「そうか、犯人は特急「エルム」を停車した後に、新幹線「やまびこ」に乗り換えて東京へ向かった。」
「ああ、それは考えられるな。」
「「エルム」が盛岡に到着するのは5時21分か、乗り換えたとしたら東北新幹線「やまびこ30号」に乗ることが出来るんだよ。」
「そうか、東北新幹線「やまびこ30号」に乗って上野か東京へ行ったと。」
「考えられるわね。」
91年6月に東北・上越新幹線に東京駅発着になった、東京から新潟と盛岡へ行くには便利になった。
新潟へは100分、仙台へは104分で行けれて便利なダイヤになった。
「主任、問題は犯人は誰なんだ。」
「とにかく、その藤野を探すぞ。」
「はい。」
函館朝市
「おばちゃん、この男を知らんか。」
「さぁね、あまり見かけんね。」
「そうですか。」
早速、南と高山達は函館朝市の周辺を聞き込みをすることにした。
「ああ、この人ね。」
「見かけました。」
「いや、私は知らんぞ。」
「そうですか?。」
「どうも、ありがとうございました。」
聞き込みを終えた高山と小海たちは、すぐに南主任の方へ集まった。
「どうだった。」
「周辺を聞き込みをしたんですが、藤野は見かけませんでした。」
「そうか。」
そこへ、松本がやって来た。
「主任、今班長から連絡が会って、どうやらその客は偽名らしいんだ。」
「何、偽名だと。」
「ああ、1人の男らしい。」
「この男だ。」
「えっ、本当か。」
「あいつ、中丸孝也ではなく庄崎栄二って言うのか。」
「調べて見たら、氷川軽金属の社員だそうだ。」
「そうか、つまり藤野にはアリバイがあるって事か。」
「ええ、その可能性がある。」
その頃、善子と梨子と龍吾と成子は、捜していた藤野を発見した。
「あっ、見つけたぞ。」
「あなたが藤野さんですね。」
「ああ、そうだけど。」
「藤野さん、無事で良かったわ。」
「ああ、ごめんよ心配して。」
そこへ、南と高山がやって来た。
「藤野高彦さんですね、鉄道公安隊の南です。」
「同じく高山です。」
「早速ですがちょっと話を聞かせて下さい。」
南と高山は所轄の函館西署へ向かった。
函館西警察署
「じゃあ、あなたは仕事の都合で函館へ単身赴任してきたんですね。」
「はい、勤務先の関係で函館へ異動してきました。」
「なるほど。」
「という事は、犯人は別にいるって事か。」
「考えられるわね。」
「よし、とにかく調べることにしよう。」
南と高山は、北海道警察の協力し特急「エルム」の殺人を捜査することにした。
「鶴岡、時刻表あるか?。」
「はい。」
と、鶴岡は時刻表を南に渡した。
「という事は、「エルム」が盛岡に5時21分だから27分に発車する。」
「じゃあ、やまびこの方は。」
「「やまびこ30号」だと盛岡を6時05分に発車し、上野へ着くのは9時26分に着きます。」
「問題は、犯人はどうやって新幹線に乗って上野へ行ったかだ。」
「主任、この犯行は可能でしょうか。」
「とにかく、アリバイを調べることにしよう。」
そして、犯人は誰なのか?
犯人が使ったトリックとは、13分の犯行は可能なのか?