やー「!!」ガクガクガクガクガクガク
ああなぜこんなとこにいるのだろうか…。
「我を従えるだけの力を示せ。今の汝には挑む権利がある」
最強の一角と言われる霊長、レティス。突如として現れたそいつの放つ気に若干引きながらも俺はレティスをじっと見つめていた。
『やーさん、さすがに今は無理ヨー。いくら回復したっていっても無謀ヨー』
露さんが止めてくる。
「無謀でもさ、せっかくこうやってチャンスもらえたんだぜ?それに、対策って訳じゃないけどそれらしい呪文も使えるようになったし、今逃げれば二度とこんなチャンスない気がするんだよね。だから俺はやりたい」
『やーさん………ならその武器はやめるヨー。せめてこれでいくヨー』
露さんが出したのは『きせきの剣』。攻撃するたびに体力を回復する剣。
「ありがとうございます露さん。じゃあレティス、やりましょうか。絶対に認めさせてみせます」
「来い!」
こうして、俺VSモンスターズ延長戦、俺VSレティス最強の一角が始まった。
「まずは積まないとな!『ピオラ』『スカラ』『インテ』三積み!」
それぞれを三段階重ねがけする。これで少しはまともになるはずだ。
ふとみるとレティスの口元に雷が集まりだす。あれって…
「いきなり『ジゴスパーク』かよ!ここは、『まもりのきり』」
ジゴスパークがまもりのきりに阻まれる。まもりのきりは一度だけだがどんな技からも守ってくれる『特技』。連発できないのが欠点だが。
「さて、いくぜ、『メラミ』!」
今度は俺からレティスに向け炎の球が飛んでいく。しかしレティスは翼で風をおこし、メラミをかきけした。
「なんちゅーでたらめな!」
メラ系統の呪文の中で今の俺が使える呪文の中では一番強いんだけどな…。まあそれでも上につ以上あるけどね。
レティスが次の攻撃に移ろうとした。その前に俺は勘でもって対策をたてる。
「『マホカンタ』呪文であってくれ!」
突如レティスの回りで大爆発が起きる。レティスの『ジゴデイン』だ。俺に向けて放ったのがはねかえったらしい。これはかなりききそうだ。
爆発で起きた煙が消え始めるのを見て次の攻撃への準備をする。しかしその時、いきなり目の前にレティスが現れる。『しっぷうづき』。相手の先手をとる物理攻撃。
「くっ、『だいぼうぎょ』!」
なんとか『だいぼうぎょ』が間に合いダメージはそうとう減らした。しかし今ので体力をほとんど持ってかれた。飛ばされながらレティスをみると、再び『しっぷうづき』を繰り出そうとしている。
「連続ではきかねぇよ。『アタックカンタ』」
今度もいきなり現れて攻撃してきたレティスだったが、今度ふっとんだのはレティスだった。『アタックカンタ』は物理攻撃を跳ね返す補助呪文。勢いを返し切れず少し俺も飛ばされたが、レティスの攻撃をはねかえした。
「汝、いいな。素晴らしい。もっと私を認めさせろ!」
レティスから『いてつくはどう』が放たれる。積んだのがすべて無効化された。
「『ベホイミ』、『インテ』三積み、からの『ヒャダルコ』!」
『ベホイミ』で回復しつつ、レティスの死角となる上から『ヒャド』の雨を降らせる。『インテ』で呪文の威力をパワーアップさせた上での『ヒャダルコ』。本来対大人数への呪文だが、相手が巨大なためすべてレティスに降り注ぐ。レティスにある程度ダメージを与えれたはずだ。
「まだまだ!『イオラ』『バギマ』『ドルマ』『てっぽうみず』『かまいたち』!」
ヒャダルコで作った隙を埋めるように呪文と攻撃技を連発する。魔力の残りがあまりない。これで決めないとまずい!
「ラストぉ!『しっぷうづき』からの、『しぜんぎり』!」
『しっぷうづき』で一気に近づき、自然系統モンスターに大ダメージを与える剣技『しぜんぎり』を放つ。レティスもランクAのGサイズのモンスターといえど自然系統には変わりない。これでダメージが与えられたはず…
すると、レティスは煙を吹き飛ばし宙に舞った。くそ!だめか。
「汝の力は見せてもらった。まだ我を従えるには早い。が、その片鱗は見てとれた。いずれその時がこよう。今の汝を乗せて飛ぶのは構わんがまだ従うことはできん。ランクが上位のモンスターやGサイズのモンスターの中には我のように力を示さねばならぬものもいる。強くなれ。我らの王よ!すべてのモンスターを従えてみせよ!その時は我も本当の力・・・・で汝に仕えよう」
レティスは魔方陣から帰っていった。
俺は疲れからか一気に力が抜けた。いつのまにか側に来ていた露さんの胸に抱えられ倒れずにすむ。
『やーさん、お疲れ様ヨー。今のやーさんなら上出来ヨー』
露さんは俺の頭をなでながら迎えてくれた。
「本当は勝ちたかったんですけどね。まだまだ届かない。レティスのやつ、本当は最後のやつしぜんぎりダメージないでしょう?」
『三積みヒャダルコはまだましだったと思うヨー?』
「あれもヒャダルコでなくヒャド系最上級の『マヒャデドス』なら決定打でしょうか?」
まだ俺の使える呪文は高いやつでも第二段階。まだ上に二つ段階がある。しかし、二つ目と三つ目の間はとてつもなく広い。まだまだ努力がたりないな。
『今は休むヨー。仙豆を食べて』
露さんが仙豆を食べさせてくれる。疲労もとれた。そしてまだまだ弱いこともわかった。
「悪魔になったから少しはましになったんでしょうけどね。やはりランクAには届きませんか。次はモンスターも一緒に挑みますか…」
『早くも次の作戦かヨー。それと、今日の戦闘で新たに何種類か召喚できるようになったヨー。これでやーさんのモンスター戦も楽しくなるヨー』
「どいつですか?」
『ランクEの残り全部とランクDの一部ヨー。『メタルスライム』もいるからこれからモンスターのレベル上げが楽になるヨー。私も楽ヨー』
「メタルスライムもですか?レティスからの贈り物でしょうか?そうですね…メタルスライムは『スライム』と『メタッピー』、あと『ドラゴン』の修行相手にしてください。彼らをとりあえず育てなければ」
メタルスライムは体力が非常に少ないが経験値がかなり高い。初期のスライムの500倍くらいある。つまり一体で500体分。効率もはね上がる。
『スライムは既にランクEより強いヨー。転生も既に94回。断トツヨー。なんでスライムばっか鍛えるヨー?』
「スライムは俺の一番最初のパートナーですから。最初のパートナーに最強になってほしいんですよ。それにSランクに打ち勝つスライムも見てみたいですし」
『面白そうヨー。ん?黒歌から連絡ヨー。終わったそうヨー』
「わかりました。では戻ります。今日はみな休みにしてください。露さんもお疲れ様でした」
『わかったヨー。またくるヨー』
俺は空間から地下室に戻った。黒歌が迎えてくれて、そのままリビングに向かった。
リビングに着くと、小猫とリアス部長と朱乃さんが席についており、机には美味しそうな料理が並んでいた。
「これはおいしそうです。ありがとうございます。それと小猫、よだれをふきなさい」
俺は皆にお礼を言って、まだかまだかと待ちわびる小猫によだれをふく。
「私達が腕によりをかけて作ったのよ♪召し上がれ♪」
「ではいただきます」
早速魚に手をつける。味もしっかり染みてておいしい。他の料理もとてもおいしい。
「さすが皆さんですね。どれも美味しいです」
「にゃは♪ならついでに私もおいしくいただくにゃん?」
「…姉様、ずるいです。私も食べてもらいます」
なにやら雲行きが怪しくねぇか?
「あら?いいわね。なら私は逆に食べちゃおうかしら」
「私も食べていいんですよ?」
「あの~皆さん、なにやらおかしな方向に…それにリアス部長、俺とあなたでは立場的にも問題が…」
「あら?私はありませんわ。なら段階ですわね。やーさん、食べてくださる?」
「やーくんは私達のにゃ。やーくんを食べるのは私達だけで十分にゃ」
「…そうです。やー兄さんには私達がいれば十分です。部長も先輩も諦めてください」
「リアスはともかく私は諦めませんわ。やーさんとあったのはあなた達とほぼ同じなんですよ?」
「私はともかくっとどうゆうことよ!」
「えっと…俺はこれで…」
コマンド たたかう にげる← どうぐ
こうゆう時は逃げるに限る!
「「「「どこにいくの(にゃ)(ですか)(かしら)?」」」」
しかしまわりこまれた!
あっダメだ逃げ場ねぇ。
「えっと…部屋にいこうかな…とか?」
「なら全員で行きましょう。それでいいわ」
「………空間開放」ぼそっ
俺は自分の足元に空間を開いた。そして重力にしたがって落ちる。床には魔方陣をかいておく。これでごまかせるはずだ。
かくしてレティス戦以上かもしれないピンチを切り抜け、空間で夜を越した。露さんビックリしてたな…。
次の日の部活が恐ろしい。無事に帰ってこれるかな?
どうもコクトーです。
この物語では呪文や特技の使い方がおかしかったりします。
単体技を多数にぶつけたり、対多人数の技を単体にぶつけたりします。
そしてしっぷうづきそのもので攻撃することはほぼなかったりします。
先制攻撃って便利だよね!
ぽOもんのアニメの
サOシ「ピカチOウでんこうせっかでかわせ!」
と一緒だよね!
とゆうことでまた次回