彼女は、函館へ来て何をしていたのか?
「静岡の高校生が、記憶喪失の女性を保護したと。」
「はい、その女性はホテルで一緒だと言ってました。」
「そうか、その女性は何かの事件に会っているかだ。」
「とにかく、この事件と記憶喪失の女とはどんな関係してるんでしょうか。」
そこへ、松本と小海がやって来た。
「班長、被害者の江川の死因は青酸系毒物と判明しました。」
「青酸系の毒物か。」
「被害者が飲んでいたウイスキーに混入していたんです。」
「そして、起きた頃に毒殺されたって事か。」
「はい。」
「しかし、気になりますな。」
「恐らく犯人は、札幌から盛岡へ消えたんじゃないでしょうか。」
「札幌から盛岡で東京へ行ったって事か。」
「班長、乗るとしたら東北新幹線の「やまびこ」じゃないでしょうか。」
「なるほど、札幌から盛岡までは寝台特急「エルム」に乗り、そこから東北新幹線に乗ったって訳か。」
「はい、可能性があります。」
「よし、その線で捜査してくれ。」
「わかりました。」
そう言って、高山達は捜査へと向かった。
一方、函館では入院した記憶喪失の女が病室に消えてしまったのだ。
「えっ、病室の女が消えた。」
「手分けして探してくれ。」
「はい。」
病院では、記憶喪失の女を捜索していた。
「すいません、この男を知りませんか。」
「誰かを探しているのか。」
「はい、この人です。」
「さぁ、知りませんな。」
「どうも。」
そこへ、千歌と曜がその女に声を掛けた。
「あのー、この男性知りませんか?。」
「えっ、この男性。」
「さぁ、知らないわ。」
そこへ、龍吾と梨子がやって来た。
「おい、大丈夫か。」
「う、うん、私は大丈夫よ。」
梨子は女に行った。
「おい、こいつ病院へ連れて行こうよ。」
「そうね。」
そう言って、千歌と曜は病院へ連れて行った。
「ダメじゃないか、無理しちゃ。」
「すいません。」
「どうも、ありがとう。」
「いえー、それほどでも。」
そして、千歌はその女性のものと思われる名刺を拾った。
「これ、この女性の物かな。」
「ああ、層みたいだね。」
そして、記憶喪失の女性の身元が割れた。
彼女の名前は、野宮成子とわかった。
「でも、どうして函館へ来てたのかしら。」
「何か、彼氏でも探しているのかな。」
「きっと、そうよね。」
そして、梨子と龍吾はハリストス正教会へやって来た。
「2人で行くとロマンチックだわ。」
「ああ、そうだな梨子。」
「ええ。」
「あれ、善子ちゃんは?。」
「ここにいたのか。」
「あっ、堕天使の格好してたな。」
「好きだね、善子ちゃんは?。」
次回は、彼女を探していた男性は誰なのか?。