彼女達は即座に戦局を把握するとミュウの方は自己強化をしつつ新たな敵を倒そうと向かって来た【ブレイズ・ドラグウルフ】の迎撃に移った。
……そしてミカの方はその間に馬車の方へ向かい、馬車を取り囲む【ブレイズ・ウルフ】達の背後から襲い掛かった。
「はーい、お邪魔しまーす! 《ウィールド・メイス》!」
『『GAAUUU!?』』
ミカはそのまま両手に持った【ギガース】を大きく振り回して二体の【ブレイズ・ウルフ】を葬り去った……が、襲撃者に気が付いた【ブレイズ・ウルフ】達は直ぐに群れの何割かをミカに差し向けて、得意の《火炎ブレス》を一斉に放ってきたのだ。
『『『GAAAAAAAA』』』
「ええいっ! 対応が早いね。よく鍛えられてるのかな⁉︎ 《ブラスト・スウィング》!」
そうして放たれた火炎をミカはスキルによって振るった【ギガース】から発生させた衝撃波によって相殺しつつ、その余波で怯んだ【ブレイズ・ウルフ】を一体一体殴り潰していった。
……だが、敵の数が多い事と向こうが動き回りながら《火炎ブレス》による遠距離攻撃を主体で戦闘している事、そしてミカが馬車に向かう致命的な攻撃をフォローしている事などからかなりの苦戦を強いられていた。
「き、君は一体⁉︎」
「通りすがりの<マスター>です! クエストのターゲットが馬車襲ってたんで救援に来ました! ……っていうか、数が多いし素早いからやり難い!
『『『『GAUAAAAAAAAA!!!』』』
物理的なステータス補正に特化した【ギガース】のお陰で純竜級モンスターに迫る身体能力を持つミカだったが、攻撃手段はメイスによる打撃のみであるので徹底した遠隔からの集団戦を仕掛けてくる【ブレイズ・ウルフ】達には攻めあぐねていた。
……援軍は来たがこのままでは押し切られると馬車の人間達が思った時、突如として辺りが“夜”に包まれた。
「なっ、なんだっ⁉︎ 暗くなったぞ」
「どうなっている⁉︎」
「あ、やっと来たんだね、遅いよ月夜さん」
「いやーごめんごめん。……向こうでボス狼とタイマン張っとるミュウちゃんの邪魔にならんよう迂回したら思ったより時間がかかったわ」
「魔法系ジョブだからAGIも低いしね」
そこに現れたのはミカ達とパーティーを組んでいた<月世の会>オーナー扶桑月夜とそのクランメンバーである日向葵、小鳥遊雲雀の三名だった。
『『『『GUUUUUUU……!?』』』』
「うん、カグヤの《月面徐算結界》によるデバフは聞いとるみたいやね。……ウチと雲雀さんは負傷者を治療するから、そいつらの相手は頼むわ」
「オッケー、これなら何とかなる!」
そして“夜”──広域デバフスキル《月面徐算結界》の中に入ってしまった【ブレイズ・ウルフ】達はそのステータスを大きく減じさせて動きを鈍らせてしまい、そこを突いたミカが【ギガース】で次々と狼達を殴り倒していった。
「了解。《
「感謝する! これならば!」
「動きが鈍ってるなら俺たちでも!」
『『『『GYAAAAAAA!?』』』
更に葵が自身の<エンブリオ>【日天鎧皮 カルナ】に蓄積されていた光熱のエネルギーを大量の魔力に変換する事で、風属性下位魔法の《ウインドカッター》を限界まで強化して極大な風の刃として放ち複数の【ブレイズ・ウルフ】を両断する。また、護衛に付いていた他の冒険者達もコレを逆転のチャンスと見て【ブレイズ・ウルフ】達を攻撃していった。
……とはいえ【ブレイズ・ウルフ】達もやられっぱなしでは無く、何匹かのウルフが反撃として前に出ているのに魔法を準備して動けない葵に向かって《火炎ブレス)を吐き出した。
『『『GAAAAAAAAA!!!』』』
「……おや、自分からエネルギーを充填してくれるとはお優しいですね。……ではお返しです。《日天吸蓄》解放《ライトニング》!」
だが、その《火炎ブレス》は全て【カルナ】が《日天吸蓄》による光熱エネルギー吸収効果によって葵にエネルギーを与えるだけに終わり、反撃として放たれた強化された雷属性下位魔法である雷撃によってその狼達は一層された。
……その様に戦闘を得意とするメンバーが戦いを優勢に運んでいる中、月夜達治療系の人間も負傷したティアン達を魔法やアイテムで治していたのだが……。
「お父さんっ! お父さんっ!」
「……いかん、この人もう事切れとる。損傷が酷すぎてウチのまだスキルレベル低い回復魔法や蘇生魔法じゃ治せん」
最初に【ブレイズ・ドラグウルフ】のブレスを受けた御者は、肉体の多くに【火傷】や【炭化】の状態異常を負う程のダメージを受けてしまい手立ての甲斐無くHPがゼロになって事切れてしまったのだ……その亡骸に縋り付く娘の泣き声が痛々しく響き渡り周りの人間も思わず顔を伏せたが……。
「……うん、これは
「分かったわ。来なさい【アスクレピオス】……《パーフェクト・リザレクション》!」
その中でまだ希望を失っていない月夜は彼のHPがゼロになった直後に雲雀を呼び、それに答えた彼女は左手にある“杖に巻き付いた一匹の蛇”の紋章から同じ様な巻き付いた蛇の模様が描かれた杖──自身の<エンブリオ>【回生杖 アスクレピオス】を取り出し掲げスキルを行使した。
……すると彼女の手にある【アスクレピオス】から光の粒子の様なものが溢れ出して事切れた御者を覆い、その身体に負った【火傷】や【炭化】を含むあらゆる傷を直して彼を蘇生させたのだ……これが【アスクレピオス】唯一のスキル《パーフェクト・リザレクション》の効果──死亡者をHP・状態異常含めての完全蘇生である。
「……ここは……」
「お父さんっ!」
「うんうん、損傷が激しかったから蘇生可能時間が不安やったんやけど上手くいってよかったわ」
「そうね。……さて、まだ戦闘は続いているんだし援護ぐらいはしましょうか」
……そうして生き返った父親に抱き着く娘を見た彼女達は再び自分達の戦いに戻っていったのだった。
◇
『GAUUUU!!!』
「チッ、逃がしません。《波動拳》!」
所変わって《月面徐算結界》の外、そこでは展開された“夜”の危険性を察知して離脱しようとしている【ブレイズ・ドラグウルフ】と、それに対して拳から衝撃波を放ちつつ追撃しているミュウが激しい戦いを繰り広げていた。
……しかし【ドラグウルフ】が瞬間的にAGIを上昇させるスキルを持っていた事と、背後に追いすがるミュウに攻撃出来る火属性魔法を覚えていた事もあって結局は結界の外まで逃げられてしまったが。
『GAA!!!』
「くっ! また炎弾ですか。ブレスと比べて威力は低いですが全方位に撃てるのは厄介ですね。AGIは同じなので引き撃ちされると追いつけません」
『加速スキルもあるしね。……勿論、向こうが加速すればこっちも加速するんだけど、タイミングが完全に向こう持ちだからこっちにとってはいきなりAGIが変動する形になるし』
敵対対象とステータスを完全に同期させる《天威模倣》ではあるが、それ故にいきなり敵のステータスが大きく変動した場合には自分も同じ様に変動するので肉体の操作が付いていか無い恐れがあるデメリットにもなっているのだ。
まあ、ミュウの場合はその圧倒的な戦闘センスでステータスが大きく変わっても問題なく肉体を完全に制御するだけでなく、敵の動きが読めていれば加速タイミングを計って逆用する事すら出来たりするが……それでも、単純に逃げる相手に追いつくのはAGIが同じにしかならない以上は難しい。
……そして【ドラグウルフ】は結界から距離を取った所で即座に反転、追い縋っていたミュウを中心とした広範囲に向けて《ブレイズ・ブレス》を吐き出した。
『GAAAAAAAAA!!!』
「うげっブレスですか! この範囲とタイミングではッ! 《クロスガード》!」
そのブレスを回避し切れないと判断したミュウは咄嗟に《クロスガード》──腕を交差した構えを取る事でENDを二倍にするスキル──と腕に纏わせていた《ウォーター・フィスト》を使って炎によるダメージを抑えつつ、地面を転がって身体の炎を消しながら急いで範囲外へと離脱した。
『今のはストックしたよ!』
「分かりました! ですが、やはり近づけなければどうにもなりませんね。……やってみますか《魔力放出》!」
そしてミュウは直ぐに体勢を整えると《魔力放出》──肉体の任意の部位から魔力による推進力を発生させるスキル──を使って加速しながら全速力でブレスを撃ち終わって隙が出来た【ドラグウルフ】に向けて突っ込んだ。
……《天威模倣》の影響を受けたステータスは他のバフ・デバフ効果を受けないが、この《魔力放出》の様に
『GA⁉︎』
「捉えました! 《ソニックストレート》!」
そうして【ブレイズ・ドラグウルフ】を間合いに捉えたミュウはスキル込みの高速ストレートを相手の顔面に叩き込んだ……更に【
……その好機を逃す事無くミュウは再び相手にブレスを撃たれない為にも、発生が早く発動後の隙も少ない格闘スキル特有の連続攻撃で攻め立てた。
「更に《正拳突き》! 《旋風脚》! 《スライスハンド》! 《回し蹴り》! 《発勁》!」
『GUUUUU……GAAAAAAAAA!!!』
だが、相手も為すがままに攻撃を受けている訳ではなく魔力が篭った掌底が腹に打ち込まれるのを無視して身体を捻り、そのままミュウを噛み砕こうと炎を纏った牙で喰らい付こうとした。
「……甘い《魔力放出》」
『GAU⁉︎』
……が、ミュウは
『《
「《踵落とし》!」
『GAAAAAAAAA!?』
ミメーシスの《攻撃纒装》にストックされた先程の《ブレイズ・ブレス》の炎と攻撃力を上乗せされた踵落としが背中に直撃した【ブレイズ・ドラグウルフ】は、その衝撃とダメージによって悶絶しながらよろめいた……が、火を使うが故に《火属性耐性》のスキルを持っていた為か直ぐに持ち直して再びミュウにブレスを吐こうとし……。
「……吐かせません《フリーズ・フィスト》!」
『AGOGA⁉︎』
その寸前、効果が切れた《ウォーター・フィスト》の代わりにMPを目一杯籠めた《フリーズ・フィスト》による強烈な冷気を纏わせたミュウの拳が
……突然ブレスと呼吸を封じられた事で動揺した【ブレイズ・ドラグウルフ】は距離を取ろうとするも、呼吸困難と蓄積したダメージでよろめいてしまう。
「これで終わりです。《真撃》《ハンマーナックル》!」
『──────ーッ!?』
そんな致命的な隙をミュウが見逃す事は無く冷気が吹き荒れる両手を握りしめてスキルによる強化を掛けた上で【ブレイズ・ドラグウルフ】の脳天に振り下ろし、その頭蓋を凍らせながら砕いて絶命させたのだった。
「……《フリーズ・フィスト》解除。……あ、魔力を大量に籠めた所為か腕がちょっと凍ってますね。ダメージはポーションで回復出来る範囲ですが」
『それよりも馬車の方が心配だね、急いで戻ろうか』
そうして【ブレイズ・ドラグウルフ】が光の塵になったのを見届けたミュウ達はポーションを飲みつつ出て来た【宝櫃】を回収して馬車の元へ向かったのだった。
◇◇◇
□<ウェズ街道> 【
「<マスター>の皆様、この度は我々の窮地を救って頂き本当にありがとうございました。このお礼は必ず」
「別に気にせんでええよー。クエストのターゲットが偶々馬車に襲われたから倒しただけやし。……でも、御礼なら今後もクラン<月世の会>をご贔屓にー」
「ちゃっかり布教してるし……」
「まあ、自分のクランを宣伝するのは普通の事ですし別にいいのでは?」
そんな訳でボスを倒されて有象無象となった狼達を全滅させてクエストを完了した私達は、助けた馬車に乗せてもらって王都へと帰還していました。
……幸い馬車のティアン達は危ない人も居たけど死人は出なかったのは良かったね。お陰で色々と感謝されたしとりあえず一安心って所かな。
「成る程、では皆様は月夜殿がオーナーを務める<月世の会>というクランのメンバーだと」
「そうなんよー「はい、流れる様に嘘を言わない。私と雲雀さんはそうだけどミカちゃんとミュウちゃんは違うでしょ」……えー、あおやんのいけずー。せっかく外堀から埋めていこうと思うたんにー」
「えーっと、申し訳ありませんが今の所クランに入る予定は無いので……」
「出来ればこの世界を旅して回るとかしてみたいし」
実は以前からお兄ちゃんとも相談してこのデンドロ世界の色々な場所を巡ってみようと計画してるんだよね……最も、今はこの世界で旅をするのに必要な実力を手に入れる為のレベル上げと資金稼ぎをしてる段階だから、本格的な旅行はまだ先の話だけどさ。
「んー、別に名前だけウチのクランに置いて後は自由行動でもええよ? そうしとるメンバーも結構おるし」
「ウチの教義は『真なる魂の世界で自由を謳歌せよ』ですから、クランとしてメンバーを縛り付ける事は無いんですよ」
「……まあ、傍目から見れば胡散臭さ全開の宗教クランだけど、運営自体は割とまともにやってるから」
「へー。……やっぱり今の所クランはいいかな。フレンド登録とかはオッケーだけど」
「まずはお友達から始めましょうなのです」
……そんなノリで私達は月夜さん達とフレンド登録を交換したりしつつ、短い王都までの馬車の旅を楽しんだのだった。
あとがき・各種設定解説
三兄妹:現在旅行準備中
・旅行するにしても戦闘能力が必要になるデンドロ世界なので念入りに。
《ウィールド・メイス》《ブラスト・スウィング》:戦棍士系統のスキル
・《ウィールド・メイス》はメイスを広範囲に振り回して範囲攻撃を行うスキルで、僅かながら衝撃波を発生させてリーチを上げる効果も。
・《ブラスト・スウィング》はメイスを振って衝撃波を発生させて攻撃するスキルで、衝撃波の威力は振った時の攻撃力になる。
《◯◯・フィスト》:【魔拳士】のスキル
・自身の腕に特定の属性を纏わせて腕部での格闘攻撃時にその属性の追加ダメージを与えるスキルで、一定時間持続して使えば使うほどに効果時間は減る。
・種類は火・風・雷・水・氷・土などから適正のあるものを取得でき、上級職になると光や闇など取得出来る種類が増える。
・スキルレベルが低い状態で過剰にMPを籠めると自傷ダメージが発生するデメリットがある。
《魔力放出》:【魔拳士】のスキル
・【魔拳士】以外にもMPを使う前衛系ジョブで取得出来るスキルで、肉体を加速させるだけなので応用は効くが扱い慣れないとコケたりする事も。
《ハンマーナックル》:【格闘家】のスキル
・両手を合わせて握ってそのまま振り下ろす格闘スキルで、威力は高いのだが動作が大振りで攻撃範囲も狭くて当てにくい。
<月世の会>組:勧誘(布教)に熱心
・基本的にクランとしてメンバーを縛り付ける事は無いが、月夜は何だかんだで慕われているので彼女のお願いは無茶じゃなければ大体聞いてくれる。
・ちなみに月夜が葵をあだ名で呼んでいないのは本人が嫌がっているからだったり。
【回生杖 アスクレピオス】
<マスター>:小鳥遊雲雀
TYPE:アームズ
到達形態:Ⅲ
能力特性:蘇生
固有スキル:《パーフェクト・リザレクション》
・モチーフはギリシャ神話に登場する名医であり医神“アスクレピオス”で、ステ補正はMPに特化した杖型アームズ。
・スキル《パーフェクト・リザレクション》はMPを消費して蘇生可能時間内の死者を蘇生させるという【司教】などが覚える蘇生魔法と同種のもの。
・だが、<エンブリオ>のリソースをほぼその一点に集中しているが故に効果は強力で、第三形態現在でもHP完全回復・【炭化】や軽度の部位欠損すら治せる状態異常回復・発動までほぼノータイム・消費MP低・短いクールタイム・複数人同時使用可能な超高性能蘇生スキルになっている。
・当然だが蘇生スキルなので生者には使用不可能。
・尚、“終末期医療担当の看護師が持つ蘇生能力特化の<エンブリオ>”という由来となったパーソナルに関しては突っ込んじゃいけないモノだったりする。
読了ありがとうございました。
感想・評価・お気に入りに登録・誤字報告はいつでも歓迎。次の話は同じ時期の兄視点の話になると思います。