ハイスクールDQM   作:コクトー

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やーさんの修行と最終日

 

 

やーさんside

早速修行を始めるか。俺の課題は魔力量の底上げと前からイメージはしていたけどうまくいかなかった呪文の『応用』。とゆうか時間がなかったんだよな。

魔力に関してはとにかく空になるまで打ち続ける。そうすればだんだん上がる。だが、

 

「問題は『応用』だな。イメージははっきりしてるが、まだ形にならん。これもやはり数をこなして染み込ませるか」

 

 早速『メタルスライム』を一体召喚する。『メタルスライム』は攻撃呪文の類は一切きかない。修行にはもってこいだ。

 

「メタルスライム、悪いが今からひたすら呪文を打ち続ける。お前にダメージはないがつらいだろう。付き合ってくれるか?」

 

 俺はメタルスライムをじっと見つめる。すると、メタルスライムは強くうなずいてくれた。ありがたい。

 

「じゃあ始めよう。始めは『メラ』系統の応用だ。いくぞ!」

 

 俺は『メラ』と『メラミ』を打ちまくる。『メラ』の応用は分裂。敵に当ててからでもいいし当たる前でも構わないから火の玉を分裂させて複数の敵にあてること。

 『メラ』は消費魔力の割には威力が高いが単体攻撃しかできない。それをなんとか変えようという考えだ。

 

 それからしばらく魔力がきれたら回復と増加を待ち、再び撃つ。それをリアス部長がイッセーをつれてくるまで続けた。

 

「やーさん、イッセーがきたわ。一緒に基礎修行よ」

 

「わかりました。ありがとうな、メタルスライム。また後で頼む。とりあえず鉄鉱石をあそこに固めといたから食べていいよ」

 

 メタルスライムは目を輝かせて鉄鉱石に飛び付いた。

 

「さて、俺達はなにをするんですか?」

 

「二人には基礎トレーニングをしてもらうわ。まずは体力よ。イッセーには後ろに岩を取り付けて山道を上ってもらうわ。やーさんはそれプラス私を肩車ね♪」

 

「やーさん!羨ましいぞ!部長を肩車なんて」

 

「リアス部長の分きつくなりますよ?まぁリアス部長は軽いのであまり変わりませんが…」

 

「あら?うれしいわね。でも大丈夫よやーさん、加重の魔法で少し重くするから」

 

「やっぱやめときます!」

 

「まぁなんとかなるでしょう」

 

 山道を下までくだってかけ上がる。なかなかにきつい。リアス部長の加重が体にかなりきてる。まぁ体力はひたすらやってたモンスターとの模擬戦のおかげで高かったからなんとかやったが…。

リアス部長、大きく揺れる度に変な声出さないでほしいな…。イッセーなんかそれ聞くたびにペースをあげまくったせいでぶっ倒れてるし。俺もその…健全な男子だからなかなかきつい。

 

「イッセーはもうダウンかしら?まだこれからよ。次は腕立てと腹筋とスクワット。やーさんには私が乗るわね」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、す…少し……やすま……せて…」

 

「イッセー、大丈夫ですか?『ホイミ』」

 

 イッセーの体力を回復させる。息が整ってきたな。

 

「よし。休憩終了よ。さぁ始めるわよ!」

 

「やーさん、てめぇ悪魔かこのやろう!」

 

「悪魔ですよ?なにをいまさら…」

 

「そうゆう意味じゃねぇぇぇええええ!!」

 

「ふふ。イッセーは元気ね。これなら予定より多い500ずつでもいけそうね。がんばってねイッセー」

 

 リアス部長がウインクする。おぉ、イッセーが元気になった。早速俺もやりますか。

 

「じゃあ乗るわよやーさん」

 

「リアス部長、揺れても変な声出さないでくださいね」

 

「なっ//へ、変な声なんかださないわよ!//」

 

 リアス部長が照れてる。まぁ気にせずいきましょう。1、2、3…

 

 それからしばらく静かに筋トレをし続けた。普通にきつい。足とかもうパンパンだよ。

 

「お疲れさま。今日はこれまでにするわ。イッセー、みんなを呼びにいってちょうだい。ご飯にするわよ」

 

「は、はい」

 

 ふらふらなイッセーがみんなを呼びに行く。

 

「ふぅ、疲れましたね。リアス部長。お疲れさまです」

 

「お疲れさま。よく頑張ったわね。みんながくるまで休んでいていいわよ」

 

 そういって自分のふとももをとんとんと叩く。膝枕でもしてくれるのだろうか?

 

「俺は料理をしてきますよ。みんなくたくたでしょうし」とんとん

 

 無言の笑顔でふとももを叩く。

 

「山菜は天ぷらですかね…。魚は焼いた方がいいな。疲労回復に仙豆をまぜますか。あとは」とんとん!

 

 音が大きくなった。

 

「やーさん、休憩していいわよ」

 

 頭をつかんで倒された。俺の意思は反映されないのか…。でも柔らかいな…。

 

 そのあとやって来た朱乃さんから何やらオーラてきなものが見えた気がするが気にしない。うん気のせいだな。

 

 それから他のみんなを待つ間に俺はキッチンで料理を始めた。しかし、既にレイナーレが先に始めておりあまりやることはなかった。

 

 

「「「「「「「いただきます」」」」」」」

 

 晩ご飯になった。みんな美味しいといいながら食べてくれる。嬉しいな。ただ小猫、イッセーの皿からこっそりおかずをとるのをやめなさい。いきなり消えて慌ててますよ。奏も同じです。

 

 しばらくわいわいと食べていたらすぐになくなってしまった。お粗末様でした。

 

「イッセー、今日修行をやっみてどうだった?」

 

「…俺は弱いっすね。木場には当てれないし、小猫ちゃんには気絶させられるし、アーシアより魔法下手だし」

 

「そんなことないですよイッセー。確実に強くなっていけばいいんですよ」

 

「そうよ。イッセーは悪魔になったばかりだもの。これからの活躍、期待してるわ♪」

 

「イッセーは強くなるにゃん」

 

「そうだね。イッセー君はやってる最中どんどん成長するからね」

 

「イッセーさんファイトです!」

 

「みんな…俺、頑張るぜ。絶対ハーレムを築くんだ!」

 

「その意気よイッセー。さて、お風呂にしましょうか」

 

「お風呂!ならやーさん、木場!」

 

「「イッセー(君)、覗かないよ」」

 

「なにおう!?」

 

 二人して否定しといた。わかりやすいやつだな。

 

「あら?イッセーは覗きたいの?ならいっそのこと一緒にはいる?イッセー、やーさん」

 

 なぜそこで俺の名前があがった?

 

「うふふ、私は構いませんわ。やーさんにはもう見られてますし」

 

「わ、私も二人ならかまいません!」

 

「私は、やーさんとなら//」

 

「だそうよ?奏と小猫は?」

 

「私はいいにゃよ。やーさんとお風呂なんて何回も入ってるしにゃ」

 

「…イッセー先輩は嫌です」

 

 俺も嫌と言ってくれよ…。まぁそれはそれで傷つくけど…。あと朱乃さんのそれはまずいでしょうに。気づかれなかったのが幸いだけど。

 

「あら。残念ね。じゃあいくわよ」ガシッ

 

 あれ?なんでみんな俺の腕をつかむの?なんで奏は服を脱がそうとしてるの?レイナーレ、顔赤くしてないでとめてよ!

 

 結局一緒に入りました。便利だよねジュゲムジュゲムって。ムシンニナレル…

 

 そして風呂から上がったあと、修行夜の部が始まった。イッセーはリアス部長に言われてさっきのトレーニングを2セット。あとで仙豆を渡しとこう。おれは再びメラ系統の練習。『メラミ』は二つが限界だけど『メラ』ならかなりできた。明日はなんにするか…。

 

 

 

 時に悪魔や悪魔祓い、堕天使などについての勉強会もはさみつつ、ついに最終日を迎えた。

 

 今日は明日の試合に支障をきたさないように軽めの調整だ。まあイッセーは別だがな。

 

「イッセー、神器を使いなさい。使用後二分したら木場と模擬戦よ」

 

「はい。来い!『赤龍帝の籠手ブーステッド・ギア』」

 

『Explosion!』

 

 イッセーの右腕に籠手があらわらる。そして十秒ごとに倍化をつげる。

 

「そろそろね。イッセーやりなさい」

 

「イッセー君、手加減しないよ」

 

 木場がしかける。イッセーはそれを籠手で防いだりなんとか反撃している。

 

「イッセー!魔力弾を撃ちなさい!」

 

「はい!はぁあああ!」

 

「っ!!!」

 

 イッセーが放った魔力弾を木場が慌てて避ける。そしてそれは遠くの山を消し飛ばした。

 

 イッセーはポカーンとしている。

 

「イッセー、これがあなたの修行の成果よ。あなた自信が鍛えるほどあなたは強くなる。これからも自信をもっていきなさい」

 

「………はい!」

 

 イッセーの顔は晴れ晴れとしていた。

 

 

 

 

 そして夜、俺は水を飲みにキッチンへむかった。その途中、リビングを通るとき、リアス部長がいた。

 

「?リアス部長、なにを読んでるんですか?」

 

「あらやーさん、レーティングゲームの指南書よ。まぁこんなの読んでも意味なんかないんだけどね」

 

「リアス部長って本読むときはメガネなんですか?」

 

「えぇ。なんか集中できる気がしてね。人間生活が長いからかしら」

 

 リアス部長は笑ってそう言ったあと、表情が暗くなった。

 

「……私はね、『グレモリー』なのよ」

 

「『リアス』として見られないという意味ですか?」

 

「えぇ。私は昔からグレモリーの娘。そう見られてきたわ。まぁ誇りには思ってるんだけどね。

でも、だれも私を『私』として扱ってくれなかった。がんばってもグレモリーの娘だからって。私はさ、『私』でいたかっただけなのよ。私の好きにいきる。でも、それすらも叶わない。 

ライザーは不死鳥フェニックス。倒れることはない。今思えばお父様たちも相手がライザーならなにかあっても無理だって思ってたのかもしれないわね。」

 

 乾いた笑顔で笑う。

 

 気づいたときには俺はリアス部長を抱き締めていた。

 

「リアスはリアスだ。お前はがんばってる。がんばってきたんだ。相手が不死鳥だから絶対に勝てない?ふざけるな。俺が倒す。倒して見せる。倒して、リアスはリアスだって証明してやる。だから今だけは泣いてもいい。俺が全部受け止める。だから諦めるな。無理なんて言葉は絶対使うな。俺がお前の『不可能』を『可能』にしてやる。俺はリアスの『兵士』なんだから」

 

 思うことを全部言う。リアスの体が小刻みに震え始める。

 俺はただ、きつく抱き締め、その背中をやさしくさすっていた。

 

 

 

 

「…ありがとね。やーさん」

 

「いや、少しでも励みになったならそれでいい、じゃなくてそれでいいです」

 

「ふふ、優しいのね」

 

「少し外でも歩きませんか?夜の散歩。風が心地良さそうですよ」

 

「いいわね。エスコートしてくれる?」

 

 リアス部長は手を差し出す。

 

「喜んで」

 

 俺は手をとって外へむかった。

やーさんsideout

 

 




どうもコクトーです


やーさんの修行はひたすら呪文を打ち続けることです
また、メラの応用は『分裂』ですが、それ以外の呪文や特技の応用もこれからいろいろとでてきます

アイデアも大募集!




たぶん今日中にもう一話あげます
悪魔でたぶんです

それでレーティングゲーム突入になるかな?



ではまた次回
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