またしてもあのキャラがでてきます
誰かわかるかな?
やーさんside
コカビエルとの壮絶な 戦いの次の日、俺には休みなんてものはなかった。うん。なかったんだ……。いつになったらくるのかな~…休日…。
というのも、ミラとカーラマインの訓練を見ることになったのだ。ミラの方は『テンション』をもう習得したらしい。やっぱ早かったな。カーラマインは元々得意だった火の扱いから、『かえんぎり』を含む4種の『特技』を習得した。でも『ひょうけつぎり』とかは苦戦しているみたいだ。
ちなみにリアス部長たちは一度冥界に戻っている。なんでも今回の事件のことで何かあるんだとか。
「お、やーさんか。コカビエルを倒したそうだな。昨日気絶したお前を白音が連れてきてビックリしたぞ」
「そうですよ!というかなんでそんな大物と戦うことになってるんですか!?」
「コカビエル様と戦ったなんて…。あの方は堕天使陣営でもトップクラスの実力の持ち主なのよ!」
「そうにゃやーくん!私も連れてってくれればその場で…ジュルリ…もとい治療してたのに!だから治療も遅れてしまったにゃ」
おい途中でおかしなのが混じった気がするが気のせいか?みんななんも言わないし。
「まああの場で戦えるのは俺だけだったからな。まあ禁手使ってギリギリだったけどな。やっぱあの禁手使うと疲労がやべぇわ」
「まったく…やー兄さんは無茶しすぎです。私たちはケルベロスの相手でも精一杯だったのに…」
「いやあそこで倒せなきゃどっちにしろ死んでたからな。しょうがねえだろ。つか今日くらいは俺も休みたかったんだが」
ジト目で言ってみるも効果なし。疲れはあるんだが…。
「あまり私たちの修行を見てくれる機会はないではないか。たしかに『スライムナイト』や『メタルライダー』の剣技はすばらしいしそれを覚えれれば私の攻撃の幅は大きく広がり強くなれる。だが、細かいところはわからんからな。彼らはしゃべれないし露さんは魔法が中心だ」
『私に剣技なんか無理ヨー。相手の射程外から遠距離狙撃がモットーヨー』
なんだそのモットー。そんなものやめちまえ。
『やめろとか考えたヨー?』
「なんでわかるんだよおい。だーもうわかった。俺は家で休んでるからなんか聞きたいことあったら聞きに来い」
「わかりました。では早速聞いてもいいですか?」
「私も聞きたいことがあるのでな」
「なら少し休んみながら話を聞いて、休憩が終わったらそれを実践しましょうよ。それならやーさんも休めるでしょ?」
「なんなら膝枕してあげるにゃ」
「私もします」
「いややめとくわ。そんなことしたら休めるもんも休めなくなりそうだ」
主に二人の暴走で。
「とりあえずリビングだな。レイナーレ、お茶頼んでいいか?」
「はいはい。少し待っててよ」
俺たちは空間を出てリビングにいった。そこで修行で行き詰った二人の状態を聞き、みんなでアドバイスをしたり新しい修行の案をだしたりして盛り上がっていると、リビングの一角に転移魔方陣が表れた。
その紋章を見て俺たちは驚愕の色を隠せなかった。その紋章は俺は今までに数回しか見たことがないものの、二人は何度も見てきたもの。
俺たちは自然と身構える。黒歌はすぐに結界を張り、ほかのみんなは各々武器を構える。
そこに転移してきたのはライザー・フェニックスの『
「ユーベルーナさん?一体どうしたんですか?」
「どうしたのだユーベルーナ。お前までライザーの下を去るというわけでもあるまい」
「………カーラマイン、ミラよく聞いてください。あなたたち二人を眷属として迎えたいという方が表れました。そして今すぐにでも連れていくとおっしゃっています」
ユーベルーナはそれを知らせに来たのだ。
もともと俺のもとにいるのは次の王が見つかるまで。わざわざ向こうから眷属として迎えたいといってきたやつが居るなら俺は引き渡さないわけにはいかない。彼女たちも今の時点で十分強くなった。俺としては中途半端なまま送り出したくはないけど相手に言われたら仕方がない。
しかしこの違和感は何だ?
なにか悪い予感がする。本来ならばこれはいいいことだ。普通は新しい王なんか自分から見つけに行って自分を売りに出さなければ見つからない。それをわざわざ言ってきてくれたほどだ。だけど………なぜユーベルーナは暗い顔をしているのだろうか。
「……二人とも、今すぐここから離れてください。今ならまだ隠れる時間はあります」
「ん?何を言っているのだ?」
「新しい王が見つかり王なのに逃げるって…」
「とにかく逃げてください!でないと」
最後まで言う前に魔方陣が表れる。先ほどと同じフェニックスの紋章。ユーベルーナは遅かったかというような顔をする。まさか新しい王ってライザーが再び名乗りを上げたんじゃ…。
「おいいつまでかかっているんだ。さっさと連れてこいと言っただろうが。使えねえな。おい女ども、俺が迎えに来てやったんだ。さっさと来い。屋敷に行くぞ」
そこに現れたのはクレリア・フェニックス。ライザーの兄でパーティ会場で俺につっかかってきたやつだった。
「クレリア・フェニックス殿?なぜあなたがここに?」
「私たちは新しい王が見つかったと聞いたのですが…」
「俺が新しい王だ。いくぞ。屋敷でしつけてやる」
「…すまないがそういうことならこの話はなかったことにしてくれ。私はフェニックス家に仕える気はもうないんだ」
「わたしも…です…」
二人は断りを入れる。それを聞いてクレリアは機嫌が悪くなる。
「は?何を言ってるんだ?お前らに決定権はねえんだよ下級風情が。俺は上級で純血の悪魔だ。お前らはただ俺の命令に従ってればいいんだよくそが。ちっ反抗できないようにしつけねえといけねえのかよ…」
「私たちにも王を選ぶ権利くらいはある。それにあなたはすでに『騎士』の駒も『兵士』の駒も使い切っていたはず。私たちを眷属にはできないだろう?」
カーラマインが言った通り、こいつは眷属をフルメンバーで従えている。当然二人の駒である騎士と兵士もだ。そうなると眷属を新たに迎えることはできない。たとえるなら満杯になったコップに新たに水を入れるのが無理なようなものだ。
「その件なら問題ない。今俺の眷属は二人
そういって近くにあった机を燃やす。いやなに人の家の家具壊してんじゃねえよ。いくらしたと思ってんだこら。
「ちっ、ユーベルーナ、こいつらを連れてこい」
「ですが」
「お前まで逆らう気か?お前もしつけてやろうか?」
「それは…」
「いやなら連れてこい」
あーもう切れた。
「おいクレリア・フェニックス、それくらいにしとけよ」
「なんだ下級?お前の出る幕はない、引っ込んでいろ」
「そうも行かない。彼女たちは嫌だと言っているんだ。おとなしく引け。彼女たちの今の居場所は俺のところだ。俺はお前に彼女たちを渡すつもりはない。帰ってくれ」
「…何言ってんの?だから下級が口をはさむんじゃねえよ!」
クレリアは炎を飛ばしてきた。とっさにはった『まもりのきり』のおかげでノーダメージですんだ。
「ほしかったら力づくで俺から奪ってみせろ。もし俺が勝ったら……彼女たちは俺の眷属にする」
俺の言葉に全員が驚く。そりゃ下級悪魔なのに眷属にするとかいったら驚くわな。
「はぁ?下級が何言ってんの?上級でもないくせに眷属とか」
「眷属候補だ。すでに何人か話はつけてあるしな。お前に渡すくらいなら彼女たちは俺がもらう」
二人の頬が若干赤くなってるのは気のせいだろう。つか二人も黒歌とかに毒されてきてんな。たぶん違うとらえ方してるわ。
クレリアは俺の後ろにいた黒歌やレイナーレを見て舌なめずりをして言う。
「そんなに言うならそいつら二匹と他の全部かけて俺と勝負でもするか?正式な自分の眷属でレーティングゲームだ。日付は明日。場所はこっちで用意してやる。お前が勝てばそいつらはくれてやる。俺が勝てばその眷属候補とやらは全員もらう」
「……わかった。俺は負けない。みんな、安心して待っててくれ」
「ちっユーベルーナ、いくぞ」
そしてクレリアは帰って行った。厄介なことに…
みんなに心配される中、俺は大丈夫だといって自分の部屋に行く。さすがに休まないと勝てるもんも勝てない。明日は負けるわけにはいかない。
そしてかなり早めの眠りにつくのだった。
やーさんsideout
どうもコクトーです
オリジナルストーリー入れてみました
まさかの再登場クレリア・フェニックス
自分でもびっくりです
さて、次回はどうなるのかな?
この話書く上で詰まる部分が多くて遅れています
「いう」を「ゆう」と書き間違うのが多発しすぎてつらい…
ではまた次回