とある三兄妹のデンドロ記録:Re   作:貴司崎

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前回のあらすじ:兄「とりあえずデンドロは普通にゲームとして楽しむ方向性で」姫乃「異議無し」

※<墓標迷宮>の地下11階層以降の情報が確認出来たのでそれに合わせて本文のいくつかを修正。


超級職の条件

 □<墓標迷宮>地下16階 【砕屋(スマッシャー)】ミカ・ウィステリア

 

 夏休みが終わり小学校二学期が始まったのでデンドロにログイン出来る時間は減ったけれども、すっかりデンドロに嵌った私は家に帰ってから早速ログインして“とある目的”の為にソロで<墓標迷宮>へと潜っています。

 

『GIAAAAA!!!』

『甘い! 《刃砕》!!!』

 

 今はこっちに向かって鋭い剣撃を浴びせかけて来た【ゴブリン・ソードマスター】の一閃を“直感”で先読みし、見切った軌道に合わせる形で左手の【破砕戦棍・四式】を振るって刃の側面に叩きつける事で相手の剣を砕いた。

 ……ちなみにこの【破砕戦棍・四式】は長さ1メートル程の片手持ちのメイスで、私の“目的”の為に<プロデュース・ビルド>の皆さんに頼んで作って貰った()()()()()()の装備スキルに特化させた一品なのだ。

 

『うん、流石は<プロデュース・ビルド>いい仕事をするね。オーダーメイドに大量のドロップアイテムや資金をつぎ込んだ甲斐はあったよ。《鎧穿》!!!』

『GEAAA⁉︎』

 

 新装備の出来に満足しつつ私は自分の剣を砕かれて動揺している【ゴブリン・ソードマスター】に向けて、間髪入れずに右手に持った【ギガース】を相手が身につけている鎧に突き込んで砕きながらダメージを与えた。

 ……この《刃砕》《鎧穿》はそれぞれ刀剣と鎧に対する攻撃力を上昇させる効果があり、現在私がメインジョブにしている打撃による装備破壊に特化した【砕屋(スマッシャー)】のジョブスキルである。

 

『……もう壊す装備は残ってないか。じゃあ○ねい! 《ハードストライク》!』

『GYAAAAAA⁉︎』

 

 ダメージを受けてフラフラになった【ゴブリン・ソードマスター】の脳天に、私は【ギガース】を振り下ろしてトドメを刺したのだった……コイツは単独行動系の亜竜級モンスターだったから辺りには他に敵はいないかな。スキルとかは無いから良く分からないけど“直感”には特に反応は無いし。

 

(やっぱり()()()()()()()()()を稼ぐにはこの階層のゴブリンを相手にするのが一番効率が良いかな。アンデッド階層にも装備を付けたヤツが出るけど、出現率と装備の質的にこっちの方が効率が良い)

 

 ……そもそも何故私がソロで<墓標迷宮>に潜ってまで装備を破壊しているのかと言うと、先日お兄ちゃんが新しく仲間にしたネリルちゃんから“戦棍士系統超級職(スペリオルジョブ)の就職条件”を聞いたからなのだ。

 

 

 ◇

 

 

「んも? 戦棍士系統超級職の就職条件なら知っとるぞ」

「本当! ネリルちゃん!」

 

 とある日の事、私達はギデオンにある<カフェ水蜜堂>にてお菓子を食べてながら駄弁っていたのだが、その会話の中で私が『なんか都合のいい超級職が何処かに落ちてないかな』と冗談混じりに話したらネリルちゃんがそんな言葉を返したのだ。

 彼女は聞かれた事には普通に答えてくれるんだけど、別に聞かれてもいない事や頼まれてもいない事は先日管理AI(“化身”)を試す為に色々と重要情報をブッパした以外だと基本的には話さないんだよね。

 ……多分だけどそういった私達の対応を見て試すと同時に楽しんでいる感じ……こんな風に美味しい物を食べてる時は結構口が軽くなるみたいだけど。

 

「モグモグ……前世のワシが地下で食っちゃ寝しながら感覚を同調させたエレメンタルを地上にやっていた事は話したな。その時にたま〜にじゃが縁のあった魔術師系ティアンに情報や貢物を対価として魔法の知識を授ける事もあったんじゃよ。……向こうは先々期文明から研鑽を積んだワシの魔法知識を得られて、こっちは地上の面白い情報を得られるという所謂win-winな関係というヤツじゃ」

「明らかに得られる情報が釣り合っていない気もするがな」

「別にワシにとって“面白い”と思う情報であれば実際の価値はどうでも良いんじゃよ。それに時には他の魔術師との議論とかで新しい魔法知識を得る事もあるし、こう言った『人間との交流』は中々に良い娯楽になるんじゃよ。……長生きすると言うのも中々に大変でな、ずっと地下にいるだけだと精神が摩耗していくからの。それ故に些細な出来事を楽しんで暇つぶしをするのは結構重要なんじゃ」

 

 そう言ったネリルちゃんの雰囲気には見た目によらない年月を重ねた様な雰囲気が見え隠れしていた……直ぐに満面の笑顔で水蜜堂のドーナツを頬張り始めて霧散したけど。

 

「それで話を戻すが、大体600年ぐらいの所謂“三強時代”に魔法都市で客分をしていた事があって、そこで手に入れた情報に戦棍士系統超級職【戦棍王(キング・オブ・メイス)】の情報もあったんじゃよ。……うむ、大分思い出して来たぞ。確かアレは魔法都市と契約を結んでいた“とある傭兵団”に所属していた【魔術王(キング・オブ・ソーサリー)】から聞いた情報だったな。その傭兵団の団長が代々受け継いで来たジョブだったとか」

「そんな情報を良く教えてくれましたね。魔法知識の対価とはいえ」

「ワシはモンスターじゃから就職条件を知っても超級職になれる訳ではないからな。テイムもされない<UBM(ユニーク・ボス・モンスター)>のワシ相手ならジョブを巡るライバルも増えないから、超級職の転職条件を教えても問題は無いだろうと考えた者がそこそこいたのじゃ。……それに当時は圧倒的な力で急速に勢力を伸ばしていた【覇王】と魔法都市の戦いが目前に迫っていたからな。その実力を()()()()()()()()()超級職レベルの人間達は勝率を少しでも上げる為に形振り構わず行動しておったんじゃよ」

 

 それでも結局【覇王】さんによって魔法都市は滅ぼされ、その【戦棍王】のジョブを受け継いで来た傭兵団も“消滅”してしまったので転職条件も一緒にロストしてしまったのだと言う。

 

「それで肝心の【戦棍王】への就職条件じゃが、まず一つ目が『【戦棍士(メイスマン)】【剛戦棍士(ストロング・メイスマン)】【戦棍鬼(メイスオーガ)】のカンスト及びこれらのジョブに於ける全てのジョブスキルを習得する』じゃな。武器運用の超級職であればよくある条件じゃの」

「……うん、その条件は満たしてるね」

「ならば良し。……それで二つ目は『メイスを用いて純竜級以上の“生物”をソロで一定数撃破する』じゃな。何でも十体以上は倒す必要があるとか言っとった様な」

「そのぐらいであればミカなら出来るだろう」

「ただ、姉様はいつも私達とパーティーで行動していましたからね。改めてソロでの行動が必要でしょうか」

 

 うん、この二つの条件なら私でもどうにか満たせそうかな……ネリルちゃんの記憶が曖昧だから二番目の条件で倒さなければいけない数が曖昧だけど、余裕を持って三十体も倒せば条件を満たせるでしょう。

 

「そんで三つ目の条件が『装備状態の装備品への与ダメージ合計が5000万以上』じゃな。この三つをクリアすると転職の試練へと挑戦出来ると言っておったな」

「……累積系の条件かー……」

「ログイン時間が限られてる<マスター>には少し厳しい条件ですかね」

 

 まあ、メイスは打撃武器の中でも装備品を無視して生物にダメージを与えたり、装備品その物を破壊する事に長けた武器種……もっと言えば()()()に長けた武器種だからね。超級職への転職条件がそう言った物になるのは納得だけどさ。

 

「しかし条件を満たすには相手の装備をぶっ壊し続ける必要があるのか。どうするかなぁ」

「【戦棍王】がロストしたのには就職条件を受け継いで来た傭兵団の消滅以外にも、【聖剣王】の時代以降に人間同士の大規模な争いが無くなったのも理由の一つじゃからな。……装備にダメージを与える機会が多いのは、やはり高性能な装備を身に付ける人間相手の戦いじゃろうし」

「パッと思いつく方法としては<墓標迷宮>に出て来る装備を身に付けたアンデッドやゴブリンを狙うぐらいか。神造ダンジョンなら装備毎リポップするだろうし」

 

 やっぱりお兄ちゃんの提案が無難かなぁ……後は大量に巨大な盾とかを買って、それらをお兄ちゃんにでも持ってもらって殴り続けるとか思いついたけどコストがかかり過ぎるしね。

 

「まあ、ロストした超級職の条件を知っていると言う事自体が最大のアドバンテージだしね。後は装備品を殴り続ければ良いんだし」

「そうですよ姉様。一度の敗北で条件がリセットされる【格闘王(キング・オブ・グラップリング)】よりはマシでしょう」

「……俺の場合は超級職よりもレベルカンストを目指さないとな。後は技術面か……ネリル、頼みがある。俺にもお前の魔法技術を教えて欲しいんだが」

「別に良いぞ。報酬は美味しいお菓子で手を打とう」

 

 そういう感じで私達はしばらく話し合った後、今の所は何かやりたい事がある訳でも無かった事もあって、しばらくの間は各々更なる力を得るための“修行パート”に入る事にしたのだった。

 

 

 ◇

 

 

『……そんな訳でお前達は私の超級職転職の為の偉大なる肥やしになるが良い! 《インフェルノ・ブレイク》!!!』

『『『GYAAAAA!!!』』』

 

 場面は再び<墓標迷宮>、私は目の前にいる三体の【ゴブリン・メイジ】を【戦棍鬼】の奥義であるメイスに豪炎を纏わせて殴り付ける《インフェルノ・ブレイク》によって焼き潰していっていた……布装備は打撃では破壊出来ないから、これまでイマイチ使う機会が無かったこの奥義で焼いた方が与ダメージを稼げるからね。

 ……さて、遭遇したゴブリンの群れ相手に装備破壊を優先しながら戦ってみたけど中々面倒だね。装備を攻撃する間もなく本体を潰す事もしばしばだし。

 

『……さて、残りは……』

『GISYAAAAAAA!!!』

 

 そうして私が【ゴブリン・メイジ】を倒して一息付いた所で、その横合いから遭遇したゴブリンの群れを率いていた【ゴブリン・ジェネラル】が手に持った棍棒を勢いよく振り下ろして来た……まあ、お約束の“直感”でどこからどう来るのかは分かってたんだけど。

 

『《アームズブレイカー》! んで《アーマーブレイカー》!』

『GAHAAA⁉︎』

 

 振り下ろされる棍棒を【破砕戦棍・四式】と武器破壊スキルで砕き、そのままもう片方の【ギガース】と防具破壊スキルで相手の鎧を砕きながら殴り飛ばす。

 

『……これだけじゃダメか。なら《竜尾剣》! 《重破断(グラビトロン・ディバイダ)》!!!』

『GYAAAA⁉︎』

 

 現在一万を超えるSTRを持つ私であるが流石に片手で殴ったぐらいでは【ゴブリン・ジェネラル】を仕留めきれなかったので、殴られた勢いで少し離れた相手に漆黒に染まった剣尾を伸ばして鎧毎袈裟懸けに斬り裂いてトドメを刺した。

 ……とりあえずこれでゴブリンの一団は全滅させたみたいだね。

 

『しかし、与ダメージ5000万は遠いねぇ。STR1万なら一回殴れば一万ダメージ……なんて単純なものじゃないからなぁ。今どのくらいなんだろう』

 

 確か【破砕戦棍・二式】を受け取った時に<プロデュース・ビルド>のメンバーに聞いた話では、武器・防具には装備攻撃力や防御力以外にも生物でいうENDに相当する硬度、HPに相当する耐久値が設定されているらしいからね。

 多分、防御スキルや硬度分ダメージは減らされて耐久値以上のダメージを与えてもその分は判定されないだろうし。

 

『うーむ、ここはとりあえずもう一つの条件である“純竜級以上の生物の一定数ソロ討伐”の方をやっていこうか。適当なボス部屋のモンスターを一人で討伐すればいけるでしょう。ログアウトに地上に戻るのもやりやすくなるし』

 

 やはり最大の問題は学校が再開した事によるログイン時間かなぁ。幾ら何でもデンドロの為にリアル生活を犠牲にする訳にもいかないから、流石にこれはどうにもならない問題だね……最近では地下16階まで降りるのめんどいので、“直感”を駆使してダンジョン内でログアウトするとかもしてるぐらいだし。

 考えても仕方がない問題だし今はボス戦に集中しようか。確か出て来るのは純竜級の【ゴブリン・キング】に率いられたゴブリン達とかSTR特化な上位純竜の【デストロイ・オーガ】とかだったっけ。

 ……何が出ても私一人では少し厳しくなるだろうし頑張ろう。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 □地球 加藤美希

 

「……はい、ログアウト〜。そろそろ夕飯の時間だね。少し時間が掛かってしまったかな」

 

 流石に【ゴブリン・キング】に率いられたゴブリン達を一体づつ殴って倒すのは時間が掛かるよね。今日はちょっとハズレを引いちゃったかな。

 

「おーい美希、夕飯が出来たぞ。まだログインしてるのかー」

「はーい、今行くよー。……そういえば今日は叔父さん叔母さんは遅くなるんだったね」

 

 お兄ちゃんは普通に料理も上手いからね、お陰で叔父さん叔母さんが居なくても夜に冷凍食品を温める必要はないのさ……私? 小学校の家庭科の授業で目玉焼きを少し焦がすぐらいのネタにもならない腕前ですが何か?

 ……それはともかくとしてリビングに降りた私が見た物はテーブルの上に並べられた三つの親子丼と、椅子に座ったお兄ちゃんと祐美ちゃんだった。

 

「わーい、お兄ちゃん特性の親子丼だ〜。いただきまーす」

「いただきますなのです」

「いただきます」

 

 そうして三人揃った私達は手を合わせた後に親子丼を食べ始めたのだった……ウチの家では晩御飯だけは家族揃って食べる事にしているのだ。

 

「やっぱり5000万は遠いよ……いまどのくらいダメージを稼いだのか分からないし」

「全ての条件を達成すればアナウンスがあるらしいがな。まあ頑張れ」

「こっちはそもそも戦える相手がいないんですよね。私が連勝を続けている事を知った格闘家ギルドの人の目が少し怖くなってきましたし」

 

 ……そういう意味では条件がロストしているお陰でライバルがいない私の方が恵まれているのかな。

 

「そう言えば大学でデンドロのサークルが出来てたな。まあ偶に部屋で駄弁ったり情報交換をするぐらいの場所になりそうだが、せっかくだし姫乃と入る事にしたよ。……他にも何人かデンドロをやっているヤツがいるみたいでそこそこ人数は増えそうだな。小学校の方はどうなんだ?」

「小学校にはあんまりデンドロやってる子はいない……というか、リアリティがあり過ぎて怖くなって辞めちゃった子の話をよく聞くね。一応まだやってる子もいるみたいだけど」

「私と同じクラスの“樫宮”君はデンドロやってると言ってたのです。何でも天地所属だとか」

 

 デンドロ友達とか増えればいいかなと思ってたんだけど中々上手くは行かなかったね……まあ、普通の小学生には敷居の高いゲームではあるから。

 

「んむんむ……多分だけど超級職は早めに取っておいた方が良い気がするね。しばらくは各々で強くなっておいた方が良い感じ。……言われるまでも無い事かもしれないけど」

「先着一名だからな、取れるなら取っておくべきだろう。……俺は必殺スキルのデメリットで取れそうな超級職が見つからないんだが。ネリルも『神系は本人の才能次第じゃし、系統無し超級職の条件は知らんな』と言ってたし」

「じゃあ、しばらくの間は修行パートですね。インフレ展開に追い付ける様に」

 

 インフレに追い付けなくなった者は物語からフェードアウトするのが無常なる世の理だからね……デンドロだと条件が合えばジャイアントキリングが起きたりするから一概にそうとも言えない気がするけど。




あとがき・各種設定解説

妹:しばらくはひたすらに装備を叩くターン
・他の二人と違って装備が特典武具の着ぐるみと<エンブリオ>なので資金に余裕があり、その大半を使って<プロデュース・ビルド>に装備作成の依頼をした。

【破砕戦棍・四式】:そこそこ高く付いた
・『とにかく装備にダメージを与えられるメイスを作って欲しい。金はあるだけ出すから』という依頼を受けて<プロデュース・ビルド>が素材から金に糸目をつけず現在可能な限りの高性能を目指して作った武器。
・性能は高い装備攻撃力と攻撃した装備の硬度を減らす《武器破壊》や装備へのダメージを上昇させる《破砕の一撃》を持ち、更に程レベルだが《破損耐性》を持つ。
・“四式”と名前にある通り妹の資金を使って三本ほど試作品を作った末に作り上げられた物で、その三本も妹が貰いアイテムボックスの中にしまってある。

【砕屋】:砕屋系統下級職
・打撃でオブジェクトを破壊する【壊屋】に対して装備を破壊する事に特化したジョブで、ステータスはSTR特化だが戦闘も行うのでAGIも若干上がる。
・スキルは装備へのダメージを割り増しするパッシブスキル《破砕の心得》などがあり、上級職は【破砕者(ブレイカー)】になる。

《インフェルノ・ブレイク》:【戦棍鬼】の奥義
・メイスに炎を纏わせて高熱と打撃で装備やその中身にダメージを与えつつ、その炎に接触した物にも炎を纏わりつかせ延焼による継続ダメージを与えるスキル。
・欠点としてクールタイムが長く、更にメイスに掛かる負担が大きいので相応に頑丈な物でないと耐久値を消耗してしまうが妹の【ギガース】なら特に問題は無い。

ネリル:かつてはエレメンタルを介して結構人界に干渉していた
・【覇王】の敵対勢力に少し助成したので目を付けられかけた事もあったが、地下深くにいるので見つけるのが困難かつ戦えば結果はどうあれ国土が壊滅するので無視された。
・ちなみに現在の肉体になった所以である転生離脱スキルは、この時期に【覇王】対策として急ピッチで作った物だったり。


読了ありがとうございました。
妹達が通ってる小学校は何故か妙に天災児の所属割合が高い説(昔は兄や姫乃も通っていたりした)
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