□<クルエラ山岳地帯> 【
【クエスト【救出ーケリー・メイティス含む商隊員】を達成しました】
「……ふぅ、どうやらミカ達は無事に山を降りられたみたいだな」
俺は山の中を歩いている最中にクエスト達成のアナウンスが入って来たので、どうやらミカ達は無事に彼女達を<クルエラ山岳地帯>から脱出させたのだと安堵のため息を吐いた……さて、向こうは片付いた様だし、こっちはこっちでは『山中のゴーレム』への対処に集中しよう。
「……それで、あのゴーレム共を操っている相手の位置は分かったのか?」
「まあ待て、そう逸るでない……ふむふむ、まああの時代の人間が使っていた術式としてはそこそこ高度な物じゃが、ワシならば……」
そう言いながら先程紆余曲折あってテイムモンスターになった【リトル・ネイチャーエレメンタル】は、俺と手を繋ぎながらしゃがんで地面に手を当てながら何かを探っていた。
曰く、地脈に流れる自然魔力を読み取る事で、地脈を介して操られているゴーレム達と操っている『黒幕』とのラインを読み取ってその位置を逆探知しているらしいが……正直【
「しかし自然魔力ね……俺も《魔力感知》とか持ってるんだがさっぱり分からないな」
「あのスキルは生物の
やっぱりこのエレメンタル少女の魔法技術はとんでもないレベルっぽいな……俺もデンドロを始めてまだ大して経っていないからこの世界の魔法技術に関してそこまで詳しい訳では無いけど、魔術師ギルドとかで少し調べた限りでは『自然魔力の操作』の情報は僅かしか無かったし。
「向こうから逆探知される事とかは無いんだな?」
「まあ大丈夫じゃろう。……これでも前世では『【天竜王】や【アムニール】の様な例外を除けば』トップクラスの自然魔力操作技術を持っておったと自負しておるし、何より地脈の自然魔力を介して配下の操作や感覚共有は
……後、前世で“それなりの長い時を生きてきた”って言うのも多分本当かな。さっきから【天竜王】やら【アムニール】やら、後は『化身』って言う単語も聞こえて来たし。
以前に王国の図書館で調べた時、前者二つは古い時代から存在する超有名<
「厄ネタ……と言うよりもゲーム序盤で仲間にしてはいけないユニットな気がする……」
「? どうしたんじゃ」
まあ、このエレメンタル少女と初めて会った時から『絶対にヤバい相手』だと言うのは分かってたし、ミカの発言から今後の事を考えるとコイツが強いに越した事は無いんだろう……ただ、その後の話を聞くにつれて想定よりも二三段ヤバいヤツだっただけで。
……と、そこまで考えたところで、俺は『そういえばコイツの事を“エレメンタル少女”としか読んでないな』と思い至った。色々とインパクトのある出来事の連続だったからなぁ。
「そう言えば、お前の事はどう呼べば良い? 前世とやらの名前があるならそれで呼ぶが」
「むむ? ……うーん、前世のワシと今のワシでは似ても似つかぬしなぁ。……そうじゃ! せっかくだから主人殿が今のワシに名前を付けてくれい。テイムモンスターは主人が名前を付けるのが一般的なんじゃろう? 何せテイムされるのは初めてじゃから、そういった事も楽しみたいのじゃよ」
そう聞いてみたらエレメンタル少女は僅かに考え込む様な素振りを見せた後、とても楽しそうな事を思い付いた表情でそんな事を宣った……俺にテイムしろと迫って来た時と言い、このエレメンタル少女は結構酔狂な性格をしてるんじゃないか?
……それと同じぐらい
「……さて、それじゃあ名前ねぇ。……うーむ、こう言うのは複雑に考えても決められないからフィーリングで……種族名が【リトル・ネイチャーエレメンタル】だから適当に捩って『ネリル』とかどうだろう?」
「ネリル……ネリルか、良い響きじゃな。……それでは【リトル・ネイチャーエレメンタル】のネリル、改めてよろしく頼むぞ主人殿」
俺が(種族名の中の単語をそれっぽく組み合わせて)考えた『ネリル』ていう名前を聞いたエレメンタル少女は何度かその名前を反芻した後、どうやら気に入った様で笑顔を浮かべながら俺に改めてよろしくと言ってきた。
……多分何か裏があるとかそういうタイプでは無いと言うか、俺のテイムモンスターになった事を含めて現在の状況を楽しんでいる感じかな。長生きしてると経験していない事に遭遇すると新鮮味を感じて楽しくなると“昔の友人”も言っていたから、その類かもしれん。
「ああ、こちらこそ宜しく頼む」
「うむ……さて、早速じゃが主人殿、ゴーレムを操っている者がいる方角は分かったぞい」
少なくともエレメンタル少女──ネリルの事を信頼しても良いだろうと思った俺は同じ様に改めてよろしくと伝え、それに頷いた彼女はスックと立ち上がって本題である『ゴーレムを操っている者の探知結果』を伝えて来た。
「地脈の自然魔力を辿った所、ここから北東の方角からゴーレムを操作している魔力が流れている事が分かったぞい」
「流石に詳細な位置までは分からないのか? まあ方位が分かるだけ凄いのだが」
「流石に一回ではのぅ。これから移動しつつ近づきながら何度か探知を行えば詳細な場所も分かるじゃろう。……それにこの方角は<山岳国家クルエラ>の首都があった方じゃしな」
……ふむ、確かその国は昔ゴーレムを運用していたから、そこで作られた魔道具か何かが暴走した可能性があるとか言っていたか。
「成る程、その<山岳国家クルエラ>が国防目的でゴーレムを使っていたのなら、当然扱いやすい様に首都の近くに魔道具も配置しているか」
「うむ。……加えて地脈を介する類いの魔道具であれば、運用効率を上げる為に複数の地脈が交差する“要”に配置されておる可能性も高いじゃろうて。その辺りを重点的に探れば何か見つかるかもな」
そんな感じで考えを纏めた俺達はゴーレム達に見つからぬ様にネリルの隠密魔法セットで姿を眩ましつつ、一路<クルエラ山岳地帯>の北東へと歩みを進めていったのだった。
◇
そうして山中を歩く事だいたい二時間ぐらい……途中途中でネリルの地脈探知で足を止めたり遭遇したゴーレム達をやり過ごしたりしていたので時間は掛かってしまったが、俺達は漸くかつて<山岳国家クルエラ>の首都があったという場所までやって来ていた。
「……ふむ、やはりかつて首都のあったあの<二つ山>の方から魔力が流れて来ておるな」
「<二つ山>……確か縦長の山が二つ並んでいて、その間の渓谷が王国とカルディナを結ぶ通商路になっているんだったか。冒険者ギルドで見た資料だと逃げ場が少ないから山賊の多発地域の一つだと書いてあったが」
「ちなみに元は<クルエラ山岳地帯>でもトップクラスの巨大な山じゃったんだが、例の如く【覇王】の弱攻撃でああなった」
尚、何故『弱攻撃』なのかと言うと、もし【覇王】が本気で戦ったのなら今頃<クルエラ山岳地帯>は地図に載っていないかららしい……どうも【覇王】という人物は『俺一人なら地図を書き換える範囲が少なくて済むからな』とか言えちゃうヤツだったらしい。どこぞの
「……とりあえず隠蔽に気を付けつつもう少し近付いてみるかの。少なくとも<二つ山>に入ればゴーレムを操っている黒幕の詳細な位置も分かるじゃろうて」
「そうだな。とりあえず森に紛れつつ行くか」
そういう訳で俺達は隠蔽を維持したまま森に隠れつつ<二つ山>の麓にまで辿り着いた……のだが、そこに付いたら渓谷の中程に三十体程のゴーレムが配置されている事に気が付いた。
『『『『『…………』』』』』
「……ふむ、あからさまなぐらいに待ち伏せているな」
「探ってみたところあのゴーレム達が配置されている場所が地脈の要になっている様じゃ……んで、あの真下、地下500メテルぐらいからゴーレム達を操っている者が発している自然魔力を感じ取れる」
まあ、万が一に備えて護衛戦力を配置しておくのは当然だよなあ……よく見て《看破》するとゴーレムの陣容も【クルエラグレイトブリガンド・ゴーレム】【クルエラリコノイター・ゴーレム】【クルエラソードマスター・ゴーレム】【クルエラデッドハンド・ゴーレム】【クルエラワイズマン・ゴーレム】と言った亜竜級ゴーレムばかりだし。
「じゃあどう攻めるかね。亜竜級ゴーレム達なら倒せなくは無いが、地下の黒幕をどうにかしないと再生産されるだけだろうし……そもそも地下500メートルに居るヤツにどう攻撃すればいいのやら」
「そこはワシが地上に引っ張りだすか地属性魔法で直接攻撃かじゃな。残った【魔神石】一つを使えば可能じゃろう。……だが、地下に埋めてある魔道具にならば当然地属性魔法への対策がされておるじゃろうし……」
「一息には難しい可能性があるのならあのゴーレム達が邪魔になるか……俺が囮になってゴーレムの注意を引くか?」
「いや、囮にはゴーレム君を使った方が良いじゃろ。裏技を使ってちょっと強化すればいけるじゃろうし。……それに引っ張りあげる事になったらトドメを刺す者も必要じゃからな」
「じゃあゴーレムを囮にして俺達がこっそり接近、そのまま一気に黒幕を倒すって事でいいか?」
「それでええじゃろ」
あまり時間を掛けて追加のゴーレムが現れるとかするのもアレなので、俺とネリルは手早く作戦を決めるとアイテムボックスから【スチールゴーレムの素体】を出して【魔神石】をセットして再び【スチールゴーレム】へと戻した。
『GOGO』
「さて、流石に亜竜級三十体相手に単騎では囮にならんし出力を上げるか。素体の質が低いから負荷は大きくなるが仕方ないの……『ゴレムス・オーバーロード』」
『⁉︎ GOGOGO!!!』
そして更にネリルがゴーレム君に何かの魔法を掛けると、その体から虹色のオーラ的な何かが吹き出した……曰く、埋め込んだ【魔神石】内の多量な魔力を使って【スチールゴーレム】のステータスを一気に純竜クラスにまで引き上げる魔法らしい。
……加えてネリルは《マテリアル・レジスト》《ファイア・レジスト》などの防御魔法を可能な限り掛けていった。
「……なんか魔力がちょっと可視化したが目立つし囮には丁度いいじゃろ……よし行け」
『GOOOOOーッ!!!』
「……それじゃあ俺達も行くか」
……雄叫びを上げながら渓谷に突っ込んで行ったゴーレム君を見送りつつ、俺達はステルスを続行しながら<二つ山>側の森を迂回して目的地点に接近して行ったのだった。
◇◇◇
□<二つ山>渓谷
『GOOOO!!!』
『《サンダー・スラッシュ》』
『《インパクト・ストライク》』
『《チャージ・スラスト》』
『《ロック・ジャベリン》』
そんな雄叫びを上げながら渓谷に突入して暴れ回る【スチールゴーレム】がその拳で敵のゴーレムを叩き潰し、それに対抗する様に各亜竜級【クルエラゴーレム】達がそれぞれ覚えているスキルを次々と繰り出してダメージを与えて行く。
……だが、いくら【スチールゴーレム】が強化されていようとも流石に多勢に無勢、加えて攻撃用のアクティブスキルまで駆使してくる【クルエラゴーレム】達相手では流石に劣勢であり、何体かのゴーレムを倒しても直ぐに補充される事もあって徐々に追い詰められて行った。
「……まあ、注意を引きつけるならこれで良いんじゃがな。余りにも無双させ過ぎると援軍とか呼ばれそうじゃし」
「ゴーレム達の目は全員向こうに向いてるからな。お陰で目的地点まで来れた」
だが、その間にレントとネリルは<二つ山>側から回り込んで【クルエラゴーレム】達の後方──逸話級<UBM>【山核型骸 クルエラン・コア】がいる地中に近い位置まで気付かれぬ様に到着出来たのだから、ゴーレム君は十分にその役目を果たしたと言えるだろう。
……そして、今ネリルは最終確認として地面に再び地面に手を当てて地中にいる【クルエラン・コア】の詳細な情報を探っていた。
「……ふむふむ、まあ予想通り地属性魔法攻撃には対策がある様じゃな。地脈との接続によって周囲の土石を操りにくくしている上に……これはゴーレムを操っている何かが
「どうするんだ。向こうも押されてるし余り時間は無いぞ」
「問題は無い、要は地脈と魔道具の接続を切れば良いんじゃからな。一時的にしか出来んがその間に地上へと引きずり出せばほぼ何も出来まい。……ただ、その間は隠蔽が切れるからな」
「分かった。作業が終わるまでは俺が守ろう」
「うむ……では、いくぞ」
それだけ言い終わるとネリルは取り出した【魔神石】を砕きその身に膨大な魔力を宿らせ、俺はヴォルトを呼び出すと共に準備してあった【シルヴァ・ブライト】を向こうで戦っているゴーレム達へと向けた……同時に膨大な魔力が発せられた事で隠蔽が意味を無くし、地上のゴーレムと地中の【クルエラン・コア】がようやく彼等に気がつくが……。
「【魔神石】起動! 自然魔力強制注入! そして地属性魔法《ディグアウト》じゃ!!!」
「ヴォルト! ゴーレム共を撃って牽制! 《ヒート・ジャベリン》!」
『承知! 《ライトニング・ジャベリン》!!!』
彼等が何かするよりも早く、まずネリルが両手を地面に付きながら【魔神石】から溢れた自然魔力を地脈に無理矢理叩き込む事でその流れを乱して地脈関係のスキルとゴーレムの遠隔操作を一時的に使用不能にし、更に増加した
それと同時にレントとヴォルトはその魔法を邪魔させぬ様に光の銃撃・炎の槍・雷の槍を【クルエラゴーレム】達へと撃ち込んで、何体かのゴーレムを破壊した。
『ッ⁉︎ 《レイライン・コネクト》を行使……不可⁉︎』
『『『『…………⁉︎』』』』
自身を地上へと引き上げ様とする地属性魔法を妨害する為に【クルエラン・コア】は地脈の自然魔力を操ろうとするが、その分野に於いては
そして地上にいるゴーレム達も【クルエラン・コア】が地脈を介した指示を出せなくなった事で自立行動による場当たり的な行動しか出来ず、未だに暴れ回る【スチールゴーレム】とレント・ヴォルトの魔法攻撃もあってネリルに対しては何も出来なかった。
……そうしている間に渓谷の中程の地面がひび割れながら盛り上がっていき、そこから約5メートル四方の古代伝説級金属で出来た立方体に入った【クルエラン・コア】が地上に叩き出された。
『■■■■■■■■⁉︎』
「出て来たな……【山核型骸 クルエラン・コア】か」
「地中で使う魔道具だから地上に出して仕舞えば何も出来ない……が<UBM>なら何かしてくる可能性はゼロでは無いから早急に倒す事をお勧めするぞい」
「分かっている。《
いきなり地上に放り出された【クルエラン・コア】に対してレントは迷う事なく自身のレベルを捧げて
『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️⁉︎』
「うげ、これでも仕留められないか」
「じゃが、あのクリスタルが本体の様じゃし破壊してしまえばこちらの勝ちじゃ。ワシの残りMPも貸すからさっさとやってしまえ。《
……だが、地上に放り出されて地脈との接続も阻害された【クルエラン・コア】に出来る事は何も無く、ネリルの手を取ってMPを共有したレントが【シルヴァ・ブライト】へ彼女に残った10万程のMPを注ぎ込む所をただ見ているしか出来なかった。
「まあアレだ、色々
『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』
そしてレントが苦笑いしながら【シルヴァ・ブライト】の引き金を引くと同時に、放たれた大出力レーザーが【クルエラン・コア】の本体であるクリスタルを撃ち抜いたのだった。
『『『『『…………』』』』』
「うむ、本体が倒されれば使役していたゴーレムも消えるタイプじゃったか」
……そして【クルエラン・コア】が倒された事でゴーレム達を使役していた《ゴーレム・クルエラアーミー・クリエイション》も解除され、<クルエラ山岳地帯>を徘徊していた全てのゴーレムは元の土塊と金属に戻って崩れ去ったのだった。
【<UBM>【山岳型骸 クルエラン・コア】が討伐されました】
【MVPを選出します】
【【レント・ウィステリア】がMVPに選出されました】
【【レント・ウィステリア】にMVP特典【創像地衣 クルエラン・コア】を贈与します】
「特典武具獲得おめでとうなのじゃ主人殿。……これで“信頼”頂けるかな?」
「俺はほぼ何もしてないけどな。……“これからも”よろしく頼む」
……そうして特典武具入りの【宝櫃】を手に取ったレントは、悪戯っぽい笑みを浮かべて『信頼出来るか』と聞いて来たネリルに対して、溜息を吐きつつも“仲間として”迎え入れる様に手を差し出したのだった。
あとがき・各種設定解説
兄:ネリルを“仲間”とは認めた
・これまでの行動から何かを隠しているか厄介事を抱えているとしても、少なくともテイムモンスターとしては真面目にやろうとしていると判断した感じ。
・まあ、それはそれとして彼女の“前世”についてなどは妹達も交えてキッチリと聞くつもりではある。
ネリル:真のMVP
・あらゆる魔法技術において“最低でも超級職ティアンぐらい”の技術を持っているが、その中でも『地属性魔法』『自然魔力操作』『魔石作成』を得意とする。
・本人としてはこれまでの行動からレントの事を『中々面白そうな主人』と見ており、テイムモンスターとしての活動も楽しんでいる。
【スチールゴーレム】:かなり活躍した
・だが、過剰な強化によって【スチールゴーレムの素体】が大きく損耗した為、戦いの後に【魔神石】を取り外してアイテムボックス行き。
・取り外した【魔神石】をどうするかはまだ未定だが、再びゴーレム用のコアにする事も可能。
【山岳型骸 クルエラン・コア】:強いて言うなら間が悪かった
・自然魔力を介した山岳地帯一つを範囲内にする生体索敵と配下との感覚共有で非常に高い探知能力を持っており、生半可な隠密スキル持ち相手なら容易く見付け出せる。
・また、敵に対して相性のいい配下を作る事も出来て遠隔展開も可能なので、もし敵対対象が自身の討伐の為に向かって来ても魔力が尽きない限り配下を送り込み続けてすり潰す事も出来た。
・更に地中深くに埋まっている上に地脈操作の応用で周囲で発生した地属性魔法に対して妨害を仕掛ける事も出来るので討伐は非常に難しい強力な<UBM>。
・……だったのだが、偶々“自身の完全上位互換”な相手が近くにいたせいで手の内を全て看破され、得意分野全てで一方的に上に行かれてあっさりと討伐されてしまった。
・ちなみに古代伝説級金属の箱は魔道具を保護するケースであり<UBM>化後には装備品扱いだったので討伐後も残存し、兄とネリルに臨時報酬扱いされて回収された。
読了ありがとうございました。
ネリルの前世の詳しい情報や兄が新しく手に入れた特典武具の詳細に関しては次回詳しく説明します。