緑谷出久は光と雪の守護者   作:雷神 テンペスタ

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今回はオリジナルの話になります。

クローム髑髏がまだ凪だった時に出久に出会ったらという展開です。ここからはアニメ原作共に違う展開(ドラえもんの方でもそうですが)になると思います。ですが、進みは多方アニメ一緒です





視点は、出久です。


標的4 凪との出会い

一昨日は大変だった。ランボの件をツナや颯から屋上で聞かされた時にリボーンの愛人(何で赤ん坊の愛人って思ったけど)であるビアンキさんという女性がいきなりポイズンクッキングっていう毒料理を投げつけて来たんだ。体質で、作る料理は毒料理になってしまうらしい。そして驚いたことにビアンキさんは颯の姉らしく、昨日どこかに行っていたのはビアンキさんがここに来たから探していたらしい。まぁ色々あってビアンキさんはツナの家に居候する事になった(ツナは拒否ってたけど。)それとランボもね。

 

 

「今日はリボーンの勉強もないからのびのび遊べるぞ〜!」

 

「「「ははは…」」」

 

目が燃えてるツナはそう意気込んでいた。リボーンのスパルタさは僕も経験してるから気持ちはわかるな。リボーンは今日、イタリアに用事があって帰っている。それで今日は学校も休みでツナ、颯、美奈の黒曜の商店街に遊びに来ていた。いつもは並盛の商店街なんだけど、他の街にも行ってみない?って美奈が言って僕達は賛成して、やってきたんだ。僕も黒曜には用事があったから良かった。…僕以外女子っていう構図に慣れて来てるのがびっくりなんだけどね…

 

「はやちゃん!ちょっと向こうに欲しいものあるからきて!」

 

「うん、10代目。」

 

ツナは男のふりを(不本意みたいだけど)してるから、なかなかアクセサリーや可愛い物が買えなかったと前に言っていたし、颯と一緒に買う事で彼女に買ってあげる彼氏みたいになると考えついたみたい。それは確かにって思ったなぁ。

 

「最近ツナって、男装隠す気ないね。」

 

「名前もお父さんが勝手に決めたって言ってたしね。隠す理由もないし、僕達が知ってるからだと思う。」

 

「それもそうだね〜。じゃあ私も行ってくるね〜!」

 

美奈はそう言いながら、ツナ達の元へ走っていった。颯がとてつもなく、まぁ一緒に行くって時点から不機嫌になったけどね。って僕1人になっちゃった!?まぁいいか、みんなとは昼頃に集合するって決めてたし。僕は特に何もなかったから近くの公園に行く事にした。少し用事もあったからミルクを買ってある場所に向かった。

 

ーーーーーーー

 

僕は公園まで来ていた。実はここの隅には、捨て猫がいるんだ。前に並盛の他の街も探索してみたくなって、黒曜を歩いていたら、偶然見つけたんだ。僕の住んでるマンションは管理人が猫嫌いらしく猫は禁止。だから飼えない。ツナ達に頼めば飼ってくれるだろうけど…

 

「あれ?」

 

そんなことを考えてるうちに仔猫の近くに見たことがない人がいた。紫色の髪でロングヘアの少女だった。少し緊張するけど、颯と一緒に住んでから女子に対する免疫は多少ついた(と思いたい)から声をかける事にした。

 

「こ、こんにちは?」

 

「!!?…だ、誰?」

 

結局少ししどろもどろになった。驚いた少女に僕は罪悪感を感じて、ご、ごめんね!と慌てて謝ってから、仔猫の事が気になるのって聞いた。

 

「…寂しそうだったから気になって。」

 

「そ、そっか。あの…これこの子の為のミルクとご飯なんだけど。あ、あげてみる?」

 

「いいの?」

 

「も、もちろん!」

 

僕は家から持ってきた猫マンマのパックとさっき買ったミルクを入れた紙皿を彼女に見せた。

 

「…もらう。」

 

少女は少し考えてからそれらを受け取り仔猫にあげて、少女の顔は子猫の方を見ながら微笑んでいた。…あっ。

 

「お、遅くなったけど、僕の名前は緑谷出久!」

 

「…私は…凪。」

 

少女…凪さんは、名字を言わずに名前だけを教えてくれた。きっと言いたくない事情があるんだと思い、聞かなかった。すると、凪さんは立ち上がって、ミルクとご飯を僕に渡してくれた。改めて姿を見ると颯と美奈に負けない程の美貌の持ち主だった。

 

「ありがとう。出久。じゃあね」

 

彼女はそう言って、公園の入り口へ歩いていく。僕は咄嗟にこう言った。

 

「ま、またここに来る?凪さん!」

 

何故こう聞いたのかは分からないけど、彼女の様子を見てこう言わなきゃと思った。

 

「…来ると思う。」

 

凪さんは少し微笑んでそう答えてくれて、彼女は公園から出ていった。僕は少し晴れやかになって、子猫を撫でてからツナ達がいるであろう、商店街に戻って行った。

 

ーーーーー

 

それから4日がすぎて、僕は今日も黒曜の公園に来ている。あの日から毎日行ってるから日課になっていた。それと凪さんは来てくれている。正直嬉しかった。それに凪さんとはこの2日目で仲良くなっていた。そういえば…

 

「凪さんって学校とかどうしてるの?」

 

僕は学校帰りにここに来ている為、制服でここに来てるけど、凪は最初の時から白いワンピースだった。

 

「…私、学校が苦手で、行ってないの。」

 

「そうだったの?」

 

「うん、だからいずっくんやこの子に会えてよかったって思うの」

 

凪さんは仔猫を抱き締めて撫でながらそう言ってくれた。僕をここまで信用してくれるとは思ってなかったし。出会いも偶然だったけど、嬉しかった。ふと時計を見たらもう19時になっていた。

 

「あっ!ご、ごめん!凪さん!家の人にが心配するから帰るね!!」

 

「…そうなの?じゃあまた明日会いましょう。」

 

「うん!ごめんね!」

 

「大丈夫」

 

僕は断りを入れてから、急いで帰った。

 

 

ーーーーー

 

 

「…出久様?何で4日前からいつもいつも遅いわけ?」

 

急いで帰ると鬼の形相で睨んだ颯が仁王立ちで待っていた。そのまま正座をさせられていた。実はこの4日間遅くなっていた。いや仔猫の事話せばいいんだけど、問題は女の子と2人きりって知られるのがまずいんだ。何故だか知らないけど、笹川さんや黒川さん以外の女子と話すと颯を含めたツナ、美奈の3人は非常に不機嫌になるから。

 

「ご、ごめんね。颯。ちょっと用事で。」

 

「その用事でっていうのは4日間耳にタコができるくらい聞いた。こんなに遅くまでの用事なの?私には言えない事?」

 

「う…」

 

それを言われてしまうと何も言えなくなってしまう。でも話したらさらに颯を怒らせてしまうかもしれないし。なんて言うジレンマなんだよこれぇ

 

「別に話せばいいじゃねぇか。」

 

すると甲高い声が聞こえた。

 

「「リボーン?」」

 

「チャオっす。デク、颯。別にやましい事じゃねえんだゾ。ずっと黙ってたっていつかはわかるんだ。子猫の事。」

 

「…何で知ってるの」

 

「俺はおめえの家庭教師(カテキョー)だからな。」

 

それを聞くと妙な納得がある…

 

「出久様…話して。」

 

「…わかったよ」

 

僕は意を決して、凪さんや仔猫を話した。颯は特に横槍を入れずに聞いてくれていた。

 

「……それならそうと言ってくれたっていいのに。」

 

「女の子と2人きりで話すと怒るから言わないんじゃないか。」

 

「そ、それはそうだけど。…明日は私も行くから。それに10代目も。」

 

「…わかったよ」

 

まぁ…いつか凪さんに紹介したかったからいいか、ちなみにリボーンは、いつの間にかいなかった。ツナの家に帰ったんだと思う。明日は気にしてなかったけど休みだから朝から行けるね。

 

 

ーーーーーー

 

 

そして次の日、僕、颯、ツナそれと美奈もいた。仔猫の事を話したら、来た。颯は美奈が来るとわかったらまた不機嫌になっちゃってたけどね、僕達は公園の隅の方に行った。凪さんはいつものように座って仔猫に世話をしていた。

 

「凪さん!おはよう。」

 

「いずっく…だれ?その人達。」

 

凪さんは少し警戒して言ってきた。まぁ…そうなるよね。凪さんは人が苦手らしいし。

 

「ごめんね。凪さん、仔猫や君の事を話したらついて行くって言われて、嫌だった?」

 

「…そうなの?別に嫌じゃないけど。」

 

「ほっ…じゃあ紹介するね。」

 

「オレは沢田綱吉!よろしくな!」

 

「はじめまして!山本美奈!」

 

「獄寺颯。よろしく」

 

「…よろしく」

 

それからツナが女子だって事を聞いた凪さんは予想通り驚いていた。見た目男子で男口調だからしょうがないね。そして仔猫を挟んで楽しく話している女性陣を置いて僕は仔猫のミルクを買いに商店街に来ていた。流石に男1人であそこにいるのはキツかった免疫力ついたとは言ってもね。

 

「すいません!ミルクください!」

 

「お!いつものあんちゃんだな!ほらよ!120円でい!」

 

すっかり顔見知りになったミルク売りのおじさんにお金を渡して僕は公園に戻り、ツナだけで凪さん、颯の姿がなかった。

 

「あれみんなは?」

 

「はやちゃんは、電話があって向こうにいて、なぎっちゃんは御手洗!」

 

「そっか」

 

愛称を呼ぶまで仲良くなったみたい、やっぱり女子同士だと打ち解けるは早いのかな。

 

 

 

ーーーーー凪が危ない!!!

 

 

「え!?」

 

突然声が聞こえ後ろを振り返っても誰もいなかった。いや仔猫がいたけど…気のせいか?

 

「どうした?」

 

「いやなんでも…」

 

 

 

ーーー公園の入り口へ急いで!!!

 

 

 

 

いや気のせいじゃない!

 

「ツナ!公園の入り口に行こう!」

 

「え!?うん!」

 

ツナと一緒に急いで公園の入り口に走った。するとそこには凪さんと僕たちの知ってる仔猫とは違う猫が道路にいた。きっと凪さんはあの猫を助けようとしたんだ。

 

「出久!!トラックが来てる!」

 

「は!?」

 

見るとトラックが凪さんと猫の間近に来ていた。やばいあれじゃ引かれる!!

 

「出久!!」

 

僕はツナの声も聞かず脇目も振らずに凪さんと猫の元に走って行く。すると腕と足に何かが当たり軽くなった気がした。僕は凪さんを抱き寄せてから猫を手で持ち反対側の歩道まで来た。スピードを乗せすぎた為か壁に激突してしまった。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「いずっくん!!」

 

凪さんは少しの怪我をしていたけど無事だった。猫は…ちゃんと助けれたか…

 

「無事で…良かった。」

 

僕の意識はそこで途切れてしまった。

 

 

ーーーーーー

 

夢を見ていた。辺りは真っ白で僕は1人だった。

 

『君のお陰で1つの歴史が変わった。』

 

声が聞こえた。さっき公園で聞いた声にも似ている。

 

『これから先、君には様々な出来事が起きる。きっと君なら乗り越えれる。』

 

「あなたは一体…」

 

『オレはーーーーーだよ。』

 

名前はノイズが走り、聞こえなかった。でも聞き覚えが少しあったような気がする。

 

『まだ聞こえないか…さぁ目が覚める時だよ。』

 

「また会えますか?」

 

『それは分からない。でも君が望むならばきっと会えるだろう。』

 

「はい…」

 

僕は返事をすると、途端に下に行くような感覚に落ちた。上を見るとさっき話した声の主であろう人物がいた。

 

 

その姿は…ツナに似ていた。

 

 

「……ん?」

 

「「「「出久(出久様)(いずっくん)!!」」」」

 

目が覚めるとツナ、凪さん、颯、美奈が心配そうな顔で僕を見ていた。周りを見るとどこかの病院の病室だった。

 

「うわっ!?…っつぅ」

 

驚いて起き上がると背中に痛みが走った。あっ、気絶する前に壁に当たったんだっけ。凪さんを見ると腕に包帯があるだけで、他は特に怪我はなかったみたいだった。

 

「凪さんが無事で良かった。」

 

「…良くない!私よりもいずっくんだよ!何で自分よりも私なわけ!?」

 

ほかの三人を押し退けて凪さんは涙を流しながら、そう言った。

 

「…凪さんに何かあればそれこそヒーローじゃない。見捨てるような事は僕はできない。何を言われようと、あの行動は後悔なんかしないから」

 

人1人救えないで何がヒーローになるだ。

 

「それでいずっくんが死んじゃったら、何もないじゃない!!」

 

凪さんは涙を流しながら、怒っていた。僕の為を思って怒ってるのはわかってる。凪さんはそのまま座り込んでしまい、ツナと颯は凪さんの頭を撫でていた。

 

「はぁ…出久が勝己に挑む時も思ったけど、自己犠牲は身を滅ぼすよ?」

 

美奈は呆れた顔で僕にそう言った。

 

「…わかってるよ。」

 

「これに懲りたら以後気を付けなさい。」

 

「…うん」

 

「本当にわかってる?」

 

「出久様わかってる?」

 

「いずっくん!ほんとにわかってる?」

 

「出久。」

 

「わ、わかってるよ!」

 

4人からジト目で再確認されたからしどろもどろになりながら、そう言った。

 

「今後出久が無茶しないように見張るから!」

 

美奈の一言で僕はこの日からツナ、美奈、颯の3人に無茶しないように見張られるのであった。えぇぇ…




雷神「はいということで、クローム髑髏はクローム髑髏になりません!」

銀「他にも変わるんか?」

雷神「時系列的にも変わってるね。凪が事故にあったのって黒曜編の後からヴァリアー編の間だろうからここから原作とアニメ版と変わっていく。」

銀「さぁ次回はどうなるか

雷神「次回は、ハルとイーピンが出てきます。次回の次回でディーノさんやサクラクラ病もだします!」

銀「次回もお楽しみにな!」

黒曜編で出久に戦って欲しいのは?

  • バード
  • 双子
  • MM
  • 柿ピー
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