プァーン!
青函トンネルから、南と高山が乗ったL特急「はつかり」は函館へと驀進していくのだ。
はこだてー、はこだてー、ご乗車有難うございました、終点の函館です。
と、アナウンスが流れた。
「やっと、函館か。」
「函館と言えば、朝市だよ。」
「高山は食い系か。」
「アハハハ。」
と、苦笑いする。
函館は北海道の玄関である、人口は30万余、札幌、旭川に次ぐ第3の都市である。
「劈血碑で女性が発見した。」
「ええ、この辺りで1人後と言っていたんです。」
「それで、その女性が発見したのを誰かわかりますか?。」
「さぁ、思い出しましたよ、静岡から来た高校生だよ。」
「その高校生は解りますか。」
「多分、函館市内を観光していると思いますよ。」
早速、南と高山は静岡の高校生を探すことにした。
「高山、あの高校生かな?。」
「うん、間違いない。」
南と高山は、龍吾と梨子と善子に会って話を聞くことにした。
「すいません、鉄道公安隊の者です。」
「ちょっと聞きたいことがあるんですが、よろしいでしょうか。」
そして、善子は高山に行った。
「で、何か事件でも起きたの?。」
「実はですね、寝台特急「エルム」の車内で男性の毒殺死体が発見されたんです。」
梨子と龍吾は驚いた。
「えっ、毒殺!!。」
「ええ、B寝台の下段の方でね。」
「この女性について何だけど、何か知ってるか。」
「そうね。」
「そう言えば、昨日記憶喪失の女性に会ったけど。」
「今どこにいるかわかる。」
「昨日はこの女性とホテルで別れて、それ以降は会っていないの。」
「じゃあ、ホテルで別れたんだね。」
「はい。」
「なるほど。」
早速、南と高山は女性が泊まったホテルへ向かった。
「ああ、この女性ですか?。」
「ええ。」
「昨日泊まられて、今日チェックインされています。」
「あのー、その女性の名前は。」
「そこまでは。」
「どうも、ありがとうございました。」
そして、高山は言った。
「あの記憶喪失の女ってどんな人かな?。」
「この件は、班長に耳に入れておこうか。」
「うん。」
高山は、すぐに高杉班長に報告した。
「えっ、記憶喪失の女。」
「はい、劈血碑で見かけたとその高校生が言ってるんです。」
「うん、わかった、引き続き捜査をしてくれ。」
「わかりました。」
南と高山は、記憶喪失の女の行方を追う事になった。
「主任、この女性。」
「ああ、似てるな。」
その女性は南と高山に行った。
「あの、あなたは。」
「鉄道公安隊の高山です。」
「公安主任の南です。」
と、手帳を見せた。
「鉄道公安隊、ですか?。」
「ええ、あなたを探していたんです。」
「そうですか。」
「あなた、名前は。」
「わからない、わからないわ。」
そして、彼女はそう言って函館市内の病院へ搬送した。
「とにかく、その女性は入院させます。」
「それでは、お願いします。」
そして、高山と南は盛岡行の特急「はつかり」と東北新幹線「やまびこ」に乗り次いで東京へ戻った。
そして、犯人は誰なのか?