ハイスクールDQM   作:コクトー

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イッセーの出番はなし


イッ「なんでだぁぁぁぁぁぁああああ」


ではどーぞー


俺と白音と悪魔たち

 

やーさんside

放課後

 

「やぁ八草くん。リアス部長の使いできたよ。小猫ちゃんに聞いてるかな?」

 

「あぁ聞いてるよ。奏、行こうか」

 

「わかったにゃん♪小猫の部活姿もみたいし」

 

「ははは。じゃあ行こうか。こっちだよ。」

 

 俺と奏は木場のあとに続いた。遠くから俺と木場の修羅場がどうこう聞こえてくるが気にしない。俺はホモじゃない。

 

 旧校舎に入り、少し歩くと部室についた。いかにもって雰囲気を漂わせてる。

 

「リアス部長、八草くんと奏さんを連れてきました」

 

「ご苦労様。あなたが八草信玄くんね?やーさんって呼んでいいかしら?」

 

 リアスが机の向こうから言った。紅髪がとてもきれいだ。

 

 その隣には姫島先輩そしてソファに小猫と連れてきてくれた木場が座っていた。

 

「かまいませんよ。はじめまして、二年の八草信玄です。きれいな髪ですね」

 

「あら、ありがとう」

 

「…やー兄さん、こっちです」

 

 小猫がソファを叩いて催促してきた。やるしかないか。

 

「わかりましたよ小猫」

 

 小猫は俺が座ると同時に頭を足に乗せた。頭を撫でてやると嬉しそうに身じろぐ。かわいいなもう。

 

「にゃにをやってるのにゃやーくん!小猫も早く降りるのにゃ!」

 

「降りません。これはやー兄さんが認めたことです。弁当が遅くなったことへの罰です♪」

 

「ずるいにゃ!私もやるにゃ!」

 

 そう言って奏はの反対側から抱きついてきて俺にもたれながらくっついてきた。柔らかいのが…かなり際どい!

 

「あのーそろそろ本題に入っていいかしら?小猫も起き上がって」

 

「…部長の命令だろうと譲れません。このままでも大丈夫です。ね?やー兄さん?」

 

 この位置の都合で小猫が必然的に見上げてくる。俺を悶え殺す気か。

 

「別に大丈夫ですよ。子猫も奏も軽いですから。かわいいもんです。それで本題とは?」

 

 俺のかわいい発言に二人は悶えてるがとりあえず無視してリアスに尋ねた。

 

「あなたはどこまで知ってるの?」

 

「どこまでというと?」

 

「悪魔のこととか」

 

 リアスの雰囲気が少し変わった。真剣モードってところだろうか。

 

「基本的なことはだいたい知っています。改めて名乗るとしたら八草信玄、神器持ちの訳あり人間です。ちなみにこの搭乗奏は元猫魈の悪魔です」

 

 俺の言葉で奏と小猫は耳と尻尾を出した。小猫の姉というだけあってただの人間ではないと思ってはいただろうが悪魔というのは意外だったようだ。

 

「改めて、搭乗奏もとい元SS級はぐれ悪魔の黒歌だにゃん♪今はもうはぐれは解除されてて、やーくんの悪魔にゃん♪」

 

「まさか黒歌だったとはね…驚いたわ。それと、訳ありって?」

 

「小猫が信頼しているあなた方だから言いますが俺は両親がいなくって、あとなぜか生まれつき神器を二つ持っています」

 

「二つの神器だって?聞いたことがない!」

 

「祐斗のいうとおりよ。あり得ないわ」

 

 やはり信じられないか。

 

「論より証拠途いきますか。じゃあまずはこれから」

 

 俺は空間を広げ、『豆の木(オートビーン)』を見せた。

 

「これは『豆の木』です。仙豆という豆を生やす力があります。仙豆はあらゆる怪我を直す豆です。一応一つずつ渡しときますね。みなさん手を出してもらっていいですか?」

 

 俺はそれぞれの手のひらに一粒ずつ仙豆を乗せた。

 

「二つ目なんですが、これは召喚魔法を使う神器で魔物牧場モンスターファームです。試しに出しますね。魔方陣セット。来い『スライム』」

 

 俺の足元に6体のスライムが出てきた。一体ずつ皆のもとへいかせると小猫と奏はスライムをいじり始めた。ほかの人たちは警戒しつつも突っついたりしてる。

 

「こいつらは『スライム』です。最下級モンスターですが俺はかなりこいつらを使ってます。そのせいもあってかなり鍛えられてますが…」

 

 そう。スライムはすでに数十回レベルマックスになっている。

 

 俺の神器で呼び出すのモンスター達は、レベルがマックスになると、そのままにするか能力を10分の1にしてレベル1で転生するか選択できる。俺は転生を選択しただけだ。転生しても一度覚えた呪文は使えるので次の転生は多少早くなる。まぁある程度だが。数を多く出せるのもあり、スライム同士でひたすら模擬戦をやらすとけっこうレベルが上がる。勝ったモンスターも負けたモンスターも同じだからその分の経験値が入るのだ。ただ転生を繰り返して10回を超えると俺にくる経験値が減少する。そのせいで今では俺に入る経験値はスライムが70レベルを超えないと0なのだ。最大も5だし……解せぬ…。

 

「あと、いろんな魔法を使えます。まだ未熟者ですがね」

 

「へぇ。万能ね。魔法使いで神器持ちなんて」

 

「あなたの隣の堕天使+悪魔の方ほどではないですよ」

 

「「!!!」」

 

 なんかすごい驚いてる。やべーやっちゃったかな?

 

「なんで朱乃が堕天使の力もあるってわかったのかしら?」

 

「やーくん…」

「…やー兄さん」

 

 ヤッテシマッタ。あの日以降会っていなかったので向こうも気づいてなかったようだ。てっきりばれててその上で呼ばれてるんだと思ってた。なんとかごまかさないと…

 

「い、以前聞いたんです。小猫から」

 

「私部長以外に話してませんわよ?」

 

「あ、あっれー、そうだっけ?(汗)」

 

「やーくん、見苦しいにゃ。諦めるにゃ」

 

「うっ、そ、そのー……昔に実は会ってたりとかします…はい」

 

「あのときの!」

 

 姫島先輩がゆっくりとこちらに近づいてきた。目に若干の涙をためて。

 

 そして姫島先輩の手が俺の頭をがっしりと固定した。そして次の瞬間

 

ちゅっ

 

 唇に柔らかい感触が…

 

「んむ…れろ」

 

「!?」

 

 舌入れてきやがった!?俺は慌てて姫島先輩を引き剥がした。顔がとろーんとしている。一方で奏と小猫はピクピクと顔がひきつっている。木場はいつも通り笑っている。リアス先輩はポカーンとしている。俺?

 

 俺はもちろん…顔を真っ赤にして姫島先輩を見ている。

 

 すると、姫島先輩が、再び俺の頭に手を伸ばそうとした。そこで慌ててはっとなった俺は後ろに下がり距離をとった。

 

「ひ、姫島先輩?な、な、な、なにを?」

 

「朱乃と呼んでくださいな。なにってキスですわ」

 

 顔を赤らめたまま言った。

 

「朱乃さんなんでキスなんムグッ!?」

 

 今度は横から来ていた奏に口を塞がれた。唇で。離してくれた途端、反対側から今度は小猫がしてきた。なにこの状況?

 

 ポカーンとしていたリアス先輩だったが、もとに戻ったのか慌てていった。

 

「朱乃に小猫!?なにやってるの!?」

 

「なにってキスですわ」

 

「…キスです」

 

「キスにゃ」

 

「そうじゃなくて!なんで急にキスをしたのかってことよ!」

 

「「「そこにやーくん(やー兄さん)(八草くん)がいたから」」」

 

「どこぞの登山家ですかあなたたちは…」

 

 リアス先輩は呆れたように頭を押さえる。木場はいつまで笑ってんだ。あっこういうやつだっけ。

 

「と、ともかく、彼が以前から朱乃が探していた男の子ってこと?」

 

「えぇ。ようやく会えました…」

 

 朱乃さんは今にも泣きそうな顔で言った。

 

「…長いこと会いに行けなくてすいません…」

 

「大丈夫ですわ。でも、その分これからいっぱい甘えますわよ?」

 

 そういった朱乃さんはとても魅力的で思わずドキッとした。それを見透かされたのか両側から奏と小猫が抱きついた。

 

「「朱乃さん、渡しませんよ(にゃ)」」

 

「あらあら、じゃあ私はここにしましょう」

 

 朱乃さんは俺の頭を胸に抱えた。顔が…柔らかいのに潰される!?いかん…両側と前が柔らかいので…いっ…ぱい…に…

 

「って離れてくださいよ!話ができまさんよ!」

 

「そ、そうね、話を戻すわ。ところでやーくん、あなた私の眷属にならない?」

 

「ちょっとリアス、突然なにを!」

 

「多数の魔法に加えてモンスターを使いこなせる人なんて彼以外いないわ。ぜひほしいの」

 

「でも、だいたいそれほどの力を持つ彼を眷族にできると思って『できるヨー?』え?」

 

『やーさん自体の能力は白音より下くらいだから全然大丈夫ヨー。こいつモンスターのレベルばっかり上げて自分後回しにしてたヨー』

 

「言わないでくださいよ。自分でも反省してるんですから」

 

「そうなの?」

 

『そうだヨー。ただやーさんがいずれ出せるようになるモンスターで最強のやつは王の駒100こあっても足りないくらい強いヨー』

 

「それは…で、やーくんはどうかしら?」

 

 奏達三人は心配そうな目で見た。

 

「…小猫、いや白音、君から見てリアス・グレモリーはどうだった?」

 

「…いい王です」

 

 小猫の言葉にどこか満足げなリアス先輩。俺は白音の目をじっと見つめる。いや頬染めて顔そらすなよ。

 

「わかりました。リアス・グレモリー。俺をあなたの眷族にしてください」

 

「本当にいいの?」

 

「はい。白音の言葉で確信できます。あなたは、リアス部長は素晴らしい王だと。あなた個人がとても魅力的な人だと。俺はあなたの駒になりたい。俺を眷属にしてください」

 

「やーくん…」

 

「黒歌にとっては眷属っていい印象ないよな…ごめんな。だがいつかこうなる運命だったんだ。俺は人間だ。悪魔と違って百年くらいしか生きられない。それどころか100までいかない可能性の方が高い。でも俺は黒歌と、白音と離れたくない。いずれ俺は悪魔になってた。そんななかで素晴らしい王に出会えたんだ。ここでならない手はないだろう?これで黒歌達ともっと一緒にいられるしな。っと、口調が……。というわけです。すぐにでもお願いします」

 

「わかったわ」

 

 リアス部長は兵士の駒を8つ並べた。全部使う気か?

 

「『王』リアス・グレモリーが命じる。八草信玄、契約にのっとり、我の眷族として生まれ変わりなさい」

 

 すると一つの駒が色を変えて(・・・・・)俺の体に入った。転生成功だ。

 

「まさか一つですむとわね…」

 

 どうやら変わったところは見えなかったらしい。大丈夫なのか?

 

「自分でもびっくりです。とりあえず今日はもう帰らせてもらっていいでしょうか?」

 

「えぇ。大丈夫よ。これからよろしくね」

 

「よろしくお願いします。リアス部長。じゃあ奏、小猫帰ろうか」

 

「「はい(にゃ)」」

 

 こうして俺はリアス部長の兵士として悪魔に転生した。

 

 家に帰ると、二人に正座させられ、お説教が始まった。

 

 

 

 

 それから心配させた罰とかで襲われた。

 




どうもコクトーです。


悪魔になりました。『兵士(ポーン)』です。
主人公は白音と小猫、黒歌と奏を使い分けてます。作者自身いまいち使い分けの境界線みたいなのは把握してませんが…。



やーさんは主に喰われる側です。
捕食者じゃありません。被捕食者です。





次回はイッセーでます


ではまた次回
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