ウルトラマン エピソードラブライブ 虹の絆   作:旗魚

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4話を投稿します。よろしくお願いします。


みんなの思い

リク「その時、僕は思ったんだ。僕だけで地球を守って来たんじゃない。みんなが僕を支えてくれていたからなんだって。一人一人の力は小さくても仲間がいれば、何倍にだってなるんだ」

侑「そうですよね。私はただの高校生。あの子達のような輝きがあるわけではないし、ましてや本当は何もできないんだよね。なのに歩夢ちゃんをああまでさせて・・私は・・私は・・」

リク「その気持ち、歩夢ちゃんにも伝えたいよね」

侑「でも歩夢ちゃんはきっと私となんて会いたくないと思うんだよね」

リク「どうして?」

侑「私・・歩夢ちゃんの気持ちをわかってあげられなくて」

リク「なるほどね。でもまた自分のその気持ちを歩夢ちゃんにいうべきだよ。きっと届くと思うんだよね」

侑「リクさん・・」

リクの言葉は侑にとても響いていた。この時侑は歩夢のためにもと思い、大講堂に戻る。

希「戻って来たよ」

彼方「心配しちゃったよ」

侑「ごめんなさい。みんな。私、また歩夢ちゃんに伝えないと。私のやったことが・・」

凛「きっと届くと思うよ。あなたの思い」

侑「うん」

揺れる大講堂。なんだと思うばかりに外に出てみるとカミソリデマーガが立っている。咆哮が聞こえる。

リク「こんな時に」

侑「そんな・・」

カツミ「みんなここから逃げて」

千歌「皆さんは?」

リク「ここは僕に任せてくれ」

ジードライザーを取り出すリク。

果林「それってもしかして」

カツミ「リク君もウルトラマンなんだ」

リク「ジーッとしててもどーにもならねえ」

変身バンク・リク

リクはウルトラマンとベリアルのカプセルを取り出す。

リク「融合、アイゴー、ウィアウィーゴー。決めるぜ!覚悟。ジード」

音「ウルトラマン、ウルトラマンベリアル。ウルトラマンジードプリミティブ」

 

ジードが登場する。侑たちはジードを眺めている。

侑「あれがリクさんが変身するウルトラマン」

カツミ「そうだ」

ジード「ここは僕に任せて」

真姫「大丈夫なの?目つき悪いんだけど」

ジード「そこはほっといてよ」

光刃を放ってくるカミソリデマーガ。

すべかよけるジード。公園に避難してくる侑たち。

 

見晴らしのいい建物の屋上からジードの戦いを見ている栞子。にやける。

栞子「ジード。君は歩夢ちゃんがいると知らずに攻撃をしているみたいだね。知った時の顔が面白そうだ」

カミソリデマーガを投げ飛ばすジード。構える。腕についている刃を振りかざしてくるカミソリデマーガ。

まともに食らってしまうジード。

すぐに立ち上がって構えるジード。

突進してくるカミソリデマーガを食い止めるジード。

 

栞子「さて。もう少し面白くしてやろうかな?」

ネオオーブリングを取り出す栞子。

 

変身バンク・栞子(チェレーザ)

栞子、ネオオーブリングを操作する。

栞子「絆の力、お借りします」

音「ウルトラマンオーブダーク」

 

オーブダークが現れる。カツミとイサミは驚いている。

ことり「黒いウルトラマン?」

愛「助けに来てくれたのかな?」

カツミ「そんなんじゃない」

オーブダーク「銀河の光が我も呼ぶ。我が名はウルトラマンオーブダーク ノワールブラックシュバルツ!」

かすみ「長すぎて覚えられません」

ジード「お前!ついに現れたな」

オーブダーク「その怪獣と戦っていていいのかな?」

ジード「どういうことだ?」

オーブダーク「その怪獣は君たちの仲間、上原歩夢ちゃんが変身しているんだよ」

カツミ「なんだって?」

千歌「どういうこと?」

オーブダーク「歩夢ちゃんは私の意見に賛成してくれたのだ。そして私に協力してくれているのだ。彼女の夢を叶えるために」

イサミ「ふざけ上がって」

侑「そんな。歩夢ちゃんが悪になっちゃうなんて」

カツミ「俺たちも行くか」

イサミ「ああ」

ルーブジャイロを取り出すカツミとイサミ。

オーブダーク「待て待て」

オーブカリバーをカミソリデマーガに向ける。ジャイロを下ろすカツミとイサミ。

オーブダーク「それ以上抵抗するのであれば彼女の命はないぞ」

ジード「あいつめ」

あんじゅ「人質にまで使ってくるなんて」

真姫「正々堂々と戦いなさいよ。あんたそれでもウルトラマンなの?」

イサミ「だからウルトラマンじゃないんだって」

オーブダークはオーブカリバーを炎に合わせてくる。構えるジード。

オーブダーク「オーブダークインフェルノカリバー」

まともに食らってしまうジード。カラータイマーがなっているジード。

侑「あああ」

オーブダーク「さあてウルトラ戦士ども降伏するのだ。お前たちがウルトラマンと名乗るなど2万年早いのだ」

オーブ「それはこっちのセリフだぜ」

オーブ(ハリケーンスラッシュ)、高速でオーブダークを攻撃する。

ダメージを受けるオーブダーク。

オーブ、ジードを助けた。

ジード「ガイさん。ありがとうございます」

オーブ「チェレーザ。俺の姿をして行動するとは許せないな」

オーブダーク「あれは・・オーブさん。ずっと憧れていました」

オーブ「ふざけたセリフだぜ。俺はそんなごますりに乗るかよ」

オーブスラッガーランスを取り出すオーブ。連続でオーブダークを切り裂く。ダメージを追っているオーブダーク。オーブ、ジードを連れて撤退する。

オーブダーク「まあいい。こっちには歩夢ちゃんがいる限りはな」

 

ガイ、リクを連れてカツミたちのところに行く。

カツミ「ガイさん。ありがとうございます」

リク「すみません。助かりました」

ガイ「礼には及ばない。だが奴は本気で動き出しているな」

侑「ごめんなさい。みなさん。歩夢ちゃんがああなってしまったのは私のせいで」

リク「問題ないよ。悪いのはチェレーザだ」

エマ「そうだよ。誰も侑ちゃんのせいになんかしないよ」

絵里「でもこれはかなり大変なことになっているわね」

侑「私にみなさんのように戦える力さえあったらな・・」

ガイ「戦うだけが歩夢を救う方法ではないと思うぜ」

カツミ「そうだよ。俺たちもやるけど君もきっと別の方法を見つけれると思うんだ」

侑「みなさん。私に力を貸してくれるんですか?」

ガイ「愛する者のために戦うんだろ?当たり前だ」

イサミ「どうにもできないくせに無理するなって」

リク「ジーッとしててもドーにもならないからね」

侑「ありがとうございます」

カツミ「歩夢ちゃんを助ける方法をみんなで考えるか」

一同はおーと声援をあげる。

 

チェレーザの空間で。歩夢と話している栞子。

栞子「見事だったぞ。私といい連携をとてくれたね」

歩夢「チェレーザ様のおかげで侑ちゃんもだいぶ応えてくれたみたいで嬉しいです。もっと侑ちゃんに見てもらうために懸命に努力します」

栞子「素晴らしい。歩夢ちゃんよ。これからもカミソリデマーガとなってあのウルトラマンを倒すのだ。そうすればきっと侑ちゃんは見てくれるよ」

 

海の見える通りでリクと侑は会話している。

侑「ありがとうございます。私のために戦ってくれていて」

リク「問題ないよ。みんなの飲み物会に行くんでしょ。これも歩夢ちゃんを救うためにやるんだ」

侑「これと歩夢ちゃんのどう関係があるんですか?」

リク「これで君がスクールアイドルフェスティバルに参加するみんなのために動いているんだってわかってもらう必要があるからね。こういう雑用もすごいみんなにとっては嬉しいからね」

侑「そうですね。歩夢ちゃんのためにもみんなが精一杯やっているところを歩夢ちゃんに見てもらうんだ。そうすれば!」

リク「チェレーザの呪縛から解き放たれることができると思うんだよね。だからジーッとしててもドーにもならない!」

侑「はい!」

 

大講堂では。カツミとイサミとガイが練習を見ている。最後のポーズが決まる。一息つくスクールアイドルたち。

穂乃果「どうでしたか?私たち」

イサミ「だいぶ良くなっているね。でも少し休憩するか」

凛「そうするにゃ」

ダイヤ「でももう少しやれますけど」

カツミ「あんなに激しく動いたんだ。今からまたやると乱れが出てきてしまうよ」

ガイ「焦りたい気持ちはわかるが。俺もかつてそれが原因で大切な人を危険な目に合わせたことがあるんだ」

カツミ「ガイさんにも・・」

ガイ「ああ。敵を倒したいあまりの自分の弱さをあの時知ったんだ」

ツバサ「ガイさんに・・そんなことが」

ガイ「そんなに落ち込むことないさ。みんなで歩夢を助ける。それが今やるべきことだな」

海未「はい!」

リク「ただいま!」

愛「リクさん、侑。おかえり」

侑「みんな。ありがとう。私自分がやらないといけないことを理解していなかったし何より自分の能力をわかっていなかったよ」

エマ「確かにそれってわからなくなるときあるよね」

イサミ「特にかつ兄なんてな」

カツミ「イサミ。なんだその言い方」

鞠莉「でも限界を決めつけてはいけないわ。今の私たちは何倍にだってなれるんだから」

リク「うん。ジーッとしてても、どーにもならねえ」

練習を再開するスクールアイドル。一方で。チェレーザの企みも進んでいるのである。

 

チェレーザの空間で歩夢は多くの怪獣クリスタルを作り出している。要するにそれほどにまでマイナスエネルギーがあるということである。

栞子「これくらいいればウルトラマンも根絶やしにできること間違いないぞ。歩夢ちゃんの力は素晴らしい。さあ。侑ちゃんに見せよう!」

スカルゴモラのクリスタルを起動させる栞子。次にナイトファングを召喚する。そしてガルベロスを召喚する。

 

お台場の近くに現れた3体の怪獣。

カツミたちは怪獣に気づいてみんなを逃す。それぞれウルトラマンに変身する。ロッソ火、ブル水、ジード(プリミティブ)、オーブ(スペシウムゼペリオン)が登場する。

穂乃果「怪獣が増えた?」

千歌「3体もいるよ」

カミソリデマーガまで現れる。

侑「歩夢ちゃんまで」

栞子「面白そうなことになっているね」

栞子がやってくる。侑たちは驚きを隠せなかった。まさかと思うばかりに。

侑「栞子ちゃん?」

栞子「私は栞子であって栞子じゃないの」

かすみ「しお子?何を言っているの?」

栞子「私はチェレーザ!」

 

 

 

しずく「桜坂しずくのウルトラマン講座!このコーナーでは私桜坂しずくがウルトラマンと怪獣を紹介します!今日紹介するのはこちらです」

 

音「ウルトラマンジード プリミティブ!」

 

しずく「ウルトラマンジード プリミティブ。身長51メートル、体重4万1千トン。ウルトラマンジードの基本形態ウルトラマンとベリアルのウルトラカプセルを使って変身するんですって。必殺技はレッキングバースト!今日紹介する怪獣はこちら」

 

音「スカルゴモラ」

 

しずく「ベリアル融合獣スカルゴモラ。身長57メートル。体重5万9千トン。ゴモラとレッドキングを融合させた怪獣。その力のある攻撃でウルトラマンを苦しめていますね!次回もみてくださいね!」

 




ありがとうございました。次回は30日に出します。
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