ハイスクールDQM   作:コクトー

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かなり遅くなりました
すいません



会議とテロ

イッセーside

「全員そろったところで、会談の前提条件をひとつ。ここにいる者たちは、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している」

 

 サーゼクスさんのこの言葉で会議は始まった。

 

「まずはじめに私、リアス・グレモリーより此度の件について当事者としての観点より述べさせていただきます」

 

 リアス部長が淡々とコカビエル襲撃について説明していく。コカビエルのいた堕天使陣営のトップであるアザゼルさんにはたいそう耳の痛い話だろうな~とか思ってたがそうでもなさそうだった。

 

「以上が私、リアス・グレモリーとその眷属が関与した事件の詳細です」

 

 しばらくして説明が終わった。

 

「ありがとう。じゃあこの報告を受けて堕天使陣営の意見が聞きたい」

 

「意見も何も報告書にしたのがすべてだ。コカビエルの奴が単独で行った行動でそこに堕天使としての意思はない。コカビエルを止めるために送ったヴァーリが八草に倒されたコカビエルを持って帰ってきて即『地獄の最下層(コキュートス)』に送った。永久的にそこに送ったままにしとくさ。自業自得だ」

 

 さすがにこういう場ではやーさんじゃなくて八草で呼ぶらしい。

 

「説明としては最低の部類ですがあなた個人が我々と事を起こしたくないという話は聞いています。これは本当なのですか?」

 

「ああ。戦争なんざ二度としたくねえよ。興味もないしな」

 

「じゃあなんでここ数十年神器の所有者をかき集めているんだい?はじめは人間たちを集めて戦力の拡大を図って天界か我々に戦争をけしかけるもんだと予想していたんだが」

 

「でもあなたはいつまでたっても戦争を仕掛けてこなかった。『白い龍(バニシング・ドラゴン)』を手に入れたと聞いた時には強い警戒心を抱いたものです」

 

 サーゼクスさんとミカエルさんのその言葉にアザゼルさんは苦笑する。

 

「戦争のためじゃねえよ。神器研究のためだ。なんなら一部の資料をお前らにも送ろうか?結構いろいろと分かってきてるぜ。俺はいまさら戦争なんてさらさら興味はねえ。今の世界で十分満足してるしな。俺はむしろ部下どもに『人間界の政治に手を出すな』と言い渡してるくらいだ。…たく、俺の信用はこん中で最低かよ」

 

「それはそうだ」

「そのとおりね☆」

「そうですね」

 

 魔王様と天使長様の意見が一致した。アザゼルさんってどこまで信用ないんだろうか…。

 

「チッ。神や先代のルシファーよりマシかと思ったがお前らもお前らで十分面倒くさいな。こそこそやるのもこれ以上は面倒だな。あーわかったよ。なら和平を結ぶとしようぜ。もともとお前らもそのつもりだったんだろ?」

 

「まさか君がその話題を持ちだすとはね」

 

「ええ。私もそう思いました。私から悪魔側と神の子を見張る者(グリゴリ)に言い出すつもりでしたが。このままこれ以上三すくみの関係を続けていても、いまの世界の害となる。天使の長である私が言うのも何ですが戦争の大本である神と魔王は消滅したのですから」

 

 ミカエルさんの言葉を聞いてアザゼルさんが笑い出す。

 

「ハっ!あの堅物のミカエルさまが言うようになったね。あれほど神、神、神さまだったのにな」

 

「…失ったものは大きい。けれど、いないものをいつまでも求めても仕方がありません。人間たちを導くのが、我らの使命。神の子らをこれからも見守り、先導していくのが一番大事なことだと私たちセラフのメンバーの意見も一致しています」

 

「おいおい、いまの発言『堕ちる』ぜ?と思ったが『システム』はおまえが受け継いだんだったな。いい世界になったものだ。俺らが『堕ちた』頃とはまるで違う」

 

 サーゼクスさんも同意見を出した。

 

「我らも同じだ。魔王がいなくても種を続存するため、悪魔の先に進まねばならない。戦争は我らも望むべきものではない。次の戦争をすれば、悪魔は滅ぶ」

 

「そう。次の戦争をすれば、三すくみは今度こそ共倒れだ。そして、人間界にも影響を大きく及ぼし、世界は終わる。俺らは戦争をもう起こせない。そもそも神がいない世界が間違いだと思うか?実際はそうじゃない。神がいなくてもーー世界はまわる」

 

 さっきまでふざけた調子だった総督も一転して真剣な面持ちとなった。

 

「で、赤龍帝に八草。お前らはどうするつもりだ?」

 

 なぜか俺たちに話がふられた。

 

「お、俺ですか?」

 

「おう。仮にも二天龍と言われたドラゴンのうちの一体をその身に宿してんだ。この場でどうしたいか話を聞かせてもらおうと思ってな。うちのヴァーリは戦闘狂だからな。お前までそっちの類だと世界があぶねえかもしんねえし」

 

「もーアザゼル、その言い方はないよ!たしかに戦いは大好きだけど…」

 

 認めてるじゃん!!

 

「お、俺は楽しく生きていけたらなーなんて…」

 

 こんなことしか出てこねえよ!

 

「なんで俺も何ですか?俺はドラゴンなんか宿してはいませんよ?」

 

「宿してないって言っても呼び出せるだろ?それこそ無数に。いやーすっかりだまされたからな。お前『豆の木(オートビーン)』以外にも神器持ってやがったな?しかも俺が存在すら知らなかった神器を。豆も急に消えちまうしよぉ」

 

「豆の木は壊れたのでたぶんその時に消えたんだと思います。俺の神器は今は魔物牧場(モンスターファーム)だけですよ」

 

「それ研究させ」

 

「お断りします」

 

「ちぇ。あきらめねえかんな。それと、お前らはもう備えてるのか?」

 

「そなえるとは何にですか?」

 

「戦争をしない今一体何に備えるというんだい?」

 

「お前らのとこに情報あがってねえのか?テロ組織だよ」

 

「数年前から少しずつ上がってはいるけど…」

 

「私たちも同じようなものです」

 

「そいつらの名は『禍の団(カオス・ブリゲード)』。俺たちが今もっとも備えないといけない相手だ」

 

 そうアザゼルさんが言った瞬間、世界が止まった。

イッセーsideout

 

 

 

 

 

やーさんside

 アザゼルさんの言葉とともに世界が止まった。

 

『大丈夫かヨー?念のためこっそり『メタルスライムのペンダント』忍ばせててよかったヨー』

 

 頭の中に露さんの声が響く。

 

(いつのまにやってたんだ?気づかなかったぞ)

 

『がんばったヨー』

 

(まあ助かったよ)

 

「動けてんのはそれぞれのトップとその護衛。それから八草とグレモリーだけか?」

 

「そうみたいだね一体何が」

 

「これは『停止結界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー) 』だな。おいグレモリー、お前のとこの眷属だよな?」

 

「はい。まさかテロに利用されて…」

 

 そこに爆発音が響く。グラウンドを見ると多くの魔方陣から魔法使いが次々とでてくる。

 

「とりあえずイッセーたちを戻しましょう。『いてつく波動』」

 

 俺の放った『いてつく波動』によって周りの全員が動き出す。

 

「おいやーさん!今何したんだ!?やっぱお前研究させ」

 

「後にしなさい」

 

「リアス、神器所有者の下にいけるかい?」

 

「はい!部室に使っていない『戦車(ルーク)』の駒があります!それを使って移動します!」

 

「部長!俺も行きます!ギャスパーを助けたいんです!」

 

「グレイフィア、二人同時に移動できるようにできるかい?」

 

「もうできております」

 

「では行ってまいります!」

 

 リアス部長とイッセーが部室へ転移した。

 

「ヴァーリ、お前は外の魔法使いを相手してこい」

 

「わかったよー」

 

「俺も行きます。対多数なら得意です」

 

「わかった。じゃあ八草君も行ってくれ」

 

 俺とヴァーリはそろって外に出た。グラウンドにはあちこちに魔法使いがいる。その数はかるく100は超えるだろう。

 

「意外と数がいるな」

 

「全部私がやってもいいよ?」

 

「まさか。むしろ俺…いやこいつらがやるよ」

 

 俺の後ろに大きな魔方陣が2つ表れた。

やーさんsideout

 

 

 

 

 




どうもコクトーです

かなり遅くなりました
いやー忙しい…
テスト嫌や…レポート嫌や…

今日気付いたんですが『明久一行のSAO』ついに1周年をむかえました!!!
あんまり話進んでないけどね!
早急になにか短編でも書き上げます…

まだあげれませんがオリジナルも書いていてそっちにかかりきりなので今後も遅くなります…
とりあえず10万文字超えたら『小説家になろう』さんであげる予定です
たぶん8月途中くらいになるかな?
よかったらどうぞ…

ギャスパーくん救出はほぼ原作そのままで行く予定です
書かなくていいかな?
それともダイジェストとかでもいるかな?
考えねば…



やーさんが出したモンスターは一体!?

ではまた次回
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