近場で一番楽しくなるのは愛支編に入ってからですかね。
あくまで作者の指針上のハナシなので、一向にかまわんッッッ!!
という心からオーシャンビューがのぞける方がいらっしゃいましたら、ウチのゴリラが喜びます。
グトグトグトグト…
カツカツカツカツ…
「はぁ〜…そろそろ休憩しないか?」
「ええ、そうですねぇ。近場で喫茶店でも探しましょうか。」
本日5回目のため息を吐かれたのは、私の相棒である仮一等捜査官のフレッド君です。
彼は何というか、恐らく誰よりも大きな体をしているのに繊細で、なのにヤンチャというか行動的というか。
其れでいて悪い人間では無いんですよ、ええ、決して。
20区の廃マンションに居を構えている!と堂々と言われたときは驚きまくりましたが。
あの屈強さは正直羨ましい限りです。
この前だって、原因が彼の勘違いだったとはいえ、私が出してしまった彼の失踪に関するレポートの取り消しを私以上に真摯に対応しておりました、どちらかというと必死の方が強かったかもしれませんけど。
それに、貴方はもう少し食べろと、私をよく食事に誘っては山盛りの皿を渡されます。
私のことを気遣っているのはわかりますが…彼はとにかく大きいので、ただでさえ少食な私にあの量は難しいですね。
彼は良くも悪くも大きい人間のようですからね。
ただ〜直して欲しいところといえば…
「あの喫茶店なんかどうですか?」
「おお、おもむきぶかい?それっぽくていいな!入ろう入ろう。」
「ま、待ってください!」
「あぁ、ごめんごめん…ついつい空腹でね。あははは(乾いた笑い)」
「いえいえ、問題ありません。さぁ、入りましょう。」
「すまんね、ついついめんどくさくって置いてっちゃうんだよ、コレ、えーと、クインコだ!クインコ!」
そうですッ!あとクイン ケ !!です。
彼は何かに意識を取られると、クインケを忘れていくのです‼︎
現に彼は足元に置いたっきり店に入ろうとしましたし。
はぁ〜初出勤の日にも置いてあったせいで、本気でグールに食い殺されてしまったのでは?と確信してしまいました。
…失礼は承知で、翌日出勤してきたときは、初めて会うのもあって資料以上にデカかったし、何より生きていることに驚きましたよ。
幽霊かと肝が冷えました。
…それにしても、スーツ以外よく無傷でしたね。
「ニチャ…功善…お前の引き入れた男が初日から失踪したとかで騒ぎになったらしいぞ。」
「あぁ、そのことなら安心しろ。20区を探していたら、あいつの方から私に会いにきたぞ。まあ、用件はこのことだったがな。新しいのは渡しておいた。」
「?…スーツが破れている。早くも戦闘したのか。それにしても…出血が酷いが…会ったのは死体かなニチャ?」
「……元気そうだったよ。」
「ニチャ…ふん。そうか。得体の知れん化け物が居たものだ。この血液は採取及び研究に回そう。ニチャ何か面白いものがわかるかもしれん。」
「………新しく女が組織に入りたいと言っている…」
「ニチャ…最近はどうにも騒がしいな。油断はするな。いいな、功善。」
「分かった。」
芥子…ニチャリスト
ニチャの使い勝手の良さだけは作中ピカイチだと思います。
少しずつテンポを上げていきたいですね。