「はぁ、今日はどんな奴と戦えるか」
そう言いながら、今回の対戦相手を探しているΦ。
「なんだかご機嫌ね、Φ」
「まぁG-ゼロワンは新しいバックパックも出来ましたし、バルバトス・ファイズの改修も順調ですからね」
そう言いながら、めぐみんは頷いた。
「めぐみんの方はどうなんだ」
「勿論ですよ!
まぁ、私も二人の影響もあって、少しライダー風に改造していますが、シノンの力を借りて」
「ある意味、俺達って、シノンがいなかったら、ここまでできなかったな」
そう言いながら、対戦相手が決まった音が聞こえる。
「おっ対戦が決まったな。
今度こそはマスダイバーじゃなければ良いけどな」
そう言いながら、Φは呆れながら言う。
ここ最近になって、マスダイバーの動きも活発になり、ついこの前にベアッガイのイベント中に何が起きたと、リクから聞いた。
そんな話を思い出している間に、いよいよバトルが開始する事になった。
バトル開始と共にG-ゼロワンは既にバイティングパックを装備しており、その背後には新たなバックパックが浮かんでいた。
「さて、今回の対戦相手は」
「さて、待たせたな」
「んっ」
その言葉と共にユニコーンガンダム ユニコーンモードをモデルにした機体がそこに立っていた。
そこに表示されていたのはオリジンという名前だ。
「さて、勝負しようか、Φ」
「おぉ、良いぜ」
その言葉と共にビームバンカーを構えていると
「んっ?」
そうしている間に、瞬く間に緑色の装甲へと変わり、先程までなかったはずの狩り人を思わせる姿へと変わっていた。
「いや、どういう事」
俺が思わず言ってしまうのは無理ないと思うが
「さぁ、行くぜ」
同時に手に持っていたのは先程まで持っていたビームライフルが変形し、弓矢を思わせる武装に変わり、襲い掛かる。
「ぐっ」
突然の事で驚きを隠せなかったが、そのまま手に持ったビームバンカーでその攻撃を振り払いながら、そのまま走り出す。
その遠距離からの攻撃に対して、今回持ってきたバックパックに変われば、一気に接近する事ができれば、勝つ可能性はあるが
「俺は、戦いにおいて一切容赦も情けも慈悲も無く戦う。何故かって?.......そりゃ何時何時寝首をかかれるかわからねぇからな。だから俺は.......全てを完膚なきに滅殺する。」
「っ!!」
そう言いながら、目の前にいたオリジンの姿は瞬く間に変わり、.邪悪な騎士を思わす白と青を基調とした姿へと変わった。
「幾ら何でも可笑しい。
ガンプラの形がここまで変わるのは、まさかブレイクデカールか?」
「違う、これは俺が独自で開発したナノマシンだからな」
「・・・・」
その言葉を聞いて、俺は思わず冷めた目で見てしまう。
「これだけは覚えておけ、 『
「・・・いや、ゲームで何を言っているんだ」
その言葉と共にオリジンが目の前まで武器が迫っていたが、そのままΦは呆れてしまう。
「まったく、ブレイクデカールとか、そういうのがないと強くなれない奴らばかりなのか」
そう言いながら、G-ゼロワンはそのままオリジンを蹴り飛ばす。
「ズル?
何を言ってっ」
「ブレイクデカールと何が違うんだ?
自作したとか言っているけど、ナノマシンとか言っているけど、それ、違法だろ」
「ちっ屁理屈をっ!」
「いや、お前にだけは言われたくない。
まぁ、それに最初は驚いたが、なるほどな」
そう言いオリジンは向き直すと、そのままG―ゼロワンから分離したバイティングパックでそのまま吹き飛ばされる。
「この程度!!」
その言葉と共にオリジンはそのまま手に持った武器でバイティングパックを切り落とした。
【ウィング!】
それによって、バイティングパックは爆散するが、G-ゼロワンはそのまま背後から出てきた新たなバックパック、ウィングバックパックをそのまま装着する。
【Fly to the sky!フライングファルコン!
"Spread your wings and prepare for a force."】
その音声と共に、G-ゼロワンの色はピンク色へと変わる。
「バックパックが変わった所で」
それに対してオリジンはそのまま別のモードへと切り替わろうとした時だった。
そのウィングバックパックはG-セルフの宇宙用バックパックにシナンジュの推力偏向スラスターが追加した物となっていた。
その影響もあって、ウィングバックパックのスラスターに光が灯り、G-ゼロワンの姿は消える。
「ちっ、高速戦闘だがっ」
そう言いながら、オリジンは姿を変えていった。
だが、それに対抗する事ができなかった。
「なぜっ」
そのままオリジンは何度も姿を変え、武器を変えていったが、G-ゼロワンのスピードに対抗する事ができずにいた。
「お前、ガンプラとか作る技術やナノマシンを作っているようだけど、操縦技術全然できていないぞ!!」
「お前こそなんでっ、そんなスピードでそんな対応できるんだっ、お前こそ」
「俺は慣れているからな」
バルバトス・ファイズの時にアクセルフォームと比べれば、スピードは低いフライング・ファルコンだが、その分持続時間は長く、さらには様々な対応ができた。
何よりもオリジンはそれに対抗する為のモードはなく
「ぐっ、負けて」
「俺は別に英雄とかになるつもりはないよ。
それを偉そうに言う暇があったら」
その言葉と共にG-ゼロワンはそのまま構える。
同時にG-ゼロワンのバックパックは光の翼を生やして、そのままオリジンに飛びかかり、敵に組み付いて回転し投げ飛ばす。
「なっぐっ」
フライングインパクト
衝撃に耐えきれず、そのまま飛行して追撃し、超高速の跳び蹴りをオリジンに叩き込む。
「なっ、こんな事でっ」
そのままオリジンは爆散され、そのままWINという表示される。
「ふぅ、勝てたか」
そのままG-ゼロワンから降り立つと
「くそ、俺のガンプラが、負けるなんて」
「さて」
「何をしている」
そう言いながら、ナナシはこちらに尋ねてきたが
「いや、運営に報告している」
「何を」
「ナノマシンを」
「お前、何を」
その言葉と共に、運営が来たのか、そのままナナシは連れ去られていった。
「何が起きたんですか」
「いや、ナノマシンとか言っていたから、不正じゃないかと思ったけど」
「あぁ、なるほど」
その言葉で察して、シノンは冷めた目で見ていた。
「ブレイクデカールとほとんど変わらないな」
「あぁ」
そう思うのは無理なかったと思う。
「そう言えば、Φ、なんかメッセージが届いているわよ」
「メッセージ?
なんだ?」
そう思い、Φはメッセージを開くと
「???
なぁ、クジョウ・キョウヤって、誰?」
「ぶぅ!
そっそれ、チャンピオンですよ!!!」
「・・・チャンピオン!?」
俺はその名前を聞いた瞬間、俺は思わず叫んでしまったのは無理ないと思う。