ハイスクールDQM   作:コクトー

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遅れました…


プールサイドでの日常

やーさんside

 降りしきる夏の日差しの中、俺たちは駒王学園にあるプールに来ていた。

 それというのも昨日、生徒会からの依頼ということでプール掃除をすることになったのだ。そのかわり掃除が終わった後は下校時間までならば遊んでてもいいという条件付き。だんだんと暑くなってくる中、実質タダでプールで遊べるなら遊びたいのが高校生というものだ。

 

「あー部長たち早く来ないかな~」

 

「イッセーくんそんなに楽しみなのかい?」

 

「当たり前だろ!部長のあのすばらしい体を裸同然で見れるんだぞ!」

 

 水着着てるんだから裸ではないだろうに。つか裸なら家で何度も見せられ…なんでもない。

 とイッセーが木場に女性の体の魅力を熱く語り、そんなイッセーを木場が熱のこもった眼で見つめる中、わいわいと声が聞こえてきた。女性陣が着替え終わったらしい。

 

「お待たせ。どうかしらやーさん?」

 

「みんな似合ってるな」

 

「おぉ!!やべぇえ!!」

 

「ふふ、ありがとう」

 

 リアス部長は髪の色と同じの赤いビキニ。黒歌と朱乃さんは布の面積がかなり小さな水着。おいイッセーその鼻血を止めろ。アーシアがおろおろしてるぞ。ちなみにそんなアーシアと小猫はでかでかと『あーしあ』と『こねこ』と書かれたスクール水着。……似合う…。

 

「やーさん私の水着にあってるかしら?」

 

「やーくんどうかにゃ?」

 

 朱乃さんと黒歌が両側から抱き付いてその豊満なものを当ててくる。イッセーからの恨みのこもった視線が痛い。

 

「二人とも似合ってるぞ。ただ面積が少なくないか?」

 

「そうかしら?」

 

「やーさんになら見られても構わないにゃ」

 

「いやイッセーと木場もいるだろうが」

 

「その辺は…まあ…」

 

「はぁ…。あんま外ではするなよ」

 

そんな感じで注意しとく。あの格好で普通のプールとか行くのは風紀的によくない。

 

「やーさん、じゃあ日焼け止めを塗ってくれない?全身くまなく」

 

「背中だけな。とりあえず横になってくれ」

 

 黒歌の抗議の声を聞き流しながら日焼け止めを手に出す。ある程度人肌で暖めてからやらないと冷たいんだよなこれ。

 

「ちょっと朱乃!ずるいわよ!」

 

「別にずるくなんかないわよリアス。やーさん、気にせずにお願いしますわ」

 

 リアス部長が待ったをかける。朱乃さんは笑って受け流す。だが黒いオーラが見えるのは気のせいだろうか。

 

 それから結局朱乃さんとリアス部長、黒歌に日焼け止めを塗った。それを見てたアーシアはイッセーにつめよって塗ってもらってた。なんか染められてないか?ちなみに木場がイッセーにつめよってた。アーシア、敵を見るような目で木場を見るなって。イッセーにそっちの気はないから。

 

そして十数分後

 

「いいぞ小猫。そのちょうしだ」

 

「はい」

 

 俺は小猫に泳ぎを教えていた。実は小猫は泳ぐのが苦手だ。水に顔をつけたりだとかはできるが、足のつかないようなところは基本行こうとしない。いくとしても俺にしがみついたままか、姉である黒歌にしがみついていく。それはそれでかわいいんだが…さすがに高校の水泳の授業がな…。

 

 ちなみにアーシアも泳げないらしく、イッセーが付きっきりで教えていた。イッセーも鼻の下を伸ばすことなく丁寧に教えていた。それにしても今日だけで二人ともかなり上達したんじゃないか?

 

「さて、そろそろ一旦休むか?水の中って負担は若干軽そうだが想像以上に疲れるからな」

 

「はい。また後でお願いしていいですか?」

 

「まかせとけ」

 

 小猫の頭を軽く撫でる。それにたいして気持ち良さそうにしてくれた。

 それからプールから上がると、小猫は木陰で休んでくるといってアーシアと木陰に移動した。

 

「やーくん♪」

 

 そこに黒歌が現れた。いきなり後ろから飛びかかってきて首に手を回す。

 

「小猫のことありがとにゃ。小猫ってばなかなか泳ぐ練習したがらないから」

 

「今日はアーシアも一緒だったからじゃないか?家だとなんかご褒美つけないとやらないからな。あんま上達しないし」

 

「これで海にいっても安心にゃ。こうなったらなにかお礼をしないといけないにゃ~」

 

「お礼もなにも家族なんだからいいって。だからその水着にかけた手を離せ」

 

「黒歌、私も混ぜなさい」

 

「うふふ、私も混ざりたいですわ」

 

「いやお前らまだ昼間だぞ自重しろよ」

 

「なら夜にやるにゃ」

 

「そーいう問題じゃねえよ!」

 

「私はできないのに…」

 

「私は既にしてますわよ。やーさん激しかったですわ♪」

 

「朱乃!その話詳しく教えなさい!こないだははぐらかされたけど今日は逃さないわ!」

 

「にゃはははは。リアスは家の都合があるしにゃ~。その間に私は…」

 

 黒歌と朱乃さんがリアス部長を軽く挑発する。それに怒り出すリアス部長。言い合いが始まってしまった。今のうちに俺は隠れることにしよう…。

 こっそりと倉庫の方に向かった。

 

 

 倉庫に隠れた俺はゆっくりと体を休めることにした。

 

が、それは叶いそうになかった。

 

「よっやーさん。似合うか?」

 

「似合ってるぞゼノヴィア。……なんでここに?」

 

 水着姿のゼノヴィアかいたのだ。

 

「なに、神の不在を聞いてしまって教会を追放されてな。破れかぶれのうちに悪魔になっていたよ」

 

「なんか波乱万丈だな」

 

「ははは。これはアーシア・アルジェントのコとを言えないな。今度謝罪しないと」

 

 そう言うゼノヴィアの瞳はどこか光がない感じがした。しかしすぐに光は戻った。

 

「そうだ。やーさんにお願いがあったのだ」

 

「お願い?俺ができることならいいぞ」

 

「子作りをしよう」

 

「…Pardon?」

 

「だから子作りをしようといったのだ。大丈夫だ。こういうときは天井のシミを数えていれば終わると言えばよかったのだったかな」

 

「まてまてまてまてまてまて。どうしてそうなった」

 

「いや、これまでは教会で欲を抑制してきたからな。悪魔になったときに部長に言われたのだ。これからは自分の欲に従って生きるといいと」

 

「なぜそこで子作りになる!」

 

「私は女だからな。女の欲と言えば子供がほしいと浮かんだのだ。どうせなら強い子供になってほしいからな。その点やーさんなら十分だ。コカビエルを打ち破るほどの強さだ。子供も強くなる」

 

「俺じゃなくてモンスターが強いだけで」

 

「まあよいではないか。私自身やーさんには好意を抱いているからな。さあ早速始めようか」

 

 ゼノヴィアは俺の腕を片手でつかむ。もう片方は自分の水着に延びている。いや今はやべえって!

 

「へぇ、やーさんってば私たちから逃げて子作りをしようとしてたなんてねえ」

 

「最近忙しくてしてなかったから足りなかったのかにゃ~?」

 

「私も混ざらしてもらいますわ。何回できるか楽しみですわ」

 

 黒いオーラをまとった鬼…もとい3人がいた。あー終わった。本日、夜寝られないことがカクテイシマシタ…。

やーさんsideout

 

 

イッセーside

 アーシアに泳ぎを教えた俺は、アーシアと小猫ちゃんが休んでいるのを遠目に見ながら木場と話していた。

 

「へープールかー。この暑い時期には最適だよね」

 

 気づいたらなんかいい体の女性がいた。どこかで聞いたことあるような声だけどどこだっけ?

 

「それにしても気づかなかったの?」

 

「なにが?」

 

「私が来たこと」

 

「わ、悪いかよ」

 

「いやー悪い悪くないの問題じゃあないんだけどね、実戦なら死んでたよ?赤龍帝くん」

 

 一瞬女性から殺気が向けられた気がしたが、すぐに消えた。

 

「へぇ、君は反応きいいね」

 

「イッセー君はやらせないよ。イッセー君は僕が守る」

 

 木場が聖魔剣を突きつけていた。

 

「でも、実力の差はわかってるみたいだね。手、震えてるよ?」

 

「!!」

 

 たしかに木場の手は微かだが震えていた。そんだけこの女性が強いってことか!?このおっぱいはすごい魅力的だけどもったいない!

 

「まあ今日は君を見に来ただけだから。私の名前はヴァーリ。今代の白龍皇だよ。やーさんは…あーなんとなく修羅場な気がする。やめとこっと。てなわけでじゃあね」

 

 そのままヴァーリは帰っていった。

 残された俺はただ呆然としているしかなかった。

イッセーsideout

 

 

 

 




どうもコクトーです

こないだはイチカと一夏の更新でした
明久一行もかけたので順にあげていきます

あとこの三大会談が終わり次第新作
『半分だけが人間です』
を上げる予定です

あとオリジナルも最近書き始めたので投稿が遅くなります
まあここで挙げる予定は今のところありませんが…


次回はついにあの男の娘の登場か!?
ではまた次回
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