やーさんside
熱く
「はあ、こんなんでほんとに見つかるのかよ…」
「相手は神父を狙ってんだろ?だったらそれを突かない手はねえじゃん!」
ちなみにこの格好なのは俺とイッセーと匙。小猫と木場は隠れてついてきている。なにかあればすぐに出てこれる距離らしいが。
「おっや~神父すゎんではあ~りませんか~。こうなっちゃ~仕方ない!神父の一団にご加護ありってね!」
あっ釣れた。
突如として現れたフリードが強襲してきた。その手には聖剣が握られている。俺たちはそれをかわして体勢を整える。
「ありゃ?こっれはこれは、いつぞやの悪魔くんではありませんか!おれっち運がイイ!」
「なんだこいつは!?」
「フリード・セルゼン。以前依頼者を殺して、襲ってきたやつだ」
「まじか!?とりあえず敵なんだな。なら、伸びろラインよ!」
匙の腕からトカゲの舌のようなものが飛び出し、フリードの手足にっくっつく。それを聖剣で斬ろうと剣をぶつける
「なんですかぁ!これは!うっとうしいし切れないんですけどぉ!」
「俺の神器
「助かるよ」
木場がその手に剣を作り出してフリードに切りかかる。フリードはそれを聖剣で迎え撃つ。
イッセーは倍加をはじめ、俺と小猫は仕掛けるタイミングを計る。
時々俺も『メラ』などで援護するが、逆に邪魔になりそうになり、あまりうかつには攻められなかった。さらに、聖剣の方が力が上なのか、木場の剣はだんだんとひびが入っていく。
「イッセー先輩、祐斗先輩がピンチです。逝ってください」
「小猫ちゃん字が違うよ!?」
小猫がイッセーを投げつける。
「だぁあああ木場!受け取れ!『
イッセーの
「ありがとうイッセー君!
木場が譲渡された力を使って魔剣を作り出す。そしてその剣でフリードに斬りかかった。
「これで終わりだ!」
「この悪魔がぁぁぁ!!」
「何をやっている、フリード」
木場の剣が今にも聖剣に当たるというとき、横からやってきた誰かのけりが木場に直撃する。そのせいで木場の一撃は空を切った。
フリードは後ろに飛び、距離を取る。
「なにをてこずっているのだフリード」
「バルパーの旦那」
その男の名はバルパー・ガリレイ。木場にとっては忌々しき聖剣計画の主犯がそこにいた。
「バルパー・ガリレイ!聖剣はかえしてもらうぞ!」
ちょうどそこにゼノヴィアとイリナもやってきた。二人はすでに剣を抜いており、戦闘モードだった。
「ふむ、形勢は不利か。フリード、一旦引いて指示を仰ぐぞ」
「しかしよ~旦那、この変なの切っても切れねーんすわ」
「因子を込める量を増やして切ってみろ。簡単に斬れるはずだ」
「どれどれ~…おっ豆腐みてえにスッパリですわ!」
フリードは、輝きを増した剣であっさりと黒い龍脈を切ってしまった。
「じゃっ悪魔さん、そーゆーこって!ばいちゃ♪」ボンッ
フリードが何かを地面にたたきつけるとまばゆい光と煙で視界がおおわれた。それが晴れた時にはすでに二人の姿はなかった。
「追うぞイリナ!」
「ええ!」
「絶対に逃がさない…」
教会コンビは素早く二人の後を追った。それに続いて、木場も二人のことを追っていった。
「おい木場!待て!」
俺の言葉にも反応せずそのまま走り去ってしまった。
「いったいなにごと!」
そこにリアス部長とソーナ会長が来た。
「げっか、会長…」
「げっぶ、部長…」
「魔力が乱れていたから何事かと思えば…やーさん、小猫、イッセー説明して頂戴」
「匙、なにがあったのですか?」
逃げられないと察した俺たちはおとなしく事実を話した。
教会コンビにエクスカリバー破壊に協力する許可を得たこと、その後この場所で聖剣を持ったフリード・セルゼンと戦闘になったこと、バルパー・ガリレイの介入で逃げられたこと、教会コンビと木場はそれを追っていったこと。
部長たちは呆れ7割怒り3割で聞いていた。
「…はあ。イッセー、あなたの性格を考えていなかったわ…。で、小猫、やーさんあなたたちもなの?」
「…祐斗先輩がいなくなるのはさびしいです…」
「木場は大事な仲間だ。俺は仲間を見捨てない」
「もう……当り前よ。祐斗は必ず引き戻すわ。三人とも、けがはない?」
「ああ。みんなないはずだ。イッセーは?」
「俺もかな…小猫ちゃんに投げられただけだし…」
「私もありません」
「そう、よかったわ。でも、これからこうゆうことは私にしっかり相談してからにしなさい。いいわね」
「「「はい」」」
ペシン!ペシン!
「ひぃ―――!会長!むこうはなんかいい雰囲気で終わってるんですがぁぁあ!!?」ペシン!
「許しません!今回はお尻千叩きです」
「ひぃいいいいい!!!」
なんか向こうはすごいことになってた。こんな街中で高校生にもなってお尻叩き…。俺リアス部長の眷族でよかった…。
ソーナ会長が魔力を込めた手でひたすら叩かれ続ける匙の悲鳴を聞きながら、俺たち三人は改めてそう思った。
その日の夕方、俺たちはイッセーの家に集まっていた。
その理由は木場について話し合うためだ。行った場所の当てもない。唯一わかることはバルパーとフリードを追っていったことだけだが、その二人の場所も分からないのだ。
「木場…いったいどこにいんだよ…」
イッセーの言葉に反応する者はいなく、沈黙が続いた。
そんな時、窓の方から急にプレッシャーを感じた。
あわてて窓の外を見た。
「やっほー悪魔くぅん!来ちゃった♪」
「フリード!てめえ何しにきやがった!」
「いやー実はさー今用があるのはおれっちじゃないんだよねー」
「ほう、集まっていたか、都合がいい」
フリードの後ろに強大な魔力の堕天使、コカビエルがいた。
「コカビエル!?」
「初めましてと言っておこうかリアス・グレモリー。私の名はコカビエル。堕天使だ」
「なぜあなたがここにいるの!?」
「ちょっとした挨拶だよリアス・グレモリー。ん?そこにいるのはバラキエルの娘か。おい、あいつだけは生かせ。あいつを殺してはバラキエルと敵対してしまう。そうなっては戦争前に堕天使陣営はぼろぼろだ」
「はいはいさ~」
「フリードお前は先に行っていろ。さてリアス・グレモリー、戦争前にちょっとした余興を開こうじゃないか。お前の根城、駒王学園で私はエクスカリバーの力を解き放つ。止めたければくるがいい。それとこれは土産だ。鼠が三匹ほどまぎれていてな。二匹は逃げられてしまった」
コカビエルはそういって誰かを投げた。小猫がそれを受け取ると、その少女はイリナだった。
「イリナ!やーさん回復を頼む!」
「まかせろ、『べホイミ』」
イリナの怪我が治っていった。しかし、イリナはいまだ意識を失ったままだった。
「思ったよりひどいみたいだ…意識が戻らん」
「…とりあえず彼女を寝かせて駒王へ向かうわよ。コカビエルを止めなくちゃ!」
「くっそー!コカビエルめ!」
俺達は急いで駒王へと向かった。
やーさんsideout
どうもコクトーです
昨日気持ち悪くて吐いてしまったのにも関わらず今日も頭が痛い…
とりあえず話は進みます
原作だとここで戦争云々と話があるようですが、文字数の都合で後に回させていただきます
べ、別に忘れてたわけじゃ、ないんだからね!!//
はい、まったくいらないツンデレが入ったところで次回は戦闘に入れるのかな?
ではまた次回