特急「エルム」函館殺人事件   作:新庄雄太郎

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南と高山は函館行の特急「はつかり」に乗って函館へと向かった


第3章 函館の女

プァーン!

 

青函トンネルから、南と高山が乗ったL特急「はつかり」は函館へと驀進していくのだ。

 

はこだてー、はこだてー、ご乗車有難うございました、終点の函館です。

 

と、アナウンスが流れた。

 

「やっと、函館か。」

 

「函館と言えば、朝市だよ。」

 

「高山は食い系か。」

 

「アハハハ。」

 

と、苦笑いする。

 

函館は北海道の玄関である、人口は30万余、札幌、旭川に次ぐ第3の都市である。

 

「劈血碑で女性が発見した。」

 

「ええ、この辺りで1人後と言っていたんです。」

 

「それで、その女性が発見したのを誰かわかりますか?。」

 

「さぁ、思い出しましたよ、静岡から来た高校生だよ。」

 

「その高校生は解りますか。」

 

「多分、函館市内を観光していると思いますよ。」

 

早速、南と高山は静岡の高校生を探すことにした。

 

「高山、あの高校生かな?。」

 

「うん、間違いない。」

 

南と高山は、龍吾と梨子と善子に会って話を聞くことにした。

 

「すいません、鉄道公安隊の者です。」

 

「ちょっと聞きたいことがあるんですが、よろしいでしょうか。」

 

そして、善子は高山に行った。

 

「で、何か事件でも起きたの?。」

 

「実はですね、寝台特急「エルム」の車内で男性の毒殺死体が発見されたんです。」

 

梨子と龍吾は驚いた。

 

「えっ、毒殺!!。」

 

「ええ、B寝台の下段の方でね。」

 

「この女性について何だけど、何か知ってるか。」

 

「そうね。」

 

「そう言えば、昨日記憶喪失の女性に会ったけど。」

 

「今どこにいるかわかる。」

 

「昨日はこの女性とホテルで別れて、それ以降は会っていないの。」

 

「じゃあ、ホテルで別れたんだね。」

 

「はい。」

 

「なるほど。」

 

早速、南と高山は女性が泊まったホテルへ向かった。

 

「ああ、この女性ですか?。」

 

「ええ。」

 

「昨日泊まられて、今日チェックインされています。」

 

「あのー、その女性の名前は。」

 

「そこまでは。」

 

「どうも、ありがとうございました。」

 

そして、高山は言った。

 

「あの記憶喪失の女ってどんな人かな?。」

 

「この件は、班長に耳に入れておこうか。」

 

「うん。」

 

高山は、すぐに高杉班長に報告した。

 

「えっ、記憶喪失の女。」

 

「はい、劈血碑で見かけたとその高校生が言ってるんです。」

 

「うん、わかった、引き続き捜査をしてくれ。」

 

「わかりました。」

 

南と高山は、記憶喪失の女の行方を追う事になった。

 

「主任、この女性。」

 

「ああ、似てるな。」

 

その女性は南と高山に行った。

 

「あの、あなたは。」

 

「鉄道公安隊の高山です。」

 

「公安主任の南です。」

 

と、手帳を見せた。

 

「鉄道公安隊、ですか?。」

 

「ええ、あなたを探していたんです。」

 

「そうですか。」

 

「あなた、名前は。」

 

「わからない、わからないわ。」

 

そして、彼女はそう言って函館市内の病院へ搬送した。

 

「とにかく、その女性は入院させます。」

 

「それでは、お願いします。」

 

そして、高山と南は盛岡行の特急「はつかり」と東北新幹線「やまびこ」に乗り次いで東京へ戻った。




そして、犯人は誰なのか?
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