□決闘都市ギデオン・とある宿屋 【
「……《魔石作成》《クリムゾン・スフィア》……《魔石作成》《クリムゾン・スフィア》……《魔石作成》《クリムゾン・スフィア》」
『今日もまた【ジェムー《クリムゾン・スフィア》】作りですか』
「しょうがないだろう、上級盗難防止機能付きアイテムボックス買ったら資金が尽きたんだから。まさか一千万リルもするとは……」
現実では8月もそろそろ終わりそうな今日、俺は借りている宿屋で資金稼ぎの為に魔石職人ギルドの『難易度:五【【ジェムー《クリムゾン・スフィア》】の作成と納品』のジョブクエストに励んでいた……報酬の良いこのクエストを受けるのも何度目になるだろうか……。
……それもこれも先日買ったポーチ型の盗難防止機能付きアイテムボックスが高いのが悪い。そのくせ入れられるアイテムは10種類までだしな。肝心の【シルヴァ・ブライト】を入れるのには問題無かったから良いんだけど。
『それと、この部屋そこそこ広いとはいえ亜竜級モンスターである私にとっては手狭なんですが……』
「それに関しては本当に済まん。……だが、外に出して従属キャパシティ内に入れて置かないと《獣心憑依》によるバフが掛からないんだ」
『私のDEXはそこまで高くないんですが』
「《魔石作成》にはMPも必要だから……」
俺のステータスは【ルー】の必殺スキルのデメリットで半減してるから、ジョブスキルや装備でステータスを補正しないと成功率が下がるんだ……まあ、
それにギデオンに来てから盗難対策に【
更に転職条件を満たす事が出来た【黒土術師】と、【シルヴァ・ブライト】を実際に使ってみたら転職条件をクリア出来た【
『しかし、よく飽きずに同じ作業を続けられますね』
「元々単純作業は嫌いじゃないしな。……後は2回目の《
ちなみにこの《職能補助:火石作成》は『魔石職人系のジョブクエストを行う時に火属性【ジェム】作成の成功率が5%上昇する』というパッシブスキルである……最近は火属性【ジェム】を作るジョブクエストばかりで経験値を稼いでいたのが原因かな。
……効果は地味だがパッシブスキルなお陰で無駄に成り難いのが良いな。火属性の【ジェム】は人気だからジョブクエストの実行にも困らないし。
『……ふむ、そろそろ暇つぶしに話すネタも無くなって来ましたね』
「翻訳アイテムを買ってから本当に良く喋る様になったよな、ヴォルト」
『部屋の中では他にやる事が無いので。……じゃあ、色々な問題になった【シルヴァ・ブライト】の使い心地とかはどうでしょう? 先日試し撃ちしてましたよね』
「後で外に連れてってやるから。……それと【シルヴァ・ブライト】に関してなんだが、まあ普通に強いんだがちょっと使い難いかな……多分、俺のMPが足りないのが主な原因だろうな」
何度かモンスター相手に試し撃ちをした所、あの【シルヴァ・ブライト】だが威力的には同じ量のMPを使った火属性魔法の三分の一くらいだったからな……最も、普通の光属性魔法の場合だと火属性と同じ威力を出すにはその5倍程のMPが必要である事を考えれば物凄い効率なんだが。
加えてそんな光速のレーザーが引き金を引くだけで即座に発射出来て、しかも連写まで出来るとくれば【シルヴァ・ブライト】が非常に強い武器である事には疑いの余地は無いだろう。
……燃費に関しては【魔銃士】のスキルに《魔銃威力強化》《魔力装填効率化》などのスキルがあるみたいだし、今後に期待かな。
「……しかし、ヴォルトは本当に喋るのが好きなんだな」
『そう見えますかね? ……まあ、生まれつき他の同世代の同族よりも頭が良かったので、こうして会話する機会とかも無かったですからね。確かに新鮮な気分ではありますか』
「ふーん……そう言えば、なんでヴォルトがテイムモンスターになったのかとかは聞いてなかったな」
『大した理由でもないですよ。……私が居た群れが<
何でも、ヴォルトが居た【ライトニングホース】系統の群れはボスである【
『……今思えば私は周りより賢かったせいか少し調子に乗っていたかもしれないですね。ボスからも『この世界には上には上がいる』『強者に会ったら生き残る事を最優先にしろ』と言われていましたが話半分に聞いていました』
「あー、分かる分かる。……若い時に周りより自分が優れていると思い込むとそうなるよな。実際は『周り』なんて世界と比べればごく狭いモノでしか無いのに」
『本当にそうですよね。……まあ、ボスの事は自分より上だと思っていたので彼の言う事は良く聞いて《強者感知》《危険察知》などの危機回避スキルは磨きましたし、そのお陰であの<UBM>──【蠱毒狩蟲 ラーゼクター】から逃げ延びる事が出来たのですが』
ヴォルト曰く、その【ラーゼクター】との戦い……とも呼べない一方的な“狩り”の始まりは、まずいきなり『地面から』噴出した猛毒の煙──【猛毒】【魔毒】【魂毒】【衰弱】【酩酊】【麻痺】の六重状態異常を有するガスから始まったらしい。
……ヴォルト自身は周囲の警戒の為に群れの外側にいたからかこの内【猛毒】【魔毒】【魂毒】しか掛からなかったらしいが、群れがいきなりの猛毒のガスで混乱した次の瞬間にはボスである【雷電純竜馬】は二メテル程の人型の魔蟲に殺されていたのだとか。
『ガスで姿は良く見えませんでしたが、その頭の上には<UBM>の証である【蠱毒狩蟲 ラーゼクター】の文字があり……それが見えて、更に自分より強いボスが瞬殺されたのを見た私は全速力でその場から逃げ出しました』
「……あー、軽い気持ちで聞いてすまなかったな」
『いえいえ。……そもそも野生のモンスターの間でなら殺し殺されは良くある事ですし、群れやボスを殺された事や群れの仲間を置いて逃げた事も特に気にしてませんから。そんな事を気にしてたらこの世界では生きていけません』
ヴォルトの雰囲気や《真偽判定》スキルでも嘘は言ってないみたいだが、死者を悼む様な気配は感じたので多分割り切っているんだろう……それで、その後【ラーゼクター】からは逃げ切れたらしいが途中で毒が回って動けなくなり、そこに偶々通りがかったテイマーに珍しいモンスターだからと捕まって売られて今に至ると言う事らしい。
『その後にマスター達に買われたのは幸運だったと思いますよ。テイムモンスターでしかない私にも気を使ってくれますし、亜竜級に進化するまで面倒を見てくれましたし。……何より<UBM>と戦って倒せるだけの強者ですしね』
「不満が無いならそれでいいんだが……俺達は今後も<UBM>と戦う機会は結構あると思うぞ」
『それは普通に野生で生きている間も変わりませんからね。それならいっそ<UBM>を倒せるマスターに仕えた方が勝算も生存率も上がるでしょう』
成る程ね、理由はどうあれテイムモンスターとしてある事には不満が無い様で何よりだな……おっと、もうジョブクエスト分の【ジェム】はこれで終わりか。
「……よし、これでジョブクエスト分の【ジェムー《クリムゾン・スフィア》】は作り終わったな」
『お疲れ様でしたマスター。……それでこの後はどうします?』
「さっきも言った通り、この【ジェム】をギルドに納品した後はフィールドにでも行こうか。最近はだいぶ騎乗戦闘も様になって来たしな」
『分かりました。ではそのように「頼もう! お兄ちゃん!!!」……おや』
ジョブクエストを終えてどこかに行こうと話していた俺とヴォルトを遮るように勢いよく部屋の扉を開けて現れたのは、やはりと言うか妹のミカだった……よく見るとミュウちゃんとミメも連れているみたいだな。
……せめてノックぐらいはしろと思うんだが、ミカがいきなり突拍子の無い行動に出る時は大体
「……それで一体何のようだ? 可能な限り結論だけでなく過程を含めて話してくれ」
「うん分かった。……お兄ちゃん、冒険者ギルドの方で『クルエラ山岳地帯の山賊討伐のクエスト』に行かない?」
「……姉様、それ過程を結構省いていますよ」
ミュウちゃんのツッコミ通り、ミカは『あらゆる過程を無視して危険回避の最適解を提示する』事が出来てしまう“直感”を持っている所為でか、それが関わる際に色々と過程を無視して普通の人間には理解出来ない行動を取りがちな癖があるからな。
付き合いの長い俺やミュウちゃんならある程度察する事も出来るし、そもそも“直感”の話は俺達ぐらいにしかしないから私生活では余り問題にはなってないけど。
……しかし、山賊討伐ねぇ。冒険者ギルドや騎士団が不定期に行なっているとアイラさんやリリィさんから聞いた事があるが、俺は意図的にその手の話……
「……別に俺は必要であればティアンを殺傷する事に躊躇はしないし、それなりに
「兄様ってリアルでも大概ジャンル違いな経験してるみたいですからね。師匠が言ってましたよ」
「私も詳しくは知らないけど現代ファンタジーものの主人公系な気がするよー」
「言っとくが、俺自身は普通の人間だからな。……ただ、ちょっと中高で『その手のジャンル』の人間が偶々クラスメイトにいて、何故か俺まで妙な事件に巻き込まれたぐらいで」
あの頃は俺も若かったから、つい『ジャンル違いの連中』が起こす問題に首を突っ込んでしまってな……まあそのお陰で『あの事故とそれに関する諸々』以来、少しだけ燻っていた“自分は特別である”と言う認識は消し飛んだが。
……なので正直言って今は反省してるし、出来る限りこの<Infinite Dendrogram>は“ただのゲーム”として楽しみたいと思ってるので、その『秘密』とかは出来るだけ考えない様にしているし。どうせ異世界とか別惑星とか神の箱庭とかだろ(適当)
「……っと、話がズレたな。そもそも“この世界”には一切関係の無い話だからここまでとして……話を戻すが『山賊討伐』って事はティアンを殺傷する事が前提な訳だが」
「別に私達はその辺りに躊躇はしませんよ。命を奪うのならこれまでモンスター相手に散々やってますし」
「私も必要なら躊躇いはしないよ?」
「……
ミカの場合は自分の“直感”が示したのなら他人を踏み躙る事すら躊躇無く出来て“しまう”し、ミュウちゃんは生まれつきの戦いの才能の所為で戦闘行動に対する躊躇いなどの悪影響などを一切“抱けない”んだよなぁ。
このデンドロをやってるのは、現実では持て余し気味なこの二人の“才能”に折り合いを付けられる事を期待しての事でもあるが、流石にこう言う展開は兄としては心配になるんだよな。
……といった感じの事を俺が考えていると、それを見た二人は苦笑しながらも明確な“覚悟”を持った瞳でこちらを見ながら話を続けた。
「兄様の心配も最もだと思うのですが、私達は自分の“才能”に負けて人道を外れる様な事は絶対にしないのです。……それにクエストでは“生け捕りの場合には追加報酬”ともありましたし、基本的には制圧をメインで行くのです」
「それに、今このクエストに参加しないと
「……分かった。……まあ、別に山賊退治自体は“悪い事”では無いしな」
この世界的の一般常識的にだと『人殺し』自体は悪とも言えないからな……勿論、無為な殺戮は忌避しなければならないモノであるべきだし、だからと言って正当防衛や守る為に或いは救う為に殺したりとかを全否定する気も無いが。
……この二人が道を謝らない様にするのも俺の役目だと思って頑張るか。要は『
「そう言うわけだヴォルト、これからやるのは山賊退治になる」
『分かりました。……マスター達の話はさっぱり理解出来ませんが、私は貴方のテイムモンスターですからお供しますよ』
「……ありがとうヴォルト。《
俺達の側から見れば意味不明な会話にも空気を読んでか特に何も言わずに付いてきてくれるヴォルトに感謝の意を示しつつ、俺はヴォルトを【ジュエル】に帰還させてクエストを受ける為に妹達を連れてギデオンの冒険者ギルドへと向かって行ったのだった。
◆◆◆
■<クルエラ山岳地帯>・廃砦
アルター王国の東部に存在する古戦場跡に建つ廃砦、そこは現在とある山賊団が根城として使っていた……そして、その内の一室では【
「……おい、この前に襲った馬車で捕まえてきた奴隷達の様子はどうだ?」
「へいアニキ、全員ちゃんと飯をやって大人しくさせてやす」
「それでいい。……そっちの方が大人しくなるし、裏の奴隷商でもなるべく健康な方が高く売れるからな」
彼等は主に<クルエラ山岳地帯>を通る商隊を襲って物品を奪ったり、その際や近くの村落から人を攫って繋がりのある違法業者に売り渡すなどの山賊活動を行なっていた。
……何故かこの山賊団は彼等の様に上級職に付いたメンバーを擁していたり、王国やカルディナにある裏の業者とのコネクションを持っているなど、基本食い詰め者ばかりの山賊団と違ってそれなりの勢力を持った者達だった。
「しっかし、奴隷が【ジュエル】に入れられれば良いんですがね」
「仕方ないだろう。【奴隷師】に就いてるメンバーは今カルディナの“本部”に行っているんだからな」
「そうなんすけどねぇ。……じゃあアイツが帰ってきたらこの『山賊団』も潮時ですかね?」
「そうなるだろうな。……
そう、実は彼等はカルディナを中心として活動する“とある犯罪組織”の一員であり、需要のある『資材』を本部に売り捌いて資金稼ぎを行う為に適当な食い詰め者達を集めて山賊団を組織、ある程度活動して潮時になったところで用済みの食い詰め者を切り捨てて逃走を繰り返しているのだ。
……そんな二人だったが【大戦士】の方が部屋の中に置いてある金属製の檻の中身を見て【大盗賊】の方に話し掛けた。
「それでアニキ、あの『エレメンタルの嬢ちゃん』も持っていくんですかい?」
「当然だ。……むしろ他は置いていってもアレだけは持っていくぞ。
「…………」
そう言った二人が見つめる檻の中には銀髪の5歳ぐらいの幼女──の姿をしたエレメンタル系モンスターが眠っていた……見た目は殆ど人間にしか見えなかったが、モンスターである証拠にその頭上には【リトル・ネイチャーエレメンタル】の文字が表示されていた。
……と、ちょうどその時に眠っていたエレメンタルの幼女は目を開けて身体を起こした。
「ふぁ〜、よく寝たのじゃ〜。……お腹空いたから何かお菓子とかないかのぅ?」
「ハァ〜……貴様、ここに囚われてから食っちゃ寝しかしてないよな」
「あ、クッキーならあるぜ」
「ありがとうなのじゃ〜……モグモグ……ウマ〜! やっぱり人間の食べ物は美味しいのう」
囚われているにも関わらずそんな呑気なエレメンタル幼女に【大盗賊】はため息を吐いたが、何故か【大戦士】が持っていたクッキーをいい笑顔で食べる光景を見て呆れた様に黙り込んでしまった。
……彼女は少し前に彼等が<クルエラ山岳地帯>で行き倒れているところを捕まえたモンスターで、聞いた事の無い種族だから高値で売れるだろうと捕獲したものである。
(まあ、クッキー程度で大人しく捕まっているなら別に良いか。【従魔師】を兼任してるアイツが出ている以上はテイムして【ジュエル】に収める事も出来んし。……それに《看破》したところレベルが1でステータスがMP以外はリトルゴブリン以下の本当にティアンの子供レベルだからな。下手に暴力を振るったら殺しかねんし、傷物にしたら売値が落ちる)
尚、彼も《看破》を駆使して保有するスキルが【魔術師】レベル1で覚えられる《
また、それ以外には《高速思考》《分割思考》《魔石還元》《魔力感知》などエレメンタルの中でも一部の者しか覚えないレアなスキルがあったので、おそらくごく稀に生まれる突然変異のレアモンスターだと判断していた。
(……コイツは上手くいけばここに集めた奴隷とアイテムを合わせたよりも高く売れるだろうからな。【従魔師】が帰って来るまでは扱いも多少は丁寧にするしかないか)
「それで? ワシは売られると聞いたが誰が買うんじゃ?」
「俺らも闇のテイムモンスター業者に売り渡すだけだからなぁ。そこから先は分からん」
「そうかー」
……だから、こんな呑気な会話も必要経費だと【大盗賊】の男は自分に言い聞かせていた……と、そこでエレメンタル幼女が何かに気付いた様に顔を上げた。
「ん? どうしたんだ?」
「……御主らには行き倒れていたワシを拾って貰った恩があるからのぅ。……御主ら、なるべく早くこの<クルエラ山岳地帯>を離れた方が良いぞ。この地が少し騒めき始めておるし、おそらくそう遠くないうちに
「はぁ? ……外の天気は晴れ渡ってるぞ」
「……まあ、“今のワシ”では確たる事は分からんのじゃが、ただそんな気がするぐらいかのう」
そんな幼女の言葉に二人は顔を見合わせつつも戻って来るメンバーの事を考えればまだ逃げる訳にも行かず、その幼女も彼等の事情を聞けば『ま、確証は無いしな』とだけ言って再びクッキーを食べ始めたのでこの話はここまでとなった。
……その後【大盗賊】の男は冒険者ギルドの討伐隊を警戒して見回り(兼囮)を増やしておくかと指示を出しに行き、もう一人の【大戦士】はいざと言う時の逃走用隠し通路を確認しに行ったので部屋の中は檻の中の幼女一人となった。
「……さてさて、
……その部屋にはそんな誰に聞かせる訳でも無い幼女の声だけが響いたのだった……。
あとがき・各種設定解説
兄:リアルにジャンル違い連中がいる事は知っている
・ちなみにリアルでは妹達をそちらに巻き込まない様に全力を尽くしているので、妹達は多少察してはいるが詳しくは知らない。
・デンドロにもそちら系が関わっているとは思っているが、あくまでゲームとして楽しみたいので首は突っ込まない方針。
《職能補助:火石作成》:今月のスキルガチャの結果
・補正が掛かるのはジョブクエストに必要な物を作っている場合に限り、それ以外の火属性【ジェム】を作っても補正は乗らない。
・《刃技才集》はパッシブスキルも出て来るが、大体複雑な条件で発動するもので効果も低くスキルレベル上限も低い。
【魔銃士】:銃士派生魔銃士系統下級職
・魔力式銃器の運用に特化したジョブで、転職条件に『魔力式銃器の保有と装備』があるので製法がロストしている現在では就いている者が殆ど居ない希少なジョブになっている。
・ステータスはMPとDEXに特化しており、魔力式銃器の補助スキルの他にもMPを使った銃撃スキルも覚える。
ヴォルト:意外とお喋り好き
・かつての群れの事は完全に割り切っているので、例えば再び【ラーゼクター】が目の前に現れても激昂したりはしない。
・三兄妹についてはその実力と人格から『マスター』として信用している感じで、少しずつ情も湧き始めている。
妹達:兄の気持ちは分かっているので可能な限り配慮している
・特にリアルでのジャンル違いの事に関しては、自分達を巻き込まない為だと分かっているので深くは聞かない様にしている。
・何故彼女達が山賊討伐のクエストを受ける事になったかの詳しい理由は次回。
山賊団の頭目:……のフリをして“出稼ぎ”に来ているヤツら
・実は二人とも合計レベル500の凄腕で、新しい山賊団を作るたびに顔や名前は《フェイス・チェンジ》や偽装系のスキル持ちアイテムで別の物に偽っている。
【リトル・ネイチャーエレメンタル】:謎の幼女
・ちなみに彼女の名前もステータスもスキルも発言も“一切の虚偽や偽装は無い”。
読了ありがとうございました。
次回からは長編になると思いますのでよろしくお願いにします。感想・評価・誤字報告などはいつでも歓迎です。