ガンダムビルドダイバーズΦ   作:ボルメテウスさん

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怒りの悪魔

「見つけたよ、555擬き!」

 

「っ!!」

 

聞こえてきた声と共にバルバトス・ファイズはその場を跳ぶ。

 

同時にバルバトス・ファイズを追いかけるように次々とミサイルが放たれていく。

 

「いきなりミサイルとはな!」

 

そう言いながら、バルバトス・ファイズはその場を振り返りながら、ミサイルが降り注いだ存在に向けて、ファイズフォンでの攻撃を行っていく。

 

「残念ねー、ファイズ擬き」

 

そう言いながら、現れた機体を見つめながら、バルバトス・ファイズはそのまま見つめる。

 

「敵はお前か」

 

そこに立っていたのはブルッケングだった。

 

それも他のブルッケングに比べるとミサイルポットに頭には角が生えているなどの違いが見えた。

 

「悪いけど、ナナミ司令の所には行かせるつもりはないわ」

 

「そうか、だけどお前を倒せば、こっちも少しは有利になるだろ」

 

そう言いながら、手に持ったファイズエッジを構える。

 

「まったく、気に入らない武器ね!!」

 

「気に入らないだと」

 

その言葉に首を傾げながら、耳を傾ける。

 

「何が気に入らないのか分からないけど、いきなり酷いな」

 

「そんなの当たり前でしょ!!」

 

その言葉と共に、こちらに向かって近づくブルッケングがビームサーベルを手に、襲い掛かる。

 

互いに持つ武器が激突する度に火花を散らしながら激戦を繰り広げていた。

 

「やっぱり気に入らないっ!」

 

その言葉と共に手に持ったビームライフルを放っていく。

 

それに対しての防御する手段がない為、バルバトス・ファイズは紙一重でその攻撃を避ける事しかできなかった。

 

「何が気に入らないのか、俺には分からないけどな」

 

その言葉と共に再び対峙すると

 

「あんたのガンプラなんてっ、既存のガンプラにない機能ばかり使ってる奴なんて」

 

「何を言いたいんだ」

 

その言葉にΦは疑問に思い、その手に持ったファイズエッジを構えながら聞く。

 

「数多くのマスダイバーとしての行為が糾弾されるなら、そんなガンプラを公然と使ってるオマエの方が先に裁かれてないと筋が合わない!!解るかッ!?」

 

「だから、意味が分からないぞ」

 

「本当に理解力がないな。

ファイズエッジよ!ファイズフォン!なによりもクリムゾン・スマッシュよッ!!

既存ガンプラの組み合わせか改造で、どうやって其れを再現したってのよ!?

スクラッチするにしても既存のガンダム・シリーズに登場した兵装 以外を作成するのは禁止されてる筈だから、ブレイクデカールとか以前の問題でしょ!」

 

その言葉に対して俺は

 

「そんなの誰も決めていないぞ」

 

「何を言っているの!!」

 

それに対してΦは

 

「バルバトス・ファイズは俺が作り出した機体だ。

それにGBNは色々なガンプラを作って戦うのが面白いんだろ。

それに」

 

そう言いながら、Φはそのままその手に持ったファイズエッジでブルッケングへと向ける。

 

「既存とか言うけど、人の数だけガンプラの種類も多くなっている。

それをいちいち文句を言うなよ。

それに」

 

そう言ったΦはそのまま睨みつける。

 

「ブレイクデカール、使っているだろ」

 

「・・・なんの事」

 

Φはそのまま構えると

 

「お前、マスダイバーの事よりもって言うけどさ。

それって、お前がマスダイバーだから言ったんじゃないのか」

 

「そんな訳「まぁどうでも良いけどな」なっ」

 

「お前に何を言われようと関係ない。

ここでお前を倒すだけだ」

 

その言葉にブルッケングに乗っているリンは完全にキレた。

 

「そんな事を言ってるけどGBNはガンプラが戦うゲームだぞ!!

その癖、仮面ライダーで555を選ぶなんて、センスを疑うぞ」

 

「・・・今、なんて、言った」

 

その言葉と共に、Φはブルッケングを睨みつける。

 

こちらの言葉に反応した事にリンは笑みを浮かべるが、その時、Φの表情は見えなかった。

 

「当たり前だろ、仮面ライダーではクウガやアギト、それに響鬼とアマゾンズは認める。

ビルドもTHE FIRSTもまぁ認めるが、それ以外は「もう良い、喋るな」っ!」

 

その言葉を聞いた瞬間、Φはそのまま蹴り上げる。

 

ブルッケングに乗っていたリンは蹴り上げるまで、何が起きたのか分からず、困惑しているが、バルバトス・ファイズの変化は大きく変わっていた。

 

全身のサイコフレームは赤く輝いており、目は黄色から赤く変わっていた。

 

その姿は555というよりもバルバトスルプスが覚醒した姿、そしてユニコーンガンダムがNTDを発動していた状態に近かった。

 

「好き嫌いはあるだろうが、俺の前で、俺の好きな奴を侮辱するのは許さねぇ」

 

「そんなの知るかっ!」

 

同時にリンは一瞬でブレイクデカールを発動させる。

 

「調子に乗っているんじゃないよ!!」

 

その言葉と共に、目の前にいるΦに向けて威圧するように叫ぶ。

 

ブレイクデカールの効果により、自身から放つプレッシャーを直接伝える。

 

これまでにない効果で、相手の動きを封じる事ができたこの能力で、リンはこれまで何度も勝利を収めてきた。

 

だが

 

「っ!!」

 

プレッシャーを与えているはずが、バルバトス・ファイズから伝わってくる殺気。

 

まるで跳ね返すような殺気により、リンはその場を動けなくなった。

 

「なっなんで」

 

「・・・・」

 

何度も機体を動かそうとした。

 

【Ready】

 

だが、それ以上にバルバトス・ファイズから伝わってくる殺気に身体を動かす事ができなかった。

 

【Exceed Charge】

 

その音声と共に、ファイズ・バトルメイスは注ぎ込まれたエネルギーによって、炎のように燃え上がる。

 

「ひっ!」

 

その姿はまるで悪魔であり

 

「あっあくっ」

 

最後まで言葉が出る事ができず、バルバトス・ファイズはそのまま振り下ろす。

 

同時にブルッケングはそのまま爆散する。

 

「・・・幾ら何でも怒りすぎたか」

 

リンを倒した事で落ち着きを取り戻したΦだったが、そのまま次の目的地へと向かう事にした。

 

その表情は優れないままだった。

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