<クルエラ山岳地帯>
『GAAAAAAAAA!!!』
最終スキル《
……これが普段の【ヒートライザ】であればいきなり現れた壁に対して警戒を向けていただろうが、スキルの反動で完全に血が上っている彼にはそこまでの思考は出来ず、ただ単純に目の前の邪魔な障害物へ攻撃するという行動しかとらなかった。
『GIYAAAAAAAAA!!!』
だが、必殺スキルによって強度も上がっている【コロッセウム】の壁は、現在の【ヒートライザ】の超高熱の爪牙や熱線であっても僅かしか破壊出来ない程の強度を誇り……そして、それによって消費された僅かな時間が【ヒートライザ】の命運を分ける事になってしまった。
『バルドル、プランDだ。撃ちまくりながら全速力で突っ込め!!!』
『……
そんな壁の破壊に注意を向けていた【ヒートライザ】の側面に次々と砲撃が突き刺さった……無論、その正体は【コロッセウム】の壁沿いに回り込んでいたシュウ・スターリングが駆る【バルドル】であった。
『GAAAAAAAA!?』
『
『壁沿いだと回避ルートが制限される! 離れながら大回りに接近するぞ!』
身に覚えのある砲撃を受けた【ヒートライザ】は本能のまま攻撃が飛んで来た方向へと振り向き、こちらに突っ込んでくる“上に犬の着ぐるみを乗せた戦車”を発見、即座に《ヒートブラスト・スフィア》を連射して反撃に移った。
……それらの熱球をバルドルは最低限だけ蛇行しながら躱しつつ距離を詰めて行くものの、近づく毎に密度の増す弾幕に加えてこちらからの砲撃を意にも介さず熱球を連射してくる【ヒートライザ】の苛烈な攻撃を受けて徐々に追い詰められていった。
『GUUUUAAAAAAAA!!!』
『【ヒートライザ】、熱球を吐き出しながらこちらに接近』
そして、ある程度バルドルが接近した所で【ヒートライザ】は熱球を連射しながら一気に駆け出して距離を詰めて来た……元より今の【ヒートライザ】は圧倒的なSTRと身に纏う高熱による接近戦の方が強く、それを本能的に理解しているが故に相手を確実に仕留める際には己の爪牙を使う事を優先しているのだ。
『……
『大気温度の急激な上昇を確認』
『接近するだけで焼き殺せる以上は当然の対応だが……バルドル、通常弾頭砲撃の後にB弾頭セット』
『……
『GEEEEAAAAAAAA!!!』
だが、その行動を読んでいたシュウは冷静にバルドルへと指示を出し、それにより放たれた砲弾が【ヒートライザ】に突き刺さる……が、それでも相手の足は止まらず、遂に《熱態圏》の逸話級特典武具【ふぇいうる】が焦げるレベルの温度となっている距離まで接近されてしまった。
……そこまで接近されて仕舞えばバルドルの砲撃よりも【ヒートライザ】の爪牙が届く方が早く、そのまま戦車の正面装甲すら溶かす超高音を纏った牙によってバルドル毎上に乗っていた【ふぇいうる】は噛み砕かれ……。
『残念だが……“中の人など居ない”ぞ?』
『GAAAAA!?』
それによってバルドル内にセットされていたB弾頭──ブラフ用の煙幕と派手なだけの炎を撒き散らす弾──と、
……何の事は無い、単にシュウはバルドルに無線で指示を出しながら遠隔操作させて【ヒートライザ】へと突っ込ませ、わざと攻撃させる事で相手の視界を奪って隙を作ったのだ。
『……バルドル回収、そして第一形態』
そして、相手が囮に気を取られている隙にこっそりと【コロッセウム】の反対側から回り込んでいたシュウは、破壊されたバルドルを紋章内に回収して再度第一形態の腕部装着型大砲として展開した。
……尚、もしバルドルが
『最近手に入れたヤツだが頼むぞ【らびふっと】……《アームズ・ファイア・レジスト》《大跳躍》!』
更にシュウは来ている“白いウサギ型の着ぐるみ”──逸話級特典武具【すーぱーきぐるみしりーず らびふっと】に火炎耐性を付与した後、その跳躍の飛距離と速度を大幅に強化する装備スキル《大跳躍》を使って地面を蹴り一気に【ヒートライザ】との距離を詰めた。
……この着ぐるみはシュウが以前に逸話級<
『ッ⁉︎』
『遅い! 《ストレングス・キャノン》!!!』
その《気配操作》スキルと目くらまし煙幕によって【ヒートライザ】はこちらに向けて跳躍してくるシュウに気付くのは一手遅れてしまい、そちらに振り向いた時には既にシュウは【ヒートライザ】の回避が間に合わない距離まで接近して大砲から巨大な光球を撃ち放っていた。
……この《ストレングス・キャノン》は第四形態時にはシュウのSTR約8000の二十倍……つまりは15万以上の攻撃力を持っており、直撃すれば【ヒートライザ】と言えど致命傷は免れない一撃だったのだが……。
『GAAAAAAA!!!』
そもそも目の前の敵を倒す事しか考えられない【ヒートライザ】が必殺の光球を前にして取った行動は迎撃……口から可能な限りの最大威力で《ヒートブラスト・コンバージェンス》を光球に向けて放つ事だった。
……《熱体血放》の効果によりノータイムで放たれた熱線は超威力の光球とぶつかり合い僅かな時間だけ拮抗した後に押し切られてしまったが、その軌道を僅かに逸らす事には成功した。
『GUUUUUAAAAAAAA!?』
『……逸れたか。片腕と片翼は奪えたから最低限の仕事は出来たが……本能だけで動いているから意外な最適解を取って来るな』
それでも放たれた超威力の光球は【ヒートライザ】の顔を僅かに逸れて直ぐ横を通過し、熱線により多少威力を落としながらもその片腕と片翼を消しとばした。
……しかし、元より《熱体血放》のデメリットで理性を失うだけの激痛を味わっている【ヒートライザ】にとって今さら腕を失う程度の痛みは誤差の範囲であり、新しく出来た傷口から血の蒸気を噴き出させながら目の前の
『GAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』
『やっぱり痛みやダメージでは止まらないか! 《大跳躍》《空中跳躍》!』
だが、仕留めきれなかった時点でそう来ることを読んでいたシュウは即座に後方へと跳躍しつつ、更に装備スキルによって空中を蹴って後ろに飛ぶ事で自身を加速させながら距離を取った。
そうして装備補正で強化されたAGIもあって【ヒートライザ】の近接での間合いから離脱する事に成功したシュウは、耐久力が【ふぇいうる】と比べて高くない【らびふっと】が燃えかねない高温圏に入らない様に、その上で逃げながらも相手を引きつけつつ【テレパシーカフス】で“本命の人員”に連絡を取った。
『今なら【ヒートライザ】の注意は片腕と片翼を奪ったこっちに向いてる。仕掛けるなら今だ、ミカちゃん、葵ちゃん……後女狐』
『ありがとうシュウさん! じゃあ行こうかな!』
「……健太さん、おクスリをお願い。ステータスが足りないかも」
「分かった。《瞬間充薬》【オーバーブースト・ドーピング】セット……《霊薬は口に易し》《オーバードーズ》《瞬時注射》」
「……ウチだけなんかおざなりちゃう?」
そうしてシュウを追う【ヒートライザ】の背後に【コロッセウム】の左側からミカが、右側から葵と健太が現れた……そして右側に居る健太はデメリットと引き合えにSTR・END・AGIを大幅強化するドーピング薬を、【ヒュギエイア】だけでなくステータス強化薬剤の効果を強化する【
……そして、その間にミカは本命である彼女達に注意を向けさせない為にも、視線がそちらに向かない位置から大声を上げながら全速力で【ヒートライザ】に突っ込んでいった。
『うら────!!!』
『GUU⁉︎ GAAAAAAAA!!!』
そんな雄叫びを上げながら突っ込んできた
……スキルの所為で本能的に『攻撃して来た相手か向かって来る相手を優先的に攻撃する』程度の思考しか出来ない【ヒートライザ】はそうするしか無く、その辺りも読んでいたミカは上手い感じに葵達の方に注意が向かない様にしつつ引き気味に戦っていた。
「……オーナー、合図をしたら……」
『分かっとるえ、いつでも切り替えられる様に準備しとる。行ったれ葵ちゃん』
「了解……じゃあ行く!」
そして、ミカが【ヒートライザ】の注意を引き付けている隙に準備を終えた葵は、月夜に通信を送った後で
……彼はそこに《霊薬は口に易し》の効果上昇・デメリット軽減とステータス上昇薬の持続時間を半減する代わりに効果を倍加させる《オーバードーズ》を使い、更に『どんな薬でも即時に効果を反映させる』《瞬時注射》を使う事で効果発揮までの時間をゼロにしたのだ。
『GA⁉︎』
「遅い! 動きがスロウリィ! もう何も怖くない!!!」
『なんか凄いフラグっぽい⁉︎』
その結果として薬による物理ステータス上昇値は8000を優に超え、現在の葵のステータスは戦闘型超級職に匹敵するものとなっており、ミカのツッコミを無視して彼女は【ヒートライザ】が何かするよりも早く接近する事に成功していた。
……咄嗟に【ヒートライザ】は尻尾を振るって迎撃するものの、葵は強化されたステータスでもってそれを
「オーナー!!!」
『徐算対象変更、END!』
「《エンチャント・フィスト》! せやっ!!!」
その葵からの合図で月夜は《月面徐算結界・薄明》の対象をENDに変更し、その直後に葵は【インフェルノ・デモンズガントレット】を付けた腕を片翼が吹き飛んだ時に出来た背中の傷口に打ち込んだ……その腕は
『GIE⁉︎ GAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』
「ぐおっ⁉︎ でもこれなら離されない!」
そんな自分の背中で好き勝手する葵を振り落とそうと【ヒートライザ】は全身から熱波を放出しながら全力で暴れるが、熱波は葵の《
……それでもある程度時間を掛ければ振り落とせたかもしれないが、それよりも早く彼女の<エンブリオ>【日天鎧皮 カルナ】の“必殺スキル”が発動した。
『GUUUUUAAAAAAAA!!!』
「お前は体内の熱を翼や傷口から排熱している……なら排熱仕切れない程の“熱量”を体内に直接叩き込んだらどうなる? ……《
彼女が必殺スキルの宣言をした瞬間、その【ヒートライザ】に埋め込まれた腕から
……非常にシンプルな必殺スキルであり発射時には『一度にエネルギーを全て使う』しか選べないので威力調整も不可能と扱いは難しくあるが、それ故にこれまで蓄積して来たエネルギーに応じた圧倒的な大火力を有するのだ。
『GU……AAAAAAAAAAAAAAAAAA◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』
いきなり体内に発生した熱量は排熱しようと【ヒートライザ】の肉体は全力で《熱羽》と《熱体血放》による血液の蒸発を駆動させるが、片翼だけになった《熱羽》では彼女が放った膨大な熱量を排熱仕切れず、体内の血液も蒸気を通り越して一瞬で気化・消滅していく。
……対外・体内問わず非常に高い熱耐性を持っていた【ヒートライザ】ではあるがENDが徐算されていた事、何より今まで《熱態圏》での戦闘で【カルナ】には大量の熱エネルギーが蓄積された所為で放たれた熱量もそれに合わせて膨大なものとなっていた事が決め手になり、その肉体は内側から焼き尽くされていった。
『⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️!!!』
そんな言葉にならない断末魔を上げる【ヒートライザ】だったが、体内に発生した熱量が完全に許容量を超えるとその肉体はボコボコと泡立ち始め……その次の瞬間にはその肉体は熱量に耐え切れなくなって大爆発を引き起こし跡形もなく消滅したのだった。
◇
「……ぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁ……」
そうして【ヒートライザ】が大爆発を起こした直後、その上に乗っていた葵はそんな棒読みの悲鳴を上げながら爆発の衝撃波によって吹き飛ばされていた。
『はい、ナイスキャッチ!』
「センキュー。おクスリによる強化が無ければ即死だった」
そんな風に飛ばされていた葵も近くにいたミカにキャッチされて無事に地上に着地した……そして二人は【ヒートライザ】をちゃんと仕留めたかどうかを確認する為にそちらへと視線を向けると、そこには足先や尻尾の残骸しか残っていない【ヒートライザ】の姿があった。
……そして彼女達が見ている前でそれらの残骸は光の塵となって消えていき、その死によって《熱態圏》が解除され熱量が拡散して気温が大幅に下がった。
【<UBM>【熱態己竜 ヒートライザ】が討伐されました】
【MVPを選出します】
【【日向葵】がMVPに選出されました】
【【日向葵】にMVP特典【熱竜冠 ヒートライザ】を贈与します】
「やったぜ、初MVPアンド特典武具ゲット」
『おめでとう。……まあ、序盤から最前線で戦ってトドメも刺したんだし当然かな』
更にその場にいる彼等へとそんなアナウンスが流れたので、ようやく【ヒートライザ】を倒せたと安堵した彼等はMVPを取った葵の元へと集まっていた。
「おめでとー葵ちゃん。これで<月世の会>ではウチに続いて二人目の特典武具持ちやな。他のクランよりも一歩リードや」
「保有特典武具の数がクランの価値を決める物でも無いと思うけど……ちなみにミカちゃん、貴女達のパーティーで保有する特典の数っていくつ? 差し支えなければで良いけど」
『私が二つ、お兄ちゃんとミュウちゃんで一つずつだから合計四つだね』
「……<UBM>との遭遇率おかしない?」
そんな月夜の疑問をスルーしつつ、集まった彼等はまだ残っている問題──未だに屹立している【コロッセウム】の内部について考える事になった。
『えっと月夜さん、確かあの【コロッセウム】は中に居るどちらかが死なない限り解除は出来ないんですよね?』
「せやね。しかも内部と外部を完全に隔絶しとるから、ウチのスキルはおろか【テレパシーカフス】での通信も出来へんから中の状況は分からへんし」
『パーティーメンバーのHP表示は見れるから無事かどうかぐらいは分かるんだが……少しずつHPが減っていってるな』
「事前に私の【ヒュギエイア】でHPの持続回復ポーションを打っておきましたが……」
そうして彼等は念の為に減ったHP・MPの回復や装備の調整などをしつつ、中で戦っているであろう立花翔の細かく増減しているHPゲージを見ていたのだが……突如、そのHPが
「翔ッ⁉︎」
「……カケやん、あかんかったかー」
唐突なクランメンバーのデスペナルティに驚く健太と言葉とは裏腹に厳しい雰囲気で目を細める月夜の前で、主人を失った【コロッセウム】が光の塵となって消えていき……完全に消え去った跡には人型の魔蟲──【蠱毒狩蟲 ラーゼクター】が
……その【ラーゼクター】が“武器”持っている事、そして状態異常が完全に治っているのを《看破》した月夜は、事前に聞いていた翔が【コロッセウム】でデバフを掛ける要素を照らし合わせて一つの結論に至った。
「あの両手の武器はカケやんが持ってたんと違うな。それに<エンブリオ>以外のスキルは制限されとった筈やし……アイツ、ひょっとして
『…………』
その月夜の言葉に答えるように【ラーゼクター】は両手の武器を
そしてそのアイテムボックスにこれまた狩った人間から回収した中で使えそうなアイテムを仕舞ってあり、その中には先程装備していた一流のティアンが使う様な高性能装備や状態異常を回復させるアイテムも入っていた。
……つまり【コロッセウム】内でスキルを封じられた【ラーゼクター】は即座にアイテムボックスに入っていた【
『…………』
「……仕掛けてこおへんな」
『こっちの様子を見ているみたいだが……』
『狙っていた【ヒートライザ】が先に倒されたからガッカリしてるのかな?』
だが、直ぐにでも戦闘が始まると思っていた彼等の考えに反して、武器を仕舞ったその場を動かずに警戒しながら【ラーゼクター】は辺りの様子を確認していた……実はミカの意見は結構惜しい所を突いており、今の【ラーゼクター】は狩る予定だった【ヒートライザ】を先に狩られた事、そして<UBM>を倒せるだけの戦力を持つ人間と戦うリスクを考えて行動が慎重になっているのだ。
……加えて【ラーゼクター】はこれまでに何度か<マスター>を倒した事があり、その際に『痣持ちの人間は強さの割に倒した時の経験値が少ないから割に合わない』と思ったので、態々ここで目の前の人間を倒しても大したメリットは無いとも思っていたので、彼の内心は『撤退』に傾き始めていた。
「ウチはMP回復させたからまだ戦えるけど、クマやんは?」
『……主戦力の第一と第四が壊されたから戦力はかなり落ちてるな。後は肉弾戦ぐらいか』
「私も必殺スキル使ったし、おクスリのデメリットが……」
「まだ薬は残っていますが、肝心の【快癒万能薬】が後一つしかありません」
『【ギガース】は少し溶けてるけど十分戦えるかな』
『…………』
……だが、そんな事までは分からない彼等は現在の状況を確認しつつ戦闘態勢のまま様子を見ており、それを見て逃走時に攻撃される可能性を考えて【ラーゼクター】の方も彼等から目を離せずに戦闘態勢のまま警戒を続けていた……そんなお互いに微妙に噛み合わない状態で、彼等は不気味な沈黙と共に膠着状態のまま睨み合いを続けるのだった。
あとがき・各種設定解説
クマニーサン:囮は当然バルドルが行く(笑)
・尚、このプランD(デコイ)でバルドルを使い捨てたので、戦車形態が治り次第に原作より早く轢かれた模様。
【跳躍兎殺 ラビフッド】:着ぐるみコレクションの一つ
・大体身長1メートルぐらいの二足歩行の兎で、超音速で跳躍しながら手に持った斧や蹴りで戦う<UBM>だった。
・その上でAGI分だけ相手の防御力を減らす《ヴォーパル・ペネトレイション》や、急所に直接攻撃を当てた場合に攻撃力三倍・防御スキル無効となる《ヴォーパル・ストライク》を使った一撃必殺を得意とした。
・だが、攻撃と速度に極振りしており防御・HPは致命的に低かったのでクマニーサンの先読みからのカウンターで倒された。
・特典武具の【らびふっと】は十分な攻撃力を持つクマニーサンにアジャストした結果、攻撃系スキルはオミットされAGIに対する固定値での装備補正と跳躍・気配遮断・聴覚による探知に特化したスキル構成になっている。
《
・光熱の発射点は皮膚である【カルナ】の任意の地点から選択可能でクールタイムは24時間。
・デメリットとして発動後には十分間《日天吸蓄》の『MP・SPの代わりに蓄積エネルギーを使う』能力が使用不可能になる(光熱吸収の方は使用可能)
【熱態己竜 ヒートライザ】:逸話級の中では強い方
・クマニーサンでも倒しきれないぐらいに強かったが狂化によって判断力が落ちた事と、相手に致命的なメタ効果持ちの葵がいた事が敗因となった。
・特典武具の【熱竜冠 ヒートライザ】は額部分に竜の飾りが付いたサークレット型の頭装備で一応の防御力があるが、MPを消費して自身に高熱を纏いその間に受ける病毒系状態異常を熱消毒でレジストする《熱体圏》と、竜の飾り部分から熱線を放つ《ヒートブラスト・コンバージェンス》の装備スキル特化型。
・どちらも威力重視で制御力が低くスキルを使う度に自分も焼く仕様だが、葵にとってはスキル用のMPを自動で貯めてくれるので、完全にメリットにしかならないアジャストになっている。
立花翔:戦闘シーンはカットされた
・一応、状態異常を治しステータスで上回る【ラーゼクター】と、相手が武器の扱いに慣れていなかったとはいえかなり善戦してはいたが最後には首を落とされた事による傷痍系状態異常で倒された。
【ラーゼクター】:正直さっさと逃げたい
・アイテムボックス破壊時の特性も把握しているので、万が一壊れた場合に備えて覆っている外殻は即座にパージしてボックスを外に出せる仕様にしている。
・尚、実はこっそり熱耐性スキル持ちのアクセサリーを装備しており、全力で戦うなら山賊のアジトなどで手に入れた【救命のブローチ】とかの便利アイテムを装備し出す模様。
読了ありがとうございました。
今回の感想編かっぽーも情報量が多かった。本当にデンドロには魅力的な設定が多過ぎて困る。