特急「エルム」函館殺人事件   作:新庄雄太郎

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南と高山は捜査をしていたら、彼女の身元が割れた。

彼女は、函館へ来て何をしていたのか?




第4章 病室に消えた女

「静岡の高校生が、記憶喪失の女性を保護したと。」

 

「はい、その女性はホテルで一緒だと言ってました。」

 

「そうか、その女性は何かの事件に会っているかだ。」

 

「とにかく、この事件と記憶喪失の女とはどんな関係してるんでしょうか。」

 

そこへ、松本と小海がやって来た。

 

「班長、被害者の江川の死因は青酸系毒物と判明しました。」

 

「青酸系の毒物か。」

 

「被害者が飲んでいたウイスキーに混入していたんです。」

 

「そして、起きた頃に毒殺されたって事か。」

 

「はい。」

 

「しかし、気になりますな。」

 

「恐らく犯人は、札幌から盛岡へ消えたんじゃないでしょうか。」

 

「札幌から盛岡で東京へ行ったって事か。」

 

「班長、乗るとしたら東北新幹線の「やまびこ」じゃないでしょうか。」

 

「なるほど、札幌から盛岡までは寝台特急「エルム」に乗り、そこから東北新幹線に乗ったって訳か。」

 

「はい、可能性があります。」

 

「よし、その線で捜査してくれ。」

 

「わかりました。」

 

そう言って、高山達は捜査へと向かった。

 

一方、函館では入院した記憶喪失の女が病室に消えてしまったのだ。

 

「えっ、病室の女が消えた。」

 

「手分けして探してくれ。」

 

「はい。」

 

病院では、記憶喪失の女を捜索していた。

 

「すいません、この男を知りませんか。」

 

「誰かを探しているのか。」

 

「はい、この人です。」

 

「さぁ、知りませんな。」

 

「どうも。」

 

そこへ、千歌と曜がその女に声を掛けた。

 

「あのー、この男性知りませんか?。」

 

「えっ、この男性。」

 

「さぁ、知らないわ。」

 

そこへ、龍吾と梨子がやって来た。

 

「おい、大丈夫か。」

 

「う、うん、私は大丈夫よ。」

 

梨子は女に行った。

 

「おい、こいつ病院へ連れて行こうよ。」

 

「そうね。」

 

そう言って、千歌と曜は病院へ連れて行った。

 

「ダメじゃないか、無理しちゃ。」

 

「すいません。」

 

「どうも、ありがとう。」

 

「いえー、それほどでも。」

 

そして、千歌はその女性のものと思われる名刺を拾った。

 

「これ、この女性の物かな。」

 

「ああ、層みたいだね。」

 

そして、記憶喪失の女性の身元が割れた。

 

彼女の名前は、野宮成子とわかった。

 

「でも、どうして函館へ来てたのかしら。」

 

「何か、彼氏でも探しているのかな。」

 

「きっと、そうよね。」

 

そして、梨子と龍吾はハリストス正教会へやって来た。

 

「2人で行くとロマンチックだわ。」

 

「ああ、そうだな梨子。」

 

「ええ。」

 

「あれ、善子ちゃんは?。」

 

「ここにいたのか。」

 

「あっ、堕天使の格好してたな。」

 

「好きだね、善子ちゃんは?。」




次回は、彼女を探していた男性は誰なのか?。

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