ゴリラ的人生哲学   作:ヤン・デ・レェ

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墜としてやんよっ。
オラオラオラァ!食えよ!俺のゴリラッ‼️(まんま)

時間はあらゆるものに深みと変化を強いるのです。
原作と比較すると、彼女は20年以上前にゴリラと出逢ったのです。
彼女には理不尽への反駁(もとい筆者の性癖)の最初の被害者となってもらいましょう。


社畜とゴリバニズム
ロマと三食ゴリラ昼寝付きセット


「ふ〜♪ふふ〜ん♪る〜るん〜♪」

 

ガチャ…カタカタ…キィィィ

 

ドォン!

 

「オッハヨウ!ゴリさん!今日も食ってやるゾゥ〜。」

 

私のここ最近のルーティーンはものすごく単純だ。

 

朝、廃マンション一室で目が覚める。

 

顔を洗って、髪を結い、彼が買ってきたインスタントコーヒーを2杯用意する。

 

彼の部屋は私の部屋のちょうど西側にある。

 

鍵なんかあっても無くても関係ないようなとこだから簡単にお隣はお邪魔できるというわけ。

 

初めは思いの外私の部屋が近かったようで、腕を齧られる時よりも目を見開いていて面白かった。

 

ニャハハ♪ダメだ思い出すと直ぐに笑っちゃう。

 

扉を開ける時は、申し訳ばかりのストッパーをゆっくり外し、ドアノブを捻ってゆるく開けて、一気にドォン!

 

「うおぉぉい!?!?えぁ?おー、またしてくれたというわけですね…。あっ、そういや時間!…ふう、おはよう、今日も助かった。」

 

まさか、毎日天敵の出勤時間に遅刻しないように起こして欲しいってお願いされるとはね〜、ついつい、ウ!ウン!て勢いで頷いたのが運の尽きだったよ。

 

彼と一緒にバスルームに向かい、朝の糧を貰う。

目に掌をやって目隠ししたぞと合図を送ると、彼はそそくさと服を脱ぎ、寝汗と血を洗い流す。

彼は傷が癒え次第服装を整えると私の淹れたコーヒーを飲み干して足早に部屋を後にした。

 

 

昼、彼はどうやら職場で肩身が狭いらしい。

 

「物理的にも、精神的にもな。はぁ〜〜、明らかに疎外感を感じるよ。まともに話してくれるのは、相方くらいだよ…全く、まだまだ就職してから1週間も経ってないってのに。」

「そういえば、あの日相方が来なかったのは俺の勘違いで場所を間違えたかららしいんだよ。いやーたまには勘違いもして見るもんだな。おかげで毎日遅刻だけはしない。」

 

と、とにかく肩身が狭いみたい、プププ。

とにかくお昼ご飯が終わると愚痴バッカりなのよねぃ〜。

一通り口を動かしたのか、彼はのそのそとバスルームに向かった。

あっ、私もご飯みたい♪

 

「ほら、どうぞ。頼むからおんなじところを齧ってくれよ、跡が残るとナゼか消えないんだよ。職場で着替える必要が出た時に説明が困るからね。」

 

ミチミチィ。。

もむもむ……

アグアグ〜

 

〜〜フフン〜♪

 

ゴクン。

 

ペロリ〆

いたずら心で塞がる寸前の傷口に舌を這わせる。

労わるなんて、自分にもしたことが無かった。

 

朝も昼も夜も、ダレカが 私のために 与エテクレタ もの。

彼は1嚙み目が同じ場所であれば、2噛み目の傷はカラダの修復に関係がないことを見つけたみたい。

だから、最初の1噛み目はズッと同じ場所。

最初のに残った傷痕に被せるように、彼の腕を食む。

彼は確かに痛そうに見えるけど、決して瞳に怒りや侮蔑を浮かべない。

ジッと、私が満たされるまで。

ワタシのことを見ている。

気恥ずかしいけど大切な時間になったのは彼には秘密。

 

今までと、食べてるものはおんなじはず。

なのに、なんでかな…私と命を繋いでくれる ダレカ は 彼 じゃなきゃヤダなぁ〜って思うのは。

 

夜 彼は8時に家を出て、8時に帰ってくる。

同僚には悪いが眠たくて仕方がない…らしい。

彼は家に帰って、すぐに自分で頑張って通したシャワーを浴びて、寝心地の悪いベッドの上に転がって、すぐに寝てしまう。

彼がシャワーを浴びる前に部屋に上がって、彼にその日最後の糧を与えてもらう。

 

私がただいまと言うと、返してくれる。

まだ1週間にもなっていないのに、ずっとお隣さんだったように感じてしまう。

今までにないくらい穏やかな毎日に戸惑う自分がいる。

これが平々凡々な日常というのだろう。

 

 

 

「私は今が幸せだな…」

 

明かりの抜け落ちた摩天楼の隅で私が吐いた呟きは、夜風に冷たく攫われていった。

 

 




ふへへ。ヤンデレタグが必要だなぁニチャニチャ⁉︎
甘い話はこれが生まれて初めてです。難しいですなぁ。会話が基本的に少ないのはそういう仕様です。僕が不得意なだけですけどね。
こんな感じで行くつもりです。愉悦していただければ幸いです。
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