やーさんside
「ととと、ところでこと人たちはだれですかぁ?知らない人がたくさんいますぅぅぅ」
そこでギャスパーが俺たちに気がついた。
「新しい眷属の3人よ。自己紹介なさい」
「『
「『
「ひっ。ぎぎぎ、ギャスパー・ヴラディですぅぅぅ。…このこかわいい…」
「『
ギャスパーは召喚したモーモンに目が行き、ツンツンとつついて反応をみている。ちょっといたずらしたくなる。 そこで小猫に目で合図を送り声をかける。
「モーモン」
俺の声でモーモンはゆらゆらと上下に揺れながらこちらにゆっくりと近づいてくる。
ギャスパーはモーモンの動きに顔を動かしながら追いかける。うんうん、いいかんじだ。
そのままギャスパーはおぼつかない足取りでふらふらと後を追う。そしてモーモンが俺の下にたどり着くか否かというときギャスパーの体が部屋から出掛けた。作戦成功と確信したとたん、イッセーがギャスパーの手を掴んだ。
「そんな引きこもってなんかいないで外に出ろって!」
作戦台無しだな…。
「ひぃぃぃぃぃいい!!!」
叫び声と共にギャスパーの瞳が紅く染まる。そして次の瞬間、世界が止まった。
実際には俺は止まっていないが他のみんなやモーモンは止まっていた。
それが数秒間続いたあと、瞳の色が戻るのと同時にみんなが動き始める。
「はぁ…やっぱりまだきついわね」
「リアス部長、今のはいったい」
「今のはギャスパーくんの
「ご、ごめんなさぃぃぃ…」
「部長、神器ってどういうことですか?」
「『
「見たものを停止とかどんなチートだよ」
「ただギャスパー自信の才能のせいもあって神器をコントロールできてないのよ」
「才能…ですか?」
「えぇ。ギャスパーは稀有な才能の持ち主で、なにもしなくても自然と神器の力が成長しているの。いずれは『
「うぅぅ…ぼくのはなしなんかしなくてもいいのに…」
「そうはいかないわ。あなたも私の大切な眷属の一人よ。私と朱乃は三大会談の調整にいってくるわ。あと祐斗はお兄様のところにいってちょうだい。神器について話があるらしいわ。やーさんも一緒にいってちょうだい。コカビエルとの戦いで話があるらしいわ。イッセーたちはギャスパーをお願いね」
そう言い残してリアス部長と朱乃さんはいってしまった。残された俺たちも指示された通りに動くことにした。
俺と木場はサーゼクスさんのところに向かっていた。今は学園長室にいるみたいだ。ちなみにイッセーの家に泊まってるらしい。イッセーの両親と会って意気投合したんだとか。
「「失礼します」」
ノックして中に入る。質素な作りのようでところどころに高そうなものがある部屋でその奥にサーゼクスさんは座っていた。そばにはグレイフィアさんも控えている。
「よくきたね。じゃあ早速本題に入ろうか。木場くん、神器を」
「はい。『
「へえ…たしかに聖の力も感じるね。神の不在の影響…か」
サーゼクスさんは剣をある程度確認すると木場に返した。その表情はなにやら昔を懐かしむような感じだった。
「次はやーさんだね。コカビエルとの戦いについて話してくれ」
「わかりました。はじめは…」
俺はそれからコカビエルとの戦いを説明しはじめた。ただ最後は俺は気絶していたから木場に頼んだが。
もともと俺に確認したのは実際に戦った当事者から話が聞きたかっただけらしい。会談の場ではリアス部長が説明することになっていて、俺に出番はない。そのこともあって先に呼んだようだ。
それから少し雑談をしてから俺たちはおそらくグラウンドにいるイッセーたちのところにいくことにした。
やーさんsideout
イッセーside
俺たちはギャスパー引きこもり脱出大作戦を実行することになった。
「いぃぃやぁぁぁぁああああ!!!」
「デイウォーカーなら日光は平気だろう?さぁ走れ走れ」
「こないでぇぇええええ!!!」
ギャスパーは絶叫しながら走っていた。なぜ絶叫しているのか。それは単純だった。
「ほらほら、ペースを落とすとデュランダルに切り裂かれるぞ」
「やめてぇぇぇぇえええ!!」
後ろからデュランダルを振り回すゼノヴィアが追いかけているのだ。悪魔の弱点である聖剣が迫っているとなればギャスパーでも走らなければならない。男にはやらなければ走らなければならないときがあるのだ。
「ギャーくん…」
「小猫ちゃん、ぼくを助けに」
「にんにく食べれば健康になる」
「小猫ちゃんがいじめるぅぅぅううう!!」
にんにくをもった小猫ちゃんが加わりました。
「おーやってんな。ゼノヴィアさん容赦ねえな。あいつが封印されてたっていう
首にタオルを巻き手には土のついた軍手。頭には麦わら帽子というどこの農家?といいたくなるような格好をした匙がやってきた。
「あぁ。ギャスパーっていうんだ。今は特訓…中…?」
「なんで疑問系なんだよ。つかお前のとこ美少女ばっかだな。金髪美少女とか」
「残念ながらあいつは男だ…」
「なっ!?そんなん詐欺だな。女装の引きこもりとかどんだけ難易度高いんだよ」
「だよな。見せたいのか見せたくないのかどっちなんだか。それよりお前はその格好なんなんだ?」
「ん?ああ、俺は今生徒会の仕事中だからな。すぐに戻る。今度魔王様や他の陣営のトップがくるんだろ?なら少しでもこの学校をきれいにしとくのも生徒会の、ひいては
胸を張って言い切る匙。でも…ただの雑用だよな?
「ほう、魔王の妹眷属たちはここでお遊戯か」
俺たちの前に浴衣を着たダンディーなおっさん…アザゼルさんがいた。
「ん?あんた誰だ?関係者以外立ち入り禁止だぜ」
「あー俺はアザゼル。堕天使の総督やってるもんだ」
「総督!?すすすすすすいませんでしたぁ!!!」
「本来なら知らないじゃすまされねぇぞ?今回は許すが」
「アザゼルさんは何の用で?」
「今この学園に来る理由なんざ会談くらいだろうが。それより聖魔剣使いいねえか?それか八草のやつ。あいつに消えた仙豆のことで聞きたかったんだが」
「今は二人ともいません」
「ちっ。まあいいや。まずはあれやめさせろ『停止世界の邪眼』ならあんなことやっても意味ねえだろ」
「「!?」」
「なに驚いてんだよ。あんなもん目見れば一瞬でわかるだろうが」
いや普通わからねえよといいかけたけどぐっと押さえ込んでゼノヴィアたちをとめる。小猫ちゃんもゼノヴィアもただ単に楽しんでただけだよね?
ギャスパーは今にも死ぬんじゃないかって感じだった。まあ本当に死にはしないが。
「ったく…制御できてねえのか。こいつの場合はスペックが違うみたいだが」
ギャスパーの両目を覗き込むように見た後総督は匙を指さす。
「それ『
総督の説明で匙は複雑そうな表情を見せる。
「あ、あのぉ…お、俺の神器、相手の神器の力も吸えるんすか?ただ単に敵のパワーを吸い取って弱らせるだけかと…」
それを聞き、総督は呆れた様子で言った。
「ったくこれだから最近の神器所有者は自分の力をろくに知ろうとしない。『
「じゃ、じゃあ、俺側のラインを…たとえば兵藤とかに繋げられるのか?それで兵藤のほうにパワーが流れると?」
「ああ、成長すれば本数も増える。そうすりゃ吸い取る出力も倍々だ」
「………」
匙は黙ってしまった。しかし、匙の神器思ってた以上にすげえな。力を吸い付くされてしまえばもう戦えねえじゃん。
「神器の上達で一番てっとり早いのは、赤龍帝を宿した者の血を飲ませることだ。ヴァンパイアには血でも飲ませておけば力がつくさ。まして赤龍帝の血ならな。じゃあ俺はもう行くぜ」
そう言ってアザゼルさんはどこかに行ってしまった。
残された俺たちは匙に協力を頼んで訓練を再開した。結局それは夜まで続いた。ちなみに匙はそのころになってようやく生徒会の仕事中であることを思い出したのであった。
イッセーsideout
どうもコクトーです
だいぶ遅くなりました
失踪はしない(予定な)のでご安心を
ただリアルが忙しすぎるだけなので…
べ、べつに感想がなくて落ち込んでなんかいないんだからねっ!
と、ダーレートークーなツンデレが出たところで無視していきましょう
そういえば50話超えてました
ヤッタネ!
ギャスパーの特訓(?)は壮絶ですね
次回はミカエルかな?
イッセーかやーさんかどちらがもらうのか!
自分にも不明!!
ではまた次回