「リリー、私はここよ。」
「善子ちゃん、この女性知ってる。」
「ああ、記憶喪失の女ね。」
「うん、身元が割れたらしいよ。」
「本当。」
そして、成子は梨子と善子と龍吾にこの男性を探してほしいと写真を見せた。
「この男性を探してほしいの。」
「へぇ、この男か。」
「その人の名前は?。」
「確か、藤野高彦って言う人よ、去年から単身赴任で函館へ来ていたの。」
「なるほど、その男を探しているって事か。」
「ええ、私、その記憶を思い出したの。」
「よし、俺は早速その男性を見つけてやるぜ。」
そこへ、茉莉がやって来た。
「オー、何か楽しそうですね。」
「あっ、茉莉ちゃん。」
「私も一緒に探しますわよ。」
「よし、俺と梨子と善子と茉莉でその男を探してやるぜ。」
「オーッ!。」
そして、龍吾と梨子と善子と茉莉で藤野という男性を探すことにした。
その頃、特捜班は「エルム」で起きた殺人事件の話し合いをしていた。
「寝台特急「エルム」は札幌に19時頃に発車するんですよね、」
「そうだ、現場は客車の5号車で起きた。」
「犯行時刻は、函館から青森か八戸辺りが犯行でしょうか。」
「恐らく、青函トンネルを通過してる頃じゃないかな。」
「なるほど、その通過時間を利用して犯行を行ったのか。」
「ええ、その可能性があります。」
と、中野が言った。
「犯人が「エルム」に乗る直前に混入したんではないでしょうか?。」
「おお、その可能性があるな。」
「仮に犯人が新幹線に乗ったとして、犯人は盛岡駅で下車したって事は考えられるんじゃないか。」
「もし、小泉の言う通りなら犯人は東北新幹線「やまびこ」に乗り換えたって事も。」
「もしそうだとしたら、盛岡で下車したって事も考えられるかもな。」
その頃、南と高山と小海と鶴岡と松本と梶村は函館へ向かって捜査をしていた。
「という事は、盛岡で下車したって事は。」
「その可能性があるわ。」
そして、南と高山は龍吾と梨子と善子と茉莉に会った。
「あっ、南さんは公安隊でしたか。」
「この男性を探しているのか。」
「はい、成子さんが言ってるんだ。」
小海は、成子に話をかけた。
「という事は、成子はその男に偽名を使って止まってるって事か。」
「ええ、多分間違いないと思うわ。」
早速、南と高山達は函館市内のホテルを片っ端から当たることにしたが、藤野はどこへ入るのか。
「さぁ、来てないわね。」
「そうですか、どうも。」
「イヤー、見かけないね。」
「どうも、ありがとうございました。」
果たして、藤野は見つかるのか