皆は神様転生というものを知っているだろうか。
そう、最近のなろう系小説にありがちなアレだ。
自分も身に起きるまで信じていなかったが、まさか本当にそんなものがあるとは全く思っていなかった。
「ちょっと、きいてますぅ?」
なんて言う青髪ポニーテールの人を小バカにしたような顔つきの自称女神に会うまでは・・・。
「あなたは、老人の乗った某殺人ミサイル乗用車がコンビニに突っ込んできて潰されてしまったの!今時そんな死に方あるぅ?プーックスクス!」
人の不幸を笑う自称女神の顔を殴りたくなったがグッっと堪えた自分を褒めてあげたい。・・・この駄女神に不幸あれ。
「で、本来ならと私の管理する世界に送るんだけど・・・あなたは上からの指示で送る世界も転生特典も決まってるの。じゃ、さっさと行ってちょうだい。」
足元に魔法陣的なのが広がると光が満ちていく。
いうことだけ言って、転生する世界の説明も転生特典の説明もしない駄女神め不幸あれ。
「あー、終わった終わった。まったくこんなので私をコキ使うなんて上もなってないわー。次で最後だし終わったら自室で酒盛りね!」
この後、自称女神に最大級の不幸が降りかかるとかなんとか・・・。
*******
『お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪お兄ちゃんっお兄ちゃんーお兄ちゃ~んお兄~ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん?お兄ちゃん♪』
んんっ、うるさい・・・。頭の中で誰かが呼んでいるような声で覚醒する。
『あっ、起きたんだねお兄ちゃん。待ってたよ、おかえりなさーい、お兄ちゃん♪』
ぬぅ、やはり頭の中から声が・・・できることなら声量を抑えてほしいガンガンする。
『ごめんなさい、お兄ちゃん。』
ん、ちゃんとごめんなさい出来て偉い。ところで、君は誰かな?
『えへへー、お兄ちゃんに褒められちゃった♪私はお兄ちゃんの転生特典でお兄ちゃんの妹のソラル・シスターだよ!』
ソラル・シスター・・・はて、どこかできいたような?
『お兄ちゃんのやってたElona/Overhallのかわいいかわいい妹だよ!』
あぁ、思い出した。妹の妹による妹のためのキャラを作るっていってプレイヤーキャラでわざわざ選んでやりこんだな・・・。
『そうだよ、ちなみにステータスもスキルもゲームのまんまだよ、お兄ちゃんの見た目もわたしだよ♪あと、ゲームと同じことできるからね。やっと一つになれたねお兄ちゃん♪』
oh...俺は幼女にTSしてしまったのか・・・。
インベントリにたまたまあったドレッサーを取り出し鏡を改めてみると、たしかに赤いワンピースに緑色の瞳、黄色いリボンでまとめられた緑髪にツインテールだ。笑ってみると鏡の中の妹が可愛い笑顔を返してくる。・・・あなたは萌えた。
数分かけて鏡を見たあなたは自分が妹になってしまったことを認識した・・・が不可解なのが胸である、なぜかこの妹、胸が発達している。
『キャラがかぶってるんだよ!キミィ!』
あなたは、どこかでロリ巨乳な女神が叫んだ声が聞こえた。
『胸とお尻が大きいのはペットにしてた大きい妹のせいだと思うよ。多分混じっちゃたんだよ。』
oh...なんてことだ。ロリは貧乳もしくは微乳だろ!貧乳なのを気にしている姿が最高に萌えるのに!まったく・・・まぁ、可愛いから許してやろう。
しかしだ、ここは薄暗い上に何だかモンスターっぽいのに囲まれているんだが・・・
『確かにうるさいね、倒しちゃおうよお兄ちゃん。』
む、戦闘などしたことないんだが?
『大丈夫だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんは私で、私はお兄ちゃんだからね!』
頭の中の妹はそういうと戦闘を始める。身体が勝手に動く感覚はこんな感じなのかと考えていたがモンスターが次々とミンチになり灰へと変わっていく。この妹、やさしい笑みを浮かべながら敵を屠っていきやがる・・・ちょっとこわい。
『終わったよ、お兄ちゃん♪戦闘とかはまかせてね。』
あなたは妹の姿に目を細めた。・・・はっ!!抗えない何かが勝手に!?
して、妹よ。ここがネフィアなのは分かるがどこかわかるかね?
『ダンジョンはダンジョンだよ、お兄ちゃん?とりあえず出てみればわかるんじゃないかなぁ?』
たしかに、それもそうだ。上を目指そうか。
『うん、それがいいよお兄ちゃん!』
*****
きゃああああああああ!!
ん、悲鳴が聞こえる。
『うん、悲鳴だね。行ってみる?』
妹猫ちゃんかもしれないからいこうか。妹猫ちゃん可愛いしなにより★特製肉まんじゅう美味しいし(゚д゚)ウマー
全力で走っていこうか。
『む、たしかに妹猫ちゃんは可愛いけど浮気はダメだよ?お兄ちゃん!』
ケモミミもふもふしたーい!妹猫ちゃんの★特製肉まんじゅうモグモグしたーい!
『むむむ!もうすぐつくよ!お・に・い・ちゃ・ん?』
ア、ハイ!妹様が一番可愛い妹であります!・・・妹怖いでござる。
上の階層に出ると緑色のデカい芋虫に襲われている冒険者らしき集団が見える。
妹猫ちゃんじゃなかった件について。はー、つっかえ。
『そうだねー。でも、困ってるみたいだけど助けちゃう?いいことあるかもしれないよ?』
妹猫ちゃんじゃなかったけど、ケモミミっ子とかエレアとかいるみたいだし助けようかー。人が死ぬのを見てるだけってのは罪悪感がすごいし。
まずは集団の近くのを引き寄せようか。
『はーい!別に倒してしまっても構わんのだろう?』
おいおい、妹よそれはフラグだぞ?
★《異形の森の弓》を誇らしげに構え射撃した。芋虫は引き寄せられた。芋虫は毒により絶命した。あたりに酸が飛び散った。
芋虫に当たると同時に異次元の手が発動し近くに引き寄せられると同時に毒によって絶命する。
次々に矢を放ち、どんどん引き寄せ絶命させていく。Elonaの弓の通常弾は無限なので残弾を気にする必要はないし、あたりに飛び散る酸なども武器や防具に耐酸コーティング液を塗りたくっているし、防具の効果により浮いている妹ちゃんには関係ないのである。・・・たまに異次元の手が発動せずに冒険者たちの近くで酸が飛び散っているが上手く防いでいるので良しと思うことにしよう。
初めましての方は初めまして
初めましてじゃない方も初めまして
実は昔にダンまち×Elonaを書いていましたが、世にも奇妙な不幸な事故が重なりに重なり消えてしまったのです
なので、初投稿です((