イッセーside
俺たちはコカビエルを追って駒王学園にやってきた。そこでは、ソーナ会長とその眷族の皆が結界を張って駒王学園一帯を囲んでいた。
「ソーナ!」
「リアス、話は聞いています。あなた方が来たら通すようにとも。この結界は現在駒王学園一帯を覆って今すが、コカビエルの攻撃に耐えられるだけの力はないでしょう。もしもコカビエルが本気を出せばこの学園だけでなくこの町自体が吹き飛ぶ可能性すらあります」
「でも、私たちがやらないといけないの。ここは私の土地だもの」
「ですが、今からでもサーゼクス様を呼びましょう。私たちでは歯が立ちません」
「あなたこそセラフォルー様を呼んでないじゃないの。それに、お兄様は呼ば」
「既に連絡してありますわ」
「朱乃!?なにをしているの!?」
部長は呼ばないと言おうとしたが、既に朱乃さんが呼んでいたらしい。魔王様が来るなら心強いな。
「リアス、これは私たちだけで手におえる案件ではありませんわ。聖書に出てくるほどの堕天使であるコカビエル、その力は明らか。魔王様を呼ぶのは当然です」
「でも!」
「でも、じゃありません!サーゼクス様に迷惑をかけたくないのはわかりますわ。ですが今回ばかりは仕方ありません」
「…朱乃さん、魔王様はどれくらいでおつきに?」
「およそ一時間後ですわ。それまでは何としてでも耐えませんと」
「そうだな…最悪俺のモンスターでひたすら攻め続けて消耗するのを待つという手は…なしだな。待ってくれるとは思えん」
「とにかく私たちでオフェンスをするわよ。全員必ず生きて勝ちなさい。死ぬことは許さないわ!」
「「「「「はい!」」」」」
部長の声に今いない木場を除いた全員が気合のこもった声で答え、結界の中へと入っていった。
イッセーsideout
やーさんside
そしてグラウンドに着くと、コカビエルにバルパー・ガリレイ、それから大きな魔方陣の中心に立つフリ-ドがいた。
「待っていたぞリアス・グレモリー。魔王の妹が二人もいるこの街で暴れれば魔王が釣れるだろうと思ったが…やはりリアス・グレモリーを犯して殺したりでもしない限りサーゼクスの激情は買えんか」
「おいコカビエル、そんなことをしてなんになるというんだ。戦争になるだけだぞ」
「そんなものは願ったり叶ったりだ!エクスカリバーを盗めばミカエルが戦争を仕掛けてくると踏んでいたがよこしてきたのは雑魚の悪魔祓いエクソシストばかり。ようやく援軍をよこしたと思えば聖剣を持たせただけのガキが二匹。全くもってつまらん!」
「…戦争狂」
「そうだ!私は三つ巴の戦争を望んでいるのだ!前回の戦争が終わってから私は暇で暇でしょうがなかった。アザゼルもシェムハザもバラキエルのやつでさえもう戦争はしないと言い出す始末。挙句の果てに神器とかいう玩具の研究にうつつをぬかし始めた!私にはどうにも耐えられんのだ!」
神器を玩具とか…つかこいついかれてやがる。
「だから、私はここでこのエクスカリバー5本の力を持って戦争の狼煙を上げよう!」
「そんなことさせると思っているの!私がとめて見せるわ!」
「ふはははは!そう息巻いたところで貴様にそれは不可能だ。どうしても止めたければまずはそこの魔方陣を止めるんだな。今はまだ途中だが、魔方陣が一度発動すれば半径20キロ…まあこの街くらいは吹き飛ぶだろうな」
なんてもの作ってやがんだよ!このあたり一帯吹き飛ぶ威力とかシャレになんねえぞ。それこそ本当に戦争が始まっちまう。
「おいバルパー、後どれくらいで完成するのだ」
「聖剣自体はあと3分もあればできる。下の魔方陣のほうは20分くらいといったところか」
「そうか。グレモリー、とゆうことだ。止めたければまずはこいつらの相手をしてもらおうか」
コカビエルがパチンと指を鳴らすと6つの魔方陣が表れる。そこから一体ずつ3つの首を持つ魔犬…ケルベロスが表れた。
「ケルベロス…地獄に住むって言われる魔犬」
「そんなものまで出してくんのかよ。リアス部長、5匹までは俺が引き受ける。相手が犬ならこっちは龍だ」
俺はすぐに魔方陣を設置する。そこから10体のモンスターが表れる。
「『ドラゴン』、『キラーパンサー』1匹につき二体であたれ。俺は…」
命令を伝え、俺は視線を動かす。全員で一丸となり、リアス部長の指示を聞いてケルベロスに立ち向かう仲間たち。そんな仲間たちをやらせるわけにはいかない。
「少し不安はあるが……やるしかないわな。おいコカビエル、お前の相手は俺たちがする」
「貴様があの見たこともないドラゴンを召喚していたか。面白い。
「魔獣創造?何を言ってるんだ?俺の神器は魔獣創造じゃない。『
「手を抜くなど許さんぞ。待ってやるから俺を楽しませろ!」
戦闘狂ってのはめんどいが扱いやすいな。普通に考えて敵の準備を待つやつとかいねえよ。
「お言葉に甘えて。下準備といこう。これ使うの初めてなんだけどな…いくぞ露さん」
『大丈夫ヨー』
目を閉じて言霊を唱える。
「我はモンスターの王なり」
『数多の魔物を総る王なり』
「我が体は我らの体」
『我らが力は王の力』
「力を使え、そして捧げろ」
『全てをもって王とともに』
「『我らが我らである証を今ここに示さん!』」
「
俺の体が光に包まれる。そして光が晴れた時、俺は鎧をまとった姿で現れた。
俺は、ネックレスと見た感じ重装備の防具を頭と胴につけた状態で佇んでいた。そして間をおかずに『ドラゴン』と『キラーパンサー』が相手をしていたケルベロスを倒し切り、光の珠となり俺の両腕の籠手と、両脚のグリーブとして表れた。
俺の
一つはモンスターの種族制限の解放。今までそれぞれの種族から一体となっていたモンスターの制限が取り払われ、同一種族から5種類でも可能になった。しかし数自体はそのままなので質より量。数こそ力を地でいくようなことはできない。
そしてもう一つはモンスターの
俺は完全に鎧を纏いきった状態でコカビエルをにらみつける。
木場とゼノヴィアも遅れてやってきたようで、ゼノヴィアはケルベロスを一撃で倒していた。
「それが貴様の力か?見た目は大きく変わったようだが感じる力は全く変わってないぞ。はあ、貴様も所詮は期待外れか。さっさと終わらせてグレモリーも殺すとしよう。安心するがいい。すぐに次が来るだろうよ!」
コカビエルの大きな光の槍が俺めがけて放たれた。
やーさんsideout
どうもコクトーです
今回やーさん本来の禁手が出てきました!
今度はきちんと魔物牧場の禁手だよ?ほんとだよ!
ここの戦いはたぶん長くなるのかな?
なかなか進まないんだよ…
ではまた次回